ユーザー投票による名曲ランキング発表!
「ユニコーンの名曲ランキング」というタイトルのニュースが出てました。
レコチョクは、ユニコーンの完全生産限定ボックスセット「Quarter Century Box」のリリースを記念して、ユーザー投票による「ユニコーン 名曲ランキング」を発表した。
最も票を集めた楽曲は、1987年に発売されたファーストアルバム「BOOM」収録曲の「MaybeBlue」。「せつない歌詞に今でもキュンとしてしまいます。青春時代がよみがえります」、「昔付き合っていた彼女との関係が、歌の内容そのものですごく切ない気持ちを思い出す」など、切ない恋愛をテーマにした歌詞に共感するとの意見が多かった。
2位は、1989年4月に発売されたファーストシングル「大迷惑」。「ストレス発散によくカラオケで友達と思いっきり歌い上げていました」など、カラオケで盛り上がるのにぴったりとの声が多く寄せられた。3位には、1993年発売「すばらしい日々」がランクインしている。5位までの結果は以下の通り。
<ユニコーン名曲ランキング>
1位:Maybe Blue
2位:大迷惑
3位:すばらしい日々
4位:ペケペケ
5位:HELLO
1位が「大迷惑」や「すばらしい日々」ではなく「Maybe Blue」ってのがイイですね。しかも5位には再結成してから発表した「HELLO」が入ってる。
今年で結成25周年
ボックスセットの情報収集をしようと公式サイトを見に行ったら、25周年記念企画の一環だったんですね。
ユニコーンはリアルタイムで聴いていた大好きなバンド。バンドでコピーもしましたよ。「おかしな二人」って曲はイントロのベースが速すぎて発狂しそうになったりしたなぁ。
via:UNICORN.jp
写真見てると、民生は意図的に老け顔してるやろとか、テッシーちょっと痩せたとか、EBIが髪切ってるとか、西川くん若いな~(もう53歳だぞ)とか、いろいろ思います。
バンドのプロフィールを簡単にご紹介。写真左から、
◆堀内一史(EBI):ベース
◆奥田民生(タミオ):ボーカル、ギター
◆阿部義晴(阿部B):キーボード
◆川西幸一(西川くん):ドラム
1986年結成。1987年メジャーデビュー。1989年「大迷惑」が大ヒット。その年に初の武道館ライブ。
1993年、リーダーでドラムの川西がアルバム『スプリングマン』の製作中にバンドを脱退(アルバムには「ヤメマン」という名でクレジットあり)。アルバムとシングル「すばらしい日々」をリリースするも同年9月でバンド解散。
2007年の年末、阿部が川西と酒の席で「また一緒に何かやらない?」という主旨の雑談をしたのがキッカケとなり、2008年にオリジナルメンバーでのレコーディングを開始。2009年1月に再結成を正式発表。同年にアルバムとシングル発表、全国ツアーも開始。
という流れになってます。
現在は各自ソロ活動中ですが、民生が「もう解散なんてことはない。やったりやらなかったりでいいわけだから」みたいな発言をしてますし、今後も愛するユニコーンの姿を見る事はできそうです。
名曲ランキング5曲をご紹介
ではでは、今回発表された「ユーザー投票による名曲ランキング」の5曲を、私の簡単な感想などを交えて紹介します。
Maybe Blue
Maybe Blue
1987年リリースの1stアルバム「BOOM」に収録。
まだちょっとプチアイドル路線っぽかった頃。民生がカワイイ。
キーボードは向井美音里(みどりちゃん)で、まだ阿部Bは加入していません。みどりちゃんは1988年にユニコーンを脱退し、翌1989年にEBIと結婚したけど1998年に離婚しています。
大迷惑
大迷惑 (シングル・ヴァージョン)
1989年リリースのシングルで、3rdアルバム『服部』に収録。
私の大学時代の友人たちは、大半がこの曲でユニコーンを知ったんじゃないかな。私自身、1989年の年末に放送されたNHKの特番でこの曲のライブを見て鳥肌が立ち、翌日に『服部』をレンタルしたほど。
なんせ西川くんのドラムがスゴかった。メロディや歌詞、民生のボーカルも素晴らしいけれど、この曲は川西のドラムとEBIのベースに惚れました。この曲のベースは死ぬほど練習してコピーしましたよ。
再結成ツアーでの『大迷惑』、民生が歌詞を間違えまくってるのはご愛嬌。ラストで吼える民生のボーカル、その伸びは50近いオッサンのソレではありません。この曲を愛する全ての人に観て欲しい名シーン。
映像は再結成ツアーのDVD及びブルーレイに収録されてます。
すばらしい日々
すばらしい日々
1993年リリース、解散前のラストシングルで、アルバム『SPRINGMAN』に収録。
脱退した川西への思いを込めて民生が作った曲だと言われています。PVにも川西の姿はなく、残ったメンバー4人だけが登場するという、当時のファンにはツライ映像でした。
再結成ツアーで川西がこの曲のドラムを叩いてる姿に、曲のエピソードを知るファンは涙したと聞きました。この曲を西川くんがドラム叩くなんてファンには夢でしかなかったんだから。泣きますよね。
私も映像を初めて見た時、ラストでドラムを叩く川西の所にメンバーが寄り添って演奏するシーンで大泣き。感動しました。
2011年、民生の厳島神社ライブでもアコースティックでこの曲を熱唱しています。名曲です。
ペケペケ
ペケペケ
1988年リリース。2ndアルバム『PANIC ATTACK』に収録。
EBIが男前ですなー。みどりちゃんが脱退し、新しいキーボードとして阿部Bが加入しています。
この曲もベースアレンジが独特で秀逸ですね。練習しました。
このPVを見るといつも、うちの次女は「ギター大丈夫なの?」と心配してます(風呂にドボンしてるため)。
HELLO
HELLO
2009年、再結成して最初のアルバム『シャンブル』に収録された一曲。
再結成直後、「スマスマ」とか「ミュージックステーション」とか、幾つかの番組に出演して曲を披露した時に「HELLO」を演奏してました。
『シャンブル』に特典として付いていたレコーディング風景のDVDが私は大好きで何度も観てるのですが、この曲でEBIが歌う「超高音ハモリ」を聴くと、EBIの高いキーは貴重だなあと感じさせられます。
決して犬の声だけじゃないんだ。
ユニコーンの「笑える迷曲」をご紹介
ここからは私の独断と偏見で選ぶ、ユニコーンの笑える迷曲を紹介します。
歌詞の内容だったり、PVだったり、いろんなところにクスッと笑える要素を散りばめ、音楽で遊ぶユニコーンの真骨頂!という曲の数々をお楽しみください。
音楽家と政治家と地球と犬
音楽家と政治家と地球と犬
1993年のアルバム『SPRINGMAN』に収録。
タイトル通り4つのパートがあり、「音楽家」を阿部、「政治家」をテッシー、「地球」を民生、「犬」をEBIがそれぞれ担当しています。
この曲でドラムを叩いているのはプリンセス・プリンセス(PRINCESS PRINCESS)のドラム、富田京子。曲の最後、「あべくんマージー?」と言ってるのも彼女です。
PTA~光のネットワーク~
PTA ~光のネットワーク~
1990年、5thアルバム『おどる亀ヤプシ』に収録。
解散前はライブで演奏したことなかったはず。再結成ツアーで初披露されたはず。ちょっと自信ないけど再結成ツアーでのパフォーマンスは貴重なので必見。「再結成してくれて本当に良かった!」と思えます。
曲を聴いて頂ければ薄々お分かりかもしれませんが、TMネットワーク(リリース当時はTMNだったかな?)をリスペクト(笑)したアレンジとなっております。
民生の歌い方なんて「そのまんま」ですけどね。よく怒られなかったな(笑)
命果てるまで
命果てるまで
1990年にリリースされた4枚目のシングルで、アルバム『ケダモノの嵐』に収録。
「笑える」というより「エロい」曲です。
歌詞の内容もエロいですが、PVがモロにエロ。これ確かテレビで放送禁止になったんじゃないかな。リリース当初はMTVなどで流されてましたけどね(私は見た)。
これよりも更に歌詞の内容がエグイ曲で「時には服のない子のように」っていうのがあるんですよ。「SPRINGMAN」に収録されてます。
時には服のない子のように
初めて聴いた時、「なんちゅう歌詞を書いとんねん(笑)」と爆笑しました。
ヒゲとボイン
ヒゲとボイン
1991年にリリースされた7枚目のシングルで、同名のアルバムに収録されています。
PVは西部劇になぜか登場する侍5人。何度見てもサッパリ意味わからんわw
音楽の話をすると、エンディングのところでドラムの音が2つ聞こえます。これは川西に加えて民生もドラムを叩いてる、いわゆるツインドラムのため。
手島いさむ大百科
手島いさむ大百科
2011年にリリースされた再結成後3枚目のアルバム『Z II』に収録されてます。
解散前のスリムな体型がウソだったかのように太ってしまい、再結成後はキャラ的にも突き抜けた感のあるテッシーの独壇場な一曲。
テッシーのチャームポイントは内フトモモ。どうしてそうなった(笑)
りくま ( @Rikuma_ )的まとめ
以上、10曲の紹介でした。探せばもっといろいろありますので、若い頃から既にユルユルだったユニコーンの世界を堪能してくださいませ。