スペースワールド跡地、ただの荒野となる【閉園2年後】

完全に整地されていた

2017年12月31日に閉園した、北九州市八幡東区のテーマパーク「スペースワールド」。

閉園後も何度か通い、跡地がどう変貌していくのかを写真に残していこうと思った。閉園4ヶ月後の2018年5月、園内の解体作業が始まったタイミングで現地に赴いて撮影し、当ブログにもエントリーとして残している。



 
しかしその後、多忙になったこともあり、撮影に全く行けないまま2年が経過してしまった。(楽しみにして下さってた方々、本当に申し訳ない…)

今回久々に現地へ行く機会があったので、写真を撮ってきた。スペースワールド跡地、閉園2年後の様子をお届けする。

※撮影は2019年10月です。

スペースワールド跡地

隣接するイオンモール八幡東の屋外駐車場から撮ったスペースワールド跡地。

ちなみに2018年5月時点では、

スペースワールド跡地

上のような感じだった。黄色いジェットコースターの「タイタン」が見える。

スペースワールド跡地

正面ゲートがあった辺り(中央にあるのは北九州都市高速)。

スペースワールド跡地

スペースワールド跡地

上が以前(2018年5月)、下が現在(2019年10月)。以降、上下に写真が並んでいる場合は上が旧、下が新である。

巨大観覧車もスペースシャトルも撤去され、消えてしまった。

JRスペースワールド駅

JRスペースワールド駅は以前と変わらず現存している。ただし、2018年3月から快速列車は停車しなくなった。

JRスペースワールド駅

JR枝光駅とJR八幡駅の中間辺りにあるJRスペースワールド駅。スペースワールドが閉園した今、この駅で乗降する利用客はどのくらいいるのだろう。

「イオンモール八幡東」や「いのちのたび博物館」など大きな施設は現在もあるが、どちらも車での来訪客が多いように思えるし。

スペースワールドへの歩道橋

スペースワールドへの歩道橋

JRスペースワールド駅から正面ゲートまで伸びていた連絡路。歩道橋は以前(上の写真)も今(下の写真)も変わらないが、当然ながらジェットコースターなどの施設は視界から消えている。

連絡通路

連絡通路

連絡通路の終点にある「この先通り抜けできません」の看板も、2年が経ちボロボロになってしまっている。

スペースワールド連絡通路

繁忙期になるとスペースワールド正面ゲートまで長蛇の列だった連絡通路。今では人の気配もなく、脇に雑草が生い茂っている。

スペースワールドのバス停跡

スペースワールド前にあったバス停も消滅していた。

スペースワールドのバス停

スペースワールドのバス停跡

閉園4ヶ月後の時点(上の写真)ではバス停がまだ機能していたのだが、今はアスファルトが残るだけ。園内との仕切りになっていた木々も撤去されている。

アスファルトに書かれた白い文字も薄れている。ここが以前はバス停だったという記憶も消えていくのだろうか。

スペースワールド正面ゲート跡

正面ゲート跡。現在は工事用の柵が設置されていて、中に入ることは出来ない。

正面ゲート前の歩道橋

正面ゲート前の歩道橋。

正面ゲート前の歩道橋

「歩道橋も閉園後に撤去された」という誤報もあったが、見ての通り2年経った現在も残っている。ただし階段横に併設されていたエスカレーターは2018年4月から停止している。

スペースワールド正面ゲート

スペースワールド正面ゲート跡

ここに来ると当たり前のようにあった正面ゲート(上の写真)が今はもうないのだ。諸行無常を感じずにはいられない光景。

スペースワールド跡地

スペースワールド跡地

正面ゲート前の広場に刻まれた「SPACE WORLD」の文字が薄く残っている。

上の写真左上に写る白い建造物は、元々は八幡製鉄所の本事務所(2代目。初代の本事務所は別の場所で世界文化遺産として登録されている)があった場所。

2代目本事務所の解体後にホテルが建設され、我々には「八幡ロイヤルホテル」という名称で馴染みがあるのだが、2018年4月からホテル名称が「Active Resorts 福岡八幡」に変更されている。

大学入学を機に北九州市へ移住したのが1987年。その3年後、1990年4月にスペースワールドがオープンした。オープン直後、大学の友人たちと初めてスペースワールドを訪れた時、そこには若者を中心とした熱狂と興奮が確かにあった。北九州に誇るべき場所がまた一つ増えた。それが嬉しかった。

以降30年近く、スペースワールドが北九州市のシンボルとして地域に根付いていくのと同じ時間を自分は北九州市で生活し、そこにスペースワールドが存在するのは当たり前のことだった。

テーマパークにそれほど興味がない自分でさえも、スペースワールドは10回近く行っている。子供たちも数多くスペースワールドで遊んだし、亡くなった父も北九州に遊びに来た際、孫たちと惑星アクアに乗って笑顔を見せていたのが懐かしい。

まだ詳しくは発表されていないのだが、この跡地には商業施設が建設されるらしい。すぐ横にイオンモール八幡東があるのに、更に何を作ろうというのか解せないのだが、いずれにせよ八幡東区に今一度の集客が蘇り、この一帯がまた賑わってくれることを祈りたい。

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