前日のウォーキングでゴールできなかった
↑和歌山旅行、最後の目的地である紀三井寺(きみいでら)に立ち寄るため、JR紀三井寺駅で下車。
当初の予定では、道成寺を散策した後、御坊駅から関空まで直行するつもりだったが、前日の和歌山市内ウォーキングで日没が予想以上に早く、ゴールの紀三井寺に辿り着けなかったため、急きょ2日目の予定を調整し、1時間だけ紀三井寺タイムを設定。関空到着が飛行機搭乗手続きギリギリになっちゃうが、なるようになる。
↑駅から紀三井寺方面を眺める。山の中腹まで登らなければならない。子供の頃の記憶では、かなり長い階段があったような…。しかし道成寺の時もそうだったように、今は脚力も付いたのでなんとかなるだろう。
階段ではなく坂道が延々と続く
↑紀三井寺駅を出発し、散策開始。山沿いの道を歩いてると紀三井寺に続くと思われる坂を発見。こっちかな、と進入したら「お客さん、入場料をお願いします!」と係員に引き留められた。ごめんなさい。知らなかったもので。
入場料を支払い、坂道を上り始める。
↑なぜ紀三井寺に松尾芭蕉の像があるのかは分からない。時間があまりないので説明を読むヒマがなかった。
↑ひたすら上り坂。和歌山市街が少しずつ眼下に広がり始める。階段はなくなったのか?と思ったら、どうやらここは駐車場への道だったようで、時々車とすれ違った。
↑駐車場を通過すると、また上り坂。階段、全然ないけど記憶違いだったっけか…。
紀三井寺にも子供の頃、何度か来たことがある
↑紀三井寺の本堂に着いちゃった。ほとんど階段もなかったし、それほど疲れてない。こんなにラクな道だったっけか。これも大人になったからなのかな…。
↑前日、和歌山城の天守閣を見た時は「全然覚えてないや」と思ったが、ここ紀三井寺はうっすら覚えてる。おそらく子供の頃、和歌山城よりも紀三井寺に訪問した回数の方が多い。
おそらく、うちの親は城に興味なかったんだろう。私は城巡りが大好きなんだけど。
↑お守りを購入。これは自分用のお土産。
↑朱色の綺麗な塔。「多宝塔」と言うらしい。
↑紀三井寺の正式名は「紀三井山金剛宝寺護国院」なんだとか。
↑幸福観音。
↑和歌山市街地を見下ろす。写真中央にある海の近く、前日訪れた観海閣の辺りも見える。あそこからこっち(=紀三井寺)を眺め、日没までの到着は無理だと断念した。そのとき既に「明日、紀三井寺に行こう」と決めていた。
階段、こっちだったのか!
時間の余裕があまりない。お土産を買う必要もあるので、そろそろ紀三井寺の高台から地上へと下りることにした。
↑来たのとは反対側(南側)の出口に行くと、なんじゃこりゃ! ものっすごく長い階段。
子供の頃の記憶に刻まれてた長い長い階段って、こっちだったと分かった。来た時が坂道で良かった。この段数はさすがにウォーキングで鍛えていようともハードだ。
↑階段を下りる途中で「紀三井寺の三井水」という場所を発見。
↑日本の名水百選に選ばれているんだとか。
↑その「三井水」の場所から本堂まで続く階段を振り返って撮影。まだ半分くらいなのに、こんだけ段数があるのだ。
↑階段を全て下りて、見上げてみたらこんな感じ。もう一番上が見えてないもんな。こりゃ大変だ…。下りで良かった。
階段を下りてすぐの場所にあった売店で家族へのお土産を購入。嫁や子供たちから猛烈なリクエストのあった和歌山名菓の「那智黒」。私自身も那智黒は絶対に外せない。
売店のおばあちゃんがとてもフレンドリーで、「お茶飲んでいきなさい」と誘ってもらい、お菓子まで頂いた。10分ほどおばあちゃんと雑談。福岡から来たと告げるとブッたまげてた。
1週間前に和歌山は積雪があり、紀三井寺の道も真っ白になり、車がスリップしまくって大変だったと教えてもらった。おそらく和歌山は、福岡よりもさらに「雪に不慣れな街」のはず。私が和歌山に住んでた約7年間で、雪が降ったのはたったの1回だった。その時のことは今も覚えている。
↑JRの踏切付近から撮った紀三井寺。この光景を私は記憶してた。子供の頃に見て覚えていた景色は、ここからの眺めだったんだな、と分かる。
↑紀三井寺駅に戻ってきた。次の電車まで10分。これで飛行機に乗り遅れる心配もないだろう。
↑2日間にわたっていろいろ散策した和歌山旅行もこれで終わり。少し寂しかったが、その何十倍も楽しかったし、懐かしかった。
もう二度と訪れることもないかな、と思ってた場所も今回たくさん行けたし、ウォーキングという意味でもたくさん歩けた。2日間で32km。でも筋肉痛にはなってない。疲れより楽しさが勝った。
またいつか和歌山に来よう。今回、旅費や時間の都合で行くことが出来なかった南紀白浜にも行きたくてたまらないし、那智の滝もずいぶん昔に見たっきり。いつか訪れよう。
遠い記憶の彼方だった第二の故郷が現実になった2日間。素敵な思い出を新たに積み重ねることができた。
まだ子供の頃、6年間住んでいた街があります。小学校卒業と同時に引っ越してから一度も訪れたことがなかったその街に、33年ぶりに訪れることになりました。 2014年2月中旬、ジェットスターの激安チケットで福岡から関西空港までのフライトを初体験。2年前に同じ福岡〜関空で利用したピーチの搭乗時といろいろ比較してみました。 今回紹介するのは、和歌山ラーメンの認知度を全国区にした立役者という評判を耳にして行きたかったお店、井出商店。九州のラーメン好きには全く違和感のない美味しさでした。 今回紹介するのは、和歌山市塩屋にある「丸三中華そば」というお店。和歌山の友達が絶賛されていたので連れて行ってもらいました。福岡のとんこつラーメン好きにも違和感のない美味しさです。 2014年2月19日、和歌山市内を散策してきました。和歌山駅を出発し、市内をグルリと回って紀三井寺まで歩く計画でしたが、予想以上に早かった日没のせいで計画が狂いました。 今回の和歌山旅行で一番の目的は、かつて自分が住んでいた街を訪れること。30年以上が経ち、ほとんど記憶が薄れていた街を久々に歩き、少しずつ記憶が蘇ってきました。 和歌山旅行2日目。子供の頃に数多く通った懐かしいお寺・道成寺にも30年ぶりに行ってきました。和歌山県民なら多くの人が知ってるはずの「安珍清姫伝説」で有名なお寺です。子供の頃に住んでた街を33年ぶりに訪ねてきます
ジェットスターを初体験!2年前のピーチといろいろ比較してみた
井出商店:和歌山ラーメンの名を全国に広めた店@和歌山
丸三中華そば:友人イチオシ、福岡に負けず濃厚な和歌山ラーメン@紀三井寺
和歌山市内散策:見覚えありそな無さそな景色を眺めてたら日が暮れた
嬉しい思い出は心に刻み、哀しい思い出は川に流す、第二の故郷散策
懐かしの道成寺散策:アナタは安珍清姫の物語を知っているか