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開山1300年を迎える大山寺、今年も雪景色の中で鐘を鳴らす

今年も大山に上ってきた

昨年3月、長男の大学受験(国公立の後期日程)が終了した直後、実家のある鳥取県米子市に帰省した。その際、家族で大山(だいせん)まで行ってきた。

大山の中腹にある大山寺(だいせんじ)に行き、長男と2人で大学合格を祈念したのがもう1年前。あの時、大山寺の鐘を鳴らした瞬間に長男の大学合格を確信できた。縁起の良い場所なのである。

ちなみに今年2018年、大山及び大山寺は開山1300年を迎える。おそらく年内は様々な記念行事が開催されると思われる。

大山

▲ 今年1月に亡くなった父の納骨を終えた後、次の予定まで時間が少し空いたので、大山までドライブ。

空がかすんでいたせいで市街地からは全く見えなかった大山をようやく眺めることができた。大山を見ないと「鳥取に帰ってきた」という気がしない。

大山第4駐車場

▲ 昨年駐車した「南光河原駐車場」(佐陀川の横、大山夏山登山口のすぐ近くにある)は満車のため停められず、今年は大山第4駐車場に車を停めた。

斜面には少し雪が残っている。この斜面や駐車場を含む一帯は冬になるとスキー場として使用される(私が小学生の時に初めてスキーをしたのもここだ)。

この日は既にスキー場としての営業が終了しており、駐車場が無料で開放されていた(4月1日から有料になるとのこと)。

大山ナショナルパークセンター

▲ 駐車場から階段を上ると、斜面の最上部にはアスファルトで舗装された平地。路線バスの停留所にもなっている。

奥にある茶色の建物は以前まで「大山情報館」という名称だったが、改修されて「大山ナショナルパークセンター」という観光拠点・休憩展望施設になったらしい。

大山ナショナルパークセンターは2018年3月29日にリニューアルオープンしている。(我々が行ったのはオープンの数日前だった)

豪円山

▲ 大山ナショナルパークセンターの後方にそびえる小さな山は「豪円山(ごうえんざん)」。斜面が緩やかなので、冬は初心者向けのスキー場となる。小さいお子さんのそり遊びにも最適。

長男は小学生の時、豪円山でスキーデビューした。

大山寺までの長い上り坂

大山寺参道

▲ 駐車場から大山寺まで直線に延びる参道。

大山寺参道

大山寺参道

豪円湯院

▲ 参道の両脇には宿泊施設、貸しスキー店、土産店、温泉施設などが建ち並んでいる。

大樹

▲ 坂の途中、勾配が平らになったところに幹の太い大樹が2本立っている。御利益ありそうなので触れておいた。

大山寺参道

▲ 再び坂の勾配がきつくなる地点。この辺りで道の両脇に雪が見え始めた。

ちなみにこの日、米子市市街地の気温は午前時点で17度。大山第4駐車場でも15度あった。我々が帰省する2日前に雪が降って市街地も少し積雪があったらしいのだが、翌日には完全に溶けたとのこと。

大山寺参道

▲ 大山寺が近付いてくるにつれて参道の雪が増えてくる。それでも昨年3月の参拝時に比べればとても少ない。

昨年の参拝時は参道も雪が深く、雪の下の石畳は全く見えなかった。私と長男だけが大山寺に行って参拝し、他の家族は歩行が危険という判断により坂の途中で待機(言い方を変えれば「雪遊び」)していた。

今回は雪も溶けてるだろうと予想していたので、私と長男以外の家族も初めて大山寺に参拝した。

今年も大山寺の雪は溶けていなかった

大山寺仁王門

▲ 大山寺の入口、山門(仁王門)に到着。

大神山神社奥宮

▲ 大山寺入口の左側には、大神山神社奥宮へと続く参道が延びている。昨年来た際は雪が深くて、鳥居の右側にある看板は「大神山神社」までしか見えてなかった。

今回、大神山神社まで上る気マンマンだったのだが、長男以外の家族に「雪が溶けてからみんなで行こうよ(意訳:「今日はシンドイ」)と止められたので仕方なく断念。

大山寺山門

▲ 山門まで続く「第1の階段」。上る時は問題なかったが、帰りに階段を下る時は足を着く位置に雪が残っていたため、滑って危なかった。

大山寺の階段

▲ 山門をくぐると、すぐに「第2の階段」。

別格本山 角磐山大山寺

▲ 階段のすぐ脇にある「別格本山 角磐山 大山寺」の石碑。

大山寺の階段

▲ 今年は石段が見える。(昨年は手すりの上部以外、全て雪に埋もれてた)

大山寺舞台

▲ 「第2の階段」を上り終えると、大山寺境内の舞台を支える支柱が見える。左にある建物は昨年と同じく雪に埋もれてた。

この辺りで急に視界が雪だらけとなり「おいおい、まだこんなに雪が残ってるのか」と心がざわめき始める。

だって市街地は気温17度だぞ。大山第4駐車場ですら15度。とても温かい日だったのに、それでもこの辺り、雪は溶けないのか。

(ちなみに全然寒くはなかったし、むしろ涼しくて心地良かったくらい)

大山寺階段

▲ 舞台横には「第3の階段」。

大山寺境内

▲ 「第3の階段」を上り終えると、ようやく大山寺の境内。雪、めちゃめちゃ残ってる。

大山寺開運鐘

▲ 階段の正面には「開運鐘」。

牛像

▲ 開運鐘の右手には牛の像。昨年は雪に埋もれて溺れてるようだったが、今年は全身見えていた。

開運鐘

▲ 昨年ここで鐘を撞いた時は「受験を終えた直後」だった長男。1年経って今年は大学生として鐘を撞くことが出来た。

私も鐘を撞き、長男の大学合格へのお礼と、来春に大学受験する長女の合格を祈念しておいた。

大山寺舞台

▲ 大山寺境内の舞台。昨年は雪が多すぎて近寄ることすらできなかった。今年も積雪こそあったが、それほど深くはなかったので端まで行ってみる。

大山寺舞台

▲ 舞台の上から眼下を眺める。

左に見えるのが「第3の階段」。階段を下りている人物は、今回一緒に参拝した私の弟。大山寺に来たのは「小学校の遠足以来かな(=約35年ぶり)」と言ってた。私もウォーキングを趣味にするまではそんな感じだったさ。

大山寺本堂

▲ 本堂で参拝。

写真を撮影したり境内を散策したりしてる間に家族みんな先に階段を下りてしまった。

大山寺の階段

▲ 階段を下りる。上の写真は撮影角度のせいで雪がほとんど写っておらず「普通の階段」に見えるが、実際には段の半分が雪で覆われており、下りる際は滑って危なかった。

大山寺参道

▲ 参道の下り坂。次第に雪が減っていく。

大山第4駐車場

▲ 大山第4駐車場に戻ってきた。

大山寺の参道は、第4駐車場から入口の山門まで1kmあるかないか。ゆっくり歩いて片道15分〜20分くらいで着く。夏は涼しいので避暑にも良い。

昨年来た時は私と長男以外に誰もいなかった大山寺(雪が深くて誰も行こうとしなかった、というのが正解)。今回は我々家族以外に参拝者4名。まだ雪が残ってたのもあり多いとは言えなかったが、それでも今年は開山1300年。これから参拝者はどんどん増えるだろう。

今度は雪がない時期に大神山神社奥宮も訪れてみたい。

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