【EURO2016】ポルトガルvsウェールズは欠場選手の穴が勝敗を分けた(7/6)

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トーナメント準決勝 ポルトガルvsウェールズ

6月に開幕したEURO2016。大会期間の1ヶ月もあとわずか。残り試合は3つとなってしまいました。いよいよ準決勝です。

▲ ポルトガルは準々決勝でポーランドと対戦し、PK戦を勝利してベスト4に勝ち上がりました。

グループステージでは全試合で引き分け。トーナメント1回戦は延長戦、準々決勝はPK戦と、まだポルトガルは90分間で勝利したという試合が今大会1つもありません。

守備の要、ぺぺが練習中に左足を負傷したため今日の試合を欠場。ウィリアム・カルヴァーリョが累積警告2枚により出場停止と、主力2人を欠いています。

って写真の右端に写ってる赤いお前は誰だよ

▲ また客が乱入してきやがったのかと思ったら、ボールボーイだったそうです

いや、ボールボーイがここにいる意味もよく分からんのだが、ロナウドが爆笑してました。この後、ボールボーイのリクエストに応えてロナウドはスマホで2ショット自撮りしてました。

▲ 綱渡りで準決勝まで勝ち上がってきた感のあるポルトガルに対し、一方のウェールズはグループステージから快進撃を続けています。

グループステージでは最大のライバルだったイングランドに敗れたものの、結果的にはグループ1位で通過。トーナメント1回戦では強豪クロアチアを破り、準々決勝ではFIFAランキング2位のベルギーから3点を奪って粉砕しました。

▲ その快進撃を支えたラムジーとデイヴィスが累積警告2枚により今日は出場停止。ベイルと共に得点源だったラムジーの不在がどう響くか。

両チームとも主力選手二人を欠いて闘う一戦。

▲ レアル・マドリードの2大エース、クリスティアーノ・ロナウドとベイル、今日はどちらが輝くのか。

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▲ 前半は互いに決め手がなく、攻撃もスローテンポで慎重。中盤でボールを奪い合う展開に終始し、ゴール前でのシュートシーンもほどんどなく、あんまりときめくこともなく前半終了。

後半始まってすぐ試合は動き始めました。

▲ 後半5分、ポルトガルのショートコーナーからクロス。これを7番クリスティアーノ・ロナウドがマークを外して走り込み、ドンピシャのヘディングシュート。

▲ ズドンと見事に決まってポルトガル先制

▲ ロナウドはEURO通算9点目で、EURO通算最多得点記録に並びました(これまでの記録保持者は元フランスの「将軍」と称されたプラティニ)

ちなみにロナウドは今大会、「EUROで4大会連続得点」という記録を既に樹立しています。

▲ 仲間との抱擁を終えた後は恒例の仁王立ち&咆吼

▲ 後半8分、ポルトガルが敵陣でクリアボールを拾い、クリスティアーノ・ロナウドがミドルシュート。

▲ これを17番ナニが途中で触ってコース変更。

▲ シュートコースが変わったためキーパーは対応できずゴール。ポルトガルが貴重な追加点

▲ ナニも今大会3得点目。好調です。

▲ ウェールズは攻撃が単調で、連動性がなく、なによりパスミスが多すぎてヒドかった

パスがほとんど繋がらず、個人の突破も次々と潰され、敵陣に進入することもできず、遠目からのミドルシュートはことごとく枠を外れるという有り様。

▲ 準々決勝のベルギー戦ではロブソン=カヌ、アシュリー・ウィリアムズ、ヴォークスがそれぞれ得点を決めたので、「ベイルとラムジー以外」の選手でもどうにかなるかと感じさせました。

しかし今日の試合ではロブソン=カヌがドリブル突破で何度か見せ場を作った程度で、得点を決めそうな雰囲気は感じられず。

▲ ベイルはとてもスーパーな選手ですが、ベイルが中盤に下がると前線で誰も得点を決められず、ベイルが前線に上がると中盤で誰もパスを繋げられない。

ベイルは遠目からミドルシュートを打つのが精一杯。

▲ 試合前から分かっていたことだけど、攻撃の起点であり、パスをさばく中心的存在でもあるラムジーの不在はウェールズにとって致命的でした。ベイル一人で決定機を作らせてもらえるほどポルトガルは甘くなかった。

ベイルに集中しがちな負荷を軽減し、二人のポジションチェンジで様々な攻撃パターンを生み出していたラムジーがいないということは、ベイル以外の選手の出来にも影響してしまったように思えます。

ポルトガル、2-0で完勝。ウェールズにほとんど何もさせませんでした。得点差こそ2点ですが、あらゆる点で今日のウェールズはポルトガルに遠く及ばなかった。

ポルトガルは2004年大会以来12年ぶり、通算二度目のEURO決勝進出となりました。

▲ 負傷欠場となったペペも試合後にはピッチに下りてロナウドと歓喜の抱擁。決勝戦、彼は出場できるのかな。

悪質なファウルが多くて批判も多く、私もあんまり好きじゃないペペですが、彼の守備でのチームに対する貢献度ってめちゃくちゃデカいんですよね。なんだかんだでチームが猛攻にさらされてる大ピンチの時、体を張って防いでるのはペペなんです。

▲ EUROの2004年大会、当時19歳で決勝戦に出場し、敗れて涙を流したクリスティアーノ・ロナウド。その後にキャリアを積み上げ、個人としては大成功し、年間最優秀選手も獲得したし、リーグ制覇もしたし、欧州チャンピオンズリーグの頂点にも立ちました。

残すは代表チームの優勝のみ。EUROの決勝で12年越しの悲願達成なるか。ロナウドにはEURO大会通算最多得点の記録更新もかかっています。

▲ トーナメント1回戦でクロアチアに勝利した際、ロナウドは「(レアル・マドリードでチームメイトの)モドリッチが泣いていたから」と、派手に喜ぶことは控えました。

今回もやはり同じくチームメイトのベイルがいたため、試合に勝利した直後は喜びを表していたものの、その後は派手なアピールをしなかったロナウド。

ベイルと健闘を称え合いながら少しの間立ち止まって何やら話し込んだ後、最後は握手&ハグで別れた二人。

▲ 敗れたウェールズは最後にいつもの通り円陣を組み、主将のアシュリー・ウィリアムズが輪の中央で何かを熱く語っていました。

初出場ながらベスト4まで勝ち進んだウェールズは見事でした。正直言って私は「決勝戦、ドイツvsウェールズじゃない?」と予想してたんですけどね。

ベイルはまだ若いです。2年後のワールドカップも、そして4年後の次回EUROでも、再び「赤いドラゴン」が暴れる日をファンは待っています。

▲ 逆に「グループステージで敗退するんじゃない?」と個人的に思ってたポルトガルは、全ての試合で苦しみながら一歩ずつ前へと進み、遂に決勝戦へと登り詰めました。

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▲ 決勝に進出したポルトガル。対戦相手となるのはW杯王者ドイツか、それとも開催国フランスか。

得点王(7月6日現在)

本日現在の得点王争いは以下の通りです。

◆4得点 … グリーズマン(フランス)
3得点 … クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
3得点 … ナニ(ポルトガル)
3得点 … ベイル(ウェールズ)
◆3得点 … パイェ(フランス)
◆3得点 … ジルー(フランス)
3得点 … モラタ(スペイン)
◆2得点 … マリオ・ゴメス(ドイツ)

ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドとナニがそれぞれ得点し、合計3得点としました。

チームが敗退したウェールズのベイルは、得点王の可能性が消滅したので線を引いています。

なお、2得点で名を連ねているドイツのマリオ・ゴメスは、準々決勝のイタリア戦で足を負傷し、今後の試合出場は困難だとの発表がありましたので、これ以上の得点の上積みは厳しいかもしれません。

7月7日の試合予定

大会22日目、7月7日に予定されている試合は以下の通り。

◆トーナメント準決勝 ドイツ vs フランス

2014年ワールドカップで優勝したドイツと、今大会の開催国フランス。優勝候補である両チームが準決勝で激突します。

ドイツは守備の要であるフンメルスが累積警告2枚のため出場停止。得点源として期待されていたマリオ・ゴメスも足の負傷が思ったよりもヒドかったようで欠場するだろうと報道されています。絶不調のゲッツェを再度先発させるのか。

一方のフランスは出場停止の選手が一人もおらず、フルメンバーで臨むことが予想されています。

ではでは、大会21日目のEUROレビューでした。

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