[ブラジルW杯]メッシ頼みからアルゼンチンは脱却できないと厳しい[7/2]

2014年7月3日

決勝トーナメント1回戦 アルゼンチン vs スイス

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via:FIFA.com

決勝トーナメントも今日で4日目。1回戦8試合のうち最後の2試合が行われました。

ここまで3日間で6試合が行われた決勝トーナメントですが、そのうち3試合が延長戦までもつれこみ、うち2試合はPK戦での決着。さすがにグループリーグを勝ち抜いたチームとなると拮抗しているし、中にはグループリーグを通して実力をアップさせたチームがあるかもしれません。コスタリカなんてまさにそうなのかも。

日本がコロンビアに負けて予選敗退が決まった時、「まだまだW杯は終わらない」と私はエントリーに書いたし、同じように考えた人も多いはずです。1つは日本が負けた悔しさを紛らわせるための自己暗示みたいなものでしょうけど、決勝トーナメントからこそが面白いんだ、と思ってたのも事実。負け惜しみでも何でもない。

そんなこんなで1回戦は今日が最終日。残りの4チームが準々決勝進出を賭けて闘ったのですが、今日もまたまた延長決着でした。しかも2試合とも。どうなっとんねん。

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今大会は南米勢の躍進が目立ちます。今日の1試合目もスタジアムは南米アルゼンチンのサポーターが多数を占めてました。しかし面白かったのは、アルゼンチンに大声援、スイスにブーイングだろうと思ってたら、アルゼンチンにもブーイングが飛びまくってたこと

スイスからのサポーターも実は多く駆け付けてるのか?と思ったら、どうやら地元ブラジルのサッカーファンも多数来ていて、ブラジルの人たちがアルゼンチンにブーイングしてたらしいです。同じ南米勢というカテゴリーではあるけど、母国ブラジルの強敵になりそうな国は負けてくれ、ってことなんでしょう。シビアだ。

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アルゼンチンは前線の4選手(メッシ、アグエロ、イグアイン、ディマリア)のことを「クアトロ・ファンタスティコ(=英語だとファンタスティック・フォー)」と称するんですけど、今日はその一角、アグエロが怪我のため出場できず。

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対するスイスは前の試合で23番シャキリがハットトリックを決めて本領発揮。19番ドルミッチとのホットラインが強力です。

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アルゼンチンは前述した「クアトロ・ファンタスティコ」と呼ばれる4人での強力な攻撃が売りなんですけど、実際のところはメッシが良くも悪くもカギを握ってます。メッシが良ければ勝つし、メッシが悪ければ負ける。

「優勝候補の一角」と称するメディアもありますけど、私はアルゼンチンが優勝候補とは思えなかった。メッシの調子がどうなのか、フタを開けてみないと分からないし、特に今大会前は体調不良が伝えられてたこともあって、アルゼンチンに関しては予測不能でした。

結果的にメッシが3試合連続で得点を決めての首位通過となり、アルゼンチンはダークホースかもしれないって書いたんですけど、まだやっぱり位置付けとしてはダークホースなんですよね。優勝候補までは行かない。なぜなら、メッシがコケたらこのチームはコケるから。

今日の試合は特にその「メッシ頼み」というか「メッシ依存」が顕著かつ深刻でした。アグエロが欠場した影響もあったのかもしれませんが、キーパーを除くフィールドプレイヤー9選手と、メッシとのレベル差みたいなものが今までで最も浮き彫りになった気がします。

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メッシには常に3人、多い時だと4人がマークしてます。メッシ自身はそれを承知の上でプレーするし、他のアルゼンチン選手たちも当然分かってるはずなんですよ。メッシが4人を引き付けてくれてるってことは、他のスペースには(キーパー除いて)残り6人しかいないってことなんです。しかしそれを誰も活かせない。

「アルゼンチンはメッシだけ」という意味とはちょっと違うんです。いくらメッシがスーパースターだからと言って、一人のチカラだけでは決勝トーナメントまで来ません。んなこたぁ分かってます。

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7番ディマリアは今日大活躍してましたけど、今日だけじゃなくてグループリーグでもずっと活躍してるのは知ってます。すごい個人技の連発も毎試合見てるし、今日も解説の岡田さんが「ディマリア巧いなぁ〜」と唸ってました。

ただ、ディマリアが巧みなドリブルで突破したり、あるいはメッシが3人4人をかわして敵陣に突入しても、その後が失敗だらけなんですよ。パスを出した相手がシュートをミスしたり、キーパーの正面だったり、相手にボールを奪われたり。ディマリア自身もミドルシュートをフカしまくってました。もちろんメッシもパーフェクトじゃないから時にはミスをします。

イラン戦が典型的で、いろいろやってもイランの守備陣を崩すことが出来ず、試合終了直前にメッシがPA外からミドルシュートを決めて劇的な1-0での勝利となったんですけど、結局は相手の守備陣形を最後まで崩せずに終わってるんです。メッシの最後の1発がなかったら、今大会のアルゼンチンはヤバいぞってなニュアンスになってたように思います。

今日も前半後半90分見ていて、アルゼンチンが得点する匂いは全然しませんでした。フィニッシュでミスばっかりなんやもん。

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対するスイスは前の試合でようやくシャキリが覚醒して3得点したり、1トップのドルミッチが華麗な個人技で相手を翻弄しまくっての2アシストでした。

いつもはサイドに位置してるシャキリが前の試合は真ん中に位置してて、相手からボールを奪ってのカウンターでシャキリが中央を怒濤の勢いで走り込み、そこにパスして3得点、って感じだったのですが、今日のアルゼンチン戦ではいつものサイドに戻ってました。

サイドでアルゼンチン選手を何度も振り切ったり、ゴール前にクロスを上げたりもしてたんですけど、こちらもアルゼンチンと同じですね、それを決めてくれる選手がいない。あるいはアルゼンチンの守備陣が防ぐ。

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今大会は各チームともキーパーの活躍が物凄くて、再三のピンチをキーパーの好セーブで防ぐというシーンが毎試合見られます。が、アルゼンチンのGKロメロは他チームのGKと比べて1枚落ちる感じですね。解説の岡田さんも「ちょっと危なっかしいね」と評してました。

前半だったか、スイスがカウンターでロングボールを前線に放り込み、アルゼンチンの守備が誰もいない場所にドルミッチが走り込んだ場面で、GKロメロは前に出ようとしたものの、途中で迷った結果、PA内にとどまったというシーンがありました。

前に出過ぎて途中で止まったGKロメロの動きを見て、ドルミッチはフワリと浮かせて頭上を越すループシュートを狙ったんですが、キックを失敗したためロメロがキャッチ成功。結果的に何事もなかったんですが、もしキック失敗してなかったら1失点。

昨日のドイツ戦を見たから余計に思うけど、これが(ドイツGKの)ノイアーだったら確実に飛び出してボール蹴り出してたよねー」と解説の岡田さんが笑いながら語ってました。ノイアーの例は極端にしても(笑)、あっぶねえなーと思わせられたロメロの守備シーンでした。

岡田さんも「ロメロが下手だと言ってるわけじゃない」と前置きしてましたし、私も同感。要するに、他チームのGKが今大会はスゴすぎるんですよ。比較対象がスーパーなので、ロメロが普通のプレーしてても「なんか危ねえな」と思ってしまうのかもしれません。

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一方のスイスGKベナーリオ、今日は好セーブ連発でした。フランス戦ではベンゼマのPKも止めたし、今日も危ない場面を何度も好守で救ってました。なんでフランス戦で5失点したのか今も分からん。

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両チームとも決め手を欠き、90分で決着つかず延長戦へ。

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PK戦かと思われた延長後半13分。アルゼンチンはカウンターからボールを持ったメッシがドリブルを加速させてPA近くまで侵入。試合後のコメントによれば、自分でシュートを打つつもりだったんだそうです。

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しかし右側で完全フリーだったディマリアにパス。これをディマリアが決めて、ようやくアルゼンチンが先制。

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ディマリアは延長後半の開始直後にもミドルシュートを枠内に打ったけど、スイスGKに好セーブされていました。何度も何度もシュートを決められず、しかし最後に決定的な仕事をやってのけたディマリア。お見事でした。

点を取るしかないスイスはGKベナーリオも上がって全員攻撃。

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延長後半16分、コーナーキックをGKベナーリオがオーバーヘッドでシュートするも決まらず。こぼれ球からの右クロスを15番ジュマリがドンピシャでヘディングを打つが、無念のポスト直撃。これ決まってたらPK戦だったのになぁ。

さらには延長後半19分に、敵陣ゴール正面でシャキリが倒されFK獲得。倒されたシャキリ自身が左足を振り抜いてFKを蹴るも、アルゼンチンの壁が阻止。ここで試合終了。

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勝利が決まり、輪になって喜ぶアルゼンチン。放心状態で立ち尽くしたり、ピッチに倒れ込んでしまうスイス。これが勝負。あと一歩のところでスイスは勝ちを逃しました。

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今大会限りでの監督生活引退を表明していたスイスのヒッツフェルト監督は、残念ながら今日が最後の試合となってしまいました。お疲れ様でした。

グループリーグの3試合すべてを1点差で勝ちきり、今日も1点差で逃げ切ったアルゼンチン。なんだかんだで今日の得点はメッシのドリブル突破がたぐり寄せたものでした。ずっとメッシを封じ込めてたスイス守備陣も最後は追えなかった。

準々決勝以降もメッシは更にマークされることでしょう。今日以上にマークが万全だったら、そしてメッシ以外の攻撃陣が「メッシ頼み」から脱却できず今日のようにミス連発してるようであれば、アルゼンチンは厳しいと思います。

【試合結果】
○アルゼンチン 1 – 0 スイス●

【得点】
(アルゼンチン)ディマリア(延長後半13分)

決勝トーナメント1回戦 ベルギー vs アメリカ

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via:FIFA.com

1回戦最後の試合は、グループHを1位通過したベルギーと、結果的に最激戦区となったグループGを2位通過したアメリカとの対決。

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ベルギーは3戦全勝で1位通過したものの、得点数は4点のみ。すべて1点差で勝利していて、耐えて勝ち抜いてるという感じのチーム。一方アメリカは、とにかく運動量が豊富。あきらめない闘志も素晴らしいチームです。

グループHの3試合で不調だったベルギー9番ルカク、今日は遂に先発から外されてしまいました。代わって1トップに先発したのは弱冠19歳の17番オリジ。今大会で既に得点を決めています。

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試合開始直前に握手、その後も少し語り合ってたアメリカのクリンスマン監督(左)と、ベルギーのヴィルモッツ監督(右)。クリンスマンはずっとドイツ代表の主将をしてた程の有名選手だし、私も現役時代のクリンスマンの試合を見たことがあります。

一方のヴィルモッツもベルギー代表の元選手で、2002年の日韓W杯ではグループリーグ3試合全てで得点を決め、日本戦でも得点を決めてます。その試合は見てたはずなんだけど、さすがに相手チームの得点した選手名までは覚えてなかった。

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試合は前半の途中から延々とベルギーのペース。ひたすらアメリカのゴール前でシュートを打ちまくり、コーナーキックを蹴りまくってました。アメリカはずっと守備に追われるばかり。時々カウンターを仕掛けるもボールを奪われて帰陣するしかなく、セカンドボールもベルギーに取られ続け、攻撃する時間を与えてもらえない。

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その猛攻を耐え抜いたアメリカGKハワード。今大会はキーパーが目立ちまくってますが、今日のハワードも神がかってました。どんだけベルギーがシュートを打っても止める止める。

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後半30分には、スルーパスに合わせて飛び出したベルギー11番ミララが決定的なシュートを放つもGKハワードが爪先に当てて防いだり、他にもスーパーセーブの連発。

ハワード、好セーブの連発で大会新記録を樹立していたようです

 同試合にフル出場したアメリカ代表GKティム・ハワードが、ワールドカップ歴代最多のセーブ数を記録した。大手メディア『ESPN』などで記者を務めるアラシュ・マルカジー氏が、自身のツイッターでデータを明かしている。

 アメリカは、120分間の激闘で38本ものシュートを浴びた。マルカジー氏によれば、ハワードのセーブ数は16で、大会歴代最多。

via:マイナビニュース

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後半8分、ベルギー5番フェルトンゲンのクロスに飛び込んだ17番オリジ、ボールを足に当てることが出来ず、勢いよく自分自身がゴール!

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長身アフロの8番フェライニは、初戦こそ途中交代直後に得点を決めたものの、以降の試合ではパッとしません。今日はパスミスの多いこと多いこと。長身選手は空中戦に強いものの足元が下手と言われる中、フェライニは足元も巧いなんて話を聞きますけど、今日の試合を見る限りでは足元かなりマズイぞ。マンUでもあれではマズイぞ。

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ひたすら攻めまくったベルギーと守りまくったアメリカ。無得点のまま90分が終了して延長戦に突入。前半後半あわせてベルギーが打ったシュート数は実に30本。対するアメリカはわずか5本。両極端な結果ながらどちらも無得点。

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ベルギーは延長前半開始時に、ベンチスタートだった9番ルカクを17番オリジに代えて投入。オリジよりも更に俊足なルカクの投入は、疲れて足が止まりつつあったアメリカには脅威だろうなぁと思ってた矢先に、いきなりルカクがブッ飛んだ!

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延長前半2分、アメリカのボールを奪ったベルギーがカウンター。自陣からのロングパスをルカクがトラップで巧く抜け出し高速ドリブルして中央へクロス。受けた7番デブルイネがフェイントで相手DFをかわし蹴り込む。ボールはGKハワードの横をすり抜けた。

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ベルギー、31本目のシュートでようやく先制点。ルカクが4試合目にしてようやく本領発揮し、その速さを改めて見せつけてくれました。

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延長前半15分、またもベルギーのカウンター。7番デブルイネがドリブルで走り、中央に走り込んだ9番ルカクにスルーパス。これをルカクが見事に決めてベルギー2点目。

ルカク、喜び勇んでTVカメラにチューしてました。シャキリといいルカクといい、お前らカメラにチューするということは俺とチューするのに等しいということやぞ分かってんのか。コッソリやろうよコッソリと。

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1点目と同じコンビで、今度はデブルイネがアシスト、ルカクが得点。俊足ルカクの投入が見事に的中した形で、采配に応えたルカクもこれで覚醒したことでしょう。アメリカ選手たちは足が止まって追いかけられなかった。

しかし、ここで終わらないのが今大会なんです

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延長後半2分、アメリカ4番ブラッドリーがフワリと浮かせて上げた後方からのパスを、交代したばかりの16番グリーンがノートラップで振り向きざまのダイレクトボレー。

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これが見事に決まってアメリカ1点を返しました。これがあるのよブラジルW杯って。

昨日のドイツvsアルジェリア戦でアルジェリアが最後に1点を返した時、私は感動で泣いてしまったんですが、今日アルゼンチンvsスイスを解説した日本代表前監督の岡田さんも「あの試合はスゴかった、アルジェリアを好きになっちゃいましたよ」と言ってました。

その岡田さん、スイスが最後に怒濤の反撃であわや同点かという場面を連続で作ったのを見て「こういう試合は本当に胸を打たれる」と称賛してたし、ベルギーvsアメリカ戦の解説だった松木氏&名波氏のテレ朝コンビも「感動した」と語ってました。

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疲労で足が止まってたはずのアメリカ選手たち、不思議なもので1点返してから元気になりました。それまで攻められまくってたはずなのに、延長後半は怒濤の攻めダルマ。何度か決定的なチャンスを作ったものの、得点を決めることは出来ず。

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闘志あふれるアメリカの象徴ともいえる存在だった8番デンプシー、今日はほとんどボールに絡めず、前線で完全に孤立してる時間帯もあったし、途中からポジションチェンジで2列目に下がって以降も効果的な攻撃参加は少なく、ベルギーに封じられたのか本調子でなかったのかは分かりませんが、本人はとても不本意だったはず。

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なんとかベルギーが1点差を守り切って勝利。今日はアルゼンチンといいベルギーといい、4試合続けて1点差勝利のチームが勝ちました。

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試合後、その試合で最も活躍したと評価された選手に贈られるマン・オブ・ザ・マッチは、アメリカのGKハワードが選ばれました。

オランダ戦に負けたメキシコGKオチョア、昨日ドイツに負けたアルジェリアGKエンボリ、そして今日のハワードと、試合に負けたチームのキーパーが度々マン・オブ・ザ・マッチに選出されていて、それだけ今大会はゴールキーパーの大活躍が目立っていると言えるし、正当に評価されているのが嬉しくもあります。

今大会で活躍しているキーパーたちは、かつてワールドカップの試合で輝きを放っていた往年の名キーパーを見て自分もゴールキーパーになろうと決めた、という話も実況の中で幾つか聞きました。

今大会、いろんな国のキーパーたちがチームを救う鉄壁の守備を連発し、それを見た子供たちがキーパーになろうと決意してくれる、そういうステキな連鎖ってイイですよね。

【試合結果】
○ベルギー 2 – 1 アメリカ●

【得点】
(ベルギー)デブルイネ(延長前半3分)
(ベルギー)ルカク(延長前半15分)
(アメリカ)グリーン(延長後半2分)

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今日で1回戦の対戦がすべて終了。結果的に8試合すべてグループ1位通過のチームが勝利するという結果になりました。スイスとアメリカ、共に勝つんじゃないかなーって昨日は予想してたんですけど、残念。

得点王ランキング(7月2日現在)

1位 ハメス・ロドリゲス(コロンビア) 5得点
2位 ミュラー(ドイツ) 4得点
2位 メッシ(アルゼンチン) 4得点
2位 ネイマール(ブラジル) 4得点
5位 ファンペルシー(オランダ) 3得点
5位 ロッベン(オランダ) 3得点
5位 ベンゼマ(フランス) 3得点
5位 シャキリ(スイス) 3得点
5位 エネル・バレンシア(エクアドル) 3得点

今日はメッシ、シャキリが共に出場しましたが得点なし。昨日と変動ありません。

20日目の見どころ

1回戦の全試合が終了し、W杯は2日間のお休みに入ります。したがって日本時間の7月3日(木)と7月4日(金)は試合がありません。ようやくゆっくり眠れます。

20日目となる7月5日(土)は準々決勝の2試合、「フランスvsドイツ」「ブラジルvsコロンビア」が行われます。1回戦から既に気絶しそうなほど壮絶な試合が続いてましたが、準々決勝はどうなるんやろ。

ブラジルとコロンビアの闘いは、準々決勝でやるのはもったいないなー。どっちか消えちゃうんでしょー。せめて準決勝あたりで見たかった気もするんですけど、とにかく好試合が期待できそう。

同じ南米勢同士の対決ですからスタジアムもヒートアップするでしょうし、ネイマールとロドリゲスの得点王争いがどうなるかも注目。ネイマールは足の負傷が悪化したとの報道もあり、回復しつつあると続報も入ってますが、万全ではないかもしれず心配です。

フランスvsドイツもそうですけど、どっちのチームにも勝って欲しいなぁ。勝負って美しくもあり残酷でもあるんですよね。準決勝も高レベルで熱き闘いに期待してます。

以上、19日目の試合レビューでした。

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