2013年の映画興行収入ランキングが発表されました【全米編】
昨年、アメリカで興行収入の良かった20作品
月刊誌『DVD&ブルーレイVISION』2014年1月号にて、2013年の映画興行収入成績に関する各種ランキングが掲載されていました。
このエントリーでは、アメリカ国内における興行収入のベスト20を紹介します。現時点で日本未公開の2作品については原題、他は日本劇場公開時の邦題で紹介します。
1位 アイアンマン3
2位 怪盗グルーのミニオン危機一発
3位 ハンガー・ゲーム2
4位 マン・オブ・スティール
5位 モンスターズ・ユニバーシティ
6位 ゼロ・グラビティ
7位 ワイルド・スピード EURO MISSION
8位 オズ はじまりの戦い
9位 スター・トレック イントゥ・ダークネス
10位 ワールド・ウォー Z
11位 クルードさんちのはじめての冒険
12位 マイティ・ソー/ダーク・ワールド
13位 The Heat(原題)
14位 なんちゃって家族
15位 華麗なるギャツビー
16位 死霊館
17位 Identity Thief(原題)
18位 アダルトボーイズ遊遊白書
19位 ウルヴァリン:SAMURAI
20位 G.I.ジョー バック2リベンジ※2013年12月1日時点 BOX OFFICE調べ
★1位 アイアンマン3
アイアンマン3
アメリカの人気コミックレーベル、マーベルの代表作「アイアンマン」の実写映画化第3弾。
ひとまずこの物語の続編的位置付けも兼ねて、同じマーベル・コミックの主要ヒーローたちが集う『アベンジャーズ』最新作で再びアイアンマンは登場するようです。
★2位 怪盗グルーのミニオン危機一発
怪盗グルーのミニオン危機一発
大ヒットした3Dアニメ映画『怪盗グルーの月泥棒』の続編。アメリカで前作より2倍近く、日本では倍以上の興行収入となり、前作以上の大成功となったようです。
★3位 ハンガー・ゲーム2
ハンガー・ゲーム2
2013年アカデミー賞で初のオスカーを獲得したジェニファー・ローレンス。彼女が一躍脚光を浴びるキッカケとなった作品『ハンガー・ゲーム』の続編。
今回のランキングは12月1日までの集計結果なのですが、『ハンガー・ゲーム2』は全米で11月22日公開開始のため、集計期間が1週間ちょっとしかないにもかかわらず年間3位に入るという驚異的な興行収入になってるようです。
そして、つい最近ニュースになってましたが、やはり最終的には『アイアンマン3』を抜いて2013年の年間1位を獲得したみたいですね。
2013年の北米映画興行ランキングのトップが、「アイアンマン3」から「ハンガー・ゲーム2」に変わったと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
昨年5月公開の「アイアンマン3」が4億90万ドルでトップだったが、昨年11月に公開された「ハンガー・ゲーム2」が、2014年1月8日にその記録を更新。さらに、2012年公開の前作「ハンガー・ゲーム」の興行成績4億80万ドルも超えることになった。
北米興行成績で同じシリーズの作品が2作連続で4億ドルを突破するのは、「ハンガー・ゲーム」シリーズが初めてだという。
via:「ハンガー・ゲーム2」2013年の北米興行収入No.1映画に – 映画.com(2014年1月17日)
★4位 マン・オブ・スティール
マン・オブ・スティール
独自の観点で新しいバットマン像を描いた『ダークナイト』3部作のクリストファー・ノーランが、今度はスーパーマンを独自の観点で描いた新シリーズ。
★5位 モンスターズ・ユニバーシティ
モンスターズ・ユニバーシティ
大ヒットしたピクサーアニメ『モンスターズ・インク』の第2弾。日本語吹替版は前作と同じく石塚英彦(ホンジャマカ)と田中裕二(爆笑問題)が担当したのもファンには嬉しいところ。
★6位 ゼロ・グラビティ
ゼロ・グラビティ
アメリカでは10月、日本では12月に公開されたばかりの作品。もうすぐ開催される2014年アカデミー賞でオスカーを獲得するかが注目されてます。サンドラ・ブロック、獲れたらいいなぁ。
★7位 ワイルド・スピード EURO MISSION
ワイルド・スピード EURO MISSION
『ワイルド・スピード』シリーズの最新作。主要キャストの一人、ポール・ウォーカーが昨年末に事故死したため、次作の撮影は中止。シリーズ続行か終了か検討されているそうです。
★8位 オズ はじまりの戦い
オズ はじまりの戦い
魔法の国オズをディズニーが描いたファンタジー作品。
★9位 スター・トレック イントゥ・ダークネス
スター・トレック イントゥ・ダークネス
J・J・エイブラムス監督による「スター・トレック」新シリーズの第2弾。
★10位 ワールド・ウォー Z
ワールド・ウォーZ
ブラッド・ピットがパニック系の作品に出演するのは珍しい、と話題になったウイルス感染系の作品。
★11位 クルードさんちのはじめての冒険
クルードさんちのはじめての冒険
日本では劇場未公開。原始時代に天変地異のせいで住む場所を失った一家の冒険を描いたアニメ作品。
★12位 マイティ・ソー/ダーク・ワールド
マイティ・ソー/ダーク・ワールド
こちらもマーベル・コミック系、マイティ・ソー実写版の続編。
★14位 なんちゃって家族
なんちゃって家族
当初は批評家からケナされまくってたけど結果的に大ヒットした、ジェニファー・アニストン主演のエロ系コメディー作品。
★15位 華麗なるギャツビー
華麗なるギャツビー
村上春樹が翻訳を担当したことでも知られる原作の実写リメイク版。影のある富豪をディカプリオが好演しています。
★16位 死霊館
死霊館
心霊学者の夫妻が遭遇する恐怖を描いたオカルトホラー。
★18位 アダルトボーイズ遊遊白書
アダルトボーイズ 遊遊白書
アメリカで大ヒットしたコメディー『アダルトボーイズ青春白書』の続編ですが、前作・今作とも日本は劇場未公開。
※『DVD&ブルーレイVISION』では18位が前作のタイトル(アダルトボーイズ青春白書)になっていますが、おそらく間違いだと思われます。
★19位 ウルヴァリン:SAMURAI
ウルヴァリン: SAMURAI
『X-メン』シリーズの主要キャラ、ウルヴァリンのスピンオフ作品第2弾。今作の舞台は日本で、真田広之や菊地凛子など日本人俳優も出演しています。
★20位 G.I.ジョー バック2リベンジ
G.I.ジョー バック2リベンジ
人気アニメの実写化シリーズ第2弾。今作から出演しているドゥエイン・ジョンソンは「ロック」というリングネームを持つプロレスラーで、年間7位に入った「ワイルド・スピード」の最新作など多数のヒット作品に出演。「2013年で最も稼いだ俳優」に選ばれました。
りくま ( @Rikuma_ )的まとめ
日本では未公開のもの、劇場公開されたばかりのものもあり、ジャンルもアクションありホラーありファンタジーありアニメありと様々で、なかなか興味深いラインナップになっていました。
日本国内の2013年洋画・邦画の興行収入ランキングは別エントリーにまとめています。
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