長崎で美味しいもの沢山食べてきた
今回の長崎旅行は1泊2日で、1日目は長崎市街地、2日目は宿泊先で過ごしました。
なので長崎市内の散策は1日だけだったのですが、幾つか美味しいものを食べ歩いてきました。
グルメツアーじゃなかったので数多くはないんですけど、写真付きでご紹介。どれもホント美味しかった!
ちゃんぽん発祥の店・四海楼
▲ 長崎で中華料理店と言ったら有名なのはココですよね。ちゃんぽん発祥の店、四海楼(しかいろう)。店舗ビルがデカくなったなー!
現在の店舗は2000年に改装オープンしたんだそうです。前回私がここに来たのはそれより前だったから、この新店舗は初めて見ました。
▲ 開店時刻が11時30分なので、それに合わせてプランを立て、実際に到着したのは11時40分。開店直後なら空いてるだろうという予想を遙かに超え、5階レストランフロアは大混雑。
待ち時間は30分と書かれてたのですが、順番待ちノートを見ると我々より前に20組以上も名前が書かれてる。中には12人のグループも。
特に飲食店で「行列に並ぶ」「待ち続ける」のが大嫌いな私は、通常であれば迷いなく別の店に行くんですけど、長崎に来たら四海楼で食べるっていうのは(私の中では)デフォルトなので、ガマンして待つことにしました。
▲ 待ち時間は2階にある「ちゃんぽんミュージアム」を見物したり、3階にあるテラスみたいなとこ(=上の写真)でくつろいだり。
▲ テラスからは三菱重工の長崎造船所が見えました。幕末期の海援隊を経て三菱財閥を創業したのは岩崎弥太郎。
▲ グラバー園や大浦天主堂の方角。2つとも四海楼で食事を終えてから行きました。
▲ 路面電車の「大浦天主堂下」駅がある方角。巨大駐車場が隣接しています。
レストランは順番待ちのお客さんであふれかえっていたので、「これ30分じゃ順番来ないぞ」と半ばあきらめてましたが、30分にならないうちに我々の順番が来ました。超満員のお店ですが、店員さんの数が多く、テキパキ作業が手慣れていて、すごく回転が速いです。
速すぎるせいもあり、名前を呼ばれたけど不在で順番飛ばされたお客さんも結構いたみたい。それで我々の順番が繰り上がったのもあります。
ということで、ようやく食事タイム。
▲ 長男絶賛の酢豚。
▲ コーンスープ。優しい味で美味しかったなぁ。
▲ パリパリの皿うどん。お酢を掛けるとたまらなく美味しくなります。長女がビックリしてた。
▲ チャーハン。想像してたのよりも量が少なかったので、私は追加で2人前食べちゃった。
▲ そして元祖ちゃんぽん。味は美味しかったんですけど、量が昔と比べて少なくなった印象。チャーハンもそうだったけど、昔はもっと多かったんじゃなかったかなぁ。
前回来た時、ちゃんぽん1人前が大盛り過ぎて、大食漢の私でも「うわ、こんなに多いんかい、これ食べられるんやろか」と焦るほどのボリュームだった記憶があるんですけど、今回食べたのは普通サイズだったので拍子抜けしちゃった。
▲ ドッシリとした太麺ですよ。やっぱりちゃんぽんは太麺。
過酷な龍馬散策ツアーでノドがカラカラだったのもあり、お水を大量にゴクゴク。料理も食べまくってお腹パンパン。
店内は涼しかったのでしばらくユックリとくつろぎたかったけど、待ちのお客さんがまだまだ多かったので、席を空けるため早々に店を出ました。大満足の美味しさでした。
初めて食べた角煮まんじゅう
大浦天主堂やグラバー園を訪れたら、次は「出島」と「中華街」に行く予定でした。しかし次女が龍馬散策ツアーで疲れ果てたため、出島も中華街も中止。
中華街で長崎名物の菓子「よりより」や「角煮まんじゅう」を食べる、と楽しみにしていた長女もさすがに疲れて「別に行かなくてもいい…」と消極的に。
グラバー邸の中で次女が「疲れた。どこか座ってジュース飲みたい」と言い始めたので、大浦天主堂から四海楼まで続いてる長い坂道(=松が枝通り)の途中で、どこか喫茶店でも入り休憩しよっか、ということに決定。
その松が枝通りの途中、店舗からとても食欲をそそる匂いが漂ってきたので寄り道。匂いのもとは角煮まんじゅうでした。試食を頂いたので食べてみると、美味しい!
中華街には行けなくなったので、ここで角煮まんじゅう食べる?と家族に聞くと、長女は興奮して「食べる食べる食べる!」と狂喜。まだお腹がイッパイで疲れてる次女は「どっちでもいい…」とテンション低め。
▲ 作りたてホヤホヤの角煮まんじゅうを店内で頂きました。中の角煮が、もう何とも言えずトロットロに柔らかくて美味しい! 初めて食べたのですが、これは唸りました。
▲ 「お菓子とデザートは別腹」を体現する長女は見事な喰いっぷり。テンション低かった次女もなんだかんだで1個ペロリとたいらげ、最後はニコニコ笑顔でした。
長女が「運命だ!」と叫んだ松翁軒
長崎名物の一つとして有名なのは、カステラ。
どのお店が美味しいのかな、と事前に調べてみると、長崎にはカステラの「御三家」ってのがあるらしいです。他にも老舗と言われるカステラの名店は多いらしいんですけど、特に有名なのが、
◆文明堂
◆松翁軒
なんですって。
福砂屋は1624年に創業された「長崎カステラの元祖」と言われているお店。福岡市の赤坂にも出店されてるそうです。知らなかった。
文明堂は1900年創業。「カステラ1番、電話は2番、3時のおやつは文明堂♪」というテレビCMソングで知名度が全国区になりました。鳥取の田舎に住んでた私でさえも文明堂って名前は知ってたもんなぁ。
松翁軒は1681年創業。カステラにチョコレートをブレンドした「チョコラーテ」は松翁軒がオリジナル。
で、どこのカステラを食べに行くか事前に計画を立てていた際、甘い物に最もウルサイ長女の意見を伺ってみました。
ガイドブックの情報を吟味してた長女は「チョコラーテ」の文字を見るや否や「松翁軒に行く!」と即決。さらには松翁軒の住所(番地)が自分の誕生日と一致していると知り、
「これはもう運命だー! チョコラーテーー!!」
と絶叫。
長崎へと向かう早朝の車の中でも延々と「松翁軒でチョコラーテを食べればもう帰ってもいい」と繰り返す長女。しつこい。
▲ ということで、行ってきました。
松翁軒本店は路面電車「公会堂前」駅から徒歩1分のところにあります。事前にGoogleマップのストリートビューで店の位置や外見をチェック済みだったので、すぐ分かった。
▲ 炎天下の中をカステラ持ち歩いて巡りたくなかったので、松翁軒は長崎観光の最後に立ち寄りました。散々歩いて疲れてるはずなのに、長女はこの日最高のハイテンションに。
店内には数名の先客がいたのでしばらく待ったのですが、ソファーに座ってくつろいでる我々に冷たいお茶とカステラ試食を店員さんが持ってきてくれました。長女待望のチョコラーテと、プレーンなカステラを各1個ずつ。このサービスは大変嬉しかった。冷房も効いてて大変心地よい空間でした。
▲ カステラに関して、私は何一つクチを挟んでません。主導権を完全に長女に委ねました。そんな長女がセレクトしたのは、運命のチョコラーテと、抹茶味のカステラを1本ずつ。
▲ チョコラーテ開封の儀。
▲ 私は甘いものがそれほど得意じゃないんですけど、そんな私でも全く問題なく「美味しい」と感じました。確かに甘いけど、ほどよい甘さって言うんですかね。食感もシットリとしていて実に美味しかった。
長女はチョコラーテを食べながら感動して泣いてました。ネタじゃなく。
りくま的まとめ
長崎で有名な食べ物をいろいろ食べることが出来ました。今回は取り止めたけど、もし中華街に行ってたら多分もっといろいろ食べ歩きをしてたと思います。
宿泊先のホテルは夕食も朝食もバイキングの食べ放題で、メニュー豊富で美味しかったのもあり、ダイエットしてることなんて完全に忘れて喰いまくりました。
そんなこんなで、長崎旅行の2日間で3kg太りました。これを書いてる現在はもう3kg削って元通りになってますが、いやー、美味しいものは食べ始めたら止まらなくなりますよね。