2013年の映画興行収入ランキングが発表されました【国内編】
日本国内の洋画・邦画興行収入ランキング
先日のエントリーにて、アメリカ国内における2013年の興行収入ランキング上位20作品を紹介しました。
今回は日本国内における2013年の興行収入ランキング。
アメリカ本国と日本で根本的に異なるのは、上映時期。アメリカの翌年に日本で劇場公開される作品もあるため、日本のランキングでは前年(=2012年)の作品も多く含まれています。
※「2013年の興行収入ランキング・全米編」でもランキング入りした作品は解説を省略します。
2013年 洋画興行収入ベスト10
1位 モンスターズ・ユニバーシティ (89.5億円)
2位 レ・ミゼラブル (58.8億円)
3位 テッド (42.4億円)
4位 シュガー・ラッシュ (30.0億円)
5位 007 スカイフォール (27.5億円)
6位 アイアンマン3 (25.7億円)
7位 怪盗グルーのミニオン危機一発 (24.3億円)
8位 ローン・レンジャー (20.9億円)
9位 ダイ・ハード/ラスト・デイ (20.6億円)
10位 ワイルド・スピード EURO MISSION (20.3億円)(2013年12月2日時点 興行通信社調べ)
★1位 モンスターズ・ユニバーシティ
モンスターズ・ユニバーシティ
※全米編では年間5位にランクインしていました。
★2位 レ・ミゼラブル
レ・ミゼラブル (2012)
2012年に全世界を席巻したミュージカル大作。日本ではミュージカル映画がそれほどヒットしない傾向らしいのですが、2004年に42億円の興行収入で大成功を収めた『オペラ座の怪人』をも超える大ヒットとなりました。
3位 テッド
テッド
R指定で年間3位って、みんな好きやったんやなぁ…(しみじみ)
中年エログマ・テッドの声を担当し、この作品の監督でもあるセス・マクファーレンは、2013年アカデミー賞の司会にも抜擢されました。
★4位 シュガー・ラッシュ
シュガー・ラッシュ
ゲームの悪役たちが繰り広げるアドベンチャー・アニメ作品。
★5位 007 スカイフォール
007 / スカイフォール
007シリーズの通算23作目で、シリーズ過去最大の興行収入記録を樹立したアクション大作。6代目ジェームズ・ボンド、ダニエル・クレイグとしては3作目で、ロンドン五輪の開会式にも登場するなど、007のイメージが定着しました。(当初は「金髪のボンドは過去にいない」などとキャスティングが批判されてたそうです)
★6位 アイアンマン3
アイアンマン3
※全米編では年間1位にランクインしていました。
★7位 怪盗グルーのミニオン危機一発
怪盗グルーのミニオン危機一発
※全米編では年間2位にランクインしていました。
★8位 ローン・レンジャー
ローン・レンジャー
人気西部劇アクションのリメイク版。ジョニー・デップの人気はまだまだ健在ですね。
★9位 ダイ・ハード/ラスト・デイ
ダイ・ハード/ラスト・デイ
毎回トラブルに巻き込まれるマクレーン刑事の第5作。今作は親子でトラブルに巻き込まれてます。
★10位 ワイルド・スピード EURO MISSION
ワイルド・スピード EURO MISSION
※全米編では年間7位にランクインしていました。
2013年 邦画興行収入ベスト10
1位 風立ちぬ (119.0億円)
2位 ONE PIECE FILM Z (68.5億円)
3位 映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館 (39.6億円)
4位 名探偵コナン 絶海の探偵 (36.1億円)
5位 真夏の方程式 (32.7億円)
6位 映画 謎解きはディナーのあとで (32.1億円)
7位 そして父になる (31.2億円)
8位 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒 (30.8億円)
9位 DRAGON BALL Z 神と神 (30.0億円)
10位 プラチナデータ (26.4億円)(2013年12月2日時点 興行通信社調べ)
★1位 風立ちぬ
興行収入100億円を超える大ヒットとなったジブリ最新作。2014年アカデミー賞の長編アニメーション賞にもノミネートされています。
宮崎駿監督は今作での引退を表明しましたが、最近になって撤回のウワサもあり。
★2位 ONE PIECE FILM Z
「ワンピース」の劇場版12作目。
★3位 映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館
映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館
「ドラえもん」の劇場版8作目。
★4位 名探偵コナン 絶海の探偵
「名探偵コナン」の劇場版17作目。
★5位 真夏の方程式
真夏の方程式
東野圭吾原作の人気シリーズ「ガリレオ」劇場版第2弾。49.2億円の大ヒットとなった前作『容疑者Xの献身』には届きませんでしたが、今作も32億円を超えて年間5位。しっかり結果を残しています。
★6位 映画 謎解きはディナーのあとで
ミステリーコメディーの人気ドラマ劇場版。椎名桔平の振り切れっぷりは好きです。
★7位 そして父になる
そして父になる
カンヌ国際映画祭で審査員賞を獲得したことでも話題となった作品。
★8位 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒
劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」「ピカチュウとイーブイ☆フレンズ」
ポケモン劇場版16作目。ポケモン人気は根強いですねー。
★9位 DRAGON BALL Z 神と神
17年ぶりとなるドラゴンボールの劇場版新作。
★10位 プラチナデータ
天才科学者から連続殺人事件の容疑者へと転落した男の逃亡劇を描いた東野圭吾原作のサスペンス作品。
りくま ( @Rikuma_ )的まとめ
日本国内のランキングを見ると、(特に邦画で顕著ですが)日本人はアニメが大好きなんだなーというのがよく分かります。
邦画ランキングは上位10作品のうち
◆アニメ作品が6つ(1、2、3、4、8、9位)
◆福山雅治が2つ(5、7位)
◆嵐が2つ(6、10位)
と、見事に偏ってしまってます。強力なアニメ作品の布陣に加え、実写版でもヒット作がもっと増えれば邦画もますます盛り上がっていくのではないでしょうか。
ちなみに、もう1年前、2012年の邦画興行収入ランクで第1位は、
『BRAVE HEARTS 海猿』で、71.6億円だったそうです。
日本国内の興行収入ランキングは以上です。見方を変えて、映画作品の2013年レンタルランキングも別エントリーにまとめています。
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