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7年間よく頑張ったね、お疲れ様。

2013年5月9日

今年も娘たちのピアノ発表会に行ってきました

先日、長女と次女が習っているピアノ教室の発表会があり、見に行ってきました。

長女がピアノを習い始めたのは5歳のとき。まだ保育園に通ってるころ。本人がピアノを弾きたいと言ったわけではなく、嫁の夢が「自分の娘にピアノを習わせたい」だったから。

よく言えばマイペース、悪く言えば「言われないと練習しない」長女。発表会が近づいてきてるのに練習に熱が入らず、叱ったことも多々ありました。

年に一度、綺麗なドレスを着てホールの舞台に立ち、ピアノを奏でる長女。練習では失敗してばかりなのに、本番になるとノーミスで最後まで弾いてしまう長女に、ピアノの先生も「実は才能あるのかも」と半ば驚いてたっけ。

姉にすぐ影響されちゃう次女が「私もピアノを習いたい」と訴え、2年前からは姉妹で週に一度習いに行ってました。送迎は私の役目。ピアノの先生ともすっかり仲良くなっちゃった。

今年の4月から長女は中学に進学。部活動も正式に決まり、今はとても楽しい様子。

一方でピアノ教室は、中学の部活に専念する必要もあり、今年のピアノ発表会を最後に辞めることを決めてました。私、嫁と三人で話し合って決めた結論。

私も嫁も辞めることには反対せず、「最後の発表会、悔いが残らないように練習しなさい」とだけ伝えてました。

そして本番当日。

毎年、舞台の上では緊張した表情をしているものの、ほとんどミスをせず最後まで弾く長女が、今年は珍しく3回、4回と間違えてた。

それでも、最後の音を奏で終え、ピアノから指を離して立ち上がり、観客に向かってお辞儀をする長女は満足げな表情。たくさんの拍手をもらってました。

最後のピアノ演奏、私は動画を撮ってブログで公開しようと思ってました。でも、公開できるような動画にはならなかった。

長女がミス連発したからではなくて、もう画像が揺れまくって、ブレまくってしまって、動画を再生してみたけど見れたもんじゃない。

長女が最初のフレーズを弾き始めたとき、私の前に座ってた他のお客さんたちが、「ああ、この曲知ってる」とばかりに頭を揺らしながら心地良さそうにリズムを取ってる姿を見て、涙が止まらなくなっちゃった。

カメラ越しではなく、自分の目で直接、長女の弾く姿を目に焼き付けておきたかったのですが、感極まってしまって、胸の位置で持ってたカメラがブルブルと震えて止まらなかった。

生徒全員の演奏が終わり、記念撮影も終わり、同じ年に習い始めた友人たちから「辞めるのもったいないよー。続けなよー」と言われ、複雑な微笑みを浮かべる長女。

確かに、いま辞めるのはもったいないのかもしれないな。でも長女に確認すると、悔いはない、と。最後ちょっと失敗したのは残念だったけど、でも自分なりに頑張った、と。

ピアノの前の椅子に座ったらまだ足が地面につかなかった5歳の初舞台から7年間。よく頑張ったと思います。

技術的にどれだけ上達したかとか、正直どーでもいい。7年間続けてくれたこと。それが私は一番嬉しかった。

夜、発表会が無事終わったお祝いで、寿司を食べに行きました。我が家は滅多に寿司なんて食べないので、久々のご馳走に(私を含めて)全員が大喜び。

大好きなネタを頬張る長女の嬉しそうな笑顔は、中学生になった今も5歳だった昔も全く変わってない。

本番の演奏風景は前述の通りマトモに撮影できなかったのですが、直前に撮ってた自宅での練習風景を公開します。ちょいちょい間違えて弾いてますがご愛嬌ということで。

7年間お疲れ様。これからは部活、それから勉強も頑張るんだぞ。

-雑記
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