北九州市内をグルリと歩き回るウォーキング大会「北九州無法松ツーデーマーチ」が今年も開催されます。今年が7回目の開催。
昨年に続いて今年も「北九州市制50周年事業」と銘打たれてますが、他にも「長崎街道開通400年記念大会」だったり「森鴎外生誕150年記念」だったりと、いろいろメモリアルが重なってるらしいです。
50kmコースは初日のみ
開催日、コース概要および距離は以下の通りとなっています。
◆長崎街道(皿倉山麓)コース → 5km
◆長崎街道と到津の森コース → 10km
◆到津の森散策コース → 20km
◆門司往還コース → 40km
◆源平歴史浪漫ロングコース → 50km
◆橋巡りリバーウオーク → 5km
◆唐津街道探索コース → 10km
◆唐津街道と美術の森散策コース → 20km
◆水と緑と歴史街道満喫コース → 40km
昨年は初日・2日目とも50kmコースが設定されてましたが、今年は初日だけのようです。
事前申込が受付開始されてます
5月13日から事前申込の受付が開始されてたようです。知らなかった。
事前申込は当日申込よりも参加登録費が安くなってますので、参加するぞと心に決めてらっしゃる方々は事前申込がお得です。
参加登録費は、5kmコースが1,000円(当日申込は1,500円)、10km~50kmの各コースが1,700円(同2,000円)となっています。
この参加登録費は2日間両方とも有効ですので、初日・2日目のどちらかだけ参加でも、両日ともに参加でも登録費は同じ。格安の参加費で存分に歩ける大会なので、県外からの参加者も毎年多いのだそうです。
事前申込期間は9月26日(木)まで。「参加申込書兼振込用紙」は、大会事務局に電話かFAX(093-653-2100)で請求してください(平日10:00~17:00)。
申込書は北九州市内の各区役所に置かれてるかもしれません。昨年の参加者には申込書が郵送されてくるようです。私は某区役所へ所用で行った際に申込書を発見し、もらって帰宅したら同じものが郵送されててズッコケました。
※全ての区役所に置かれてるかどうかまでは確認できていません。
両日の40km・50kmコース予想
↑主催者側から発表された今年の歩行ルート図です。(クリックすると拡大表示します)
ザックリとしたコース図なので、どの道路を歩くか詳細は不明ですが、なんとなーく予想してみました。
★初日(9月28日)のコース予想
勝山公園をスタートし、まずは南下。小倉競馬場を通過することから、北九州モノレール沿いをしばらく歩くのだと予想されます。
その後、JR石田駅、隠蓑、総合農事センターと小倉南区を周るように歩いてから北上。この辺りは一度も歩いたことがないのでサッパリ分かりません。
水神社、妙見神社を通過し、おそらく富野付近を経由してから門司区、そして手向山公園から東へ進路を変え、関門海峡方面へ。国道3号線を歩くのかな?と当初思いましたが、歩行ルートを見るとそんなに単純ではなさそう。
九州鉄道記念館で、40kmコースは西の海側へ。50kmコースは北上し、関門海峡へと向かうようです。おそらく和布刈公園下を東から西へグルリと周るコースなんじゃないかと。
◆ウォーク門司港編:和布刈の反対側を初めて歩いた
その後、40km・50kmコースとも、おそらく海沿いの国道199号線をひたすら南下し、ゴールの勝山公園へと向かう、と予想。
国道199号線は以前私も自主トレで歩きました。景色はバツグンに綺麗なんだけど、車の交通量が多く、排気ガスでノドが痛くなります。後半はマスクなど何かしらの対策をした方がいいかも。
★2日目(9月29日)のコース予想
勝山公園スタートは初日と同じ。日明、九州工大前を通過して戸畑区へ。
ここで最大の謎なんですけど、歩行ルート図を見ると「若戸渡船」と書いてます。
まさか、船に乗って移動するのか??? 楽しそうではあるけれど、これ、待ち時間がとんでもないことになるんじゃないかと。
若戸トンネルってのが昨年開通してるのですが、そこを歩くならルート図に「若戸トンネル」って書くよなぁ…。
いずれにせよ、戸畑区から海を越えて若松区に移動。JR若松駅から延々と西へ。おそらく筑豊本線沿いの国道199号線を歩くのかな。であるならば、このルートも排気ガスが多そう。
奥洞海緑地を経由し、八幡西区へ。黒崎から一旦南下し、曲里の松並木へ。ということは、ここから旧長崎街道ルートってことになるんでしょうね。旧長崎街道ルートは何度も歩いてます。
高見神社、総合体育館、そしてゴールの勝山公園へと続くルートはおそらく昨年の無法松ウォークと同じなのかな。昨年ボロボロになりながら歩いた記憶が蘇ります。
★両日の比較(あくまで予想です)
両日のルートとも一部エリアは歩いたことがないので、あくまで想像でしかないのですが、おそらく初日のルートは小倉南区、小倉北区、そして門司区と山道や坂道が多く、アップダウンが激しいような気がします。
一方、2日目のルートはスタートから戸畑区までは平坦。若松区を延々と西へ進むところも、高塔山を登るといった無茶なコース設定でもない限りは平坦。さらには八幡西区、旧長崎街道ルートも平坦。アップダウンのある場所はほとんどないような気がします。
ってことで、アップダウンがありハードなのは初日。全体的に平坦で比較的ラクなのは2日目と予想。「比較的ラク」と言っても40kmありますから、キツイですよ。
初日は50kmコースもありますし、歩き応えがあるのは初日。40kmという距離が不安な人は2日目の方がいいかもしれません。
あくまで私自身が歩いたことのある・知っている道路を前提とした予想ですからね。当たるかどうかは分かりません。
で、私はどれに参加するかというと…
これを書いてる時点で、まだ事前申込もしてないし、初日・2日目のどちらに申し込むかも決めてません。悩んでます。どちらのコースもすごく歩いてみたい魅力的なルート設定なので。
もし私に体力・脚力の余裕や自信があるなら、両日とも40kmコースを申し込み、歩いてみたい。
実際、昨年は2日連続で50kmを歩き、さらにその2週間後に開催された「行橋~別府100kmウォーク」も参加された人が少なからずいたらしいです。3週間で200kmですよ。私に言わせればバケモノですよ(笑) スゴイ人が世の中にはワンサカいるんです。
昨年、私は行橋~別府100kmウォークに申し込んでおり、その2週間前に開催された無法松の40kmコースにもエントリー。100kmという本番を直前に控えた前哨戦のつもりで参加しました。
ところが、直前に痛めていた両脚の古傷が40kmウォークの途中で更に悪化。ヘロヘロになりながらゴールしたものの脚の痛みが取れず、100kmウォークを断念するという情けない結果となってしまいました。
昨年は無法松に参加するまで、自分自身が歩いた最長距離は20kmにも満たない状態で、精神的にも「40kmなんて歩けるだろうか」と、歩く前からその距離に飲まれちゃってました。そして実際に脚の負傷が悪化して、心も折れまくった。
今年は、昨年から1年間いろんなところを歩いて脚力を鍛えたつもりだし、20kmを超える大会や自主トレも数回こなして実績と自信も積み重ねてきました。何より、昨年実際に無法松40kmを一度経験してるのも大きい。
どちらのルートに申し込むかは決めてませんが、40kmにエントリーすることは決めてます。50kmはまだ自信がないな…。
今年、自分自身に納得できる結果が40kmで出せれば、来年は50km。そしていずれは100kmに、と段階を踏んでいこうと考えてます。
まずは40km。昨年、なぜ両脚を痛めたか、なぜ心が折れたか、その原因は自覚してるつもり。2013年ウォーキングの集大成となるよう、頑張って歩いてきます。
同じく今年の無法松に参加される方々、共に頑張りましょうね。