私の心を震わせたが忘れ去ってしまいたい社長の名言集

退職したけど繋がっている

なわとび

今年も大晦日がやってきました。

2014年の年末、当時勤務していた会社の社長が発した珠玉の迷言集を紹介する、という血迷ったエントリーを書きました。当ブログでは一年を振り返るという意図など全くない、何かしょーもない記事を年末に書くということを信条としています。

他のネタが全然思い浮かばず勢いで書いたエントリーでしたが、予想以上に好意的なリアクションを頂き、社長もアチラで喜んでるなあとシミジミしました(生きてます)。


今年2月、会社を退職して独立し、フリーランスとなりました

普通は退職すれば会社とはサヨナラなのですが、フリーランスとなった自分の「取引先」の一つとして前述の会社も含まれているのです。従ってサヨナラすることなく、今後も仕事上は繋がっていくことになりました。

ということで、数々の名言を残してくれた社長とも引き続きお付き合いすることになったという訳です。ツッコミ役の私が退職したことで、社長の名言の斬れ味が鈍くなってしまうのではないかと心を痛めた方々、ひとまずはご安心ください。

社長の迷言集を好きだと取り上げて頂きました!

2年前の年末に書いたエントリーのことをすっかり忘れていたのですが、思わぬところで拾って頂いていた、ということに先日気付きました。

ブログメディア「アシタノレシピ」の記事にて、BECKさん(@beck1240)が当ブログを「好きなブログ」として挙げてくださいました。本当にありがとうございます。

BECKさんの記事内で、好きな当ブログの記事として前述した社長の名言集エントリーを挙げてくださいまして、2年前の記事だったこともあり、記憶から消し去りたかった 記憶の片隅に埋もれていた名言の数々が蘇ってきたわけです。

今年も名言のストックはある。というわけで最新の社長名言を世に晒すことを決意いたしました。

その風はどこから吹いている

社長の名言はTwitterにて時々ツイートしておりまして、2016年に投稿したものを幾つか拾っていきます。

2月3日のツイートなので、当ブログでフリーランス宣言をした当日のことです。当然ながらそれよりも前に社長を始め職場の皆さんには退職&独立のことを告げており、激励の言葉をいただいてました。

その中で社長が私にかけてくれた、深いのかと思わせて実は浅いなんてものじゃなかった名言。どこまで沈むのか怖々と海に飛び込んでみたらヒザまでしかなくてオイッ!て言いたくなるような浅さ。

「噛めば噛むほど味が出るスルメのような」という比喩がありますけれども、上の言葉は噛めば噛むほど意味が分かりません。

アンタそもそも跳ぶ体力ないだろ

このあと更に「二重跳びや交差跳びもある」と続けたので、どんだけ跳んでいたいんだよ、と感服したものです。

「人生うまく回る時もあればそうじゃない時もある、ってことですか」と心優しくフォローしたつもりだったのですが、社長は「まあそういう意味でもあるな」と勝ち誇ったような顔で自分の言葉を噛み締めながら頷いていました。

他にどんな意味があるんだよ、と仕事を終えた帰り道に車を運転しながら吠えました。

上げて上げて、落とす

1月末で退職した後も、担当していた作業の引き継ぎなどで2月初旬は毎日のように会社を訪れていました。

引き継ぎがほぼ終了し、社長にその旨をメールで連絡した際、社長からの返信でいろいろ誉めてもらってたんですよ。

特に在籍時、実にアナログだった会社がこのままでは大変だろうと思って、社内システムを一人で幾つか開発して運用していたのですが、そのシステムのことをすごく誉めてもらいました。これのおかげで今後ずっと会社は上手くやっていけると。

感謝の言葉が連なっていたので純粋に嬉しく、感傷的になったりもしたのですが、その直後に「追試」と書かれてたから混乱しましてね。誉めるだけ誉めて追試って何? と。

ツイートにもある通り「追伸」を「追試」と入力ミスした、というオチでした。時に優しく、時に厳しく、アメとムチを使い分けるかのようなスリルあるメール文章、ホントいい迷惑です。

社長の甘い誘惑

1つ前の「追試メール」が来た翌日のツイート。社長から電話が掛かり、「会社に来ない?」「寂しいからおいでよ」などと甘い声音で誘われました。

引き継ぎも終わったし、他の取引先にも行かないといけないのでしばらく来られませんよ、と前日告げたにもかかわらずの電話ですからね。友達いないのかアンタは。俺も忙しいんだよ。

世界に一つだけの悩み

退職後も取引先として会社と繋がっていたのは前述のとおり。しかし2月中の引き継ぎ期間を終え、3月からは会社に行く機会も激減。月に1〜2回程度となりました。会社を辞めてるんだから当然なんですけども。

そんな数少ない会社への訪問時、朝礼などで社員を前に社長が語った珠玉の名言を幾つか紹介します。

最近、サミットとスマップの区別がつかないのです。

2016年5月26日〜27日に、三重県伊勢志摩にてG7首脳会議(サミット)が開催されました。

その少し前、5月1日〜2日には北九州市小倉北区でG7エネルギー大臣会議が開催されました。北九州市では大きな話題になり、市の職員が選ぶ北九州市の2016年10大ニュースで第1位に選ばれてました。

同じ頃、アイドルグループ「SMAP」が事務所を辞めるとか辞めないとか解散するとかしないとか、いろんなニュースが飛び交っていて情報が錯綜していました。

それを受けて、社長の発言が上のとおりです。ニュースに登場する頻度が高かったとはいえ、普通サミットとスマップって混同するか?

ただのオヤジギャグ

今年は東京都知事が辞職して選挙、そして新知事が誕生したかと思えば、東京五輪の会場や予算問題、そして豊洲市場の盛り土(もりど)問題などが連日ニュースで報道されていました。

そんなニュースに中途半端に着目した社長が、ある日の朝礼で社員一同を前に発した名言。

盛り土と聞くと、どうしてもブルーシャトウを思い出してしまいます。

最初、何を言ってるのか全く分からず、ポカーンとしました。いよいよ社長はダメなのかと。他の社員たちも意味が分かっておらず、すっごい静寂に包まれる朝礼。

その冷たく鈍い反応を見て慌てたらしく、社長はすぐフォローに走ります。

もりど、いずみに〜、かこ〜まれて〜、って歌があってね」

と社長が歌い始め、ようやく社員の大半は理解。若い世代の社員数名はそれでもポカーンとしてましたけどね。

「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」が1967年にヒットさせた名曲「ブルー・シャトウ」の歌詞の一節で、正確には「森と泉に囲まれて、静かに眠るブルー・シャトウ」です。

1967年って俺も生まれてねえわ。

相変わらず流行には安易に乗っかる

2014年年末のエントリーでも登場した、私の在籍時に隣の席だった優子さん(仮名)という年上の女性社員がいます。

その優子さんと休憩中に雑談をしていたら、社長がやって来て我々の雑談に加わりました。

で、優子さんが「PPAP」の動画の話を始めたのです。優子さんの甥っ子(4歳)がその動画にハマってて、いつも真似して歌い踊るのが可愛くて仕方ないと。

しかし当時、私はPPAPが何なのかを知らなかった。PPAPと聞いて「は?」と答えたんですけど、横で聞いてた社長も同時に「は?」と。初めて私と社長の心が通じ合った瞬間でした。

「ペン・パイナップル・アップル・ペン」の頭文字でPPAPだと優子さんは更に説明してくれたけど、余計に何のことやら分からない。再び社長と同時に二人で「はあ?」と。

私はそのあともしばらくPPAPについて調べることなく時を重ねていたのですが、さすがに地位だけは会社ヒエラルキーの頂点に君臨する社長、情報へのアンテナは常に張り巡らせています。理解力があるかは置いといて。

翌週、再び会社に行って優子さんと仕事の話をしていると、やけに嬉しそうな表情で社長が近寄ってきて、こう言いました。「PPAP、俺、歌えるし踊れるぞ」と。

お孫さんからPPAPを教えてもらったんだそうです。歌も踊りも教えてもらって完璧に覚えた、りく君に見せてやろう、とドヤ顔で。いや俺たち真面目に仕事中なんだけどね。

お構いなしにヒマそうな社長は歌い踊り始めました。

アイハブペーン、アイライクアッポー、ふーふふーふー、アッポーペーン

なんのこっちゃ。途中歌詞忘れてるし、「私はリンゴが好きです」になってるし。

しかも、阿波踊りのデータを入力されたけど不具合でおかしな動きをしてるロボットみたいなキテレツなステップを踏みながら気持ち悪く動いてるんですよ。たぶんそれがPPAPの踊りのつもりなのでしょう。

この時点でPPAPのことをまだ全く知らなかったので、「何やってんだこの人」と眺めてました。でも隣りの優子さんは大爆笑。いつもはそんなに大声で爆笑しない女性なんですけど。

で、最後の決めゼリフみたいなところがあるでしょ。ドヤ顔で「ペンパイナッポーアッポーペーン」っていうところ。曲の最も重要な、キモとなるべき箇所ですよ。

社長、ドヤ顔でポーズを決めながら最後に言い放ちました。

ペッパッピッポーアッポッポー!

公衆電話かよ。元ネタは知らないけど、違うんだろうなってのは分かった。

元ネタを知らないのもあり、意味も分からず、したがって全く笑えなかったのですが、優子さんはツボにはまったらしく腹を抱えて笑ってました。さらには近くにいた別の女性社員・ナオミさん(仮名)が大爆笑。

やりきった感を全身から発散させて社長が去った後、優子さんに確認。「大爆笑してましたけど、元ネタもあんな感じなんですか? 完成度高かったとか?」

優子さん「全然違った!(笑) でも面白かった〜!」

近くで爆笑してた女性社員・ナオミさんにも確認。「あの動き、イカに憑依されたタコみたいな奇妙な踊りが世間では人気なんですか?」

「いやあ、あの踊りと言うよりも(笑)」とナオミさん。

「珍しく爆笑している優子さんと、隣りで能面のように冷めた表情で眺めてるリクさんのリアクションが違い過ぎて(笑)」

と引きつり笑いをしながら教えてくれました。なんだよ、笑われてたのは俺かよ。

りくま ( @Rikuma_ )的まとめ

今年は社長と関わる頻度が減ってしまったこともあり、あんまり数を思い出すことが出来ませんでした。まあ覚えておく必要もないんですけど。

来年も前職の会社とは取引がありますので、今後も社長の名言は聞くことになるでしょう。何か苦笑する発言があれば再び年末にでも取り上げてみます。

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