ガイドブックに載ってなかった天保山エリア
▲ コスモスクエア駅から地下鉄・中央線に乗車するため、エスカレーターで地下深くのホームまで下りていく。
▲ 中央線に乗車。午後2時20分、大阪港駅に到着。コスモスクエア駅から1駅、所要時間は3分。
実は今回の大阪旅行に際し、事前計画を立てるために購入したガイドブックには、天保山エリアだけ詳細情報が全く載ってなかった。ガイドブックが古かったのか、天保山エリアが最近繁栄したのかなど何も分からないが、ひとまず
「天保山公園からUSJが見えるらしいので写真撮影」
「海遊館という水族館があるので写真だけ撮る」
この3つだけは決めていた。それ以外の情報はガイドブックから何も得られなかった。
完全に水没していた天保山公園
▲ 大阪港駅を出て海側に向かい歩く。
南港でズブ濡れになった辺りから急激に疲れてしまい、歩くペースが自分でも実感できるほど遅くなった。事前計画からどんどん遅れていってる。早く移動しないと行きたいところをどんどん削らなきゃならん。それは分かってるが体力消耗も激しい。
▲ 天保山大観覧車の前を一旦通過。後でまた戻ってくる。
▲ 天保山公園に到着。桜の名所としても有名らしく、私が行った時も満開だった。
▲ 2012年は4月16日まで「桜まつり」というイベントがこちらで開催されていたらしい。私が訪れたのは11日だったので開催期間中だったのだが、大雨だったのでイベントは中止になったのか、公園の中は私以外に誰もいなかった。
▲ 桜の向こうに見えているのは、阪神高速の天保山大橋。
▲ この方角、海の向こうに「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」が見えているはず。
天保山大橋やUSJを撮影したかったのだが、なんせ天保山公園の土の部分が大雨のため完全に水没してしまっている。無理に水溜まりの中を歩こうと思えば歩けるが、靴の中がグショグショになったらこの後のウォーキングに間違いなく支障が出る。まだまだ訪問する場所は沢山あるのだ。
残念だが上の写真の位置から先へは進むのは断念。大変悔しかったし、雨が恨めしかった。
天保山公園の入口に立ちふさがった4人組
天保山公園を出て海遊館に移動しようと思ったら、公園の入口にテレビの取材陣らしき4人組。レポーターらしき女性1名と、撮影スタッフらしき3名。
こんな大雨の中、何を撮影しに来たのか。「桜まつり」のイベントは中止だろうし、公園内には私以外に誰もいない。「残念ながらイベントが中止になりましたー」ってローカル番組中で放送するためなのか。
そんなことを考えてたら、カメラを持った男性がクルッと回転してこっちを向いた。カメラを私に向けている。集音マイクを持った男性がこっちに向かって歩き始める。
こらこら、ちょっと待て。こっち来るな。全身ビショ濡れで疲弊しまくってる俺を撮るな。しかし逃げたくても公園内は水没しているから後退できない。
まずい、とてもまずい。追い込まれた。どうせ見ることのない関西ローカル番組だろうけど、こんな姿でテレビに映りたくない。メイクもしてない。
▲ 本気で焦りまくってた矢先、公園入口に別の人が歩いてきた。カメラマンと集音マイクの男がUターンして通行人に向かう。レポーターらしきピンクの女性も近付いてインタビューを開始していた。
良かった! 助かった!
足早に取材陣の横を通過して公園を出た。通り過ぎる際にチラ見したら、私の歩く姿をカメラが追ってた。ギョッとして走って逃げた。
(昔、このパターンで『ニュースステーション』と『筑紫哲也ニュース23』に私の姿が大きく映ったことがある)
大観覧車と海遊館
▲ 天保山大観覧車の方向へ進む。高さが112.5メートルもある、世界最大級の観覧車なんだそうだ。
ここの観覧車、壁も底もすべて透明な「シースルーキャビン」というのがあるらしい。高所恐怖症の人は乗ったら死ぬだろう。
▲ 観覧車の横にある商業施設、「天保山マーケットプレース」。
▲ 水族館の「海遊館」。
▲ 海遊館の写真だけ撮ってすぐにUターン。
▲ ここから大阪港駅まで、それほど遠くないはずなのにメチャクチャ疲れた。疲労が蓄積されてたのだろう。
▲ 大阪港駅のホームへ向かう。地下鉄(中央線)なのに、大阪港駅のホームは地上より高い場所にある。
▲ 大阪港駅のホーム。ここから再び中央線に乗り、次の目的地である大阪城へ。大阪城は今回の大阪旅行で最も楽しみにしていた場所。とても感動したのだが、同時に今回最も過酷なウォーキングとなった。
ちなみに大阪港駅の時点で、旅行の遅れは15分から20分へと拡大している。