【EURO2016】ロナウド覚醒、オーストリア試合終了直前の衝撃(6/22)

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グループF アイスランドvsオーストリア

▲ アイスランドは2試合を終えて勝ち点2。ポルトガルと並んで2位につけており、勝てば決勝トーナメント進出を自力で決めることができます。

一方のオーストリアは2試合を終えて勝ち点1。まだ今大会で得点を決めていません。決勝トーナメントに進むためには勝利して勝ち点3を獲得することが絶対条件。

▲ 前半18分、アイスランド17番グンナルソンが得意のロングスロー。14番アウルナソンがヘディングで後方にフィードし、15番ベーズヴァルソンが蹴り込んでゴール。アイスランド先制

▲ 前半35分、オーストリアのロングフィードにヘディングしようとしたオーストリア8番アラバをアイスランド23番スクーラソンが引っ張って妨害したという判定により、オーストリアがPKを獲得。

ようやく訪れたオーストリア今大会初得点の大チャンス。PKを蹴るのは3番ドラゴヴィッチ

▲ 蹴ったボールはポストに当たって枠の外へ。PK失敗

絶 望

▲ 後半15分、オーストリアのカウンター攻撃。8番アラバの横パスを受け取った18番シェップが個人技で相手選手をかわしてシュート。これが決まってオーストリア今度こそ本当に同点に追い付く

▲ 後半開始時から投入されたシェップはチームにとって今大会初ゴールとなる貴重な得点を決めました。ドラゴヴィッチの分も喜んであげてください。

オーストリアはその後も攻撃に次ぐ攻撃。同点では決勝トーナメントに進めない。あと1点が必要なので、必死に攻め続けます。しかしアイスランドも必死で守る。

同点のままアディショナルタイム3分に突入。どうしても1点が欲しいオーストリアは全員が敵陣に入って総攻撃。セットプレーでは遂にGKアルマーもペナルティーエリア付近まで上がって正真正銘の全員攻撃。

ところが、2回目のセットプレーをなんとか守り抜いたアイスランドが最後の最後でカウンター攻撃

1回目のセットプレーを終えた時点でオーストリアGKアルマーは自陣に戻り始めていたのですが、その他のオーストリア選手は全員が敵陣。つまり守備が誰もいなーい!

自陣からパスを受けたアイスランド18番ビャルナソンが長距離をドリブルで独走。それを追い掛ける味方選手が2人に敵の選手が2人。

3対2で数的有利なアイスランドの18番ビャルナソン、GKアルマーの動きを見ながら左を追走する21番トラウスタソンにスルーパス。

▲ スルーパスを受けたトラウスタソン、スライディングしながらギリギリ間に合ってのシュート。ボールの勢いは緩かったのにGKアルマー届かず

アルマーの手を弾いてボールはゴール内へ。アイスランドが終了直前で衝撃の勝ち越し

▲ せっかく戻ってこれてたんだからアルマー取れやー!

▲ そして試合終了。アイスランドはEURO初出場で見事な決勝トーナメント進出

▲ 強豪国オーストリアは1勝も出来ず大会を去ることになってしまいました。

グループF ハンガリーvsポルトガル

▲ ハンガリーは2試合を終えて1勝1分の勝ち点4でグループ首位。今試合に勝てば文句なしの1位通過が決まります。

▲ 40歳のオッチャンGKキラーイ、今日は黒のパジャマで登場。

▲ ポルトガルは2試合を終えて引き分け2つの勝ち点2。こちらも勝てば決勝トーナメント進出となります。

ちなみにハンガリーはポルトガルに過去一度も勝ったことがないそうです(ポルトガルの7勝3分)。

▲ 前半18分、ハンガリーのセットプレーをポルトガル守備陣が中途半端にクリアー。これを拾ったハンガリー10番ゲラがペナルティーエリアの外から低い弾道のミドルシュート。これが決まってハンガリー先制

これが首位を行くチームの勢いか、ポルトガルは早くも勢いを削がれたか、などと正直思ってました。

でもこの得点はただの序章に過ぎなかった

▲ 前半23分、ポルトガルのフリーキック。7番クリスティアーノ・ロナウドが蹴ったボールは久々に壁を越えたものの(前節では全部壁に当たってた)、GKキラーイが好セーブ。

▲ 前半42分、クリスティアーノ・ロナウドからのスルーパスに反応したポルトガル17番ナニがペナルティーエリア内から見事なシュート。前半終了間際の良い時間帯にポルトガルが同点としました。

▲ 後半2分、ハンガリーのフリーキック。7番ジュジャークの蹴ったボールは壁に当たって方向が変わりゴール。

後半始まったばっかりなのに、ハンガリーが2点目を入れて再び1点リード

その直後。

▲ 後半4分、ポルトガル10番ジョアン・マリオのクロスにゴール前で合わせたクリスティアーノ・ロナウドが芸術的なヒールシュートでゴールに流し込む。

勝ち越されてからわずか2分後、ポルトガル、すぐ同点に追い付いた。これはスゴい試合になってきたぞ。

▲ ここまでシュートをことごとく外してきたロナウド、遂に得点を決めて代名詞の仁王立ちの咆吼。

ロナウドの同点弾でハンガリーの様子が少しおかしくなってきていたのですが、またしても数分後でした

▲ 後半8分、ハンガリーが2点目の時とほぼ同じ位置からのフリーキック

蹴るのは2点目を決めた時と同じ、7番ジュジャーク

蹴ったボールは壁に阻まれたものの、跳ね返ったボールをジュジャーク自ら拾って再びシュート。これがまたしてもポルトガル選手に当たって方向が変わり、ゴールに突き刺さっちゃった。ハンガリー3点目で再び勝ち越し

▲ ジュジャーク、最初の得点時は喜ぶ味方に次々と乗っかられ、重さに負けてノドを看板に打ちつけ悶絶。

2点目は観客席に駆け寄る際に勢い余ってコケただけでなく、さらにはなぜかイエローカードまでもらってしまいました。ゴールの神様だけでなく笑いの神様も降臨

▲ 一方、全く笑い事ではないポルトガル。追い付いたと思ったら勝ち越され、それが再び繰り返され、同じ場所から、同じ形で、同じ選手に、同じような弾道で、10分間で2点決められたわけです。

クリスティアーノ・ロナウド、3点目を入れられた瞬間、身を震わせて大激怒してました

おかしくなり始めていたハンガリーの選手たちが勢いを取り戻し、反対に今度はポルトガルの選手たちがおかしくなり始め、明らかに焦ってる選手もいるし、怒ってる選手もいるし、パスミスやトラップミスが連発。

いよいよポルトガルはヤバイかな、と正直思ってましたが、またしても、ああーまたしても数分後。あ、今度は10分ほど経ってました。

▲ 後半17分、ポルトガルのショートコーナーから20番クアレスマがクロス。これをクリスティアーノ・ロナウドがヘディングシュートで流し込む。ポルトガルが三度同点に追い付いた!

なんなんだ、この試合は。バレーボールのサイドアウトみたいな展開になってきたぞ。

▲ 本日2点目を決めてロナウドは覚醒したか。1点目の時ほど派手には喜ばず、引き締まった表情で自陣に戻っていましたが、途中で一瞬だけ、観客席のどこかを指差しながら笑顔になってました。

このままサイドアウトで何点まで行くんやろ、とある意味楽しみでしたが、終盤はハンガリーがあからさまな時間稼ぎ戦術に変更。

ポルトガルもピンチを招くのを恐れたか無理して攻撃しないようになり、倦怠期の夫婦みたいな試合展開になってしまって3-3の同点で試合終了。

▲ ハンガリーは勝ち点を1つ増やし、グループ1位通過が決定。

▲ ポルトガルは3試合を全て引き分け、未勝利ながら勝ち点3となりました。3位で通過できるかどうかは他会場の結果待ち。

Skitched 20160623 172205

▲ グループFも全試合が終了。ハンガリーはポルトガルと引き分けて勝ち点5。アイスランドは試合終了の数秒前に劇的な勝ち越しゴールを決めてオーストリアに勝利し、勝ち点5でハンガリーと並びました。

直接対決でも引き分けているハンガリーとアイスランドは、得失点差で上回るハンガリーが1位、アイスランドは2位となりました。

ポルトガルは全試合を引き分けで勝ち点3とし、3位をキープ。オーストリアは未勝利で最下位となり、グループリーグ敗退が決まってしまいました。

各グループ3位チームの結果

Skitched 20160623 172247

▲ グループリーグの全試合が終了し、各グループの3位チーム、合計6チームが出揃いました。上の通り。

6チームのうち、勝ち点4のスロバキアとアイルランドは文句なしで決勝トーナメント進出決定。アイルランドが最後の最後でイタリアからもぎ取った1点がメチャクチャ価値あったということです。

勝ち点3で並ぶ残り4チームのうち、得失点差で上位のポルトガルと北アイルランドもギリギリで決勝トーナメント進出となりました。

トルコとアルバニアは共に最終節で劇的な勝利を収めていたものの、得失点差で惜しくもグループリーグ敗退となってしまいました。

「たられば」の話ですが、今日の試合でポルトガルがもし負けていたら、そしてアイルランドがもし引き分けのまま終わっていたら、トルコとアルバニアは共に決勝トーナメントに進出してたことになります。まさに紙一重の結果となりました。

Skitched 20160623 172405

▲ ということで、決勝トーナメントに進出する全16チームが決定。トーナメント表は上のようになりました。

イタリアとスペイン、クロアチアとポルトガルが1回戦からいきなり激突ですよ。熱いですなー。

EURO2016・得点王争い

グループステージ終了時点での得点王争いをまとめておきます。紹介するのは2得点以上の選手となっています。

◆3得点 … ベイル(ウェールズ)
◆3得点 … モラタ(スペイン)
◆2得点 … ペリシッチ(クロアチア)
◆2得点 … クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
◆2得点 … パイェ(フランス)
◆2得点 … ナニ(ポルトガル)
◆2得点 … ジュジャーク(ハンガリー)
◆2得点 … ルカク(ベルギー)
◆2得点 … スタンク(ルーマニア)

3試合連続でゴール(うち2本はフリーキック)を決めたベイルと、スペインの若きモラタが現在3得点でトップタイ。

そのモラタを試合中に脅迫したペリシッチなど7人が2得点で追い掛けています。ただし、スタンクだけはグループリーグ敗退となってしまったため、これ以上は得点が伸びません。

6月25日の試合予定

グループリーグの全試合が終了し、6月23日深夜と24日深夜は大会がお休み。決勝トーナメントは6月25日(土)深夜から始まります。(全て日本時間)

大会14日目、6月25日に予定されている試合は以下の通り。

◆トーナメント1回戦 スイス vs ポーランド
◆トーナメント1回戦 ウェールズ vs 北アイルランド
◆トーナメント1回戦 クロアチア vs ポルトガル

首の皮一枚で決勝トーナメント進出を果たしたポルトガルは、中二日でいきなりクロアチアが相手という、スケジュール的にも対戦チームとしても大変厳しい1回戦です。

同じグループでイングランドを上回りグループ1位で通過したウェールズは、1回戦の相手がまたしても英国の北アイルランドになりました。不思議な縁というかなんというか。

ではでは、大会13日目のEUROレビューでした。

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