iPad Air 2 純正カバーとケースの違いや特徴を学んでおこう

2014年10月28日

綺麗な愛機は保護せねばなるまい

先日購入した新しい愛機、iPad Air 2。

iPad Air 2
初めて買ったタブレット「iPad Air 2」購入レポート

これまでiPadやKindle、Koboなどのタブレットを1度も買ったことがなかった私。自分のライフスタイルに合うタブレットは何かを考えた結果、生涯初のタブレットとしてロックオンしたiPad Air 2が先日我が家に到着しました。

iPhoneと同じく、iPadもケースなどで保護しないと若干心配…。せっかくの愛機を傷だらけにはしたくありません。

まだiPad Air 2が発売直後ということもあり、専用のケースやカバーはほとんど発売されていません。iPad Air 2を購入した方々のブログ記事を拝見すると、Apple純正のケースやカバーを購入したという記事が多く、しかも評判が良いみたいなので、私も純正を買うことに決めました。

福岡市にある Apple Store 福岡天神で実物を吟味し、スタッフさんにもいろいろ教えてもらい、フライング購入してきました。iPad Air 2の本体がまだ到着していないのに、「気がはやる」というやつです。

事前にアプリで下調べ

純正ケースについては事前にApple Storeのアプリを使って、どんなタイプがあるのか、値段は幾らなのかを調べておきました。

Apple Store

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価格: 無料 (2014.10.27時点)
カテゴリ: ライフスタイル
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Apple Storeアプリはユニバーサル対応なので、iPhone・iPadの両方で使用できます。また、Apple Storeがお近くにない方々でも、このアプリを使えば注文・購入が可能です。

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初代の「iPad Air」と2代目の「iPad Air 2」は背面カメラの位置などで仕様が異なるため、初代のケースを購入してしまうとiPad Air 2にフィットしない可能性が高いです。アクセサリーの選択画面で「iPad Air 2」対象品のみ表示するようにフィルターをかけ、初代のものは表示させないようにします。

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▲ フィルターで絞り込んで検索すると、スマートケース(Smart Case)とスマートカバー(Smart Cover)、2つの商品がヒットしました。

上段のスマートケースは「iPad Air 2」と書かれているのでiPad Air 2に対応しており、使っても良いことが分かります。一方で下段のスマートカバーは「iPad Air」としか書かれていません。

「どういうことだ?」「この違いは何だ?」と、iPadに無知な私はここで少々混乱。

ひとまず、ここまでのまとめ。

◆スマートケースは8,800円(税別)、スマートカバーは3,800円(税別)。カバーの方が値段は安い
◆スマートケースは「iPad Air 2」に対応。しかしスマートカバーは「iPad Air 2」に対応可能かが明言されていない。
◆ケースは材質がレザー、カバーはポリウレタン。

ここまでの知識を持ってApple Store 福岡天神に行きました。ポリウレタンがレザーになるだけで5,000円違ってくるのか、結構いい素材のレザーなんだなぁ、と安易に想像してましたが、そんな安易な話ではなく2つの製品は根本から違ってました

ケースとカバーの根本的な違いとは?

Apple Store 福岡天神にてスタッフさんから丁寧な説明を受け、サンプルも見せてもらってようやくケースとカバーの違いを理解しました。しかし、Apple Storeのサイトで商品の詳細ページを見れば写真入りでキッチリ解説されてます。キチンと調べとけよ俺。

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▲ こちらがスマートカバー。カラーバリエーションは7色。

カバーは表側(=液晶面)のみを覆って保護し、裏側は何もありません。裏側がむき出しになってるので、ゴールドのiPad Air 2を買った人が「俺のiPadはゴールドやで!」とドヤ顔でアピールするには最適ですが、保護は一切してくれません。

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▲ こちらがスマートケース。カラーバリエーションは5色。

上の画像を見れば明白ですが、カバーと違ってケースは表側の液晶面だけでなく裏側も覆われていて、両面を保護してくれます

iPad Air 2は裏側のカメラが初代Airと違う位置に変更されています。なので iPad Air 2専用のスマートケースにせず、初代 iPad Air の専用ケースにしちゃうと、背面カメラが隠れて使えなくなります。

ここでようやく謎が解けました。スマートカバーは表面だけを覆う仕様なので背面カメラは関係がない。初代と本体サイズが同じだから、「iPad Air対応」と書かれてはいるけれど、iPad AirとiPad Air 2の両方で使える

一方で表と裏の両面を覆う「スマートケース」は、カメラ位置や厚さなどが最新のiPad Air 2に対応させる必要があるため、初代iPad Airのケースでは問題が生じます。だからケースだけは「iPad Air 2対応」と表記されてる。つまりiPad Air 2の専用ケースというわけですね。こちらはiPad Airでは使えない(=なぜならカメラ位置が違うから)。

カバーは片面だけで、ケースは両面。だから製品の値段も当然違ってくる。材質だけの話じゃなかったんだ、ということを理解しました。

当面はカバーを使っていく

今回私は片面だけ保護してくれるApple純正スマートカバーを購入しました。

スマートケースもなかなか魅力的だったし、特に上の画像で紹介した濃い青色のケースなんて私の好みピッタリな色なので、ほぼこれに決めかけてたんですけど、最終的にはカバーにしました。その理由は後ほど。

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▲ 私が購入したカバーはイエロー。マグネットでカチッと簡単に装着できるし、取り外しも簡単。

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▲ カバーを開けるとiPad本体が感知してスリープ状態を解除してくれます。これスゴく便利。Air 2 は指紋認証に対応してますので、カバーを開けてホームボタンに指を当てるだけでロック解除できるのはメチャクチャ快適

カバーを閉じると再び感知してスリープ状態にしてくれます。カバーの開閉だけでスリープのオン/オフをコントロールできるので、電源ボタンを押す必要がありません。

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▲ カバーは折りたたむと三角形になり、ちょっとしたスタンド代わりになります。映画を見る時には重宝しそう。この疑似スタンドはスマートカバーだけでなくスマートケースも同様の状態になるそうです。

現状、このカバーで大満足してます。当面はこれで使っていくつもり。

将来はキーボード付きケースを必ず買う

iPad Air 2を購入したら、同時に対応するキーボード付きケースを買うことも以前から決めていました。

iPadが欲しいと思い始めて以降、いろんな人からオフ会や和歌山旅行でiPadの実機を見せてもらったのですが、キーボード付きのiPad保護ケースを装着してる方々が実に多かった。文字を入力するなら絶対にキーボード付きがいいと聞きました。

しかし現時点で「iPad Air 2」に対応するキーボードは販売されていません。なので今回は「キーボードを買うまでの繋ぎ」として純正カバーを購入したのです。

追記:ロジクールからiPad Air 2対応キーボードが発売された

前述した通り、このエントリーを書いた時点ではiPad Air 2対応のキーボードが発売されていなかったのですが、その後12月にロジクールから「片面保護のカバー型キーボード」と「両面保護のケース型キーボード」がそれぞれ発売開始されました。

実は諸々の事情があり、私は上の2タイプを両方とも買いました。2つのキーボードケースの仕様や使い勝手、感想などを別エントリーにまとめています。文字入力作業が多い方々はキーボードタイプのケースやカバーを購入したほうが絶対にラクチンですよ。

りくま ( @Rikuma_ )的まとめ

文字を入力することが無いのであれば、スマートカバーは十分すぎるアクセサリーです。カバーを閉じるだけでスリープにしてくれるのは本当にラクチンだし快適。

ただ、iPad内蔵キーボードの文字入力って不便ですね。フリックしにくい。電子書籍を読むだけとか、映画見るとかだけの使用用途ならそれでもいいんでしょうけど、本格的にiPadで文字を打つ作業が増えてくるとキーボードは必須だなと感じてます。

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