iPhoneのロック画面でカメラが起動できないアナタに贈る解決法
3月8日にリリースされた「iOS5.1」
iPhoneユーザーの皆さん、Siriで遊んでますか?
Siriが導入された最初のバージョン「iOS5.0」が2011年10月に発表された際、日本語に対応しておらず、日本のユーザーはSiriの日本語対応を心待ちにしていたはず。
そしてようやく2012年3月8日に新バージョン「iOS5.1」がリリース。めでたくSiriちゃんが日本語を理解してくれるようになりました。
ロック画面でのカメラ起動に異変が
「iOS5.1」のリリース後、Siriちゃんと毎日遊んでたのですが、そんなことより本題。
今回の「iOS5.1」バージョンアップにより、Siriの日本語対応以外にも幾つか機能の変更が発生しています。
2. iCloudのフォトストリームで、画像を個別で削除できる機能を追加。
(これまでは個別に削除できず、全部削除しないといけなかった)
3. iPhone3GS以降及びiPod touch(第4世代)のロック画面でカメラのショートカットを常時表示に変更。
4. カメラの顔検出機能で検出された全ての人をハイライトするように変更。
5. iPad用のカメラAppを再設計し、シャッター位置を変更。
6. iTunes Match登録者用のGenius MixとGeniusプレイリストを追加。
7. iPadでのテレビ番組や映画の音声を聞き取りやすく最適化。
8. iPad用のPodcastコントロールで再生速度変更と30秒の巻き戻し機能を追加。
9. KDDI利用者向けのFaceTime、iMessage、国際ローミング使用時の事業者手動設定に対応。
10. iPhone 4Sにおいてのバッテリー消費が異常に高い問題の修正。
11. 発信側の音声が途切れることがある問題を修正。
12. iPadに新しい壁紙を4種類追加。
13. セキュリティアップデート。
主なものでこれだけあるそうです。
11番の「音声が途切れる問題」は私も実際に直面し、かなり困りました。
ネットで対処法を調べたら大半のサイト・ブログで「Appleストアで交換してもらいましょう」(ソフトバンクやauのショップに持ち込んでも、結局はAppleに対応を振るだけ)と書かれていたので、福岡天神のAppleストアで新品のiPhone4Sと交換してもらいました。
以後、この不具合は一切発生しておりません。本当に良かった。
この不具合問題はおそらく今も全国で同様に苦しんでらっしゃる方がいるみたいで、私のブログにも「iPhone 音声 不具合」などといったキーワードで多くの方が上の記事にアクセスされています。
で、今回の本題である3番。「ロック画面でカメラのショートカットを常時表示に変更」ってやつ。
今までのiOS5.01までは、iPhoneが起動されていない時にホームボタンをポンポンッと2回押す、いわゆる「二度押し」(パソコンのマウスでダブルクリックする感じですね)をすると、ロック画面が起動された際、右下にカメラマークが表示され、それをタッチすることでiPhone標準のカメラアプリが起動されていました。
急いで写真を撮りたい!って時、「電源を起動 → ロック画面でパスワード入力 → ホーム画面 → カメラアプリを起動」という複数の操作をする必要がなく、ロック画面からいきなりカメラアプリを起動できて、とっても便利でした。
それが今回のiOS5.1になったことで、ホームボタンをこれまで通り二度押しするだけでなく、一度だけ押す通常の起動でもカメラマークが表示されるようになりました。iPhoneで写真を撮ることの多い私は、この機能追加が本当に嬉しい。
これが「二度押し」した時のロック画面。「ロック解除」というバーをタッチして右にスライドし、パスワードを入力してホーム画面を表示させるのが通常の使い方ですが、そんなことをしなくても右横にあるカメラマークをポンとタッチするだけでカメラアプリが起動されるという便利機能。
今回から新たにカメラマークが表示されるようになった「通常のロック画面」。
今日、さっそくiPhoneで写真を撮ろうと思ったんですよ。iOSを5.1にアップしてから初めて。
通常のロック画面でもカメラマークが表示されてるので、「おお、いいねー」と思いつつ、ポンとタッチしたのですが、カメラが起動されない。
あれ? 何度繰り返しても反応しない。
いったん電源をオフして、今度はホームボタンを二度押し。表示されたロック画面でカメラマークをタッチしますが、やっぱりカメラは起動されない。
なぜ? 通常のロック画面はともかく、今まで問題なく出来てた二度押しのロック画面でも起動されない。これって、iOS5.1の不具合なのか?
何度かカメラマークをタッチしていて、あることに気付きました。
タッチしても無反応ではなく、カメラマークがほんの数ミリだけピョンと上に飛び跳ねてる。そして、一瞬だけ見える画面の向こう側には、これまで通りカメラアプリのシャッターボタンらしきものが。
しばらく考え、もしかして? と思い、カメラマークをタッチしたまま上に向かって指をスライドさせたら、カメラアプリが無事に起動されました。
そういうことだったかー!
とてもホッとした気持ちで撮影したのは、Appleの公式サイト。「上にスワイプするだけで」と、しっかり解説が追加されてました。先にここ見れば良かったのね。
一度押し、二度押し、どちらのロック画面でも結果は同じでした。不具合じゃなくて良かった。あわててまた福岡天神まで行くとこだったわ。
ちなみに、ロック画面からカメラアプリを起動したとき、カメラアプリ画面の一番上にタッチしてそのまま下にスライドさせると、元のロック画面に戻ります。元のロック画面に戻って何をするんだって疑問もあるので私は使わないと思いますけどね。電源切っちゃえば済む話だし。
なお、ロック画面からパスワードを入力して、通常のホーム画面からカメラアプリを起動した時は、上に書いてある操作(画面の一番上にタッチして下にスライド)をさせると、これまで通り通知センターが表示されますからね。当たり前と言えば当たり前の仕様ですのでお間違えなく。
私と同じく、「ロック画面からカメラ起動できなくなったじゃねえかよー!改悪じゃんよー!」と憤ってらっしゃる方が日本のどこかにおられるんじゃないかと、ネットで検索してみましたが、ほとんどいませんでしたw
それどころか、新しい機能ではスライドして使うんですよ、と親切に解説されてるサイト・ブログばかり。皆さんキチンと下調べをして使ってらっしゃるんだろうな。
なので今回は、困ってらっしゃる方のお役に立てれば、というよりも、ちょっと早トチリな失敗しちゃった~ってな感じで記事を書きました。
それではiPhoneユーザーの皆さん、今後も共に楽しいSiriちゃん&カメラ生活を満喫しましょうね。
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