直方で最大の集客力かもしれない
今回紹介するのは、直方市の国道200号線沿いにある「千成や」というお店。
11時に開店なのですが、11時15分にはもう駐車場が満車になるくらい、お昼時にはお客さんが集中する人気っぷり。10台ちょっとある駐車スペースがすぐ埋まり、空きを待つ車で混雑し始めると、あまり広くない駐車場が少々危険な状態になるほど。
近隣にもラーメン屋は存在するのですが、ここの集客力が圧倒的に直方ではナンバーワンじゃないかな。
▲ 国道200号線を北九州から直方方面に走っていると、右側にこの看板が見えてきます。
▲ こちらが入口。
▲ 今回私が行ったのは昼の2時過ぎ。店内は空いてました。開店時刻の11時から昼食の時間帯、そして13時過ぎくらいまでいつも満員になってることが多いです。
以前は全席喫煙可能でした。ちょうど私がタバコを辞めた頃に「千成や」を知り、月に2〜3回くらいのペースで通ってたのですが、いつも店内は喫煙しながら食べてる客がウジャウジャいて、あまりに臭くて煙たくて、ラーメンの味を楽しむどころじゃなくてウンザリしたので、数年ほど「千成や」には来ていませんでした。
いつからかは知らないけど現在は全席禁煙になってます。その代わり入口に赤い灰皿が置かれています(1つ前の写真に映ってる)。タバコを吸いたい人は入口前で吸い終えてから店内に入る仕様。嫌煙家は入口付近で臭くてムセます。
喫煙家にはありがたい措置でしょうけど、ラーメンの味を自ら損ねてるってことを店舗側は気付いてないんだろうな。
味噌系ラーメンが人気
▲ こちらの一番人気は「ネギラーメン」。キムチのもとなのか、赤い唐辛子系の何かを絡めた白ネギが味噌ラーメンに入ってます。「千成や」ではいつもこれを食べます。
他に肉ミンチとタケノコが入った「肉みそラーメン」、その肉みそラーメンとネギラーメンをミックスした「ネギ肉ラーメン」というのもあります。「ネギ」「肉みそ」「ネギ肉」とも、全てスープは味噌です。
これで混乱というか勘違いする客もいて、店員に「ネギみそラーメンを一つ」と注文してるのをタマに聞きます。
当然ながらネギラーメンは味噌なので、店員は「ネギいっちょー!」と復唱するのですが、それを聞いて「違う違う、ネギみそだよ!」と慌てて訂正する客、中には怒る客までいます。心配しなくてもネギラーメンは味噌ベースだから。
▲ 味噌系以外に「しょうゆ」「とんこつ」「塩バター」などもメニューにあります。チャーシューメンは見た目がなかなかのインパクト。長男はチャーシューメンが大好きなので、ここに来るといつも注文してます。私は味噌系以外食べたことない。
▲ もう一つの名物が「高菜」。ご飯やオニギリと一緒に食べるとバツグンに美味しい。この店の高菜はあまり辛くありません。高菜単品で持ち帰り販売もしています。
▲ ネギラーメンが到着。普通量でもなかなかのボリュームなので、小食な人は食べ切れないかも。
▲ 真っ赤になった白ネギたち。これがヤミツキになるんですけど、汗かきな私は夏に食べられない。食べると汗が噴き出して止まらなくなります。
スープ自体は何の変哲もない普通の味噌。食べていくに連れて白ネギに絡んだキムチっぽいのがスープに混じって辛くなってきます。
▲ 麺は太麺。ネギと麺の間には大量のモヤシが入ってて、なかなか麺までたどり着きません。この店の味噌系はモヤシが大量なのも有名。私はモヤシ大好きなのでむしろ歓迎してるのですが、中には「あの店の名物はモヤシ」と揶揄する口の悪い人もいます。
とにかく駐車場が大混雑する人気店ですので、食べに行くなら早い時間帯が吉ですよ。