【新記録達成】北九州市若松区がクロス乾杯イベントでギネス世界記録に挑戦
若松が世界に挑む
▲ 先日、北九州市若松区を歩くウォーキング大会に参加してきました。
▲ 高塔山山頂にある「芝生公園」に並ぶテントの中で「クロス乾杯 世界記録に挑戦」という看板が目に留まりました。
このイベントは以前にニュースで目にした記憶があり、町おこしイベントとして盛り上がって欲しいと感じていたので、パンフレットを配布されてた関係者の方にイベント内容をお聞きしました。
▲ 配布されていたパンフレット(応募チラシ)。基本的にパンフレットを読めば全体像が分かるのですが、当ページでも少し内容に触れてみます。
現時点の世界記録は新潟県糸魚川市の2,324人
先日公開した若松ウォークのエントリー内でも書いたのですが、2017年現在は有料道路である若戸大橋と若戸トンネルが2018年末に無料化されることが発表されています。
これを受け、北九州市若松区の町おこしイベントとして「クロス乾杯のギネス世界記録に挑戦しよう!」というイベントが開催されます。
現時点で世界記録として認定されているのは新潟県糸魚川市にて2015年に開催されたイベントで、2,324人(1,162組)によるクロス乾杯を成功させています。
糸魚川商工会議所(新潟県)に事務局を置く「糸魚川 地酒の魅力発信実行委員会」は3月14日、クロス乾杯でギネス記録に挑む「町おこしニッポン 糸魚川の地酒で乾杯1000人プロジェクト 世界記録に挑戦!」を開催した。同イベントは、北陸新幹線開業を記念するとともに、地酒で乾杯宣言の1周年記念として企画されたもので、2人1組で腕を交差した状態のまま、地酒(または甘酒)を飲み干すというものだ。
当初、1000人を目標に行う予定であった同プロジェクトには、申し込みが殺到。予想をはるかに超える1162組2324人の参加者で実施され、全員成功となった。その瞬間、今までの公式記録である866人を大きく更新する新たなギネス世界記録が誕生し、会場は歓喜に包まれた。
引用:『「地酒のクロス乾杯」でギネス世界記録更新(糸魚川商工会議所)』(2015年3月26日)
この記録に北九州市若松区が挑戦し、ギネス世界記録を更新しようというのが今回の主旨。
2,324人より1人でも多ければ世界記録更新なのですが、イベント主催者によれば「せっかくなので3,000人を集めたい!」とのことです。
クロス乾杯とは?
クロス乾杯とは、2人1組になって腕を交差(クロス)した状態でコップを持ち乾杯をするというもの。
乾杯をした後に成功しているかの確認や人数計測などを行うため、主催者側のOKが出るまでは乾杯後も腕をクロスしたままで待機となります。
ちなみにイベント会場には椅子が用意されており、イベント開始時刻までは椅子に座って待機できるそうです。ずーっと立ちっぱなしではないとのこと。イベント開始時に椅子から立って乾杯をすればOK。
2人1組で乾杯をするため、イベント参加者は2人1組のペアで応募することになります。1人だけでの応募はできません。
クロス乾杯時の飲み物はペアで統一する必要あり
クロス乾杯の際コップに注がれる飲み物は、若松のご当地カクテル「若松モヒート」。キューバ発祥のモヒートというカクテルをアレンジしたオリジナル・カクテルだそうです。
ただし未成年の参加者はジュースが提供されます。またお酒が飲めない成人もジュースでの乾杯になりますのでご安心を。応募用紙に「モヒート」か「ジュース」、どちらを希望するかの記入欄があります。
当日会場まで車で向かう方々は当然ですがカクテルを飲まないようくれぐれもお願いいたします。福岡県はいまだに飲酒運転による事故や検挙数が多いので、せっかくのイベントで全国に恥を晒してしまう真似は止めましょう。
あと注意点としては、2人1組のテーブルには同じ飲み物しか提供できない(=同一テーブルで違う飲み物は出せない)とのことです。イベント主催者に確認しました。
たとえば「お父さんとお子さん」のペアで参加した場合、当然ながらお子さんはジュースになるので、お父さんもジュースでの乾杯になります。お父さんにだけカクテル、という提供はできないそうです。
成人2人で参加する場合、1人はカクテル飲みたい、1人は下戸でお酒飲めないからジュース、というケースも考えられます。これも同様に1テーブルは同じ飲み物となりますので、応募する際に話し合った上でカクテルかジュースかを統一するしかありません。
飲めない人に対して無理にお酒を飲ませるのはアルコール・ハラスメントとなります。無理強いは辞めましょう。
ご当地カクテルが飲みたい! という人はお酒が飲める相手をペアとして選び、逆にノンアルコールで参加したい人は同じくジュースでもOKな人とペアを組んで応募する必要があります。
「現地でお酒飲みたい人と飲めない人とで、その場でペアを変えることはできないですか?」とイベント主催者側に確認してみましたが、やはり申し込み時に記載した飲み物しか出せないらしく、ダメだそうです。
なので申し込む際は「同じ飲み物を飲む相手」とペアを組む必要がある、というのを覚えておきましょう。
パンフレットの配布場所
パンフレット(=応募用紙)は現在、以下の場所で入手できるそうです。
※区役所出張所にも置いてあるそうです。
◆北九州商工会議所の各サービスセンター(門司、小倉、戸畑、八幡、若松)
クロス乾杯イベント募集要項
★イベント開催日時
2017年7月29日(土) 16:15〜17:30 ※雨天決行
※若戸大橋や若戸トンネルの無料化が7月29日ではありません。お間違えなく。
★受付会場
オアシス公園(若松商店街アーケード内)
※当日は夜20時から若戸大橋周辺で花火大会(くきのうみ花火の祭典)も開催されるため、かなりの混雑が予想されます。お早めの来場と参加受付をオススメします。
★イベント会場
若松区本町・中川通り
★参加費
500円/ペア(2人1組)
★募集締切
7月7日(金) 16時まで ※当日消印有効
★その他
パンフレットの裏面に開催要項の詳細や当日のイベント進行予定などが書かれています。パンフレット裏面も漏れなくご覧ください。
団体(8名以上)で申し込みたい場合は、事務局に電話すれば団体申込書を郵送してくれるそうです。
イベントやパンフレットに関するお問い合わせは「若松まつり行事協賛会事務局(093-761-2021)」まで。
りくま ( @Rikuma_ )的まとめ
イベント募集要項の中でも書きましたが、当日はギネス世界記録の挑戦イベントが終わった後、夜20時からは目の前にある洞海湾や若戸大橋周辺で花火大会も開催されます。
ギネス記録挑戦イベントで盛り上がった後、続けて綺麗な花火を堪能できるなんてダブルで嬉しいイベントですよ。ただし当日はかなり混雑するでしょうから、JRや西鉄バスなどの交通機関を利用して若松入りしたほうがいいです。
昨年の世界遺産登録に続き、北九州市が世界に名を刻む機会到来です。当日はテレビなどの取材も来るでしょうし、一人でも多くの人々が集って、世界記録の更新と共に思い出を共有できれば最高です。北九州市の市民だけでなく、近隣自治体の皆さんも是非お力をお貸し下さい。
イベントの大成功を祈念しております。
7月30日追記:ギネス世界記録を更新しました!
予定通り2017年7月29日(土)にクロス乾杯イベントが開催されました。
参加者3,000人を目標に関係者の方々が尽力された結果、なんと4,064人が集まったそうです。すげー!
若松区の夏祭り「若松みなと祭り」(若松まつり行事協賛会主催、西日本新聞社など後援)が29日、開幕した。初日は有料道路の若戸大橋と若戸トンネルが来年末までに無料化されるのを祝おうと、「熱い絆のクロス乾杯でギネス世界記録に挑戦」と題したイベントがあった。4064人が杯を上げ、現場を訪れたギネスワールドレコーズ社(イギリス)が記録更新を認定した。祭りは30日まで。
乾杯は、区中心部の中川通りを通行止めにして、2人が腕を組んで酒などが入った杯を掲げるルールで実施。これまでの世界記録の2324人を1740人上回った。
引用:西日本新聞(2017年7月30日)
ということで、若松のクロス乾杯イベントはギネス世界記録に認定されました。おめでとうございます!
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