馬でもないのに小倉競馬場パドックを歩いてきた【小倉南ウォーク】

生まれ変わったJR城野駅

JR城野駅
JR城野駅(北九州市小倉南区城野1丁目)

今回のスタート地点、JR城野駅。地上2階建てで、改札口は2階部分にある。

以前は1階建ての白くて地味な駅舎だった。その後駅舎が改築され、駅の北口と南口の両方にキレイな広場が造られたりして劇的に変身した。新駅舎は2014年12月から使用開始となっている。

JR城野駅
JR城野駅と北九州総合病院を繋ぐ歩道橋

国道10号線を挟んで反対側にある北九州総合病院に直接繋がる歩道橋が新たに建設された。これにより、地上部分に降りたり信号待ちをする必要もなく、駅の改札口と病院を直接往来することが出来る。この利便性は本当に素晴らしい。

ちなみに、現在の北九州総合病院があるエリアは以前、自衛隊の敷地だった(陸上自衛隊城野分屯地)。自衛隊の敷地は2008年3月に閉鎖され、城野駅前の再開発事業として跡地には病院や団地などが建てられた。

北九州総合病院は以前、小倉南区湯川5丁目にあった。2016年5月に自衛隊跡地(=城野駅前)へ移転した後、病院の跡地には「北九州湯川病院」が2021年3月に移転し、開院している。

イオン城野店が閉店していた

ファミリーマート小倉城野駅北店付近
ファミリーマート小倉城野駅北店付近

土曜の朝にもかかわらず、国道10号線は車の通行量が多い。

ちなみに、この一帯は小倉南区ではなく、小倉北区を歩いていることになる。JRの線路を境に、北側が小倉北区で、南側が小倉南区となるらしい。

なので城野駅の住所は小倉南区なのに、駅のすぐ前の建物は小倉北区だった。今回初めて知った。

イオン城野店跡地
イオン城野店の跡地

「城野」交差点を左折し、JRの高架下をくぐって小倉南区に入ると、すぐ左手に見えるのがイオン城野店。視界に入ってビックリした。閉店してるじゃないか

あとで調べたら、イオン城野店は2017年1月末で閉店していた。もう4年以上前か。最近この辺りは全然来ないから知らなかった。

イオン城野店の前身、「ダイエー城野店」だった頃によく来ていた。思い出の店がまた一つ消えてしまった。

セブンイレブン小倉北方1丁目店
セブンイレブン小倉北方1丁目店付近

城野から北方にかけて今回歩き、改めて実感したが、この一帯は高層マンションがずいぶん増えた。

ちょうど自分がこの辺りを生活圏にしていた頃は、最初のマンション建築ラッシュ期だった。

大学が近いこともあり、学生専用ともいうべきワンルーム形態のマンションが次々と建ち始め、自分も新築マンションの最初の住人だったことがある。高所恐怖症のはずが、空いてたから高い階に住んでた。

それでも当時は4つ5つくらいだったマンションが、今は幾つあるのだろう。4〜5倍くらい建ってるのではないか。ワンルーム形態だけでなく、ファミリー層が住む形態のマンションも増えている。

ちなみに、今回の記事に掲載した写真のどこかに、「最初の住人だった新築マンション」が映っている。

小倉競馬場のパドックに初めて足を踏み入れる

北方二丁目交差点
「北方二丁目」交差点付近

「北方二丁目」交差点で北九州都市高速の高架下をくぐり、右折。

北方三丁目交差点
モノレールが頭上を走る国道322号線

「北方三丁目」交差点で左折。ここからは国道322号線をひたすら南下するルートとなる。

国道322号線の中心に立つのは北九州モノレールの線路。

小倉競馬場
小倉競馬場(北九州市小倉南区北方4丁目)

道路右手に小倉競馬場の勇姿が見え始める。

北九州市立大学
北九州市立大学・北方キャンパス

道路左手には北九州市立大学。以前の校名は「北九州大学」だったが、2001年4月から現在の名称に変わった。

文系学部による「北方キャンパス」(=上の写真)とは別に、理系学部による「ひびきのキャンパス」が北九州市若松区の「北九州学術研究都市」内にある。

小倉競馬場
小倉競馬場の中に入る

北九州モノレール・競馬場前駅を通過し、いよいよ小倉競馬場の敷地内へ。

競馬は詳しくないのでよく分からないが、上の写真の出入口、一般の人は立入禁止だったように思う。今回はウォーキング大会とタイアップしていたのでここから入れた。

小倉競馬場
正面がコース

誘導員に言われるがまま、コースに向かう。

小倉競馬場メインスタンド
メインスタンドは1999年に改築された

1999年に改築された小倉競馬場のメインスタンド。でかい。

小倉競馬場コース最終コーナー
最終コーナー

芝コースの最終コーナー

小倉競馬場ゴール地点
ゴール地点とターフビジョン

ゴール地点。

小倉競馬場表彰台
レースに勝った人たちが表彰されるところ

レース後、優勝した馬の騎手とか馬主とかが表彰台に乗って写真撮られるところ。競馬に詳しくないので専門用語も補足説明も何もできない。

小倉競馬場トンネル
謎のトンネル

誘導員に言われるがまま、今度は謎のトンネルへと進む。

恥ずかしい話、トンネルがモノレールの方に向かって行ってたものだから、競馬に詳しくない思考で

「モノレールの駅と繋がる秘密ルートか?」
「人気騎手をコッソリ競馬場から出すための隠し通路だな?」
「もしかすると北九州市立大学への隠し通路かも?」

などなど短時間で様々な妄想をしてしまった。「大学教授にそんな特権が!」まで思った。

小倉競馬場トンネル
前方にトンネル出口が迫る

よくよく考えたら、以前たまたま見た競馬のテレビ中継で、このトンネルを(用途も含めて)見ていた記憶がある。

しかし歩いてる時はそんなことを思い出しもせず、「トンネルの出口が見えてきた、あの先には何があるのか」と純粋にワクワクしていた。

小倉競馬場パドック
小倉競馬場のパドック

トンネルを抜けると、そこはパドックだった。妙な妄想ばかりしてたので、予想外の景色に驚き、テンションが上がる。

本当に競馬には詳しくなくて、競馬本来の用途(賭け事という意味)で小倉競馬場に来たのは2〜3回しかない。いつも競馬に詳しい人と一緒に来てたのだが、その時にパドックも見物していた。

なので、レース前の競争馬たちがここをグルグル回ってる場所だということは分かる。パドックを回る馬たちの様子を見ながら、馬に詳しい後輩がいろんな解説をしてくれたのを思い出す。

小倉競馬場パドック

小倉競馬場パドック

小倉競馬場パドック

小倉競馬場パドック

テンション上がったので写真を撮りまくった。

頭上の異変、その理由が最後に分かった

小倉南区日の出町付近
競馬場横の歩道はとても広い

小倉競馬場を出てウォーキング再開。モノレールが走る国道322号線を南へ進む。

競馬場の横にある歩道がとにかく広い。この広さの理由は「もし競馬場から馬が逃げた時、車道に出なくて済むように」みたいなことを誰かから聞いたような記憶があるのだが、正解なのかどうかは知らない。

モノレール守恒駅付近
北九州モノレール・守恒駅付近

上の写真には映っていないが、大学進学のため鳥取県から福岡県に来て、一番最初に住んだマンションがこの付近に今もある。新築物件でとても快適だった。

マンションのすぐ横をモノレールが走っているため、モノレールが通過する時はいつもテレビの映像が少し乱れた。

それでも鳥取出身の田舎者にとって、地上の遙か上を走るモノレールは「都会の象徴」のような気がして、住み始めた頃は毎日毎日、飽きることなくモノレールが北へ南へ往来する光景を部屋から眺めていた。今から30年も前のことだ。

北九州モノレール
見慣れない小さな車両

ふと頭上を見上げると、モノレールの線路上を小さく黄色い、ティッシュの箱みたいな車両がノロノロ低速で走っているのが見えた。

新幹線で言うドクターイエローのような、何かを点検・チェックする車両なのだろうか。ドクターイエローを見るとラッキーだと言われるが、もしかしてあのティッシュ箱も同じように「幸福の使者」なのか。

そういえばこの日、モノレールが頭上を通過したら写真を撮ろうと考えていたのに、ここに至るまでモノレールの写真は1枚も撮影していなかった。通過していたことに全く気付かなかったのか? そこまでボーッと歩いているつもりはなかったのだが…。

ファミリーマート小倉徳力五丁目店
ファミリーマート小倉徳力五丁目店付近

このあたり、昔は何もない空き地だったはずなのに、店舗がすごく増えた。

空き地だった頃、自宅マンションに駐車していた原付バイクが何者かに盗まれ、この辺りに棄てられていたことがあった。

徳力嵐山口駅近辺
ここでモノレールと国道322号線は分かれる

徳力嵐山口駅を過ぎると、モノレールと国道322号線は分かれる。国道は直進して九州道小倉南インターチェンジや平尾台の方向へ。モノレールは左に折れて企救丘方面へと向かう。

モノレール企救丘駅
モノレール企救丘駅(北九州市小倉南区企救丘2丁目)

モノレール企救丘駅に到着。読みは「きくがおか」。

モノレール企救丘車両基地
モノレール企救丘車両基地

モノレール企救丘車両基地の敷地に初めて入る。

北九州モノレール

北九州モノレール

敷地内にはいろんなペイントを施したモノレール車両が並んでいた。

北九州モノレール企救丘車両基地

モノレール企救丘車両基地の入口に到着。ウォーキングのゴール受付を済ませ、そのまま工場の中を見学。

全国のモノレール車両
現在日本で運行されてるモノレールは7つ

入口すぐのところに、現在日本で運行されているモノレールの車両写真が紹介されていた。全部で7つ。もっとあるのかと思ってた。

東京・千葉・多摩・大阪・北九州の5つは乗ったことがある。湘南と沖縄はそもそも行ったことがない。

千葉のモノレールは「レールに吊り下がるタイプ」で、北九州などの「レールの上を走るタイプ」とは真逆だから、初めて乗った時はとても物珍しかった。車窓から見える景色の感じが北九州とは全然違うし。

現地・千葉の同行者に「吊り下がりって珍しいですね」と告げたら、「え? そうですか? これ普通ですけどね」と言われた。まあそりゃそうだ。

北九州モノレール企救丘車両基地
企救丘車両基地の中

車両基地の中はそれほど広くなかった。

見学を終えて車両基地のエリアを逆戻り。企救丘駅に着き、モノレールで小倉駅まで移動しようと思ったら、

北九州モノレール運行見合わせ
電流異常により運行見合わせのお知らせ

企救丘駅の入口にフェンスが降りていて中に入れず、何事かと駅員に訊いたら

朝からトラブルでモノレール全部止まってるんですよ、申し訳ありません」

と衝撃のひとこと。

13日午前5時55分頃、北九州市の北九州モノレールで、緊急停車するトラブルがあった。上下全線で運行を見合わせ、7時間後の同日午後0時56分に再開した。計87本が運休し、約8600人に影響が出た。

北九州高速鉄道によると、停車したのは企救丘(きくがおか)発小倉行き上り始発列車(4両編成)で、小倉南区の北方駅を出発後に何らかの異常を車両が感知し、停電した。(中略)

モノレールは異常を感知すると自動停電する仕組みで、列車に電気を送るパンタグラフの一部で損傷が見つかった。12日夜に交換した送電線の絶縁装置に接触したとみられるという。

引用:読売新聞(2021年11月14日)

始発から動いていない。全滅。ああ、だから頭上をモノレールが1回も通過しなかったんだ。黄色いティッシュ箱みたいなのがノロノロ走ってたのもトラブル点検だったのか。「幸福の使者」とか笑わせんなって話だった。

モノレール企救丘駅から徒歩数分の場所に「JR志井公園駅」があり、そこから日田彦山線に乗れば小倉駅まで移動することが出来る。

同じくモノレール企救丘駅に来ていたウォーキング参加者と思われる数名に「モノレール止まってますよ」と告げたら、みんな「ええ! うそ!」と驚いていた。JR志井公園駅があることを告げ、全員で駅の階段を降り、徒歩移動を開始。

今回のウォーキング大会の誘導員が2名、企救丘車両基地の入口付近に立っていた。しかしJRの駅に誘導してくれる訳でもなく、何やらお喋りしてるだけ。こっちはトラブルのことなど知らないからモノレールの駅まで移動する。他の多くのウォーキング参加者も同様。それを見て何も感じなかったのだろうか。

誘導員がモノレールのトラブルのことを知らないのなら、今後も続々と参加者が企救丘駅まで無駄足を踏んでしまう。JR駅のほうに誘導してあげないとマズいだろうと思い、誘導員にモノレール運行停止の事を把握してるのか尋ねたら、

「知ってますよ」

と言われた。あっけらかんと。

だったらJR駅に誘導せえや!!!

JR日田彦山線はICカードが使えない路線なので、現金で切符を買うしかない。しかしJR志井公園駅では切符を買う行列に何度も割り込みされ、やっと順番が来たと思ったら切符の自販機が釣り銭切れで使用不能に。さらに別の行列の最後尾に回され、我慢の限界が来て何度か声を荒げた。

ウォーキング自体はとても楽しく、懐かしい場所も多かったので満足はしたのだが、最後の最後で散々な目に遭った。

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