決勝トーナメント1回戦 オランダ vs メキシコ
via:FIFA.com
決勝トーナメントも今日で2日目。グループリーグの3戦目は「1日4試合」あってさすがに見るのも書くのもシンドかったのだけど、決勝トーナメントに入って「1日2試合」になり、ラクになるなーと思ったらむしろシンドイのよね!
そんだけ昨日も今日も激戦でごわした。
試合前の風景。オランダのファンペルシーとメキシコのエルナンデスがハグしております。2人は同じ所属チーム、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のチームメイト。
昨日は出場した4チーム全てが南米勢。今日出場するメキシコとコスタリカは「北中米」のカテゴリーになります。南米や北中米のチームは開催地のブラジルと近いので、この試合もメキシコのサポーターが多数詰めかけてました。
メキシコ国歌の大合唱。
彦摩呂も熱唱。
オランダは、イエロー累積2枚で前の試合に出場できなかったファンペルシーが戻ってきました。怒濤のスピードと高さによる超攻撃型チーム。
対するメキシコはGKオチョアを軸とする強固な守備と、スムーズなパスサッカーによる多彩な攻撃が信条のチーム。
前半9分、オランダ守備の要ともいえる「武闘派」6番デヨングがいきなりの交代。試合開始してから10分も経たない交代にビックリ。怪我か?
前半はどちらのチームも「相手のボールを奪ってカウンター」という攻防にはならず、どちらかといえばオランダの方が攻めるのに手こずってた印象。
今日のオランダvsメキシコ戦は、会場の気温や湿度が高かったこともあり、前半30分と後半30分の2回、それぞれ約3分間ほどの給水タイムが設けられていました。給水タイムの間は主審が時計を止め、選手たちはベンチ前で水分を補給しつつ、監督や仲間との戦術確認などに利用していました。
この給水タイムが試合のカギを握ることになります。
前半はお互い得点なし。後半始まってすぐ、メキシコ10番ドスサントスがPA外からミドルシュート。これが見事に決まってメキシコ先制。オランダは守備ブロックのほんの少しの隙間を突かれた形。
「祝勝会の店、予約してくるで! 焼肉!!」
貴重な先制点を取り歓喜のドスサントス。うちの子供の友達で、ドスサントスと全く同じ顔してる男の子がいるんですよ。どうでもいいんだけど。
1点をリードして、あとはそのリードを守るだけのメキシコ。後半11分には、オランダのコーナーキックから3番デフライがズドンとシュートを放つもGKオチョアがスーパーセーブ。たぶん0.1秒くらいのスピードだったと思うのだけど、オチョアは反応して手を出してた。モグラ叩きメッチャ上手いに違いない。
後半28分、今度は快足ロッベンがドリブルで独走し、オチョアと1対1の局面でシュート。しかし守護神オチョア、カラダでブロック。この人、ほんとスゲー。
オランダは後半11分に調子のいい21番デパイを投入し、前線を3トップにした辺りからようやく攻撃が活性化され、徐々に優勢となっていくんですけど、ことごとくメキシコの守備網に止められ、突破しても最後の砦・オチョアに防がれる展開。
後半30分、なんとオランダベンチはエースの9番ファンペルシーを下げてしまい、19番フンテラールを投入。確かに今日のファンペルシーは全然ボールが回ってこず、ほとんど活躍できてなかったのだけど、1点負けてる状態でエースを引っ込めて大丈夫なのか、と正直私はビックリしてました。
で、ファンペルシーが交代してすぐ、2回目の給水タイム。なぜこのタイミングで交代だったんだろ、と更に分からなくなる私。
この時、給水してるオランダの選手たちにファンハール監督が熱弁をふるってる様子は国際映像で流れてました。叱咤激励してるんだろうな、くらいに思ってたんですけど、そうじゃなかったことが後で分かります。
いよいよ残り15分。もう攻めるしかないオランダは自陣から長いロングフィードを前線に蹴り込むパワープレーを多用し始めます。しかしメキシコ守備陣も、パワープレーと分かっていながら簡単に決めさせてくれるほど甘くはない。
さらにはメキシコのゴール近くまで攻め込んでコーナーキックを獲り、メキシコよりも高い身長を活かしたセットプレーも狙いますが、ことごとくオチョアやDF陣に潰されてしまう。どんどん時間は経過していきます。
後半43分、オランダが実に10本目となるコーナーキック。これを19番フンテラールがゴールの反対側、遠い位置にヘディングで落とす。そこに走り込んだ10番スナイデルが弾丸シュート。
あのオチョアが1歩も動けない弾道でドカーンと決まった。オランダ、残り2分のところで同点に追い付いた!
「オチョアアアアーーーッッッ!!!」
これ、見事なサインプレーだったと思うんですけど、それまでずっとコーナーキックのボール軌道が低かったりニアの位置ばっかりで、ことごとくメキシコ選手が外に出して防いでたんです。ゴール中央付近のキックは全部GKオチョアの守備範囲だったからキャッチやパンチングで防がれてた。
で、この10本目のコーナーキックは、ニアサイドではなくファーサイド、つまり反対側にいる19番フンテラールを狙って蹴ってました。フンテラールはオチョアよりも随分離れた位置にいたので、オチョアはボールを取ることもパンチングで出すことも出来ない位置。
身長187センチのフンテラールはハイボールに競り勝ってヘディングに成功。しかも、落とした先がゴールの方向じゃなくて自陣ゴールの方向。ゴール近くの人へのパスじゃなくて、ゴールから離れてる人へのパスでした。そこにPAの外から走り込んできたスナイデルが遠目からズドーン。
ファンペルシーからフンテラールに交代させた意図は、これがやりたかったからのようです。決定力のあるファンペルシーが封じ込まれてたので、高さもあってポストプレーもできるフンテラールに賭けた。ファンハール監督の采配がズバリ的中したってことです。
前回南アフリカ大会では得点王だったスナイデル。しかし今大会ではほとんど目立った活躍が出来ていませんでした。
日本代表の長友がセリアAのビッグチームであるインテルに移籍した時、当時インテルに在籍してたスナイデルが長友を常に気に掛けてくれて、親友同士となった長友&スナイデルの写真やニュースを見た日本のサッカーファンは「スナイデルってイイ奴やー!」と、すごく身近に感じたと思うんです。
南アフリカW杯で日本から得点を奪った相手でもあるんだけど、長友がイタリアで大活躍するキッカケを作ってくれた恩人でもあるスナイデル。私も例に漏れずスナイデルのことは大好きなんですけど、そんなスナイデルの復活ゴール、すごく嬉しかったなあ。
さあ、同点となって試合時間は45分が経過。あとはアディショナルタイムで決着つかなければ、昨日に続きまたも延長戦か、と思ってたんですけど。
後半47分、ロッベンがゴールすぐ近くまでドリブルで突進。切り返したところをメキシコ4番マルケスの足に引っ掛かる。
ロッベン倒れ、主審は笛を吹いてPKの判定。メキシコ選手はロッベンのシミュレーションを訴えるも判定変わらず。ロッベン、よくダイブする選手なので今回もワザとコケたなと思われてますが、本人「最後のは本当にコケた」と妙な否定の仕方を試合後にしてました。
PKを蹴るのはロッベンでもスナイデルでもなく、ファンペルシーと交代し、同点ゴールをアシストしたフンテラール。
ものすごいプレッシャーの中、見事にPKを決めたフンテラールは歓喜のジャンプ。1得点1アシストの大活躍ですよ。スゴイわ。
そしてオランダが試合終了直前の5分間で劇的な大逆転。これがあるんですよ。最後まで何があるか分からない。
このまま2−1で試合終了し、オランダの勝利。アディショナルタイムを含めると、あと10分耐えることが出来ていれば、まさかまさかのオランダ1回戦敗退、そしてメキシコが一気にダークホースとなるところでした。
後半40分の時点で、私は完全にオランダが負けたと思ってました。メキシコの守備は完璧だったから負けるとは全く思えなかった。もし仮に同点に追い付かれて延長も決着つかずにPK戦となったら、それこそオチョアの独壇場でしょ。
それがまさかの逆転劇ですからね。あのスペインが5失点して惨敗した時と同じ感情で、「あのオランダがここで負けてしまうんや…」と寂しい気持ちになってたのに。いやはやー。
オランダ逆転劇は、後半30分の給水タイムでファンハール監督が選手たちに戦術変更を告げてたことから始まったようです。あのとき熱弁をふるってたのは、実は戦術変更の指示だったんですね。ニュースを見て驚きました。
グループリーグ3試合で計10得点を挙げているオランダだが、30℃を超える猛暑のなかで行なわれたこの試合では、暑さにも苦しめられ、後半開始早々の48分にFWジオバニ・ドス・サントスのゴールでメキシコに先制を許す。その後もゴールを奪えず苦しい展開が続いたオランダだが、75分過ぎに取られた給水タイムがオランダにとって大きな転機となる。給水タイムは試合を一時中断し、全員がベンチ前に戻るため、戦術の確認を徹底できるというメリットがある。ファン・ハール監督はこの機会を最大限活用し、戦術変更を指示した。
すると、終了間際の88分、オランダはCKのこぼれ球をMFヴェスレイ・スナイデルが叩き込んで同点。さらにロスタイムにFWアルイェン・ロッベンが倒されてPKを獲得すると、途中出場のFWクラース・ヤン・フンテラールがこれを沈め、残り2分からの逆転劇で準々決勝進出を決めた。
試合後、ファン・ハール監督は「給水タイムに“プランB”に変更した。こうしたブレイクタイムを活用するにはいい手だろう」と、給水タイムを上手く使った指示が、チームに勝利をもたらしたと振り返った。
同監督はまた「湿度の高さは敵となったが、我々はメキシコよりもフレッシュでコンディションもよかった。我々は敗退からなんとか免れた。それでも4-3-3のシステムであればより多くのチャンスを作り出せることを示したし、選手たちは非常にスムーズに移行してくれた」と、試合中の戦術変更に柔軟に対応した選手を称えている。
via:ISM
3-4-1-2でスタートしたオランダ代表は後半3分に先制を許すと、試合の中で4-3-3、4-2-4へとシステムを変化。攻撃の圧力を強めていき、後半43分の同点弾、後半アディショナルタイムの逆転PKへとつなげた。
左のウイングバックで先発したFWディルク・カイトは後半11分からは右のウイングバックに回り、後半31分にFWクラース・ヤン・フンテラールが投入されると、右ウイングにポジションを上げた。この試合がオランダ代表史上7人目となる国際Aマッチ100試合目の出場だったカイトは「彼は世界最高の戦術家だ」と、ルイス・ファン・ハール監督の手腕を称えた。
「システムが変わったことは問題なかった。僕らは何をすべきか正確に分かっていたからね。彼はすでに試合前から『リードを許す展開になったらシステムを変更する』と僕らに話していたんだ。残り15分から4-3-3になった。FWを増やし、ロングボールを入れて、セカンドボールを拾えと指示されていた」
シンプルにロングボールを放り込み、フンテラールの高さを生かす。後半43分、右CKをフンテラールが落としたボールをMFウェズレイ・スナイデルが右足ダイレクトで蹴り込み、同点。後半アディショナルタイムにはMFアリエン・ロッベンの獲得したPKをフンテラールが決めた。土壇場での逆転劇。次期マンチェスター・ユナイテッド監督に内定している名将の采配が光った。
via:ゲキサカ
ファンハール監督の閃きと戦術、そしてその戦術を試合中を通して臨機応変かつ柔軟に対応した選手たち。素晴らしいですね。これがワールドクラスなんだな。
一方、惜しくも敗れたメキシコのエレーラ監督も、大会直前にドタバタで監督就任したにもかかわらずメキシコを決勝トーナメントまで導いた手腕は高く評価されたようです。
大会を盛り上げてきたメキシコは残念ながらここで敗退。大陸間プレーオフの末に本大会出場権を獲得し、W杯登録メンバー発表後にフアン・カルロス・メディーナ、ルイス・モンテスと負傷離脱者が相次ぐなど苦悩続きだったことを考えると、ここまでチームを立て直したエレーラ監督の手腕は見事だったと言える。
1994年のW杯米国大会から6大会連続で決勝トーナメント進出という偉業を成し遂げた一方、6大会連続で決勝トーナメント1回戦敗退と、いま一つ殻を破り切れずにいるのも事実で、今後はさらなるレベルアップが求められる。同国サッカー連盟はこれまでの実績を評価し、どうやらエレーラ監督を続投させる模様。次のW杯では、もう少し長い期間、大会にとどまり、さまざまな話題と素晴らしいプレーを提供してほしいものだ。
via:スポーツナビ
当ブログのエントリーでも毎回「彦摩呂」という愛称で(愛称じゃねえよ)親しみを込めつつネタにしていたエレーラ監督の姿が今大会から消えるのは残念ですが、また次回W杯でその太っ腹なのに切れ味鋭い大げさ過ぎるアクションを見せてもらえれば嬉しいです。
「オランダの奴ら寿司つまみに行くってマジか!」
○オランダ 2 – 1 メキシコ●
【得点】
(メキシコ)ドスサントス(後半3分)
(オランダ)スナイデル(後半43分)
(オランダ)フンテラール(後半49分)
決勝トーナメント1回戦 コスタリカ vs ギリシャ
via:FIFA.com
さて、昨日のブラジルvsチリ戦レビューと同じく、今日も1試合目で既に燃え尽きそうになってるんですが、2試合目は更にハードな展開となりました。
死の組グループDを無敗で勝ち上がる「完全下克上」を成し遂げたコスタリカ。
日本も入ってたグループCを2得点だけで勝ち抜いちゃったギリシャ。両チームともサプライズと言える決勝トーナメント進出。
実はコスタリカもグループリーグの3試合で奪われた得点が1点のみ。GKナバスもメキシコのGKオチョアと同じく、今大会まだ1失点なんです。
オチョアは特にブラジルとの対戦があり、ネイマールなどの猛攻を驚異的な反射神経で次々と好セーブしたことでセンセーショナルに報じられ話題となったんですけど、コスタリカは「勝ち上がってること自体」がセンセーショナルだったのと、ナバスがスーパーセーブを連発するような試合展開でもなかったため、今まではそれほど騒がれていませんでした。
試合が動いたのは後半7分。次々とパスを繋いだコスタリカ、最後は7番ボラニョスが中央に転がしたパスを10番ルイスがダイレクトで蹴り込む。
それほど速いシュートではなかったんですが、飛んだコースが良かったのと、ギリシャGKカルネジスとシュートを打ったルイスとの間にギリシャ選手が一人立っていて、ちょうどシュートを打つ姿が隠れてしまっていたため、キーパーは反応することも出来ず、ゴールの中にコロコロと転がって入っちゃった。
日本との強化試合でも先制点を入れたルイス。今日もしっかり決めました。さすがエース。
しかし、コスタリカにとって幸せな瞬間は、ここまででした。
後半21分、ドリブルしていたギリシャ20番ホレバスの足を引っ掛けて倒したとして、コスタリカ6番ドゥアルテに2枚目のイエロー、転じてレッドカードで退場。
今日の主審、ベンジャミン・ウィリアムスはグループHのベルギーvs韓国戦でも1発レッドを出した人物。あの時も相当ムカついたんですけど、今日のレッドもないわ。
あの試合の意味不明なジャッジングがあって、それでも今日また主審してるってことは、FIFA自体もあのジャッジを認めたってことなんだろうな。
今日もこの主審、何かに取り憑かれてるんじゃないかってくらい、
カード出すわ出すわ。これで試合をコントロールしてるって言うのか? なんだかブチ壊された気分になってしまった。
今日の試合で出したカード枚数、イエロー7枚にレッド1枚ですよ。出せばいいってもんじゃないでしょ。取引先で新品の名刺を配る新入社員じゃねえんだからさ。
10人で闘うことになっちゃったコスタリカ。当然ながら虎の子の1点を守り切るしかないわけで、守備固めに入ります。前線に9番キャンベルの1人だけを残し、あとは全員でベタ引き。
あと数分でコスタリカ逃げ切り!ってなりそうだった後半46分、サマラスからのロングフィードから17番ゲカスのシュートはGKナバスが弾くも、こぼれ球を19番パパスタソプーロスが蹴り込む。
コートジボワール戦に続き、またしても試合終了間際の土壇場でギリシャはゴールを決めました。本来なら劇的なんですけど、主審がカード出し過ぎてウンザリしてたせいもあり、なんだかガックリきてしまった。
ここまで1失点だったGKナバス、無念。しかしこの日はスーパーセーブを連発してました。前半37分にはギリシャ20番ホレバスの素晴らしい左クロスにドンピシャのタイミングで14番サルピンギディスがダイレクトシュート。しかしナバスが足で止め、解説の岡田さんがスゲーなーと誉めてました。
試合は1−1のまま延長戦に突入。人数が足りないので攻め上がれないコスタリカを尻目に、ギリシャが猛攻に次ぐ猛攻。しかしナバスが決めさせない。
延長後半7分には、ギリシャのカウンターでコスタリカの守備が2人しかおらず、対するギリシャは5人。5対2の圧倒的不利な大ピンチをナバスがスーパーセーブで防いだ。延長後半16分にも、ギリシャ9番ミトログルとナバスが1対1。またもナバスがシュートを足で止めて得点を許さない。
10人しかいないコスタリカは、延長戦もノースコアで耐えて、PK戦に持ち込むしか手がなかった。それって相手のギリシャが日本との試合で選択した作戦そのもの。
思惑どおり延長でも決着つかず、コスタリカはなんとかPK戦まで踏ん張りました。PK戦の開始前にギリシャのサントス監督が主審と何やらモメた挙げ句に退席処分となってましたが、何を言ってたの? 監督も主審も訳が分からない。
PKは先攻がコスタリカで後攻がギリシャ。両チームとも3人目までは綺麗にPKを決めて3−3。
コスタリカ4人目がPKを決めた直後、ギリシャ4人目の17番ゲカスはナバスが見事に止めた!
コスタリカは5人目もキッチリ決めて、なんとか勝利。苦しかったねー。これであの主審にレッド出されたチームは2戦2勝だな。
PKを外してしまったゲカスは涙ナミダ。気の毒な気もしますが、この人、今日の試合で2度ほど、ゴール前で急にボールが来てしまい(日本ではQBKと称したりもしますが)、突然ボールがカラダに当たって「あ。」と思ったらゴールキックになってた、というシーンがありました。同点ゴールの時もこの人は外してるし、ツキがなかった。
一方、コスタリカの守護神ナバスは今日の試合で一気に評価が高まったと思われるほどスーパーセーブの連発。
メキシコのオチョアが敗退してW杯から去ってしまった今、オランダにとっての次なる脅威として立ちはだかることになりました。今度はオランダ攻撃陣vsナバス。楽しみです。
そのナバス、観客席にいた美人とチューしてました。帰り道に犬のウンチ踏んでしまえ。
△コスタリカ 1 – 1 ギリシャ△
※PK戦 ○コスタリカ 5 – 3 ギリシャ●
【得点】
(コスタリカ)ルイス(後半7分)
(ギリシャ)パパスタソプーロス(後半46分)
今日ベスト8に勝ち進んだのはオランダとコスタリカ。次の準々決勝で両チームは対戦します。コスタリカがもしもオランダに勝ったら、今回の下克上は大会の歴史に残りますよ。
得点王ランキング(6月30日現在)
2位 ミュラー(ドイツ) 4得点
2位 メッシ(アルゼンチン) 4得点
2位 ネイマール(ブラジル) 4得点
5位 ファンペルシー(オランダ) 3得点
5位 ロッベン(オランダ) 3得点
5位 ベンゼマ(フランス) 3得点
5位 シャキリ(スイス) 3得点
5位 エネル・バレンシア(エクアドル) 3得点
今日試合があったロッベン、ファンペルシーともに無得点。前日と変わりありません。
18日目の見どころ
18日目となる7月1日(火)は決勝トーナメント1回戦「フランスvsナイジェリア」「ドイツvsアルジェリア」の2試合が行われます。
昨日今日と1回戦の4試合が行われ、全ての試合でグループ1位のチームが勝ち抜けています。つまり順当な結果ということなんですけど、その法則でいけば今度はフランスとドイツが順当ってことになります。この法則を崩すチームが出てくるのかどうか。今大会はサプライズが多いので分かりませんよ。
以上、17日目の試合レビューでした。
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