2020年追記:シャトルバス2社が統合されました
このページに記載した内容は、2015年に私が実際に成田空港から東京駅までシャトルバスを利用した際、困ったことや分かりづらかった点などをまとめたものでした。
その当時は(記事中にもある通り)「東京シャトル」と「THEアクセス成田」の2社で運行されており、この2社によるルールの違いが分かりづらさに拍車をかけていました。
2020年2月1日に、「東京シャトル」「と「THEアクセス成田」は統合され、「エアポートバス東京・成田」(英語表記はAIRPORT BUS「TYO-NRT」)という名称に変更されました。運賃はこれまで通り1,000円で運行されています(注:深夜早朝便を除く)
これにより、「2社のルール違いによる分かりづらさと、その注意点」という当ページの主旨は解消され、情報が古くなっています。
以下の情報は2015年に経験した私個人の体験談として残しており、古くなった情報は削除、または取り消し線で訂正しています。何卒ご了承ください。
安さで選ぶならシャトルバス
今回の東京旅行で初めて成田空港を利用しました。初日は成田空港から横浜まで移動する必要があったのですが、なんせ初めて行く空港なので、どの交通機関を利用すればいいのか全く分かりません。
いろいろネットで調べたり、関東在住のブロガーさんたちから情報を教えてもらったりして検討の結果、今回は移動手段としてシャトルバスを選択しました。
決め手としては、「運賃が安い」「JRなど鉄道と比べてもそんなに遅くない」「外の景色を眺めて移動したい」の3つ。
バス乗り場について
★成田空港の場合
成田空港からシャトルバスに乗る場合、第1・第2ターミナルのバス乗り場は2社とも同じです。しかし第3ターミナルだけ2社の乗り場が異なります。(※2020年追記:2社が統合されたことで、乗り場は同じ場所となっています)
◆第2ターミナル北口 … 2番乗り場
◆第2ターミナル南口 … 19番乗り場
◆第3ターミナル … 2番乗り場
バス乗り場には大きく番号が表示されているので分かると思います(上の写真は第1ターミナル・31番乗り場)。
第3ターミナルだけ乗り場が異なりますが、隣り同士ですので大慌てする必要はありません。ただし間違うと待ち時間が約20分発生します。
★JR東京駅の場合
東京駅からシャトルバスに乗る場合、2社の乗り場は完全に違う場所なので注意が必要です。(※2020年追記:東京駅の乗り場は統合されています)
2020年現在: JR東京駅・八重洲南口バス乗り場7番&8番
THEアクセス成田の乗り場は東京駅の八重洲南口から外に出るとすぐ目の前にバス乗り場があります。「徒歩0分!」と公式サイトに書かれてますが、本当に近い。
私の体験談:初日・成田空港編
▲ 福岡空港からピーチの飛行機に乗り、ほぼ定刻通り成田空港に到着。到着ゲートを出てエスカレーターを下ります。
ちなみに、成田空港ではLCC専用の第3ターミナルが2015年4月8日に開業しました。
出来たてホヤホヤの第3ターミナル。しかし私の乗ったピーチだけは今まで通り第1ターミナルでの発着でした。気付いた時にはガックリきました。
▲ 初めての成田空港。バス停がどこにあるのかサッパリ分からない。まずは外への出口を探します。
ちなみに上の写真、ピーチの搭乗カウンターが写ってますが、出口を探すことに集中していたため、この時点で全く気付いていません。
▲ 一番近くの出口から空港の外へ。バスが見えました。ここがバス乗り場で間違いないようです。
▲ 出口を右折して、東京シャトル・THEアクセス成田共通の乗り場である第1ターミナルの31番乗り場に到着。バス乗り場の一番遠い場所(右端)にありました。すでに行列が出来てたけど、なんとか次のバスに乗れるかなという人数。
ちなみにピーチの飛行機を降りてからここ31番乗り場まで、所要時間は10分ほど。少し道に迷ったものの、荷物待ちがなかったのと、結構早足で歩いたので意外と早く着きました。
▲ 東京シャトルのバスが到着。東京シャトルのバスは事前にチケットを購入する必要があったのですが、私はそれを知らず、チケットを買わずに並んでました。
運転手に「チケット買ってきてください。チケットないと乗れません」と言われ、唖然とする私、
チケットどこで買えばいいんですか? と運転手さんに質問すると、「空港の中です」とだけ。
▲ 急いで空港の中に戻りました。今度はチケット売り場がどこなのか全然分からない。慌てて走りながら探して、ようやくチケット売り場を発見。しかしここも購入者の行列。
ようやく私の番が来て、カウンターの女性に行き先と発車時刻を伝えると、
「そのバスのチケットは当社では販売しておりません」
と女性が冷静な口調で一言。はああああああ??? 意味が分からない。
頭が大混乱しながら「どういうことですか?」「どこで売ってるんですか?」などと確認すると、お客様の言われたバス(=THEアクセス成田)はチケットを販売しておりませんが、その10分後のバス(=つまり東京シャトル)は販売しています、と。
じゃあ次のバス(=THEアクセス成田)にはどうやって乗ればいいの?
「乗る時に現金で精算できます」と女性は冷静に一言。
めちゃくちゃ無駄な時間を潰してしまった! と大慌てで31番乗り場までダッシュで戻ると、またしても乗車待ちの行列。もうガックリ。
▲ ようやくシャトルバス(THEアクセス成田)に乗車。買わなくてもいいのにチケット売り場まで往復したせいで行列の最後尾になり、窓際は全滅でした。チクショー。
「THEアクセス成田」の座席はゆったり広々、とサイトに書かれていましたが、広さは普通でした。福岡県内で運行している「西鉄高速バス」とほぼ同じ。感動は少なかったけど、ピーチの座席が狭かった分、バスの中では足を伸ばせて心地良かったです。
▲ 成田から東京駅までは所要65分と時刻表に書かれてますが、ピッタリ65分で東京駅前に到着。全く遅れず時間通りだったのでビックリしました。
途中の高速道路で事故が発生するなど渋滞したら当然バスも遅れますが(それがバスの弱点でもある)、スムーズな時はとても時間に正確なようです。素晴らしい。
▲ バスを降りてすぐ交差点。その向こうが東京駅です。
私の体験談:2日目・成田空港編
▲ 2日目。JR東京駅から再びシャトルバスで成田空港に向かいました。帰りは「THEアクセス成田」に乗る、と事前に決めていたので、東京駅の八重洲南口を出てすぐ目の前にあるバス乗り場へ移動。駅を出てすぐ、ってのは便利です。
▲ ちょうどTHEアクセス成田のバスが到着したところでした。お客さんは約10人ほど。
▲ THEアクセス成田は7番乗り場。これも覚えました。(※2020年追記:現在は7番と8番の2箇所で乗ることができます)
▲ 窓際の席をゲットできたので、東京の風景をずっと楽しんでました。スカイツリーや、一度も行ったことがない東京ディズニーランドのシンデレラ城も見えました。
今回は縁がなかった成田空港の第3ターミナル、次回は行けるかな。
▲ 成田空港の第1ターミナルに到着。1日目と同じく2日目も成田空港まで65分ピッタリで到着という時間の正確さ。素晴らしい。
繰り返しますがピーチは成田空港では第1ターミナルです。関西空港もピーチだけ場所が違う。なぜだろう。
▲ 空港の中に入ったはいいけど、ここがどこなのか分からない。ピーチの搭乗カウンターがどこにもない。グルリと1周したけど見つからない。パニック。
空港スタッフらしき人を発見。ピーチの搭乗カウンターがどこかを尋ねると「1階ですよ」と。
え? ここ、1階じゃないんですか?
「ここ、4階です」
マジか! シャトルバスは成田空港の4階に到着するんか! おそるべし成田。
▲ じゃあ1階まで下りなきゃ、ってことでエレベーターを探したのですが、迷う迷う。魔境のような成田空港。
▲ 1階に下りてもピーチのカウンターがしばらく見つからず、いろいろ歩き回ってようやく見つけた!
▲ ピーチのカウンターでチケットのチェックインを終え、ふと横を見ると、前日の成田到着時に下りてきたエスカレーターが見えました。ここでようやく「昨日ここに来てた」ことに気付き、成田空港の場所が繋がったわけです。
りくま ( @Rikuma_ )的まとめ
初日のチケットで少しドタバタがあったものの、シャトルバス自体はとても快適でした。次回東京に来た時も利用するつもりです。
LCC(格安航空会社)ピーチの福岡〜成田線が2015年3月29日より就航。この記念セールでチケットが取れたので、5月中旬に東京旅行してきました。東京を訪れるのは実に14年ぶりでした。 私の20代を語る上で欠かせない大好きな街・横浜。今回の東京旅行で横浜にも14年ぶりに行ってきたのですが、目的はただ1つ。ブロガーの春友さんに会い、ラーメンを食べることでした。 東京旅行1日目の夜は、以前から会いたかった関東在住のブロガーさんと共に飲み喰い騒ぐオフ会に参加してきました。初対面の人が大半だけどSNSでの交流が長い人ばかり。楽しい宴となりました。 東京旅行2日目は宿泊先のホテルから東京都内の観光名所を巡るウォーキングを敢行。自分の足で東京を散策するのは初めてでしたが、5月中旬にもかかわらず気温30度を超す暑さにやられてしまいました。今年は東京だ!ピーチ福岡〜成田線就航記念セールを利用して旅に出た
らーめん春友流を初訪問!愛する横浜の地で3年越しの悲願成就
東京オフ会、会いたかった人に会えて共に騒げる幸せ
東京を初散策、久々の両国国技館や初めてのスカイツリーを眺める