33年ぶりに訪れたのは和歌山でした
昨年12月、ジェットスターの激安セールを利用して福岡〜関西の往復航空チケットを購入することに成功。2,600円(手数料込み)で福岡と大阪を往復できることになりました。
すごい世の中になりましたよ。だって、北九州から福岡空港まで行くのと料金ほとんど変わらない。しかも北九州→福岡空港の所要時間よりも福岡空港→関西空港の方が速いんだから。なんということでしょう。
旅行前日、以下のエントリーをアップしました。
子供の頃に住んでた街を33年ぶりに訪ねてきます
まだ子供の頃、6年間住んでいた街があります。小学校卒業と同時に引っ越してから一度も訪れたことがなかったその街に、33年ぶりに訪れることになりました。
結局どこに行くのかはボヤかしたのですが、向かった先は和歌山でした。
福岡県が人生で最も長く滞在してる場所になったけれど、生まれ故郷は鳥取。そして第2の故郷は和歌山なんです。とは言うものの、もう33年も訪れてなかった。今回のジェットスター激安セールのおかげで久々の和歌山訪問が実現できました。
2年前、初めてLCC(ピーチ)に乗った時との比較です
今回乗ったのはジェットスターなのですが、格安航空会社(LCC)を利用するのは2回目。前回は2年前に日帰り大阪旅行を敢行した時で、この時はピーチの激安セールを利用しました(手数料込みで往復4,700円だった)。
2年前に利用した時は、まだピーチを始めとするLCCが日本での就航を開始した直後。欠航や遅延の多さがニュースになってたし、私自身、帰りの便で納得のいかないことがあり、ブログエントリーを書きました。2年経った今も当ブログでのアクセス数が常に上位となってるエントリーです。
今回書くのは他社のジェットスター。比較対象は「2年前のピーチ」です。現在のピーチとジェットスターを比較する内容ではありませんのでご了承ください。ピーチも2年経って、いろいろ変わってることがあるかもしれないですからね。
チケットのチェックインについて
行きの航空チケットは福岡空港でチェックインしました。ジェットスターもピーチも、福岡空港の出発は第1ターミナルで同じです。
2年前、ピーチの時はインターネットでチケットを購入した際にメールが届き、その中にチェックイン用のバーコードが記載されてました。また、予約詳細が記載されたPDFファイルをダウンロードすることもできました。
私が2年前のチェックインで使った方法は、PDFファイルをEvernoteに保存し、福岡空港でチェックインする際にiPhoneのEvernoteでバーコードを表示させ、iPhoneをバーコード読み取り機にかざしてチェックインする、というものでした。
↑これが当時の写真。iPhone4sのホワイトを使ってた頃です。懐かしいな。そのiPhoneでバーコードを表示させて、バーコードリーダーに読み込ませてるのがお分かり頂けるでしょうか。これだけでチェックインは完了。とってもラクチンでした。
一方、今回のジェットスターは、
↑チェックイン用の機械が並んでます。
↑搭乗者名を入力して検索するか、チケット購入の際に発行された「予約番号」を入力してチェックインする方式。
バーコードを読み込ませる機能もあったのですが、ジェットスターはネットで購入した際、どこにバーコードがあるか良く分からなかったので、今回はEvernoteにメモってた6桁の予約番号をモニターに直接入力しました。バーコードがあればピーチ同様にラクチンだったんだろうな。
↑他に手荷物はないか等、画面に幾つか質問や選択肢が表示されるので、該当するものをタップしていくと、やがてチェックインが完了。印刷されたチケットが機械からビヨーンと出てきます。
ジェットスターは「ウェブ・チェックイン」という方法もあり、事前にWebからチェックインを済ませることが出来るようです。私は良く分からなかったので今回利用しませんでした。
福岡空港での搭乗方法について
2年前のピーチは、搭乗ゲートからボーディングブリッジを通って飛行機前方の入口から機内に入りました。
今回のジェットスターは、搭乗ゲートから延々と端の方まで徒歩で移動。その後、階段を下りて屋外へ。すぐジェットスター機があって、タラップの階段を上って機内に入りました。
福岡空港はLCCも全便、ボーディングブリッジで機内に入るのだと思い込んでたので、屋外に出た時は少し驚きました。雨が降ってなかったから問題なかったけど、これ雨天だとイヤだなぁ。
これはピーチだからとかジェットスターだからとかではなく、たまたまなのかもしれないですけど、どうなんだろ。
機内の広さについて
機内の広さはピーチもジェットスターもそんなに変わらないですね。LCC特有の、座席数をひたすら多く設置して、その分座席の間隔が狭いというパターン。狭いのは理解・納得した上での利用なので問題なし。
↑身長183センチ(股下92cm)の男が座ると上の写真のような感じ。前の座席の背もたれに自分のヒザが付くか付かないかくらい。狭いですけど、1時間未満のフライトなので、耐えられる範疇。これが10時間この体勢だと言われたらさすがにイヤだけども。
↑これが2年前のピーチ。大差ないです。脚の長さが成長したわけでもないし、短足にもなってないっすよ。たぶん。
余談ですが、福岡を離陸して少しして、シートベルト着用のサインが消え、ゲーム機器などを利用しても良いというアナウンス。何して時間潰そうかなと考え、そういえばiPhoneアプリのドラクエ1をやってなかったなと思い出し、プレイすることにしました。
操作に慣れず、壁にぶつかったり木に引っ掛かったりしながらカクカクと移動し、城や町の人に話を聞き、宝箱を開け、いざ町の外に出て、最初に出てきたスライムを1匹倒した直後、
「当機はこれから関西空港への着陸態勢に入ります。電子機器類の電源をお切り下さい」
とアナウンス。勇者りくまの経験値は「1」で終了しました。よっぽど城の中でドンクサイ動きしてたんだな。
関西空港への到着時について
2年前のピーチは、関西空港に到着後、まずタラップの階段を下りて屋外に出て、待機してたバスに乗車。そこからグネグネと空港内のどこかを徘徊し、バス乗り場のような場所に到着。そこからしばらく徒歩で移動して、JR関西空港駅に到着、という感じでした。飛行機を降りてからJR関西空港駅に着くまで30分以上かかった気がします。
今回のジェットスターは、
↑関西空港に到着後、バスでもタラップでもなく、ボーディングブリッジでターミナル内に移動。到着ゲートを通過して、案内板に従って駅の方向に直進。
↑ターミナルを出たら、すぐ目の前がJR関西空港駅でした。うわ!もうここか!とビックリした。飛行機を降りてから駅に着くまで、たぶん10分もかかってない(かなり早足で歩いたのもありますけど)。
↑関西空港駅はJR西日本と南海電鉄の駅が併設されてるので、初めて来た時は「ん?」と一瞬戸惑います。今回は迷うことなく和歌山行きの切符を購入し(運賃も事前に調べてた)、JR側の改札口に直行。2年前に一度経験してる強みで、迷いなし。
予想よりも大幅に早く駅に到着したこと、切符購入などがスムーズだったことで、計画していたスケジュールよりも1本早い電車に乗ることが出来たのはラッキーでした。
現在のピーチがどうなのか(バス移動ばかりなのか等)、あるいはジェットスターだからと言って必ず今回のようにすぐ駅まで移動できるかどうかは分かりません。到着便によって違うのかも。
2016年度にはLCC専用の第3ターミナルがオープンする予定とのことなので、更に利便性が増すことでしょう(第2は国内線専用、第3は国際線専用になる予定だそうです)
関西空港からの搭乗について
2年前のピーチエントリーでも書いたのですが、関西空港でのピーチ出発は第2ターミナルです。
一方、ジェットスターの出発は第1ターミナル。
これ、事前に何度も頭に叩き込んだんですけど、2年前にも「ピーチは第2、ピーチは第2」と叩き込み過ぎた後遺症なのか、現地で「あれ?どっちだったっけ」と迷った末、第2ターミナルに向かって数メートル歩いてしまうという失態。
すぐ「いや待て、なんかおかしい」と気付いて第1ターミナルに行ったんですけど、2年前に経験したことが吉と出ることもあれば、逆に凶と出ることもあると知った瞬間でした。
2年前のピーチは、到着時と同じく出発時もまずバスに乗って空港内を移動。その後タラップから機内に乗り込みました。今回のジェットスターはボーディングブリッジを通って乗り込み。やっぱりボーディングブリッジが早いしラクチンでいいですわ。
出発や到着の遅延について
最後の比較。LCCの宿命ともいえる遅延についてです。
まず福岡から関空までの往路ですが、2年前のピーチ、今回のジェットスターとも、定刻通りに出発して、定刻通りに到着しました。特に2年前のピーチは出発時に福岡も大阪も悪天候で、他社が条件付き運航となる中、ピーチだけが何の変更もなく通常通りのフライトをしたので、やるじゃーん、と感心しました。
あとで分かったことですが、LCCは無理してでも目的地に着かないと次の便に影響が出るから(=同じ機体を使い回すから)、極力行っちゃうみたいですね。機材トラブルでもない限りは。
一方、関空から福岡までの復路ですが、2年前のピーチは定刻より大幅に遅れ、その遅れについて1回アナウンスしたっきり何の情報も与えず、バス移動後もトラブル連発だったので私は怒ったんですが、今回のジェットスターも機材トラブルか何かで遅れるというアナウンスが最初に1回ありました。
当初のアナウンスでは15分ほど遅れるとのことだったんですけど、結果的に搭乗開始したのは20分後くらいかな? 関空を離陸した時には30分くらい遅れてたと思います。その間、アナウンスで遅れ時間の訂正などはたぶんされてなかったんじゃないかな。私が聞き漏らした可能性もありますけど。
離陸後、また福岡に着陸した後に、CAや機長から運航遅れに関するお詫びのアナウンスはありましたが、「先ほど15分の遅れと言いましたが、もう少しかかります」みたいなアナウンスって航空会社はしないものなのかな?
今回の遅れは2年前のピーチほどじゃなかったし、2年前に怒りまくったおかげで免疫ついた(=LCCってそういうこともあるんだと認識した)のもあってイライラはしなかったですが、多少遅れるのは仕方ないにしても、それならそれで遅れに関するアナウンスをしてくれればいいのにな、ってのは毎度感じることです。
余談:福岡の出発前はヒマだった
ここからは余談です。旅行初日、福岡空港に到着するのが早すぎて、チケットのチェックインを済ませてから1時間ほど時間を潰すことになりました。
↑ヒマな時に必ず来るのが、第1ターミナルの展望室。しばらく写真撮ったり飛行機の動きを眺めたりしてたのですが、次第に飽きてきた。
Twitterでヒマ潰しをしてたら、お友達から「第2ターミナルに大きな書店がありますよ」とツイートが。おお、それ知らない。行ってみよう、ってことで第2ターミナルまで徒歩移動。
第1から第2って案外遠いんですよ。しかも、ほら、第2ターミナルってJALとかANAとかなんですよね。セレブな空気が漂ってるんですよ。
片道1,000円のチケットで大阪に行っちゃう不届き者でスミマセン、と恐縮しながら第2ターミナルに入り、書店探し。
↑あったあった。第2ターミナルの3階部分にあるんですね。3階には来たことがなかったので、書店の存在も知らなかった。
確かに広い書店でした。旅行中に何か読もうかなー、買おうかなーとも考えたけど、既にバッグの中には1冊持参してたし、その1冊もおそらく読まないだろうなと予測してたので(事実、1ページすら読まなかった)、買うのは控えました。
↑お作法を学ぼうかと思ってたら、出発の30分前までそれほど時間の余裕がないことに気付いた。壇蜜のせいで飛行機に乗り遅れたら笑い話にもならない。
もはや競歩とでもいうべき高速歩行で第1ターミナルに帰還。無事、飛行機に間に合ったのでありました。
りくま ( @Rikuma_ )的まとめ
飛行機に乗り慣れてない人は特に、福岡でも関空でもターミナルで混乱するかもしれないですね。第1なのか第2なのか。
これはLCCに限らずJALやANAなど大手の航空会社でもそうですけど、どのターミナルに行けばいいのか、出発ゲートはどこなのかは、可能であれば事前に調べておいた方が、当日現地でパニックにもならず安心だと思います。
あとはやっぱり、時間に余裕を持った行動ですね。早すぎるとヒマ潰しも大変ですけど、遅すぎて間に合わなかったら最悪ですから。
書店で立ち読みしてて、うわあーー飛行機の時間を過ぎてたー!なんてことのないように。気を付けましょう。
まだ子供の頃、6年間住んでいた街があります。小学校卒業と同時に引っ越してから一度も訪れたことがなかったその街に、33年ぶりに訪れることになりました。 今回紹介するのは、和歌山ラーメンの認知度を全国区にした立役者という評判を耳にして行きたかったお店、井出商店。九州のラーメン好きには全く違和感のない美味しさでした。 今回紹介するのは、和歌山市塩屋にある「丸三中華そば」というお店。和歌山の友達が絶賛されていたので連れて行ってもらいました。福岡のとんこつラーメン好きにも違和感のない美味しさです。 2014年2月19日、和歌山市内を散策してきました。和歌山駅を出発し、市内をグルリと回って紀三井寺まで歩く計画でしたが、予想以上に早かった日没のせいで計画が狂いました。 今回の和歌山旅行で一番の目的は、かつて自分が住んでいた街を訪れること。30年以上が経ち、ほとんど記憶が薄れていた街を久々に歩き、少しずつ記憶が蘇ってきました。 和歌山旅行2日目。子供の頃に数多く通った懐かしいお寺・道成寺にも30年ぶりに行ってきました。和歌山県民なら多くの人が知ってるはずの「安珍清姫伝説」で有名なお寺です。 2日間にわたる和歌山旅行。最後の目的地は、前日に行くはずが行けなかった紀三井寺。飛行機出発の時間を気にしつつ、子供の頃に来た記憶を蘇らせながら散策してきました。子供の頃に住んでた街を33年ぶりに訪ねてきます
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