八幡製鉄所の工場見学というレアイベント
▲ 今回のスタート&ゴール地点、JR戸畑駅。
▲ この日は他にもウォーキング大会を開催している場所があったのだが、それでも受付前には長蛇の列。今年参加した中で最長だったかもしれない。
▲ 受付を終えてスタート。人が多すぎて追い抜くこともできず、流れに任せて歩く。
▲ 流れに任せて歩いてたら、いつの間にかどこかの敷地に誘導されている。ここはどこだ。
▲ 八幡製鉄所の敷地内に入っていた。いつの間に。
▲ 八幡製鉄所・飛幡門。
八幡東区の大谷付近をメイン会場とする「まつり起業祭八幡」というお祭りは、私が北九州に来るずっとずっと以前から開催されている歴史あるお祭り。
その祭りの一環として、こちら戸畑でも普段は入ることすらできない工場を見学できるイベントが開催されていた。JR戸畑駅にはウォーキング大会受付とは別に工場見学用の受付ブースもあった。
▲ 大半のウォーキング参加者が吸い込まれるように工場への送迎バスに乗り込んでいく。私はバスに乗らず、つまり工場見学はスルーしてウォーキング続行。
貴重な機会なのは分かってるが、列に並ぶのも嫌いだしノンビリと工場内を巡る気分でもない。今日は歩くために来ている。
若戸渡船の乗り場が復旧していた
▲ 若戸大橋へと続く連絡路(左)と新若戸道路(右)に挟まれた県道を歩く。
ウォーキング参加者の9割以上は工場見学用バスへと呑み込まれていったので、周囲に歩いてる人の姿が全くない。誰もいないので大変歩きやすい。貸し切りにしてもらったような気分。
▲ 戸畑ポンプ場。「どうぞ見学していってくださーい」と呼び込みされたが、ここを見学してたら何のために八幡製鉄所をスルーしたのか分からないので通過。
▲ 若戸大橋。戸畑区と若松区の間にある内海「洞海湾(どうかいわん)」に架かる赤い橋。
現在は有料道路だが、2018年には無料化されることが発表されている。気楽に戸畑と若松を往来できるようになるのは嬉しい。
▲ 戸畑と若松を船で結ぶ若戸渡船の戸畑渡し場。
2017年10月に発生した台風21号は福岡を直撃こそしなかったものの各所で被害があり、戸畑渡し場も強風による高波で海水が流入し、桟橋の一部が水没してしまった。
桟橋が真ん中でポキンと折れたような映像をテレビで見た時は驚いたが、今回現地に行ったら無事復旧していた。
▲ その戸畑渡し場よりも東側の場所に何やら新しい船乗り場のようなものが。戸畑渡し場がこっちに移転するのだろうか。それとも若戸渡船と全然関係のない何かなのか。
▲ 若戸大橋の真下を通過。
初めての牧山海岸は風がとても心地良い
▲ ニッスイパイオニア館。戸畑大橋の西側、洞海湾のすぐ前にある。
▲ ニッスイパイオニア館で後ろを振り返ると、洞海湾の向こうに若松区の高塔山が見える。山頂部に展望台、その下には看板が見える。私がウォーキング大会中、過呼吸で死にかけた場所。
▲ 様々な企業の工場が建ち並ぶエリア。初めて歩く道。
▲ 工場群を抜けると海が見えてきた。この一帯は「牧山海岸」というらしい。
▲ 海の向こうには若松区。海岸沿いにマンションが建ち並んでいる。
▲ 11月になり気温もずいぶん下がったが、それでもウォーキングで高速歩行していると汗まみれになる。しかし海岸沿いの遊歩道は風がとても心地良い。汗が一瞬にして乾くだけでなく、ストレスが一気に吹き飛ぶ気持ち良さ。
▲ 後ろを振り向くと、若戸大橋を真横から眺められるポジション。初めて見る角度なのでとても新鮮。
▲ ここからUターンするコース設定だが、無視して遊歩道を直進。
▲ 遊歩道の終点に到着。
▲ 海の向こうに見えるのは皿倉山。左側には東田第一高炉跡、左端にはスペースワールドも見える。世界文化遺産の「官営八幡製鉄所旧本事務所」もあの辺り。
ちなみに反対側は「松ヶ島岸壁」といって、こちら牧山海岸と同じく整備された遊歩道が海岸沿いに延びている。ちょうど2年前、2015年11月にそちら側を歩いた。
まつり起業祭八幡ウォーク、今年は世界遺産の見学もあったぞ【八幡ウォーク】
2015年11月7日(土)、北九州市八幡東区を歩いてきました。(JR八幡駅→旧九州鉄道橋梁跡→まつり起業祭八幡2015会場→スペースワールド→官営八幡製鉄所旧本事務所眺望スペース→松ヶ島岸壁→JRスペースワールド駅→旧本事務所無料見学会→東田第一高炉跡→JR八幡駅)
▲ 遊歩道の端まで行って気が済んだのでUターン。たくさんの釣り人が洞海湾に向けて釣り竿を傾けていた。
釣りには全く興味ないのだけど、この海岸で快晴の下、ゆったりした時間に身を委ねながら海を見ているのってイイなと思った。
▲ 「イオン戸畑」や「ウェルとばた」が近付いてきた。
▲ JR鹿児島本線の高架。
▲ JR戸畑駅に戻ってきた。
▲ 歩行時間は1時間33分。歩行距離は6.88km。