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100キロウォークで上位だった人のスゴさを検証してみた

2012年6月1日

St. Tim’s at the Start / chucka_nc

私の歩く速さ(時速)ってどのくらいなんだろう?

100kmウォーク初参加に際し、

◆17時間台で完歩したい
◆200位以内を目指したい

という2つの目標を立てたのですが、実際に今の自分の実力(脚力&体力)で、その目標を達成することは可能なんだろうか、と若干ながら不安になってきました。

で、ここ最近参加したウォーキング大会の結果と、昨年の100キロウォーク大会で上位だった方々の記録を比較し、自分はどのくらいのレベルにいるのだろう、というのを調べてみることにしました。

大きく目標をブチ上げることもいいのだけど、まずは現実を知ろうじゃないか、と。

昨年(2011年)の100キロウォークで1位だった方は、100kmを13時間13分で完歩されています。スピードに換算すると時速7.62kmとのこと。

私はいつも平均ペースとして「1kmを10分で歩ける」と認識しています。ってことは、60分で6kmなので、時速6kmで歩いてることになります。

ってことはですよ。

昨年1位だった人が時速7.62kmで、私の平均ペースが時速6.0kmだから、もうこれだけで差が分かりました。私、スッゲー遅いみたい。それとも1位の人が速すぎるのか。

「上には上がいる」どころの話じゃなかった

ここ最近のウォーキング大会中、もっとも速いペースで歩けた「二島編」の記録で検証。

この時の記録をiPhoneのウォーキングアプリで計測した結果が、下の画像です。

IMG_1560

このアプリは時速を表示しないので、自分で計算してみました。距離が「11.59km」で、所要時間が「約1時間49分=109分」となるので、

11.59 ÷ 109 × 60 ≒ 6.38

つまり、絶好調の時でさえ、私の歩くスピードは時速6.38kmだった、ということが判明。

昨年1位の時速7.62kmには遠く及びませんね。やっぱりスゴイ。

で、私の最速記録である「時速6.38km」を、昨年の100キロウォークの記録と比較してみたらどのくらいの順位になるのかを確認してみたところ、81位の方が私と同じ「時速6.38km」でゴールされていました。

この81位の方はトータル15時間47分でゴールされているので、もしも私がこの方と全く同じペースで歩けたと仮定すれば、2つの目標「17時間台」と「200位以内」は共に達成できることになります。

しかし、私の「時速6.38km」ってのは、あくまで過去最速が、という話。いつもこのペースで歩いてるわけではありません。

さらに、全長11.5kmという(100kmウォークに比べれば)短いコースで出した記録です。10倍近くある100キロウォークで、延々とその最速ペースを維持する自信は、さすがにありません。

だから、この81位の方もスゴイってことが分かります。私自身が体感した高速スピードを、100キロもの長距離で平均して出されていたということですから。

この一年間、多くのウォーキング大会に参加し、自分なりに鍛えてきたつもりでした。脚力もずいぶん付いてきたという自信もあったし、大会で歩いてる間もかなりの人数を追い越せるようになってきました。

今回の100キロウォークも、初参戦だけど上位に行けたらいいな、と少し甘く考えてました。

しかし、こうやって実際に数値を比較してみると、「上には上がいる」というよりも、私のスピードってまだまだ遅いんだ、ってことを痛感しました。まだまだヒヨッコなんですよ。皆さん本当にスゴイ。

分かってはいたけれど、これはさすがにヘコんだ

では、高速ペースではなく、私の平均的なペースだと、いったい順位はどこまで落ちてしまうのか、ってのも検証してみることにしました。検証する前から「これはかなりヘコむぞ」ってのが想像できてたんですけどね。現実を見ないといけないので。

ここ最近で「平均的なペースかな」と感じた「黒崎編」での歩行タイムを基に算出してみました。

IMG_0957

距離が「9.02km」で、所要時間が「約1時間40分=100分」なので、時速を計算すると

9.02 ÷ 100 × 60 ≒ 5.41

時速5.41kmという結果が出ました。おそらく普段はこのくらいのスピードが平均的なんだろうと思います。

この時速を昨年の100キロウォークの記録と比較してみたところ、412位に該当しました。ちなみに昨年412位だった方のトータルタイムは18時間36分

ということは、普段通りのペースで歩いていたら、「17時間台」「200位以内」という2つの目標は達成できないということが明白になりました。

100キロウォーク、これは想像以上にレベルの高い大会のようです。自分の甘さが身に染みました。

目標はタイムや順位だけではない、と考えることも大切

以上の検証結果は、あくまで私自身の記録を比較した結果です。

100キロウォークの参加を検討されてる方々で、これらの記事を読んで「そんなに大変なのか!」と感じられた方がおられるかもしれません。私も「これは想像以上に大変そうだ」ということが分かりました。

ただ、この100キロウォークは、タイムも計測されてるし、順位も公式に発表されますが、厳密な競技会とかではありません。

あまりタイムや順位に縛られて、そればっかり追い求めて歩いてたら、おそらく途中で心が折れてリタイヤってことになりがちな気もします。

長距離になればなるほど、ウォーキングは自分との闘いです。脚も痛くなるし、汗もどんどん出てくるし、気力も奪われていきます。

でも、ゴールした時の喜びは、歩き抜いた人にしか味わうことが出来ません。あの達成感に勝るものはない。そのために歩くんだから。

まずはゴールすること、完歩することを目指しましょう

私もまずは「100キロ歩くことこそ大切なんだ」と今は自分に言い聞かせてます。順位やタイムは二の次でもいい。余裕があるようなら狙っていきますけどね。

「自分との闘い」と上で書きましたが、過去に参加され完歩された方の感想記事を拝読すると、決して自分一人だけで歩いてるわけじゃないということを何度も実感した、という記述があり、感銘を受けました。

たとえば休憩ポイントで食事を提供してくれるボランティアの方々の優しさもそうだし、見知らぬ他の参加者から食料や薬や歩行補助器具を頂いたという場面が何度もあったそうです。

100キロという、とてつもなく長い道程の中で、いろんなことがあると思います。平穏無事に終わるとは思っていません。時には誰かに助けてもらうかもしれないし、誰かのヘルプをしてあげられる機会があるかもしれない。

ものすごく疲れるだろうけど、道中での様々な経験が今後の人生に絶対生きてくる。そう信じて今回は挑みます。

とりあえずあと4ヶ月あるので、もうちょっと鍛えます(笑)

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