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【EURO2016】開幕戦、殊勲のパイェが味方に潰される(6/10)

2016年6月11日

グループA「フランスvsルーマニア」

4年に1度開催されるヨーロッパサッカーの祭典「EURO」。フランスで開催される2016年大会、開幕戦は開催国フランス(FIFAランキング17位)ルーマニア(同22位)の対戦。

会場はパリ郊外サン=ドニのスタジアム「スタッド・ドゥ・フランス」。8万人収容だそうです。

▲ 開会式セレモニー、なかなか豪華。

▲ 開催国フランスは、エースストライカーのベンゼマが脅迫事件の加害者として刑事事件に発展したため、追放同然で代表落ち。

攻撃陣は長身の9番ジルー、2014年ワールドカップで台頭した15番ポグバ、5月末開催の欧州CLで準優勝したアトレティコ・マドリード所属の7番グリーズマンなどが中心となります。グリーズマンはCL決勝でPKを外しちゃったけど本人メゲてません。それで良し。

▲ 対するルーマニアは予選の全10試合を5勝5分の負け無しで突破。全試合で失点わずか2点という鉄壁の守備を誇る堅守のチーム。

ちなみにフランスは自国開催に強く、フランスで開催された1984年のEUROフランス大会や、1998年のワールドカップ・フランス大会で優勝しています。

1998年というと、フランスのエースがジダン(現レアル・マドリード監督)で、日本代表が初めてワールドカップ本戦に出場した年です。ゴン中山がジャマイカ戦で初得点したけど骨折した年です。

さて、試合レビューですが。

前半は両チームとも互いに慎重な動きに終始。決定的な場面もほとんど無し。緊張してたんかな。

ルーマニアは前半、ゴール前の混戦であわや得点というシーンが1回だけありました。これはキーパーのロリスが見事な反応で阻止。この反応は素晴らしかった。

前半、フランスがゴールを脅かされたのはこの時くらい。

一方のフランスは、7番グリーズマンが惜しいシュート2本。うち1本はヘディングシュートがポスト直撃。

9番ジルーはゴール前でヘディングシュートを1本外した以外は前半ほとんど姿が見えず。

前半はそのまま0-0で終了。試合が動いたのは後半12分。

▲ コーナーキックの流れからフランス8番パイェがセンタリング。

ルーマニアのGKタタルシャヌはキャッチングに行くも、フランス9番ジルーと競り合いになったことでボールに触れることが出来ず、ジルーの頭に当たって後方へ。

ボールはゴールに吸い込まれてフランス先制。ここまでパッとしてなかったジルー、記念すべき大会初ゴールをゲット。

その5分後。後半17分、ルーマニア10番スタンチュがペナルティーエリア内に突進。フランス3番エヴラが足を出してスタンチュを倒してしまい、主審はPKの判定。

▲ キッカーはルーマニア19番スタンク。落ち着いてキーパーの反対側へ蹴り込む。先制点から10分経たずにルーマニア同点。試合は振り出しに戻ります。

このまま引き分けかと思われた後半44分。

▲ フランス8番パイェがペナルティーエリアの外側からミドルシュート。ゴール右上の隅に決まり、土壇場でフランス勝ち越し。スタジアムは大騒ぎ。

歓喜のパイェ、絶叫しながらベンチに向かって走る。

▲ パイェを追い掛けていたジルーに足を引っ掛けられ、さらに突き飛ばされ、コケるパイェ。

▲ ベンチまであとわずかだったのに、辿り着けず無念のパイェ。

このまま試合は2-1で終了。開催国フランスが貴重な勝ち点3をゲット。殊勲のパイェは1ゴール1アシスト。

一方、予選10試合でたったの2失点だったルーマニアが開幕戦だけで2失点。これもサッカーの恐ろしさ。でもまだ1試合ですので、どうなるかは分かりません。

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▲ まだ1試合とは言いつつ、フランスは初戦を勝利で終われたのはデカいでしょうね。ホームのアドバンテージもあるけれどプレッシャーも相当なものでしょうから。

6月11日の試合予定

大会2日目、6月11日に予定されている試合は以下の通り。

◆グループA 「アルバニア vs スイス」
◆グループB 「ウェールズ vs スロバキア」
◆グループB 「イングランド vs ロシア」

「スピードスター」と称されるウェールズのベイルや、キャリアもテクニックも頭頂部も円熟味を増しているルーニーなどスター選手が早くも登場します。

ではでは、大会初日のEUROレビューでした。

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