アドセンス(Adsense)でポリシー違反と判定される動画について

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セミナーに参加してきました

Google Food by brionv

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先週末、福岡市内で開催された「AdSense 収益アップセミナー in 福岡(Google社主催)」に参加してきました。Google主催のこういったイベントやセミナーが福岡という地方都市で開催されるのは貴重なのです。

当日は午前と午後の2回開催され、私は午前の部に参加。大変有意義で、有益な情報を多数得ることができ、参加して本当に良かったと大満足の内容でした。

当日に得ることが出来た情報のうち、今回はYouTubeなどの動画をサイトやブログ内に共有(=埋め込み)して使用する場合の注意点について、セミナーにてお聞きしたことを紹介します。

ポリシー違反で広告配信は停止される

Google Adsense(以下「アドセンス」)には「AdSense プログラム ポリシー」というガイドラインが設定されています。

【参考】AdSense プログラム ポリシー

初めてアドセンス申請をする場合はもちろん、アドセンス使用が認められた後についても、ポリシー違反が発覚するとGoogleアドセンスチームからメールによる警告が届きます(時には警告無しの一発でアカウントが停止されることもあるようです)。

改善が見られない場合はアカウントが無効にされ、以後は広告が配信されなくなるだけでなく、再度アドセンスに申請しても許可されなくなります。

ポリシー違反の一つに「著作権の侵害」があります。

【参考】コンテンツポリシー 著作権侵害

セミナーを受講する半月ほど前、お友達のブロガーさんが初めてアドセンス申請した際に、何度か却下されたという話を伺いました。原因はYouTube動画だったようです。

ブログ内に埋め込んでいた当該動画は、某企業が作成したCM動画のうち音声だけを自身の声で吹き替えたパロディー内容で、とても面白かったし私は大好きだったのですが、映像は本物と同じものを使用していたため、これが著作権侵害と判定されたようなのです。

最終的に当該動画を削除して再度申請したところ、晴れてアドセンス使用が認められたそうなのですが、その際に「YouTube動画をブログなどで使うには細心の注意が必要だ」とおっしゃってました。

この話を直接聞き、私自身も大変不安になったため、YouTube動画を使用している過去記事に関して大幅な見直しを実施していました。

ただ、YouTube動画が全てアウトというわけでもないだろうし、実際にはどこまでがアウトでどこまでがセーフなのか、その基準を明確にしたいと考え、今回のセミナーがちょうど良い機会だったので質問してみたところ、回答を頂きました。

「著作権侵害」と判定されるYouTube動画の例

YouTubeに公開されている動画のうち、著作権侵害だと判定される動画の種類についてアドセンスチームの方々から説明がありました。

こんな動画をYouTubeに公開していいの? という観点ではなく、あくまで「こんなYouTube動画を自分のブログのページで共有しちゃってもいいの?」という観点での解説であることをご理解ください。著作権侵害した動画を自分のブログで共有したらアドセンス広告を停止されますよ、というのが主旨です。

★オリジナルの映像に声だけ別人で吹き替えた動画は?

前述した通り、これはアウトです。

公式動画の映像をコピーし、それを自分のYouTubeアカウントで公開している時点で著作物の複製使用になってます。さらに、映像はオリジナルなのに声だけ自分(あるいは別人)に吹き替えたパロディーの類いの動画を編集作成していたら、これも明らかな著作物の改変。

これらの動画を自分のブログに共有したら、アドセンスのポリシー違反の対象になります。動画の作成者が自分であろうと他人であろうと関係なく、動画を共有している時点でアウトだというのをお間違えなく。

ただし、著作権者の許可を得た上で動画を改変しているのが明確な場合(たとえばパロディー動画を作成して、動画の中で著作権者もインタビューなどで出演しているとか、動画の中で著作権者の許可を得ている証拠が明示されているとか)であれば、著作権侵害にはあたらないのでセーフです。

★テレビで放送された番組を録画・キャプチャーした動画は?

これもアウト。

テレビなどの音楽番組で好きなアーティストが熱唱しているシーンを録画し、YouTubeにアップした動画は、「著作権者の許可を得ずに複製しているもの」のはずですから、こういった動画をブログで共有したらアドセンスのポリシー違反になります。

1つ前と同じ話ですが、その動画を録画・編集したのが自分だろうが他人だろうが関係ありません。「誰が動画を作ったか」ではなく、違法な動画をブログに共有しているということは著作権侵害に加担していると受け取られますよ、ということです。

MTVなどの音楽番組で放送された音楽アーティストのPV(プロモーションビデオ)やMV(ミュージックビデオ)を録画やキャプチャーして公開された動画、これもブログで共有したらアウトです。私自身もでしたが意外と多くの方々がブログで共有しちゃってます。私はセミナー受講後、該当する共有動画を全てブログから削除しました。

ただし、音楽アーティストの公式YouTubeチャンネルにアップされてる動画であれば、ブログに共有してもセーフです。

どうしても好きな音楽アーティストの楽曲動画を自分のブログで紹介したいのなら、そのアーティストの公式チャンネルで探して載せましょう。いくら100万回再生されてたとしても、一般のファンが公開している動画をブログで共有するのは止めておいたほうがいいです。

★DVD・ブルーレイなどの映像を複製した動画は?

ここまで読んでもらっていればお分かりですよね。完全にアウトです。

CDやブルーレイなどの映像ディスクに収録されている「音楽アーティストのライブ映像」「スポーツの試合映像」「映画のワンシーン」などを複製し、編集してアップした動画は、明らかな著作権侵害です。

何度も繰り返しますが、動画を作ったのが自分だろうが他人だろうが関係なく、その動画を自分のブログに共有していればアドセンスのポリシー違反になります。

映画雑誌などで予告編やダイジェスト映像を収録したDVDが付録で付いてくることがあります。YouTubeに誰もアップしてないから自分があげちゃえ、と付録DVDの映像を自分のアカウントで公開したら?

もう分かりますよね。アウトですからね。「お金出して買った雑誌の付録だからいいじゃーん」という理屈は当ったり前ですが通用しませんよ。

★著作権侵害により削除された動画を載せたまま放置してる場合は?

ブログに貼り付けられたYouTube動画で、「この動画は●●●(テレビ局や芸能事務所など)の申請により削除されました」みたいなメッセージが表示され、動画が再生されなかったり、リンク切れになってるのを時々見ますよね。

これはYouTube動画自体が著作権を侵害していたため削除されており、それをブログ運営者が気付かないまま放置している状態なのだと予想されます。

共有しっぱなしのまま放置していると、「私は以前、著作権侵害に加担していました」という証拠を残しっぱなしにしているのと同じことなので、アドセンス停止の対象になるそうです。アドセンスセミナーで講師の方が明言されてました。

(動画の作成者自身が著作権うんぬんに関係なく動画を削除してしまった場合もありますので、一概に全ての動画が「著作権侵害による削除」に該当するわけではありません。リンク切れ動画に表示されているメッセージ内容から判断しましょう)

★映画の予告編動画は?

私自身、このブログで映画コンテンツを更新しています。映画の予告編動画をブログに載せることも少なからずあるので、この点が最も気になっており、アドセンスチームの講師に質問してみました。

結論を先に言うと、アウトの場合とセーフの場合があります。

まずセーフの場合ですが、映画の製作会社や配給会社が公開している公式のYouTube動画はセーフ。

「松竹」「GAGA」など、映画と直接携わっている会社の公式チャンネルで予告編動画が公開されている場合は、著作権者自身が予告編動画を作成し公開していると明確に判別できるので、ブログに載せるのはセーフだそうです。

ただし! 予告編に過激な内容(アダルトや暴力など)が含まれていた場合は、いくら公式の予告編動画だろうともアドセンス的にはどうなるか分かりませんよ(普通に考えたらアウトですよね)。危ないな、と思ったら共有しないほうがいいです。私は過激な内容の予告編は掲載しないようにしてます。

他に、「シネマトゥデイ」や「映画.com」といった有名な映画専門サイトが自社のYouTubeチャンネルに公開している様々な映画の予告編動画、これもセーフだそうです。私はこのパターンの動画を数多く共有していたので不安だったのですが、「それなら大丈夫です」と講師に確認が取れてホッとしました。

次にアウトの場合。これは上でいろいろ述べてきた通り、著作物を複製してるのが明確なもの、あるいは複製していると判断されがちなものをブログで共有していたら、アドセンスのポリシー違反になってしまう可能性が高いそうです。

たとえば(洋画で結構あるんですけど)公式の予告編動画をコピーしてから、個人と思われるアカウントで公開されている場合。あとはジャ○ーズ事務所に所属しているタレントが出演している映画で特に多いのですが、公式チャンネルや映画専門サイトのチャンネルではなく個人のアカウントで予告編動画を公開しているものが結構あります。

この動画は著作権者が作成したものである、あるいは著作権者から許可を得て公開している動画だ、ということが明確ではないYouTubeの映画予告編動画は、ブログで共有するとアウトになる可能性が高いです。

そういう類いの予告編動画をどうしても載せたい! うちのブログは予告編も充実させたいんだ! ってこだわるブロガーさんは、アドセンスをあきらめてから載せたほうがいいでしょうね。

あとグレーゾーン的な話なのですが、映画専門サイトのYouTube動画チャンネルで、3分や5分の予告編動画ではなく、「冒頭から30分の本編映像」だったり、「映画全体のダイジェスト編集版」みたいな動画が公開されていることがあります。この動画を自分のブログに共有するのは「Google側としては何とも断言できないので、明確な回答を差し控える」とのことでした。

通常であれば、そんなネタバレ的な動画を公式チャンネルがアップはしないはずなんですよね。なので映画専門サイトではなく、一般人ユーザーがやっちゃいそうなことなんですが、仮に映画専門サイトがそういうネタバレ的な長時間の動画をアップした場合、本当に著作権的に大丈夫なのかをGoogle側では当然ながら判断できません。

なので「アウトともセーフとも言えない」と講師の方は言われていて、私もこれは納得しました。要するに「セーフ」なのかもしれないけど断言はできないし、仮に「アウト」と判定されてアドセンス停止されても仕方ない、それは「紛らわしい動画」と判断されたんだろう、というのが私の見解です。

結局のところ、映画に関する動画のブログ共有は短時間の予告編映像にとどめておき、あとは映画本編と直接関係のない監督や出演俳優のインタビュー映像とかにしておくのが無難でしょうね。

他のブログがやってるから、とマネしちゃいけない

動画に限った話ではなく静止画像でも同じことなのですが、前述したアイドル事務所のタレントや、あとはネズミの国のキャラクターたちは著作権や肖像権がめちゃくちゃ厳格ですので、ブログで紹介したいけどアドセンスも大切! ってブロガーさんは、文章だけの紹介にとどめて、画像は使わないのが無難です。著作権を侵害してないことが間違いないものなら載せても大丈夫でしょうけど。

アイドルが表紙の雑誌を写真に撮って、その画像をブログに載せてるケースもよく見受けられますが、普通に考えてもアウトです。さらに著作権や肖像権に厳格な某アイドル事務所のタレントが載ってる雑誌の写真をブログに載せてたら、アドセンス停止どころの話では済まないかもしれません

どうしても雑誌の表紙をブログに載せたいなら、Amazonや楽天のアフィリエイトを利用して表紙画像を取得したほうがいいです(こちらの場合はポリシー違反になりません)。ただ、著作権や肖像権に厳格な事務所のタレントは、Amazonや楽天の画像にも表示されないですけどね。

うちはアクセスも少ないし弱小ブログだから大丈夫だろ〜と余裕ぶっこいてて、後になって莫大な賠償額を請求されてもそれはブロガー本人の責任です。それがイヤなら即刻画像を削除するなり、今後一切そういった著作権・肖像件侵害画像を載せないようにしたほうがいいです。

他のブログでもやってるから、うちのブログでもマネしていいじゃん、ってのは通用しません。自分だけがアドセンスを停止されて悲しんだり恨んだりしても後の祭りですので、危うきものはマネしないように、ってことです。

まとめ

他にもアウトになる例があるかもしれませんので、特に動画共有ページが多いサイト・ブログ運営者さんは、気になるようであれば一度アドセンスのプログラムポリシーを読み直してみた方がいいです。

私の記事はいつも文章が長いため、文字だけがズラーっと並ぶと読みづらいかも、と考えて画像や動画を文章の途中で挟み、変化を付けようと試みています。しかし、その結果として違法行為のほう助を(してるつもりはなくても)しているようでは本末転倒。

セミナーのおかげで新たに知ることの出来た知識もあり、また不明だったことに関してもいろいろと判明したのは幸運でした。

動画以外の注意点についてもまとめています。アドセンス設置について知りたい(特にアドセンスを始めたばかりの)方々は、合わせて参考にされてください。

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