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風頭公園の坂本龍馬像に会ってきたが、下山時にパニック!

2013年8月27日

 
階段が連続する「龍馬通り」を上り、「亀山社中記念館」を見物した後、今度は南に向かって再び階段を上ります。

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亀山社中のエントリーで「龍馬通りで階段の写真を1枚も撮ってない」と書いたのですが、階段を全て上り終えてようやく気付いたんです。「あ、写真を全然撮ってねえや!」って。

で、ようやく撮ったのが上の写真。龍馬通りの終点で後ろを振り返ると、こんな風景でした。とても小さい龍馬像が設置されてます。

風頭公園から更に少し上る

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↑その後も少しだけ上り坂や階段があり、ようやく風頭公園に到着。「かざがしら」と読みます。

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↑何の変哲も無い普通のグラウンド。展望台まであと少し上る。もうひたすら上り続け。

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↑写真に写ってる階段を上れば展望台なんですけど、長女と次女がもうバテバテ(嫁は言うに及ばず)。この日も気温がすごく高く、熱中症の心配もあったので無理せず休憩。日陰の石段に座らせてジュースで水分補給。

待望の龍馬像とご対面!

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↑階段上りを再開。先陣切った長男が前方で「おおおー!」と嬉しそうに叫んでました。龍馬像の後ろ姿が見えてきた。あと少し。

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↑龍馬像のある展望台に到着。みんなよく頑張った!

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↑坂本龍馬像を真下から。想像してたよりもデカかった!

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↑ちょいと木々に隠れ気味ですが、眼下に広がる長崎市街地の眺めも綺麗でした。晴れた日の展望台はイイ!

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↑疲れ切ってた次女。体力かなり削られてました。この後、さらなる悲劇に遭うことを次女も私もまだ知らない。

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↑展望台の一角には、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」の一節を刻んだ文学碑がありました。

次女を襲った悲劇の責任は私にあります

龍馬像にも会えた。あとは山を下るだけ。

今回の旅行に際して、事前にガイドブックを購入していました。

このガイドブックによれば、

風頭公園 → 長崎凧資料館 → ヘイフリ坂 → 古川町 → 賑橋駅

というのが推奨散策ルートになってました。賑橋駅で路面電車に乗る前、最後に眼鏡橋へ寄り道して写真を撮ろう、ってのが私のプラン。

しかしコース自体が結構な遠回りになっていて、疲れ果ててた次女が歩けるのか不安でした。次女に地図を見せてみると露骨にイヤな顔をして「もう下りたい」と。要するに長崎凧資料館へは行きたくないと。私も特別行きたかったワケじゃないんですけどね。

ガイドブックに載ってるくらいだから、おそらくある程度は整備された道だったんじゃないかなと今も思ってるんですけど、とにかく早く下りたい下りたいと次女がグズり始めたので、iPhoneでGoogleマップを確認してみると、自分たちのいる場所のすぐ近くから長い階段のような下り道が市街地まで続いてました。

それが最短距離だったので、仕方ない、じゃあココを下りてみよう、と私が判断して階段を下り始めたのですが、それが大失敗でした。

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↑途中まで登山道と変わらない全然整備されてない石段。周囲は森のように木々が生い茂ってて、ものすごい蚊の大群

我が家で蚊に刺されるツートップは私と次女なんですけど、今回私は何の奇跡か、1カ所しか刺されず。一方の次女は30カ所以上刺されて大パニック

かゆいので立ち止まると更に刺される。慌てて石段を駆け下りたくても整備されてないし急勾配なので危険過ぎる。私が次女と手を繋いで、次女を襲う蚊を退治しつつ、足元に気を配りつつ慎重に下山。

次女に気を配り過ぎて、今度は私が右足のヒザをひねっちゃった。それほど深刻なケガじゃなかったんですけど、軽く違和感があって歩くスピードが遅くなっちゃった。気ばかり焦るけど階段は延々と続く。

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↑ようやく山道が終わり、周囲が墓地に変わりました。足元も舗装された階段になって歩きやすくなり、ケガの心配も少なくなったけど油断は禁物。

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↑ひたすら階段を下り続けるのも、それはそれで大変。さすがの私も疲れました。右ヒザも少し痛かったし、次女を気にしながら歩いてたら両太ももの裏側に余計なチカラが入って筋肉痛になっちゃった。

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↑よーうやく長い長い下り階段が終了。市街地に下りてきました。嫁と長女も疲れ果ててスピードが上がらない。

商店街を散策して路面電車の駅へ

蚊に刺されまくった次女の両脚を見てたら可哀想でならず、薬局で虫刺されの薬を買ってあげよう、ということに。地元の人に薬局の場所を聞いたら「商店街にありますよ」と。

地図で調べたら、眼鏡橋と正反対の方角だったので、迷うことなく眼鏡橋行きは中止。写真が撮りたいだけだったし、私以外の家族も疲れ切ってて誰も「眼鏡橋に行きたい」とは言わなかった。商店街へ直行しました。

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↑「ベルナード観光通り」という商店街。薬局で買った薬を早速次女の虫刺され箇所に塗りまくりつつ水分補給して休憩。

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↑そのまま商店街の中を散策。嫁に「このお店、有名だから写真撮っておけば?」と言われて素直に従い撮影したお店は、創業が1866年(慶応2年)というスゴい老舗。茶碗蒸しが有名な「吉宗(よっそう)」というお店だそうです。

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↑商店街を抜け、西浜町駅から路面電車に乗り、次の目的地へと移動しました。今回の長崎旅行で最も過酷だった龍馬ツアーはこれにて終了。

りくま的まとめ

良かれと思って選択した下山時の近道でしたが、あそこまで道が悪くて蚊が多いとは予想できず、特に次女には申し訳ないことをしました。

後で長男と話したのですが、上る際に来た龍馬通りをそのまま戻って下っても良かったね、と。確かにそれが正解だったかもしれない。景色も良かったし、上る際に忘れてた写真も撮れたし。

当初進む予定だったヘイフリ坂がどのくらい整備されてたのかも気になります。遠回りだったけど、やっぱりヘイフリ坂を素直に歩いた方がラクだったのかなぁ。

眼鏡橋に関してはそれほど後悔してません(笑)

次女の体力が想定以上に奪われてしまって、この後に巡る予定だった観光地を幾つか削ることになってしまいました。猛暑だったし、無理は禁物だから仕方ないんですけどね。

長崎の旅は続きます。

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