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【名古屋旅】矢場とん矢場町本店:みそかつの元祖に本場で再会

2017年6月5日

栄から地下鉄で1駅、徒歩なら10分

栄・錦通り

▲ 名古屋旅の初日は中部国際空港に着いた時から雨。その後、降ったり止んだりを繰り返して陽が落ちた。

宿泊先のホテルを出て栄の街へ。夜の栄は雨が止んでいた。

初日の夕食は「みそかつ」を食べることを事前に決めていた。みそかつの有名店が栄周辺に幾つかあるのはガイドブックを見て把握してたのだが、せっかくなので「矢場とん」の本店へ行きたくなった。

雨が降っていたら地下鉄で移動するつもりだったが幸い雨は上がっていたので、栄から徒歩で矢場町へ向かう。

栄から矢場町まで地下鉄なら名城線でわずか1駅。所要1分で運賃200円。距離にすれば1kmちょっとなので徒歩10分少々。急いでいないのなら歩いて行ったほうがいい。

伊勢町通り、大津通りと歩いて矢場町へ向かう。途中、「丸善」「Loft名古屋」「矢場公園」などに寄り道。近くに「Apple名古屋栄店」があるのは知らなかった。

矢場町交差点

▲ 「矢場町」交差点。横断歩道を渡り、名古屋高速の下をくぐる。

正面に見えてきたのは見覚えのある豚

矢場とん矢場町本店

▲ 名古屋グルメの大半は見たことも食べたこともない中、唯一食べたことがあったのは「みそかつ」。

といっても名古屋で食べたわけではなく、JR博多駅ビルにある「矢場とん」で1度食べた。あの時の印象がとても良く、味噌かつ大好きになった。(博多駅で食べたのは5年も前になる)

これは確かにウマイ!名古屋味噌かつ「矢場とん」を博多駅で喰らう

今回食べてきたのは、JR博多駅内の商業施設「JR博多シティ」の9階レストラン街「くうてん」にある名古屋味噌かつの有名店「矢場とん」。ものすごく久々に食べた味噌かつの味は格別でした。

※「矢場とん 福岡JR博多シティ店」は2019年1月に閉店してしまいました。

矢場とん矢場町本店

▲ 矢場とん矢場町本店に到着したのが夜の7時30分頃。

「昼も夜もお客さんが行列を作っている」とネットやガイドブックで紹介されていたので少々待つのは覚悟してきたのだが、一人も並んでない。

もしかしてここ、本店ではないのか? と若干不安に。

矢場とん矢場町本店

▲ 店舗の入口前で案内をしていた店員さんに「ここ本店ですよね?」と訊いたら「はいそうですよー」と返ってきた。よく見れば暖簾(のれん)にも矢場町本店と書かれてる。愚問じゃった。

すぐ店内に案内された。待ち時間0分。ラッキーなのか、それとも普段からこの時間帯はこんな感じなのかは不明。

矢場とん創業時の写真

▲ 1階カウンター席の壁には昭和22年(1947年)頃の矢場とん本店を撮った大きなモノクロ写真が飾られている。この頃から現在に至るまで「みそだれ」が継承されているのだとか。

目の前では3名の料理人さんたちがみそかつ料理を調理中。なんともいえぬ食欲をそそる香りが店内を漂っていて空腹感を刺激される。

矢場とんメニュー

▲ メニュー表を見て悩む。博多駅ビルでは確かロースかつ定食を食べたはず。今回は違うのを食べたい。

「みそかつ丼」に惹かれる。しかしボリュームがロースかつの約2倍もあるという「わらじとんかつ」には更に惹かれる。これだけ食べられたら満腹で大満足だろうなあ。しかし最近胃が小さいので食べられるだろうか…。

ロースとんかつ定食

▲ 結局、前回の博多駅ビルと同じ「ロースとんかつ定食」を注文。定食はご飯と味噌汁が付いて1,188円(税込)。とんかつ単品なら756円(税込)。

定食の場合、ご飯は何杯でも無料でお代わりOK。

今回はご飯2杯いただいた。やっぱり胃が小さくなった。(昔はとんかつ屋でご飯7杯食べてた)

ロースとんかつ

▲ 特製みそだれは1年半もの長い期間をかけて熟成させた天然醸造の豆味噌が使用され、その日に使う分のたれしか作られないのだとか。

豚肉は厳選された生肉が使用されており、元から柔らかいため調理時に叩いたりせず揚げているそうで、そのおかげか食感はとてもフワフワしている。

九州で普段食べてる味噌の味とはちょっと違う濃厚な味わいなので、一口食べるごとに口の中で味噌の風味が広がって実に美味しい。

黄色い「カラシ」や「すりごま」「一味唐辛子」などを肉につけて食べると味が変わって面白い。特にカラシとみそだれの相性が抜群でクセになる。これはソースでトンカツ食べる時には味わえない。

矢場とん矢場町本店

▲ 矢場とんは今年で創業70周年。これを記念した「70周年記念メニュー」として、

◆ロース串かつ
◆ひれ串かつ
◆どて煮
◆みそ大根
◆ポテトサラダ

上記5品を2017年末までの期間限定で販売している(価格はどれも税込み76円)。

カウンターの隣りでサラリーマンらしき男性数名がビールを飲みながら串かつや大根を頬張りつつ、「うちの上司はさあ〜」などとイイ感じに酔っ払ってクダまいてる姿が微笑ましかった。

博多駅ビル内の矢場とんは「昼食や夕食を食べるレストラン」という印象だったが、こちら名古屋の矢場とんは「居酒屋的」に利用してるお客さんが多かった。

曜日や時間帯(金曜夜8時前後)の関係もあるかもしれないが、普通に食事してるのはカウンター席だと私一人だけ。あとはみんなお酒飲みながら串かつを食べてた。

福岡市にも「とりかわ」という超絶美味しい料理があって、お酒飲める人も飲めない人も「とりかわ」を頬張りながら談笑するのが楽しいのだけど、こちらの矢場とんもそんな感じなのかな。

美味しいみそかつ食べながら仲間と談笑できるってのもいいね。羨ましい。

店名 矢場とん 矢場町本店
Rettyグルメ
住所 愛知県名古屋市中区大須3丁目6-18
電話 052-252-8810
営業 11:00〜21:00
定休 不定休

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