ロード・オブ・ザ・リングから始まった

DVDプレイヤーを初めて購入したとき、まだVHSが主流だったレンタルビデオ店に行って、数少ないDVD作品の中で初めて借りたのが「ロード・オブ・ザ・リング」の3部作でした。
VHSとは比較にならないキレイな映像に感動しまくり、映画DVDを毎週のように借りてくる日々が始まりました。私が本格的な映画ファンになるキッカケとなった作品が「ロード・オブ・ザ・リング」だったんです。
その後、「ダークナイト」で初めてブルーレイを借りて、これまたDVDとは比較にならない超キレイな映像に超感動。最近はレンタルショップでDVDよりもブルーレイを借りてくる割合が増えてます。ブルーレイも数年前とは違い、大手ショップであれば大量に陳列してくれるようになりました。
見たい作品はブルーレイかDVDを借り、あるいはiTunesやAmazonインスタントビデオで借りてます。しかし、「これは何回でも繰り返し見るだろうな」という思い入れの深い作品はブルーレイを購入します。
以前はブルーレイとDVDに価格差があったので、安いDVDを買うことが多かったんですけど、最近はブルーレイ作品もずいぶん安くなってきたので、映像がキレイなブルーレイを買わない理由がありません。
ホビット3部作がいよいよリリース
「ロード・オブ・ザ・リング」は、
(原題:The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring)
◆2002年公開「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」
(原題:The Lord of the Rings: The Two Towers)
◆2003年公開「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
(原題:The Lord of the Rings: The Return of the King)
という3部作になっています。主人公フロドが、養父ビルボから譲られた魔法の指輪。この小さな指輪が物語のカギとなり、世界の命運を左右する存在ともなります。
今回紹介する「ホビット」は、
(原題:The Hobbit: An Unexpected Journey)
◆2013年公開「ホビット 竜に奪われた王国」
(原題:The Hobbit: The Desolation of Smaug)
◆2014年公開「ホビット 決戦のゆくえ」
(原題:The Hobbit: The Battle of the Five Armies)
という3部作。フロドに指輪を渡したビルボがまだ若かった頃の物語であり、ビルボはどのようにして指輪を手に入れたのか、また若い頃にどんな出来事があったのかが描かれ、いろいろなシーンが「ロード・オブ・ザ・リング」へと繋がっていきます。
こういう作品構成は前日譚(ぜんじつたん)と呼ばれます。
他に有名な前日譚だと「スター・ウォーズ」がそうですね。最初にルークを主人公とした初期3部作が制作され(現在は「4・5・6」とナンバリングされてます)、後にダース・ベイダーの若き頃を描いた前日譚の3部作(「1・2・3」とナンバリング)が制作されました。現在はルーク時代の続編となる「7・8・9」の新3部作が制作中とのこと。
話を戻しますが、2003年公開の「王の帰還」から9年を経て、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズで主要登場人物を演じた多くの俳優陣が引き続き出演したことでも話題となった新3部作の「ホビット」。
映画館には滅多に行かない私も「ホビット」3部作は全て映画館で見ました。さらにレンタルリリース直後に借りてきて何度も見て、更には次作が劇場公開される直前にも復習のため前作のブルーレイを再び借りてきて何度も見る、という感じで各作品とも5回以上は既に見てます。
それでも飽き足らず、最終作の「決戦のゆくえ」リリースと同時に発売開始の、3部作が特典映像付きで全て入ってる「トリロジーBOX」を購入予約しました。もちろんDVDではなくブルーレイです。ニュージーランドのあまりにもキレイな風景の数々、あの美しさはブルーレイで堪能しなければバチが当たるってもんです。
価格変動があるかもしれないので注意
2012年公開の「ホビット」1作目となる「思いがけない冒険」のDVDとブルーレイがリリースされた時、嬉しさで我を忘れた私は勢い余ってブルーレイを購入しそうになったんですけど、
「いやいや待て。これトリロジーBOXが絶対に出るからそれまではガマンや!」
と、2年耐えて待ちました。「ダークナイト」3部作の時は、2作目の「ダークナイト」で何も考えずブルーレイを購入し、3作目の「ダークナイト ライジング」がリリースされた時にトリロジーBOXというモノの存在を初めて知り、購入したという過去があります。つまり2作目はブルーレイを2回買ってる。
「ホビット」のトリロジーBOXがAmazonで予約開始されたのは1ヶ月くらい前でした。もう少し値下がりするかも? と期待して「ほしいものリスト」に登録し、余裕こいて様子を見てたのです。
最初に確認した時は販売価格が現在と同じくらい(約8,600円)だったのですが、1週間後に値下がりどころか突然の値上がり。日に日に価格上昇を続け、最高値だった時は13,000円を超え、「買い時を完全にミスった……」と絶望してました。
いつだったか、Amazonを再チェックしたらトリロジーBOXの価格が8,000円台に戻っていることに気付き、「もう値上がりはイヤじゃー!」と速攻予約。その後、現在まで価格は大きくは変動していません。
Amazonに限った話ではないのかもしれませんが、通常であればリリースから日数が経過すれば販売価格が安くなっていくはずの映画DVDやブルーレイも、売れ筋の人気作品だったり、限定版などレア商品の場合は、逆にどんどん値上がりされていきます。
「ロード・オブ・ザ・リング」は、ブルーレイのトリロジーBOXが現在、中古の最安値で8,000円台になってます。新品は現在販売されてないようです。
また、未公開映像が多く収録されている「エクステンデッド・エディション」のトリロジーBOXになると、販売価格がトンデモナイことになってます。新品が7万円を超えてるんですよ。買えねえーっつうの。
エクステンデッド・エディション、すごく欲しいんですけど、気軽に買えるような値段じゃないので宝くじが当たるのを待ってます(DVDは3つとも持ってるので、それでガマン)
まとめ
「ホビット」の3部作はしばらく販売価格が変動していませんが、在庫数の減少などにより以前のように価格が上昇してしまう可能性もあります。購入の際は価格にご注意ください。


