和歌山に着いて真っ先に向かいました
当ブログで和歌山のラーメン店を紹介するのは初めてです。そりゃそうだ。和歌山に行ったのは33年ぶりだもん。
子供の頃に住んでた街を33年ぶりに訪ねてきます
まだ子供の頃、6年間住んでいた街があります。小学校卒業と同時に引っ越してから一度も訪れたことがなかったその街に、33年ぶりに訪れることになりました。
33年ぶりの和歌山旅行。いろいろ旅行計画を立てる中で「何を食べてこようか」と調べていて目にしたのが「和歌山ラーメン」という名前。
私が和歌山に住んでた子供の頃、和歌山ラーメンなんて名称を聞いたことは一度もない。和歌山ってラーメンそんなに有名だったっけ?
さらに調べていくと、「TVチャンピオン」のラーメン選手権か何か、ラーメンの味を競う番組で優勝してから一躍有名になったんだとか。私が和歌山を去った後の話だから、そりゃ知らないはずです。
で、その「TVチャンピオン」で優勝したのが今回紹介する井出商店というお店。
▲ 和歌山市に到着してから散策を開始する前、真っ先に井出商店を訪れました。長距離を歩く計画で、和歌山駅方面には戻ってこないコース設定だったので、先に食べておく必要があったのです。
▲ iPhoneのGoogleマップを見つつ、和歌山駅から徒歩5分ほどで到着。交差点の角に黄色の看板がドーンと目立ってたのですぐ分かりました。
▲ 「和歌山ラーメン」と言いつつ、和歌山ではラーメンのことを中華そばと言うらしいです。つい福岡にいる時のクセで「ラーメンを1つ」と注文したら、店員さんに「そばですね」と返されました。
▲ 「あと、おすしも1つ」と注文したら、再び店員さんに「そこありますので、ご自由にお取りください」と返されました。カウンターに「早すし」と書かれた細いものがたくさん積まれてます。
福岡でもカウンターに「いなり」や「おにぎり」がズラリと並んでいて、取って食べて最後に精算するお店がありますけど、それと同じ感じなんですね。
▲ 1個、食べてみました。開けてみると、
▲ いわゆる「バッテラ寿司」ですね。
和歌山に住んでた頃、特に好きという訳ではなかったのにヤタラとバッテラ寿司ばっかり食べてた記憶が鮮明に残ってるんですが、バッテラは和歌山の名産だったのかな。30年以上経ってようやく理解できました。
お味は、普通のバッテラ寿司でした。はい。
▲ 来た来た、念願の和歌山ラーメン、いや、中華そば。普通盛りで600円。
第1印象が「あれ? コッテリ系?」って。想像してたのと違った。
というのも、和歌山の中華そばがどんな味なのか予備知識が全く無くて、てっきりオーソドックスな「しょうゆ味」なのかと想像してたんですけど、スープの見た目がトローンと濃い感じだったので、あれ? って。
▲ 麺の太さは中太。北九州でも麺の太さが同じくらいのお店、たくさんあります。これは違和感なし。
スープを飲んでみてビックリ。しょうゆ味どころか、これ、豚骨しょうゆだ。ほぼ豚骨で、ちょっと醤油も入ってる? って感じ。そして見た目通り、コッテリで濃い。
初体験の和歌山ラーメン。異文化の味を楽しむぞー! ってな気持ちで乗り込んできたんですけど、異文化どころかメッチャ馴染みのある風味で親近感が倍増しました。これ、福岡のラーメン好きには全く違和感のない味だわ。
▲ シナチク(=メンマ)も美味しい。味が染みてます。
福岡のとんこつラーメンはシナチクを入れてないところが多く、シナチクの入ってるラーメンを敬遠したり、私の友人にも「シナチク大嫌い!」「シナチク入ってるなんて邪道!」と言い切る人がいます。私は元が福岡県民じゃないし、シナチク大好きです。
あと今回食べて印象に残ったのは、カマボコの味がとても「海の味!」だなと感じました。
もちろんカマボコの原材料が魚だと知ってますけど、福岡のカマボコってそれほど「魚!!」って味が強調されてない気がします。加工し過ぎなのか何なのか。和歌山のカマボコは魚の味わいが猛烈アピールしてました。この辺りに異文化を感じられて興味深かったです。
最後に精算する際、店員さんに美味しかったですとお礼を言って、自分が福岡から来たと告げると
「あらー! 福岡からですか! ちょっとちょっと!」
と他の店員さんたちを呼び寄せて全員で逆にお礼を言われました。自分が芸能人にでもなったような気分になりました。
なんか恐縮しちゃったけど、こちらこそありがとうございました。和歌山旅行の最初に心がホッコリしました。
まだ子供の頃、6年間住んでいた街があります。小学校卒業と同時に引っ越してから一度も訪れたことがなかったその街に、33年ぶりに訪れることになりました。 2014年2月中旬、ジェットスターの激安チケットで福岡から関西空港までのフライトを初体験。2年前に同じ福岡〜関空で利用したピーチの搭乗時といろいろ比較してみました。 今回紹介するのは、和歌山市塩屋にある「丸三中華そば」というお店。和歌山の友達が絶賛されていたので連れて行ってもらいました。福岡のとんこつラーメン好きにも違和感のない美味しさです。 2014年2月19日、和歌山市内を散策してきました。和歌山駅を出発し、市内をグルリと回って紀三井寺まで歩く計画でしたが、予想以上に早かった日没のせいで計画が狂いました。 今回の和歌山旅行で一番の目的は、かつて自分が住んでいた街を訪れること。30年以上が経ち、ほとんど記憶が薄れていた街を久々に歩き、少しずつ記憶が蘇ってきました。 和歌山旅行2日目。子供の頃に数多く通った懐かしいお寺・道成寺にも30年ぶりに行ってきました。和歌山県民なら多くの人が知ってるはずの「安珍清姫伝説」で有名なお寺です。 2日間にわたる和歌山旅行。最後の目的地は、前日に行くはずが行けなかった紀三井寺。飛行機出発の時間を気にしつつ、子供の頃に来た記憶を蘇らせながら散策してきました。子供の頃に住んでた街を33年ぶりに訪ねてきます
ジェットスターを初体験!2年前のピーチといろいろ比較してみた
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