2年ぶりの福津市ウォーク
▲ 今回のスタート&ゴール地点、JR福間駅。来るのは久しぶり。
2011年からウォーキング大会に参加するようになって以来、福津市開催の大会には毎年必ず参加していた。しかし昨年(2016年)は多忙だったり他の用事とバッティングしたりで一度も参加できなかった。
福間駅に来るのは2015年9月以来、2年ぶり。ちなみに福津市にはウォーキング大会以外で何度も来ている。つい先日も世界遺産の取材で来たばかりだし。
▲ 福間駅をスタート。今回も受付前は長蛇の列だったが、15分ほど早くフライングスタートしてくれたおかげでそれほど待たずに済んだ。
死んだフリする余裕もなく
▲ 宮地嶽神社の裏にそびえる宮地山。あの山に思い付きと勢いだけで登ったのが2012年6月。もう5年も前か。まだ体力も精神力も今より余裕があった頃だ。
熊か何かに襲われそうになったり、脚を負傷してボロボロになったけれど、あれはあれで良い思い出。
宮地嶽神社の奥にそびえる宮地山・在自山を初登山、感動と恐怖を体験
2012年6月28日(木)。自主トレの一環で宮地嶽神社の散策中、ちょっとしたことがキッカケで神社に隣接する宮地山と在自山、2つの山に登ってきました。
▲ 宮地嶽神社に到着。
▲ 某アイドルグループがテレビCMでロケしたことにより知名度が大幅アップしてしまった通称「光の道」。今回気付いたが、国交省の道路標識にも「光の道」と書かれていた。国公認の呼び名になったらしい。
10月は「光の道」の延長線上で陽が沈む時期のため、現在は「光の道ウィーク」としてイベントが開催されるらしい。加えて前日から「全国門前町サミット」が今年は福津市で開催されている。
▲ 1週間前の黒崎ウォークに比べればそれほど過酷ではない宮地嶽神社の階段。しかし段数はそれなりにある。
▲ 階段を上り終えて後ろを振り返ると、門前町から海岸に向けて一直線に「光の道」が延びている。この道路の延長線上で夕陽が沈む時期になると、夕暮れ時には観光客が階段に殺到するようになったらしい。
末永くお幸せに
▲ 門をくぐって本殿へ。
▲ 本殿前の広場に緑色の物体。確認したら、1週間後にここで奉納される伝統舞踊「筑紫舞(つくしまい)」を披露するための舞台だそうだ。
▲ 参拝を済ませて門を出ようとしたところで、結婚式を挙げる新郎新婦とすれ違う。見ているこちらも幸せな気持ちになれる。後方から撮影して立ち去ろうとしたら、他にもニコニコしながら新郎新婦を撮影してる人々が複数いた。気持ちは皆同じだ。
▲ 参道を進み、鳥居を右に進むのが今回のコース設定。福津市を初めて歩いた2011年のウォーキング大会と同じコース設定なのだが、その2011年にコースマップを見間違えて勘違いし、鳥居を左折してしまったことで大変な目に遭った。それも今となっては笑い話だけど。
九州食の収穫祭を初見物
▲ 「宮ノ元」交差点。空の色と雲がスゴいな。『インデペンデンス・デイ』でエイリアンの宇宙船が地球を侵略しに来た時みたいになってる。ちなみにこの日の天気予報は雨だったが、ウォーキング中は降らなかった。
この交差点を右折した先にある津屋崎小学校は国内でも珍しい「校舎内に遺跡がある小学校」である。遺跡名称は「在自唐坊跡展示館」。
一度だけウォーキング大会中に校舎内の遺跡を見学させてもらったことがある。あくまで小学校なので遺跡見学を希望する場合は事前連絡が必要。生徒さんの授業の邪魔にならないようご注意を。
津屋崎小学校を更に直進した先には、今年ユネスコの世界文化遺産に登録された「新原・奴山古墳群」もある。福津市は「海の街」でもあり「遺跡の街」でもあるのだ。
福岡・福津市の世界遺産「新原奴山古墳群」の場所・行き方まとめ
2017年7月9日、ユネスコ世界文化遺産として登録された「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」。紹介エントリー第3弾は、福岡県福津市にある新原・奴山古墳群の場所や駐車場情報についてまとめました。
▲ 津屋崎千軒の細い路地。
▲ 消防署のシャッターに描かれてた絵。
▲ 海岸通りに出る。
▲ 「光の道ウィーク」の一環として開催されていた「九州食の収穫祭」会場。
▲ 特設会場は津屋崎漁港の前にある広場にあった。多くの漁船が停泊している。
▲ イベント開始前だったので、まだお客さんはほとんど来てない。
▲ 誰もいない特設ステージ。横にあるテントの中から誰かがマイクテストも兼ねて「皆さんのおかげで空も晴れ間が出てきました」と嬉しそうに語っていたが、見てのとおり空は真っ黒だった。いや、言いたい気持ちは分かる。
海岸通りは今年も心地良く
▲ 海岸通りを東へ。ここは毎回本当に涼しくて気持ちがいい。季節は10月とはいえ湿度が高くて暑く、既に7km近く歩いて汗ダクになっていたが、海岸通りに出ると心地良い潮風のおかげで汗が乾く。
▲ 玄界灘(日本海)。遠くに志賀島が見える。
▲ いつもの福津ウォークであれば右側の道を歩くコース設定なのだが、今回は左側の国道495号線へと誘導される。
▲ 福津を歩き始めて7年目だが、ここは初めて歩く。
▲ 「宮地浜」交差点。宮地浜海水浴場の入口になっている。ここが「光の道」の終点。
▲ いつもなら宮地浜交差点を左折し、宮地嶽神社に向かって一直線に延びる道路(つまり「光の道」)をひたすら直進するコース設定なのだが、今回は左折せずに直進するコース設定だった。これも初めて。
7年目にして初めて歩く福間エリア
▲ 数多く歩いている福津の街。今年で7年目、これまで旧津屋崎町の海岸沿いを主に歩いてきたが、今回は旧福間町の海岸沿いを初めて歩くことになる(福津市は津屋崎町と福間町が合併して市となっている)。見知らぬ景色を眺められる予感で胸が躍る。
とは言いつつ、左は道路で右は松林と、なんかいつもの福津ウォークと変わらない景色がしばらく続く。
▲ いきなり道路で意表を突く飯テロ。焼肉、もう何年食べてないだろう。
▲ 福津ってセブンイレブン多いな。今回のウォーキングコースだけで3軒目。
▲ Googleマップでは何もない広大な空き地になっていたが、広い範囲で宅地造成が進んでいた。ここも何年かすれば新しい住宅が建ち並ぶのだろう。その頃にまたここを歩いて景色の変遷を楽しむのも一興。
福津市を歩き始めた2011年当時、まだイオンモール福津は完成してなかったし(イオンモール福津は2012年4月に開業した)、JR福間駅の南口は現在こそヤマダ電機が進出しているものの当時は何もない空き地だった。6年前に比べれば福間駅周辺もずいぶん変わった。
当ブログの「宗像・福津タグ」を見ていただければ、2011年から最近までにわたる福津市の変遷(あくまで私が歩いた範囲)を見ることができる。
「お出かけですか〜レレレのレ〜」ではない
▲ 国道を右折して海岸沿いに進むよう誘導される。
▲ 福間海水浴場へ。ここから眺める玄界灘は初めてだ。
▲ さっきは反対岸からこちらを眺めていた。写真中央付近が「海岸通りで汗がすぐ乾く」と書いた写真の辺り。その左側が津屋崎漁港、そして「九州食の収穫祭」会場の辺り。
こうやって見ると結構歩いてきてることが分かる。この距離感を味わうのもウォーキングの醍醐味。
▲ 福間海水浴場も宮地浜海水浴場の付近と同様、海の家や飲食店が連なっている。
▲ 海上で男性がサーフィンボードの上に立ち、オールのようなものを手に持って漕いでる姿が見えた。「スタンドアップパドル・サーフィン」というらしい。あんな乗り方があるなんて知らなかった。
ボードの上に乗ってホウキで清掃作業をしてるようにしか見えない。なんで海の上で掃除してるんだろう、と最初本気で思った。
▲ 福津市観光情報ステーション「ビーチハウス」。
▲ 福間漁港海浜公園の南護岸。この公園は初めて訪れたが、遊歩道も整備されているのでジョギングやウォーキングに最適だし、南護岸は景色が良いのでカップルのデートスポットにオススメだし、防波堤は釣りファンに有名なポイントらしく、とても良い。
ちなみに、東洋経済新報社が今年実施した「住みよさランキング」において、福津市は九州ブロックで第1位、全国でも35位にランクインしており、高い評価を得ている街なのだ。
【参考】「住みよさランキング2017」中国四国・九州編 | 東洋経済ONLINE
▲ 今回のウォーキングコース、なかなか良かった。海岸をグルリと巡って2つの海水浴場を歩くのは結構楽しい。特に1つは初訪問の場所だったので大変楽しかった。このコースを歩けば「福津市いいなあ」とみんな思うんじゃないだろうか。
「九州の湘南」と呼ばれてるらしいが、今回のコースを歩いてみれば納得感あるはず。結構距離あるからシンドイけどね。
▲ 海岸を離れ、国道495号線を東へ。初めて歩くエリアなので、ここがどこなのかサッパリ分からない。川の名前すら分からないが、この川はJR福間駅の南側を流れてる川と同じなんだろうという予測はついた。そのレベルの土地勘は持ってる。
▲ 前方に見えるマンションのような建物に見覚えが。もうすぐ駅じゃなかろうか。
▲ 正解。JR福間駅に戻ってきた。終始暗い曇天だったが最後まで雨は降らなくて良かった。
▲ 今回の歩行時間は2時間12分。歩行距離は11.43km。