【当サイトはアフィリエイト広告を利用しています】

【名古屋旅】まことや:まろやか濃厚つゆに飲み惚れる、絶品の味噌煮込みうどん

是非とも食べたかった味噌煮込みうどん

福岡ではなかなかお目にかかれない「名古屋グルメ」の数々。今回の名古屋旅では、食べた経験がない「名古屋グルメ」のメニューを1つでも多く食べる、というのも楽しみの1つだった。

旅の2日目までで食べることが出来たのは「きしめん」「みそかつ」「手羽先」「天むす」。


【名古屋旅】矢場とん矢場町本店:みそかつの元祖に本場で再会

名古屋旅行の初日、夕食は以前に1度だけ博多駅ビルで食べたことがある「みそかつ」を食べるため、中区大須にある「矢場とん」の矢場町本店に行ってきました。


【名古屋旅】名古屋城天守閣と本丸御殿の中を存分に歩き回ってきた

名古屋旅2日目。イベント「野望の会」の昼休憩時間中に名古屋城の天守閣と本丸御殿の中を見学。天守閣最上階から名古屋市街を見下ろし、本丸御殿では障壁画を堪能してきました。

事前に「これ食べたい」と候補に挙げていたものの中で、旅行2日目を終えてまだ食べてなかったのが「味噌煮込みうどん」「台湾ラーメン」の2つ。

※「名古屋コーチン」は昔々出張で名古屋へ来た際にご馳走してもらったし、「ひつまぶし」は値段が高すぎるので除外した。

旅行計画では2日目の夜、イベント懇親会が終わってまだ胃袋に余裕があれば、ホテルの近くに深夜2時30分まで営業している味噌煮込みうどんの有名店(山本屋本店 栄本町通店)があるので食べに行こう、と考えてた。

でも懇親会で満腹になっちゃったので深夜の山本屋本店行きは中止。3日目の昼食で味噌煮込みうどんを食べることにした。

「台湾ラーメンと、どっちにしようかなー」と迷うことは一切なかった。お味噌が大好きで、豚骨ラーメンよりも味噌ラーメンのほうが好きな私。味噌煮込みうどんは絶対に外せない。「みそかつ」と並んで優先順位のトップだったので。

したがって、残す候補の「台湾ラーメン」はこの時点で食べるのをあきらめるしかなかった。

山本屋本店

▲ 前述した「山本屋本店」という味噌煮込みうどんの有名店は、名古屋市内のいろんなところにかなり店舗展開してるみたい。

栄の店舗の他にも名古屋駅の近くで見たし、今回地下鉄の川名駅から徒歩移動中にもあったし(=上の写真)、桜山駅に徒歩移動してる時にも別の店舗があった。歩く度に目にしてたので驚いちゃった。コンビニみたい。

まことや

▲ そんな中、今回紹介する「まことや」は、前夜のイベント懇親会で知り合ったお友達に「味噌煮込みうどんの美味しいお店」として絶賛オススメされた。

「山本屋は観光客がよく行くしガイドブックにも載ってるんだろうけど、地元の人は山本屋にあんまり行かないです(笑)」と聞いて素直に納得。

決して山本屋本店が美味しくないワケじゃないんだろうけど、同じ料理でも店舗によって味わいが違うだろうし、それぞれご贔屓の店があるのはどの地域も同じだもんね。

あとは「まことや」をオススメしてくれたお友達が、とても嬉しそうに、ニコニコしながらお店のことや料理のこと、それから行き方などを丁寧に教えてくれたのも行く気になった決め手。

料理のオススメ店を聞く時、嬉しそうに笑顔で説明してくれる人の話はまず間違いがないのだ。これは今までの経験から断言できる。だから今回も全面的に信頼して「まことや」に行ってきた。

まことや店内

▲ ネットで調べると「平日のお昼時には行列ができることも」と書かれてたが、私が行ったのは日曜の12時30分頃。モロにお昼時だったが、日曜だったからなのか行列はなく、すぐに入れた。

店内はカウンター席の他にテーブル席も多く、奥には座敷席もあった。上の写真は他にお客さんがいないものの、味噌煮込みうどんを食べ終えた頃には満席になっていた。空いてる時に入れたのは運が良かった。

まことやメニュー

▲ メニュー表。ひとまず今回はトッピングを付けず、通常の具材だけの味噌煮込みうどんを注文。

まことや・味噌煮込みうどん

▲ 味噌煮込みうどん、820円。

料理を運んできてくれる前から味噌の良い香りがプーンと先着して胃袋を刺激された。なんとも食欲をそそる匂い。これ絶対に好きな味だわ、と食べる前に確信。

まことや・味噌煮込みうどん

▲ 出来たてのうどんが土鍋の熱でグツグツと煮込み真っ最中のままテーブルに到着。

具材は青ネギがタップリで、他にはカマボコ、鶏肉、それから数は少なかったのだけどシイタケ。これがメチャクチャ味噌と合ってウマかった! 感動した。

すき焼きでシイタケ食べるのが好きな人は、味噌煮込みうどんの中に入ってるシイタケ食べたら感動で吠えると思うよ。私は吠えなかったけどね。

味噌煮込みうどんの麺

▲ 麺は硬めで、福岡うどんのように丸く太くはないが、「きしめん」ほど平らでもない。毎朝お店で手打ちされている自家製の麺で、注文を受けてから麺を切り分けているのだそうだ。

前夜の懇親会で、

「味噌煮込みうどんの麺はけっこう硬い」
「初めて食べて、生やんけ! と怒る県外の人もいる」

などの情報を聞いていた。「生」というのは要するに「あまり麺をゆでてない硬めの状態」ということ。

福岡の豚骨ラーメンでも麺のゆで方で「かため」よりも更に硬い「バリかた」「ハリガネ」などがあるけど、そこまで硬くなると粉っぽさが前面に出すぎる感じがして私は食べられない。

なので味噌煮込みうどんの麺も前夜に「硬い」と教えてもらった時点で「自分の好みに合うかな…」と少し不安だった。しかし食べてみると全然問題ない。

確かに硬いとは感じたし、少し粉の風味もするけれど、言い換えると手打ち麺が本来持ってる味わい。全くイヤな感じはしない。

ちなみにこれはネット情報なのだけど、名古屋の味噌煮込みうどんの中で「まことや」の麺はどちらかと言うと「それほど硬くはない」部類に入るんだって。だから「まことや」より更に硬い食感の店もあるらしい。

地元の人々に大変愛されているという「まことや」だけど、それこそ観光客の口に合うのは「まことや」の食感かもしれないよ?

小皿に取り分け

▲ 鍋も料理も熱いので、小皿に取り分けて少し冷ましてから戴く。

まずビックリするのが、なんとも独特な味噌つゆの味。うわーウマイ! って叫びそうになる。赤だしの味噌とも違うし、「みそかつ」の味噌とも違う。この味は福岡に存在しない。

濃厚で、野菜のうま味も溶け込んでまろやかだし、だけど飲んでるとサラサラして引っ掛かりがないのでドンドン飲めちゃう。

手打ち麺の風味、青ネギのシャキシャキ感、そして味噌が染み込んだシイタケの感動的な美味しさ。たまらん。

つゆを夢中で飲んじゃって小皿に取り分けるのも忘れて土鍋を両手で持とうとして軽くヤケドして「俺のアホ!」って心の中で叫ぶ、そのくらい本気食い。

味噌煮込みうどんの鍋

▲ 当然ながら完食。すべて食べ終えてから感じる空腹感(笑) もっと食べたい。

美味しすぎて夢中で食べたのもあって量が少し足りなかった。もう1杯注文しちゃおっか、と結構本気で悩んだほど。350円増しになるけど大盛りにすれば良かったなあと後悔。

いやあ、美味しかった。味噌煮込みうどん最高。次に名古屋に来たら味噌煮込みうどんをハシゴしてもいいな、ってくらい気に入ってしまった。「まことや」を教えてくれたお友達に感謝。

この「まことや」だが、地下鉄の駅からだと1kmちょっと歩く必要がある。地下鉄・鶴舞線の「川名駅」からだと南にまっすぐ約1km。地下鉄・桜通線の「桜山駅」からだと東にまっすぐで約1.2km。どちらも同じくらいの距離で、ゆっくり歩いて約15分くらい。(私はどちらのルートも歩いた)

この距離を遠いと思うか近いと思うかは歩く人次第。私みたいに名古屋を2日間で30km歩く人なら大したことない距離だが、普段歩き慣れてない人は遠いと感じるかもしれない。

※実際にこの日、地下鉄の川名駅で道を教えてくれた人が「え、あそこまで歩くんですか! 遠いですよ! 無茶です!」と目を丸くしてたので、どんだけ遠いのかと慌ててしまった。(実際は1km)

他にも別の日に別の場所で道順を聞いた際に数人から「あそこまで歩くんですか!」と驚かれたが、名古屋の人って街を歩かないのだろうか…。名古屋の街歩き、とても楽しいのに。

名古屋市バスで「藤成通五丁目」というバス停があり、そこからなら徒歩1〜2分で着くはずなので、地下鉄の駅から15分歩くのがツラいという方はバスで行くのが良いかもしれない。

店名 まことや
Rettyグルメ
住所 愛知県名古屋市昭和区檀溪通4-14
電話 052-841-8677
営業 11:00〜20:30
定休 金曜

-麺探品
-