【EURO2016】クロアチアvsスペインの首位決戦は数々のドラマがあった(6/21)

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グループC ウクライナvsポーランド

▲ ポーランドは2試合を終えて勝ち点4。ドイツと並んでグループ首位となっており、引き分け以上で自力での決勝トーナメント進出が決まります。

▲ ウクライナは2試合を終えて勝ち点0。残念ながら最終節を待たずしてグループリーグ敗退となってしまいました。

▲ 後半9分、ポーランドのショートコーナー。

7番ミリクのスルーパスを受けた16番ブワシュチコフスキ、個人技で相手ディフェンダー2人をかわしてシュート。見事に決まってポーランド先制

▲ 後半から投入されたブワシュチコフスキ、ものすごい顔して大喜び。

この1点が決勝点となり、1-0でポーランドが勝利。自力で決勝トーナメント進出を決めました。

今日は全部で4試合ありますからね。タッタカ進めますよ。

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グループC 北アイルランドvsドイツ

▲ 北アイルランドは前節ウクライナ戦でEURO初勝利を飾り、現在は勝ち点3。今試合に勝利すれば自力での決勝トーナメント進出が決まります。

▲ ドイツは1勝1分の勝ち点4。現在はグループ首位ながら、同じく勝ち点4でポーランドが並んでいる状態。今試合に勝利して、ドイツも自力での決勝トーナメント進出を決めたいところ。

前節が0-0のスコアレスドローに終わり、戦犯の一人に挙げられた19番ゲッツェは今試合も先発メンバーに名を連ねましたが、ポジションは過去2戦の最前列中央ではなく、2列目の左サイドに入っていました。

▲ 前半7分、ドイツのカウンター攻撃。8番エジルのスルーパスに裏を取った13番ミュラーがシュート。しかし北アイルランドGKマッカヴァンが体を張って阻止。

▲ 前半29分、北アイルランドのパスミスを奪って攻撃に転じたドイツ。

8番エジルのスルーパスから、敵陣ペナルティーエリア内で13番ミュラーとのパス交換を経て、23番マリオ・ゴメスがシュート。これが決まってドイツ先制

▲ 初ゴールのマリオ・ゴメス、アシストを決めたミュラーと胸を突き合わせて喜び合ってました。ゴツい二人。

▲ 前半46分、ドイツ3番ヘクターが自陣でクリアーしようとしたボールを北アイルランド19番ウォードがブロック。跳ね返ったボールが副審の胸を直撃。副審が痛みで悶絶してるところで前半終了。

前半のボール支配率はドイツが67パーセントと圧倒。シュート数はドイツが12本、北アイルランドはわずかに1本。

▲ 後半7分、ドイツのクロスに抜け出した19番ゲッツェがゴール前で強烈なシュート。しかしGKマッカヴァンがスーパーセーブ。

ゲッツェは前の2試合に続き今試合もことごとくシュートを外すか止められてました。

▲ 後半9分、いつもより早くゲッツェに見切りをつけたドイツ、そのゲッツェに代わって9番シュールレを投入。うーん、そろそろヤバイかもね。

▲ 試合は1-0のまま終了。後半もドイツは猛攻を続けたけれど1得点のみ。しかし勝ち点3を積み上げ、決勝トーナメント進出が決定しました。

ドイツ攻撃陣の決定力の問題というより、むしろ今試合に関しては好セーブを連発したGKマッカヴァンや北アイルランド守備陣を称えるべきなのかも。

一方、北アイルランドの攻撃陣はほとんど攻めさせてもらえませんでした。

グループCの勝敗表

▲ グループCは全試合が終了。前節まで1位だったドイツ、2位だったポーランドがそれぞれ勝利して勝ち点3を積み上げ、順位変わらず両チームとも決勝トーナメント進出を決めました。

3位には北アイルランドが入り、最下位のウクライナはグループリーグ敗退が決定。

グループD チェコvsトルコ

▲ チェコは2試合を終えて勝ち点1の3位。前節のクロアチア戦では2点をリードされたものの後半に追い付き、貴重な勝ち点1を獲得しました。決勝トーナメント進出のためには1点でも多く得点を奪って勝つしかない。

主将でエースの10番ロシツキーが前節で足を負傷してドクターストップとなってしまい、最終節は欠場。

▲ トルコは2試合を終えて勝ち点0。今試合に勝利して3位での決勝トーナメント進出に賭けるしかありません。

0-3で完敗した前節スペイン戦の後半には、主将の10番アルダが自国のサポーターから猛烈なブーイングを浴びるという出来事がありました。

トルコのテリム監督はサポーターを批判。対戦相手でありアルダの所属するバルセロナの同僚でもあるスペインのイニエスタはアルダを擁護するコメントを出しています。

▲ 前半9分、チェコのパス交換をトルコ10番アルダがカットしてカウンター攻撃。

トルコ21番エムレ・モルが右サイドからクロス。ゴール前で合わせた17番ブラク・ユルマズが足で合わせてシュート。これが決まってトルコ先制。このゴールがトルコの今大会初ゴールとなりました

先制されて以降はチェコが猛攻。前半はシュート9本を放つもキーパーの好守備などで決まらず。対するトルコの前半シュート本数は2本だけ。

▲ 後半19分、トルコのフリーキックから16番オザンがシュート。トルコが2点目

▲ オザンはクロアチア戦でモドリッチのスーパーシュートを目の前で防げなかった大チョンボを犯し、自国内で批判されていましたが、これでチャラですね。

▲ 一進一退のまま試合終了。これまで勝ちがなかったトルコは今大会の初勝利で、チェコを逆転してグループ3位に浮上しました。

▲ チェコは勝っていれば決勝トーナメントに進出できたのに、無念の敗戦で最下位転落。グループリーグ敗退が決まってしまいました。10番ロシツキーの負傷欠場が痛かったか。

グループD クロアチアvsスペイン

▲ クロアチアは2試合を終えて勝ち点4。今試合では先発メンバーを5人変えてきました。前節で足を負傷した10番モドリッチと、絶不調の17番マンジュキッチは先発から外れてます。

一方のスペインはここまで2戦全勝の勝ち点6。既に決勝トーナメント進出を決めています。あとは順位がどうなるかだけ。先発メンバーは過去2戦と全く同じ、不動の11人を揃えてきました。

▲ この試合最大の懸念事項は、前節で暴動を起こした一部悪質サポーターがこの試合で再び暴動を起こすと示唆していること。再度暴動が発生してしまうとクロアチアは罰金処分だけでは済まなくなります。

▲ 試合前なのか試合中なのかは不明ですが、スタジアム内で犯行グループの一部が警察に拘束されてたようです。

犯行グループの顔は把握できてるとか、彼等にチケット販売禁止の措置をしてるとか報じられてましたが、やっぱりスタジアムに入り込んでたようで、油断ならんなあ。

▲ 前半6分、スペイン21番シルバの鮮やかなスルーパスに抜け出した10番セスクが切り返し、最後は7番モラタが足で押し込む。モラタの大会3ゴール目でスペイン先制

▲ 前半45分、クロアチア4番ペリシッチがサイドからクロス。ゴール前に走り込んだクロアチア16番カリニッチがアウトステップで流し込む。

前半終了直前、クロアチアが同点に追い付きました。スペインは今大会初めての失点。

後半に入り、スペインの攻撃が少しずつおかしくなり始めます。

第1戦でも同じように連携が微妙にズレており、第2戦で修復できたように思えたパス回しですが、目立ったミスはないもののゴール前でシュートまで持って行けず、ただボールを回してるだけ状態が延々と続くようになります。

▲ この時間帯の両チームをモロに象徴していた痛快なシーン。

ファウルの判定を受けたスペイン7番モラタが怒りながら抗議してるところに近寄ったクロアチア4番ペリシッチ、モラタの顔をガシッと掴んで

ウダウダ言ってんじゃねえぞ若造が

ってな風に威嚇してるところ。この直後にモラタはペリシッチの腕を払いのけて睨み合ってましたが、スペインはクロアチアの迫力に圧されていました。

ちなみに両者、年齢差は4つです。

▲ 後半25分、スペイン6番イニエスタのクロスに反応してペナルティーエリア内に侵入した21番シルバをクロアチア2番ヴルサリコが後ろから倒したと主審が判定し、スペインがPKを獲得。

長い時間もがいていたスペイン、ようやく勝ち越しのチャンスを手に入れました。

▲ ヴルサリコが倒したのではなく、むしろ彼の背後からスペインの別の選手が押していたようにも見えていました。

更にはその直前、スペイン陣内で同じようなプレーがあり、その時はスペインのファウルを主審が取らなかったことに激怒したクロアチア主将の11番スルナが猛抗議。

主審はファウルと判定したヴルサリコに加えてスルナにもイエローカード。

▲ PKを蹴るのはスペイン15番セルヒオ・ラモス

蹴られたボールに反応したクロアチアGKスバシッチ見事に両手でPKを阻止。大ピンチをしのぎ、クロアチアの選手達は大興奮。

▲ PKの直前、クロアチア主将スルナがGKスバシッチに何やら耳打ちしてるシーンがありました。

直後にスバシッチがクスッと笑ったので、リラックスさせる何かを言ったのかと思いきや、実はこんなやり取りがあったんだそうです。

1-1で迎えた70分、クロアチアはスペインにPKを与えた。絶体絶命の危機だったが、主将のDFダリヨ・スルナから直前に耳打ちされたスバシッチは、セルヒオ・ラモスのシュートをセーブ。(中略)

スルナの耳打ちは、レアル・マドリーでS・ラモスとチームメートのMFルカ・モドリッチからのアドバイスだったようだ。スバシッチは試合後、このように語った。

「PKは宝くじみたいなものだ。モドリッチがスルナを通して僕にメッセージを届けた。僕から見て右に蹴ってくる、ってね。そのとおりになったよ」

via:Goal.com(2016年6月22日)

試合に出場できなかったモドリッチが助け船を出してたんですね。

確かに、スルナが主審からイエローカードをもらい、まだカリカリ怒ってるかと思ったら、突然ベンチのほうを見て「ん? どうした?」という風に目を輝かせながらベンチに駆け寄ってるシーンがあったんですよ。なるほど、そういうことだったか。

大ピンチの後に大チャンスあり! とは良く言ったものでございまして。

▲ 後半42分、スペインのシュートを防いだクロアチアのカウンター攻撃。

スルーパスを受けた16番カリニッチからパスを受けた4番ペリシッチ、ペナルティーエリアに侵入してすぐにシュート。これが見事に決まってクロアチアが遂に逆転

1ゴール1アシスト1ガンつけの大活躍! ペリシッチは興奮のあまり上半身裸!

分かる。分かるよペリシッチ。興奮すると脱ぎたくなるんだね。でもね、ユニフォーム脱いだらイエローカードなんだよね

確信犯的に脱いだペリシッチ、ドヤ顔でイエローカードを眺めながらユニフォームを着直してました。

▲ アディショナルタイム最後にスペイン怒濤の攻撃。しかしクロアチア守備陣が必死に守り抜き、そして試合終了。

クロアチアが劇的な逆転勝利でグループ首位に。負傷で試合に出られなかった10番モドリッチも大喜び。

▲ スペインは前半を圧倒的に攻めまくったのですが、同点に追い付かれた後半はボールを回すもののシュートを打つチャンスが激減。パスミスも増え、PKも失敗と、第1戦の時のように調子がおかしくなってしまいました。

何はともあれ、試合中も試合後も暴動が起きず、素晴らしい試合を壊されなかったのが良かった

グループDの勝敗表

▲ グループDも全試合が終了。直接対決でスペインに勝利したクロアチアが勝ち点を逆転してグループ首位通過。スペインは2位での決勝トーナメント進出となりました。

3位にはチェコに勝利したトルコが入り、チェコはグループリーグ敗退が決定。

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▲ 各組3位チームは現在判明している4チームのうち、勝ち点4のスロバキアは決勝トーナメント進出が確定。残すグループEとグループFの最終節が終了後、全ての決勝トーナメント進出チームが判明します。

EURO決勝トーナメント表

▲ 新たに決勝トーナメント進出を決めた4チーム(ドイツ、ポーランド、クロアチア、スペイン)をトーナメント表に反映させました。

なおグループEは現在イタリアが首位で、最終節の試合に敗れても1位のままであることが確定しているため、イタリアもトーナメント表に反映させています。

6月22日の試合予定

大会13日目、6月22日に予定されている試合は以下の通り。

◆グループF アイスランド vs オーストリア
◆グループF ハンガリー vs ポルトガル
◆グループE イタリア vs アイルランド
◆グループE スウェーデン vs ベルギー

グループFは大混戦で、どのチームにも決勝トーナメント進出の可能性あり。最終節の試合に勝利すれば自力で上位2位までに入ることが出来ます。今大会まだ1勝もしていないポルトガルやオーストリアは最終節で巻き返しなるか。

グループEはイタリアがグループ1位を確定させているため、2位を他の3チームが争う構図となっています。

なお、スウェーデンの主将イブラヒモヴィッチが前日会見において「EUROを最後に代表チームから引退する」と発表しました。

黄色の代表ユニフォームを着たイブラヒモヴィッチの勇姿は今夜が最後となる可能性もあります。

ではでは、大会12日目のEUROレビューでした。

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