Feedlyでシェアしたツイートをエゴサーチで発見してもらう設定方法
普段は、RSSリーダー、Twitter、Facebook、各種情報収集系アプリなどを利用して、いろんな方々のブログ記事を読んでいます。
RSSリーダーとして最もメジャーだったGoogleリーダーが終了間近なこともあり、先日「Feedly」を導入しました。
「導入した」と言っても、iPhoneアプリをインストールし、PCのChrome拡張機能とブックマークレットを実装しただけ。
まだ実際に利用を始めてはいません。それはナゼか。
Googleリーダーが使える間は最大限に利用しようというのもありますが、もう一つ大きな理由は、Feedly経由でTwitterにシェアしても、それがエゴサーチに引っ掛からないという現象が分かっていたから。
シェアすることと、エゴサーチすること
どういったタイミングや動機でシェアツイートをするかは人それぞれ考えがあるはずなので一概には語れませんが、
◆他の方々の記事を介して自分の意見を発信したい
◆読んだことを筆者(=ブロガーさん)に伝えたい
私自身は上記のいずれかの動機があればシェアするようにしてます。
読んだ側がシェアしたツイートを書いた側(=ブロガー)が発見するには、エゴサーチという方法を使います。
エゴサーチとは「私のブログエントリーをTwitterでシェアしてくれてるツイートを発見する」ための検索方法だ、と(今回は)お考えください。
当ブログのエントリーも多くの方々にTwitterでシェアして頂いてます。シェアにも様々な方法があるので紹介します。
以降の例はiPhoneのTwitterアプリ「Tweetbot」での表示結果を紹介しています。
★ブログに設置しているTwitterのボタンを押してシェアして頂いたケース
ブログ記事内に設置しているツイートボタンからシェアする時、ツイート内に私のアカウント(@Rikuma_)が含まれるよう設定しています。
こうすることでシェアされると私のところにメンションが届くので、すぐ気付くことができます。
★私のブログ更新通知をリツイートでシェアして頂いたケース
ブログ更新後、Twitterに自動で更新通知ツイートを流すようにしています。そのツイートをRTしていただいたケース。
この場合も私のアカウントが含まれてるので、メンションですぐ気付くことができます。
★RSSリーダーアプリなどでシェアして頂いたケース
↑私も愛用しているRSSリーダーアプリ「Sylfeed」でシェアして頂いてます。
私のアカウント名が含まれないので、すぐには気付きません。このケースのシェアを拾うためにエゴサーチを使用します。
ブログ名「りくまろぐ」、またはURL「rikumalog.com」で検索をすれば、上記シェアツイートがヒットします。短縮URLになっていてもヒットします(短縮URLを二重で短縮してる場合など、稀にヒットしないこともあります)。
まとめると、
◆私の更新通知をRTしてシェア
◆RSSリーダーなどのアプリからシェア
これらのシェアは気付くことができますので、お礼の返信やRTをしたり、「お気に入り」に登録したりしています。RTやお気に入り登録したツイートは全て同期されEvernoteに保存される設定にしています。
Feeldyからのシェアはエゴサーチでもヒットしない
今回の本題。私がずっとFeedlyを使用しなかった理由でもあります。
↑FeedlyのiPhoneアプリでシェアして頂いたケース。URLが「feedly.com」で始まっていると、エゴサーチをしてもヒットしません。
↑MacのTweetbotからシェアして頂いてます。こちらも「feedly.com」で始まるURLだったので、エゴサーチにヒットしませんでした。
@flavour47さん、そして@tato3104さん共に、オフ会でいつもご一緒してるし、Twitterでも楽しく交流させてもらってる福岡ブロガー仲間のお友達。お二人のツイートは定期的にチェックしていますから、エゴサーチにヒットしなくても気付くことが出来ました。
問題は「定期的にチェックできてない方々によるFeedlyからのシェア」の場合。上で説明した通り、エゴサーチでも見つけられないので、そのままタイムラインに流されてしまい、ブロガーがシェアを拾えない、ということになってしまいます。
また、最近忙しくてTwitterのタイムラインを全て追えてない事もあるため、普段から交流しているお友達にシェアして頂いた場合でも、エゴサーチに引っ掛からなかったために気付けなかった、ということが過去にあったかもしれません。
↑@norirowさんもこの現象に以前から気付かれていて、上のようにツイートされてます。
シェアにもいろいろ意図があるというのは前述した通り。書き手のブロガーさんに拾ってもらえなくても構わないシェアであるならば、Feedlyでも全く問題ありません。
しかし、拾ってもらいたい意図なのであれば、Feedlyは現状仕様である限り使えない、という結論で終わりつつありました。
たった1つのツイートに気付くまでは。
Feedlyからなのにエゴサーチでヒットした唯一のシェア
↑@rin_wanさんにシェアして頂いたツイート。Feedlyからのシェアですが、エゴサーチでヒットしたんです。ヒットしたので逆に「Feedlyからのシェア」ということにしばらく気付いてませんでした。
ツイート内のURLが「feedly.com」ではなく、私のドメイン「rikumalog.com」になっているため、エゴサーチでもヒットした、というカラクリ。
↑私自身がiPhoneのFeedlyからシェアするテストをしたのですが、その際ツイート内に「good read」という文字が含まれてました。
なんだこりゃ?と思った直後、「あ、そういえば@rin_wanさんのツイートにも同じようにgood readとあったぞ」と思い出し、確認してみたらやはりFeedlyからのシェアだ、とそこでようやく気付いたのです。
Feedlyからのシェアなのに、@rin_wanさんだけ「feedly.com」になってないのはナゼなんだ!!と、ものすごく興味があったので、直接@rin_wanさんに質問を投げてみたところ、「え?」と(笑)
意図的にツイートをコントロールしたのではなく、何かの設定変更により、たまたまそうなってたそうなんです。
昨夜、とても遅い時間まで@rin_wanさんに協力してもらい、二人で様々な実験や検証をして、ようやく謎が解けました。@rin_wanさん、本当に本当にありがとうございました。頭の中の霧が晴れました。
Feedlyからのシェアでエゴサーチに拾ってもらえる設定内容
↑iOSのFeedlyアプリで、RSS購読しているブログ一覧の下に「SETTINGS」という項目があります。その中の「Advanced Setteings」をタップ。
↑実験でいろいろと変更しまくったので、変更前がどうだったかイマイチ自信がないのですが、初期設定から変更する内容は、確か以下の2つです。
◆Favorite Saving Tool → 確か初期設定は「Feedly」だったので、これを「Pocket」に変更する。
これで、FeedlyからTwitterにシェアした時、URLが「feedly.com」ではなく本来のRSS配信URLで表示され、エゴサーチでもヒットするようになります。
↑当初は「Sharing」の設定が怪しい!と疑ってたのですが、結果的には全然関係ありませんでした。ここはTwitterにシェアする際の文面を整える設定になります。
「Tag Line」には初期設定で「good read」という文字が入ってます。ここに何か文字を指定しておけば、「Template」欄で指定した位置にその文字を表示させることができます。不要なら空白にしておけばOK。
「Twitter」は初期設定で「Detect」。これは特に変更しなくても良さそう。
「Template」は、シェアするツイートの文面をどうするかの指定。「title」は記事タイトル、「url」は記事URL、「quip」は上記「Tag Line」で指定した文字が入ります。
Bit.lyのアカウントを持ってる方は、ユーザー名とAPIキーを登録することで連携ができ、シェアするURLを短縮URLにすることができます。
私は当初「Bit.lyを指定すれば解決するんじゃねえか!」と考え、テストしてみましたが、ここの指定だけでは直りません。ツイートは「feedly.com」のままでした。独自のRSS配信URLが出力できるようになれば、Bit.lyの短縮URLも正常に表示されると思います。
↑FeedlyからTwitterにシェアする画面では、URLが表示されません。最初「あれ?」となりますが、送信すればURLも含まれてますのでご安心ください。感想など好きなコメントをここで追加することもできます。
まとめ
私自身、まだFeedlyを使っていないので、どれだけ便利なのかとか、他にどんな有効な設定があるかまでは把握してません。しかし、ひとまずシェアしたツイートがエゴサーチにヒットするようにはなりましたので、不満点が1つ解消できました。
この場をお借りして、いつも私のブログエントリーをシェアして頂いてる方々へ、深く深く感謝の念を表しつつ、まとめとさせて頂きます。ありがとうございます。
追記!大事なことを書き忘れてた!
上記した通りの設定に変更することで、先頭が「feedly.com」のURLではなく、該当ブログの配信URLで表示されるようになります。
が、同じブログエントリーについて再びfeedlyからシェアすると、2回目以降は設定が正しくてもURLが「feedly.com」になってしまいます。昨夜の実験で判明しました。
なぜそうなるかは不明ですが、そういう仕様なんでしょうね(2013年6月現在)。
同一記事をfeedlyで複数回シェアすると、2回目以降はエゴサーチで引っ掛からなくなる、ということを追記しておきます。
追記その2:私の設定を晒しておきます
今回エントリー中で掲載したキャプチャー画像の通りに設定したけど成功しないというケースをお聞きしました。
追記その1で書いた通り、同じエントリーを複数シェアすると、2回目以降は成功しません(=feedly.comに変換されてしまいます)。
それ以外に、他の設定箇所が私の設定と違う場合も、もしかしたら成功しないのかもしれないので、念のため私の成功した設定をキャプチャーで晒しておきます。
↑この設定はあくまでも「feedlyでシェアしたツイートがエゴサーチで拾ってもらえる設定」という主旨であり、Feedlyの使い勝手を良くするウンヌンは別の話になりますのでご了承ください。
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