トニー・スコット&デンゼル・ワシントンの作品をまた観たかった
幻と消えた6本目の新作
昨年8月に亡くなったトニー・スコット監督。晩年はデンゼル・ワシントンを主演にした作品の製作を中心に活動していましたが、そのデンゼルが監督について語っています。
デンゼル・ワシントンは、昨年8月に自殺したトニー・スコット監督と、死の1週間前に新作について話し合っていたという。W.E.N.Nが報じている。
デンゼルは、2004年の『マイ・ボディガード』や2009年の『サブウェイ123 激突』など、スコット監督の作品5本に出演しており、監督の死の1週間前には、6本目の企画について話し合っていたという。デンゼルは「トニーは、僕が麻薬を積んだ潜水艦の船長を演じる映画を作りたがっていた」とSeven誌に明かした。
さらに「時間をさかのぼって思いを巡らせるような状況に陥ったのは初めてだ。一緒に話をしたとき、監督は僕に何を言ったか。僕は何を言ったのか。1週間後、彼は自殺してしまった。僕が言った何かが原因だったのでは、とつい考えてしまう。そんな兆候はなかったのに。彼の人生に一体何が起きていたのか、わからない」とスコット監督の死が大きなショックであったことを打ち明けた。
via:デンゼル・ワシントン、故トニー・スコット監督の死の1週間前に新作について話し合ったと告白 | シネマトゥデイ(2013年1月17日)
潜水艦を舞台にした「幻の6作目」については確かに気になりますが、それよりも気になるのはデンゼルの心理状態。自分と話した直後に自殺したのであれば、自分の発言が起因したのかとショックを受けるのは仕方の無いこと。
トニー・スコット監督は1986年公開、トム・クルーズ主演の『トップガン』で一躍その名を世界に広めました。
トップガン
その後もブルース・ウィリス主演の『ラスト・ボーイスカウト』、ロバート・デ・ニーロ主演の『ザ・ファン』などヒット作を制作。
ラスト・ボーイスカウト
ザ・ファン
デンゼル・ワシントンが出演したトニー・スコット監督作品としては、前述した引用記事にもある通り
◆マイ・ボディガード
◆デジャヴ
◆サブウェイ123 激突
◆アンストッパブル
以上5本を制作。結果的に2010年公開の『アンストッパブル』が遺作となってしまいました。
クリムゾン・タイド
デジャヴ
サブウェイ123 激突
アンストッパブル
デンゼル・ワシントンは大好きな俳優さんなのですが、その中でも『クリムゾン・タイド』と『デジャヴ』は猛烈に好きで、飽きるほど何度も観ています。
りくま ( @Rikuma_ )的まとめ
幻の作品となった6本目もそうですが、トニー・スコット&デンゼル・ワシントンのコンビによる作品は好きなのが多かったので、もっともっと彼らによる作品を観たかった。残念でなりません。
トニー・スコット監督のご冥福をお祈りいたします。
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