ピアノを弾けるようになりたかった
バンドマンの頃はベース担当。ギターは少々弾けるけどピアノ全く弾けません。
若い頃、憧れる女性のタイプってのが3つありまして、
2. 英語を堪能に話せる女性
3. 脚が細くてポニーテールが似合って笑顔の素敵な女性
3つじゃねえぞ、って話は置いといて、そのくらいピアノ弾ける女性には憧れたんですよ。自分が弾けないから余計に。
今回は個人的に大好きなピアノアレンジの名曲を紹介。クラシックをほとんど聴かないのでクラシック以外のジャンルもありますし、クラシックのものもあります。
“Gymnopédies” by Erik Satie
Gymnopédie No. 1
エリック・サティの「ジムノペディ」という曲。
iPhone 3GSを購入したことで私もスマートフォン・ユーザーになったのですが、それ以前に使っていたガラケーは全てジムノペディを着メロにしてました。
この曲を知ったキッカケはクラシックと全然関係なく、伊武雅刀や小林克也、そしてYMO(イエローマジックオーケストラ)が中心となってリリースした「スネークマンショー」というレコード。
エロネタ全開のバックで流れるジムノペディ。弾いていたのは坂本龍一。そんな時代もありました。今からもう30年以上も昔の話。
“energy flow” by Ryuichi Sakamoto
Energy Flow
坂本龍一の繋がりでもう1曲。1999年、リゲインのCMソングとしてリリースされ、その後インストルメンタル曲として初めてオリコン1位を獲得した名曲。
YMO時代は恐るべき超高速の運指を誇った教授も、ソロ活動ではシットリと奏でる名曲を幾つもリリースしてます。
“Prelude/Angry Young Man” by Billy Joel
Prelude / Angry Young Man
私が初めて聴いたビリー・ジョエルの曲。高校生の時、ライヴでこの曲を演奏するビリー・ジョエルを見て度肝を抜かれました。
当時はギターの練習を必死にしてた頃で、ピアノに全く興味なかったけど、驚異的な早弾きを披露するビリー・ジョエルを見て「ピアノってスゲー!!」と初めて感動したものです。
“ザナルカンドにて”
ザナルカンドにて
プレイステーション2で発売されたゲームソフト「ファイナルファンタジーX(FF10)」で使用された楽曲。
シナリオが秀逸すぎて号泣したゲーム。あんなに泣いたゲーム、今後もないんじゃないかな。
“Étude op.10 nº3” by Chopin
Études, Op. 10: No. 3, Etude in E Major
正式名称は「練習曲作品10第3番ホ長調」というそうです。「別れの曲」という曲名でお馴染み、ショパンの作品。
ドラマ「101回目のプロポーズ」で武田鉄矢の演じた主人公が、想いを寄せる女性(浅野温子)のために弾けないピアノを猛練習して、彼女に聴かせてあげるというシーンがありました。
そのドラマの放送後、世の中年男性が「別れの歌」のピアノ楽譜を購入するために楽器店に殺到してスゴい売れ行きになったとニュースになってました。
“Herz und Mund und Tat und Leben” by Bach
J.S. Bach: Herz und Mund und Tat und Leben, Cantata BWV 147 – Arr. for piano by Wilhelm Kempff – Jesu, Joy of Man’s Desiring
バッハの作品で、原題は「Herz und Mund und Tat und Leben」。英訳で「Jesu, Joy of Man’s Desiring」という名称も有名で、邦題は「主よ、人の望みの喜びよ」。
娘がピアノ発表会に出演した時、別のピアノ教室に所属する生徒がこの曲を実に綺麗に演奏し、とても感動しました。今回紹介しているヴィルヘルム・ケンプというピアニストの演奏が高く評価されています。
“Jupiter” by Holst
ホルスト:組曲「惑星」 Op.32 – IV. 木星、快楽をもたらす者
ホルスト作の組曲「惑星」、その4曲目として有名な邦題「木星」。オーケストラ演奏のほうが絶対にカッコイイのですが、ピアノによる木星も美しくて好きです。
平原綾香が日本語歌詞を付けて2003年にリリースした「jupiter」も大ヒットしました。あの曲でホルストを知ったという人は多いかもしれません。私がそうでした。
以上、ピアノの名曲集でした。