尿管結石の激痛でのたうち回る(20年ぶり2回目)

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便秘? 食中毒?

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smooth stones / a.pitch
※本文中、トイレでの描写(いわゆるシモの話)が複数あります。少々汚い内容ですので特にお食事中の方はご注意ください。ごめんなさい。

異変に気付いたのは正午前。トイレに入ってたら腹部に痛み。お腹全体というわけではなく、左側の前部だけが痛い

現在いろんな病気を抱えており定期的に通院してるんですけど、その中の1つに「便秘」があります。数年前まで便通は良かったのですが、大腸ポリープの手術をやった1年後くらいから便秘が深刻になり、お腹が張って痛くなることも増え始めました。

今回トイレの中でお腹が痛くなった時、最初は「いつもの便秘の強力版」なのかと想像してました。確かにここ数日出ていない。相当溜まってしまい、お腹の左側で行き場を失って立ち往生してるのかなと。

なんとか出さなきゃ。しばらくトイレで奮闘したけど、出ない。痛みはどんどん激しくなり、耐えられなくなってきた。

食中毒か?」という考えが次に頭をよぎります。便秘にしては痛みが激しすぎる。その日食べたのは食パン2枚とサラミのソーセージ。サラミが原因か?

しかしお腹を壊して下痢になったわけでもないし、相変わらず便は全く出ない。しかもお腹全体ではなく、左側だけが猛烈に痛い。食中毒とは違うか。じゃあ何だろう。

どんどん痛みが激しくなり、手でお腹の左側を押さえ、ウー、ウーとトイレで座り込みながら唸ることしか出来ない。

どのくらい悶絶したか、やがて痛みが少し和らぎ、トイレを出てリビングに戻りました。トイレの中は暑かったので汗でビショビショ。リビングは冷房が効いてて快適だったので、少しリビングで横になり休むことに。

トイレの中でのたうち回る

しばらくして再び痛み到来。またトイレに駆け込みます。今度は便が出るかなと期待したものの、全く出ない。

さらには、ものすごく尿意はあるのだけどオシッコが全く出ない

お腹の痛みがどんどん激しくなってきます。しかも1回目の時よりも更に激しい痛み。

吐き気も催し、トイレの便器に顔を近付けるものの、吐けない。そうこうするうちに腹部の痛みが最高潮に。唸りでは収まらなくなってきて、悲鳴に近いボリュームでアアー! 痛えー! と叫ぶ。

2階の部屋にいた長女が悲鳴を聞きつけ、「お父さん大丈夫?」と声を掛けてくれました。長女がいなかったら今回どうなってただろう。

あまりにお腹が痛いので救急車を呼ぶことも考えたのだけど、ひとまず嫁に連絡しよう、と考え直し、トイレの外で待機してた長女に「(出勤中の)お母さんに、お父さんがお腹ものすごく痛くてトイレの中で叫んでる、と電話で伝えてくれ」と依頼。

どのくらい悶絶してたか、痛みが少し引いたのでトイレを出てリビングへ。「お母さん、半休取って帰ると言ってたよ」と長女。ありがたい。

3回目で気付いた

やがて3回目の痛みが到来し、再びトイレへ。2回目まではお腹左側の前部が痛かったのだけど、今度は前部ではなく後部(=腰の後方)が痛い

さっきまでお腹の前を押さえてた左手で今度は左後方の腰を何度もさすりながら、まだ「便秘による激しい痛み」と思い込んでた私は便を出そうと踏ん張ったのだけど、やっぱり出ない。オシッコも引き続き尿意がすごいのに1滴も出ない。

この辺りでようやく気付きました。

これ、20年前の尿管結石の時の症状と全く同じだ

◆お腹全体ではなく片側(今回だと左側)だけが痛い。
◆ものすごく尿意はあるのにオシッコが出ない。
◆腰の後方(腎臓がある辺り)が痛い。

3回目の激痛をトイレの中で耐え、トイレから出た際に「たぶん原因が分かった」と長女に尿管結石の可能性を伝えました。「なんだそれ」と尿管結石について知らない長女に軽く説明。

ここで嫁が帰宅したので、また尿管結石になったかも、と症状を説明。内科や外科ではなく泌尿器科がいいかもね、と嫁が判断し、ネットで近隣の泌尿器科を探してくれて、車で連れて行ってくれました。

車の中で4回目の激痛が到来。なんとか耐え、病院まで自力で歩き、看護師さんに支えられながら院内のベッドに寝かせてもらい、痛み止めの座薬と点滴。

「20年前に尿管結石の経験があり、今回も同じ症状だとは思うのだけど、あくまで素人の想像なので……」と私が説明したところ、ひとまず点滴の途中で痛みが引いた頃に検査してみましょう、と医者。

30分後、検尿コップを手渡されトイレへ。朝からものすごく尿意はあったのに全く出なかったオシッコ、ようやく少量ながら出た。その後レントゲンで腹部を撮影。さらに30分後、点滴が終わって医者から検査結果を聞きました。

レントゲン写真を眺め、「これが石でしょうね」と小さく映る白い固まりを指差した医者。やっぱり尿管結石だったようです

石はそれほど大きくなさそうだし、膀胱のかなり先まで来ているようなので、もしかすると明日か、早ければ今夜にでも石が出るかもしれません、石が出れば腎臓の腫れも引くし痛みもなくなります、と医者。薬を処方してもらって帰宅しました。

このエントリーを書いてる現在、まだ腰の左後方部に若干の違和感があるので、まだ石は出ていない模様。ただ悶絶する痛みはなくなりました。早めに病院行っておいて良かった。

20年前は痛みが激しすぎて気絶した

今回、「尿管結石かもしれない」と気付き泌尿器科に直行できたのは、20年前に一度同じ症状を経験してたからです。不幸中の幸いと言うか何と言うか。

その20年前は仕事が終わって夜に帰宅した頃からお腹が痛くなり始めたんです。今回は左側でしたが、20年前は右側。

お腹というより右側後方の腰あたりが痛かったので、最初「またギックリ腰をやってしまったか?」と予想。埼玉のJR大宮駅でギックリ腰になり救急車で搬送された過去があったので、

「すごく腰が痛い=ギックリ腰」

としか考えられなかった。

当時まだ結婚してなくて、嫁は車で1時間近くかかる遠方に住んでました。痛みが激しくなってきたので、近所に住んでた会社の先輩に電話し、来てもらうことに。

しかし先輩が来た頃には痛みの第1波が終わっていて、体調は落ち着いてました。「せっかく来たのになんだよー」「大げさだなー」とイヤミを言われつつ、優しい先輩に手伝ってもらって腰のストレッチ。

そのストレッチの最中に痛みの第2波。前回とは比較にならないほど痛く、布団の上でのたうち回り始めた私を見て焦った先輩、「どうすればいい? どうすればいいんだー!」と絶叫。

その時点でギックリ腰だと信じ切ってた私、どこか整形外科に連れて行ってもらえませんか、とお願い。もう1つ、当時交際中だった嫁に電話で連絡してもらうのもお願いしました。

週末にデートする予定だったけどギックリ腰になったっぽいので会えないかも、という意味で連絡してもらうつもりが、パニックな先輩の「彼氏が死ぬかもしれません!」という悲壮な伝言のせいで、同じくパニックとなった嫁も急きょ来ることに。

近くの総合病院まで先輩に連れて行ってもらい、整形外科の外来で診察。病院に着いた頃には痛みの第2波も消えていて、なんだかすっかり元気な状態。普通に歩けたし、普通に会話もできてました。診断結果は「何の問題もありません」。

嫁が病院に到着した頃、私と先輩は会計で精算待ち。診断結果を伝えたら「ああー良かった、何も問題なくて」と嫁も安堵。嫁も先輩も、そして私も、2回にわたって襲撃された猛烈な痛みのことはすっかり頭から消えていた。

名前を呼ばれ、私に代わって嫁がお金を払ってくれている最中に、痛みの第3波が到来。もしも第3波が病院ではなく自宅で、しかも先輩や嫁が帰った後で発生してたらどうなってただろう、と今も当時を思い出すとゾッとします。

腹痛よりも吐き気がスゴくて、待合室のベンチで隣りに座ってた先輩に「吐きそうなので何か容器を……」と依頼。すっかり落ち着いてた先輩、「え? なんで? 問題ないって……ええ〜?」と再びパニック。

近くにいた看護師さんが私の異変に気付き、痛いと告げた右の腰や背中をさすってくれたのですが、「これ、腰痛じゃなくて別の原因じゃないかな」と察知。車椅子に乗せられ、今度は内科の外来へ。

エコー検査、そしてレントゲン撮影。「右の腎臓と尿管が異様に腫れてますね。尿管結石でしょう」と医者。尿管結石という病名を初めて聞いた私は何のことやらサッパリ分からない。そんなことよりも、とにかく痛い。

その後、嫁や先輩と医者が「点滴を…」「入院は…」と何やら会話してるのを聞いた記憶は少しだけあるものの、後は何も覚えてません。気が付いたら病室のベッドに寝ていて、腕には点滴の注射針が刺さってました。

後で教えてもらった話では、猛烈な痛みにより診察室のベッド上で私は気絶してしまったんだそうです

「これは入院しかない。症状が重いようなら手術」と医者が判断し、診察室のベッドからストレッチャーに移動、さらに病室でベッドに降ろす時も、私は痛みのせいで猛烈に暴れたらしく、医者や看護師さんたち、そして先輩や嫁、総動員で私の手足を押さえてたんだとか。完全に意識を失ってた私は何一つ覚えていません。

結局、その病院に一晩入院。嫁が付き添ってくれました。まだ結婚前、しかも結婚を許してなかった義父は怒ってたらしいです。

夜中に2回トイレに行きオシッコをしました。もしかすると石が出るかもしれないので、トイレで排尿するときは石が出ないか、コロンという音がしないか気を配っておいてください、と医者や看護師さんから言われてたので慎重に用を足したのだけど、石が出た気配は全くない。

翌朝に再度レントゲンを撮ったら、前夜にすごく腫れてた尿管や腎臓がすっかり元通りになっていて、石も映ってない。夜中に石が出たのかもしれないですね、と医者に言われ、痛みもなくなったし、なんだか釈然としないまま退院しました。

りくま ( @Rikuma_ )的まとめ

尿管結石による痛みは腹痛や腰痛、ギックリ腰などと混同しやすいです。なので20年前の私のように違った病院に行ってしまい、問題なしと診断される場合があるかもしれません。20年前の私の場合は整形外科も内科も泌尿器科もある総合病院だったので良かったのですが。

◆お腹や腰の後ろ側が痛い。(腎臓は背中側にある)
◆片側だけが痛い。
◆尿意はすごくあるのにオシッコが出ない。

痛みの最中に上記のような症状が自覚できたら、尿管結石を疑ってみたほうがいいかもしれません。

もちろん別の原因である可能性もありますので、上記の症状だからと言って必ず尿管結石とは限りません。いずれにせよ早めに病院へ行くことをオススメします。放置しておけば第2波、第3波と痛みはどんどん激しく猛烈になります。最悪、私のように痛みで気絶することもあります。

応急措置としては、とにかく水分を摂ってオシッコを出すようにする、と以前聞いたので、今回「尿管結石かも」と気付いてからは、ひたすらお茶を飲んでました。(結局オシッコ出なかったけど)

利尿作用(=オシッコが近くなる)の高いコーヒーを飲むとイイ、みたいなことを昔に聞いた気がしたのですが、実は全くの逆効果らしく、コーヒーを飲み過ぎてる人はむしろ尿管結石の原因になってしまうそうです。最近アイスコーヒーをやたら飲んでる私。今回はそれが原因だったのかもしれません。

それにしても今年は怪我が多いし、入院もしたし、若くないので治癒力も落ちてるし、身体全体がボロボロ。正常な部位のほうが少ない状態です。情けないなあ。厄年の時は何事もなかったのに、今年は悪い意味で「当たり年」なのかもしれない。

「健康」と「想いを寄せてくれる女性」は、失って初めてその大切さに気付くものなんですよね。そんなことをサラミソーセージ食べながら考えています。

(あ、離婚も失恋もしてませんよ。比喩です比喩)

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