『レ・ミゼラブル』ヒュー・ジャックマンとアン・ハサウェイが前哨戦で勝利
おめでとう!二人とも初受賞です
前哨戦で主要俳優部門を2つ制覇したのは大きいですよ。
※引用元:シネマトゥデイ(2013年1月14日)
現地時間13日、第70回ゴールデン・グローブ賞授賞式が行われ、映画『レ・ミゼラブル』が作品賞(コメディー/ミュージカル)を含む最多3部門で受賞して幕を閉じた。同作に出演していたヒュー・ジャックマンとアン・ハサウェイをはじめ、主要部門では7人中5人が初受賞という初もの尽くしの結果となった。ヒューは2度目、アンは3度目のノミネートでの初受賞。
今年のアカデミー賞は下馬評でスピルバーグの『リンカーン』が大本命だと言われており、最多12部門にノミネートされています。『レ・ミゼラブル』も7部門ノミネートなので決して少なくないのですが、『リンカーン』が注目されてるのは事実。
そんな中、最大の前哨戦とも言われるゴールデン・グローブ賞の主演男優賞と助演女優賞、さらには作品賞と、主要3部門を『レ・ミゼラブル』が獲ったのは大きいかも。
ただ、もう一つの主演男優賞(ドラマ部門)は『リンカーン』のダニエル・デイ=ルイスがしっかり受賞してますので、両者ガップリ四つという感じでますます楽しみな展開。
もちろん、あくまでゴールデン・グローブは前哨戦とはいえ「傾向」ですので、本番のアカデミー賞が全く同じ結果になるとは限りません。
ただ今年の映画賞を占う意味では、ここで『レ・ミゼラブル』の評価が高いことを証明できたのは大きいでしょうね。日本でも絶賛公開中なので観客動員にも良い影響が出るでしょう。
こうなると本番のアカデミー賞をどちらが獲るか(あるいは第三者の獲得サプライズがあるか)の予想が難しく、また楽しくもあります。
もう一つ、『レ・ミゼラブル』とは関係ないのだけど個人的に嬉しいニュースも載ってました。
そして、注目すべきなのは作品賞(ドラマ)を獲得した『アルゴ』の監督賞受賞。俳優ベン・アフレックの監督第3作となる本作は、批評的にも興行的にも成功を収めている一方で、確実視されていたアカデミー賞の監督賞ノミネートを逃したことが話題に。また今年の監督賞には、スティーヴン・スピルバーグ、キャスリン・ビグロー、アン・リーという歴代アカデミー賞受賞者がノミネートされていたため悲観的な見方も多かったが、ベンは見事に監督賞を受賞した。
ベン・アフレックは俳優さんですが、今回は監督賞を受賞。引用文にもある通り、名立たる名監督がノミネートされてる中での受賞なので、嬉しさ倍増でしょうね。かえすがえすもアカデミー賞にノミネートされてないのが残念でならない。
ベン・アフレックは1997年に公開された『グッド・ウィル・ハンティング』で友達のマット・デイモンと共に脚本を書き上げ、二人とも翌年のアカデミー賞で脚本賞を受賞し、一気に知名度が高まった印象があります(同作はマット主演で、ベンも親友役で出演してます)。
脚本家としても俳優としても、そして今回の受賞で映画監督としても高い評価を得たベン・アフレックにも注目です。
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