[Я]ちゅるるちゅーら里中店:サヨナラだけどサヨナラじゃない@北九州・八幡西

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「ラーメン総選挙」で店を知った

今回紹介する「ちゅるるちゅーら」は、以前に福岡ローカル局で放送された「ラーメン総選挙」という企画番組で上位にランクインされたことでその存在を知りました。

この「ちゅるるちゅーら」がある地域は、ラーメンやうどんなど麺類の有名店(普通の店じゃなくて「有名店」ですよ)が半径数km以内に幾つも存在する超激戦区。

実は、この激戦区の中にある某店の関係者と私、個人的な繋がりがありまして、以前はこのエリアに行くと昼食は100パーセントの確率でそのお店に行って食べてました。

しかしここ数年はかなりの高確率で「ちゅるるちゅーら」に行っています。個人的な繋がりのある某店にはもう随分と立ち寄ってないなー。ほんっとスンマセン。

九州以外の人も絶賛するスープ

「九州の人」が捉えているとんこつラーメンに対するイメージ・好み・人気の傾向みたいなものと、「九州以外の人」が捉えるソレは若干異なっています。これは九州でメジャーなとんこつ系店舗が関東や関西でベースの味付けを多少変えていることにも関係している気がします。

私自身がもともと「九州以外の人間」ですので、なんとなーく、感覚的にではありますが、その違いが少しは分かります。

九州以外の人は、スープにクセのあり過ぎるラーメンをあまり好まない傾向があります。九州の人が「これぞとんこつ! ウマイ!」っていうスープを、九州以外の人が「んー、ちょっとキツイわ、自分には合わない」としかめっ面するケースを何度も目にしてきました。

「スープが濃い/薄い」というだけの問題ではないし、九州以外の人で濃いスープを好む人も当然います。そういう話ではなく、本当に感覚的な話になりますが、日頃から食べ慣れ、脳内に蓄積された味覚の差というものは、どうしても地域が違ってくると如実に顕れます。

関東や関西など、九州以外の地域から福岡に遊びに来た私の友人・知人・家族・親戚などを、いろんなラーメン店に連れて行きましたが、やはり「美味しい!」と絶賛されたのは、スープに強いクセのない、表現を変えると「飲みやすく優しい味の店」に集中しました。これは特に女性に顕著でした。

特に九州以外の方から評価の高かった店舗の1つが「ちゅるるちゅーら」。

店内の貼り紙を読んで驚き絶句

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「ちゅるるちゅーら」は、筑豊電鉄の「永犬丸」駅の近く、「里中三丁目」交差点の一角にあります。北は折尾方面、南は小嶺・直方方面、東は黒崎・引野方面、西は中間市と、四方とも市街地へ向かう主要道路で、どの方面も渋滞混雑する交通量の多い交差点。

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駐車場は15台が駐車可能と書かれてますが、もう少し停められる印象。

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お店の正面。色の褪せてきた看板が店の歴史を感じさせます。

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ご自身のTwitterアカウント(@chururuchura)で「偽ヨン様」と名乗ってらっしゃるのですが、この看板でソックリさんと思わず、本物のヨン様写真を使ってると信じてる人も多いらしいですよ。似てますもんねー。

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写真にもある通り、定休日は火曜日。ときどき火曜日に立ち寄って「そうかー!休みだったー!」とガックリしたことが何度もありました。

あと営業開始は11:30からですのでお間違えなく。大半の店は11時開店ですので、そのつもりで店に行ったら準備中で、駐車場で30分待ってたら店員さんが呼びに来てくれた、ってことも過去にありました。

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店内は、カウンター席が8つくらい? テーブル席が3つか4つくらい? マジマジと店内を見回していないので正確には把握できてません。

初めて「ちゅるるちゅーら」を訪れたのが4年くらい前になるのかな。偽ヨン様店長とお会いするのがスゴク楽しみだったんです。しかし初訪問からしばらく、一度もヨン様店長にお会い出来なかった。

誰かに店長を引き継がれたのかな、などと思ってた時にTwitterにて店長と交流させていただくようになり、「最近は中間店で仕事をすることが多いので」と店長本人に教えていただき、そこで初めて中間にも店舗が出来たことを知りました。

その後、すぐ中間店に食べに行ったら、ヨン様店長はおられなかった。よっぽど会えない運命なんだなと思いましたけども。

昨年、2011年にようやくヨン様店長に里中店でお会いできました。レジで「ご馳走様でした」「ありがとうございました」と挨拶を交わした程度でしたが、念願が叶って店長と会えたのはとても嬉しかった。

その後は里中店に行く度にヨン様店長がいらっしゃいます。まだ一度も会話らしき会話はしてません。いつもお忙しそうなので、話しかけて作業を邪魔したくない。

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ものすごく豊富なメニューの数々。いつもどれにしようか迷います。

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SNSを利用したサービスもされてます。

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カウンターの上に貼られている創作ラーメンメニューの数々。全国各地の様々な名物ラーメンを店長は研究し、味の再現を追及されているのです。

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創作ラーメンの貼り紙の横に、別の貼り紙。最初に読んで意味が判らなかった。

里中店を閉店することにした」と書かれていました。まったく予期せぬ展開にとても驚き、ショックを受け、完全に絶句。

いつもいつも、そこに行けば当たり前のようにお店があって、いつも最高のラーメンを提供してもらって、とても満足してホッコリした気持ちでお礼を言って店を後にする。そのお店が消えてしまうだなんて。

聞けば、閉店すること自体は決定事項だけれど、いつまで営業するか、いつ閉店するかは現時点で未定とのこと。そして中間店に関しては今後も営業するとのこと。

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そうこうするうちに注文した料理が到着しました。今回は「白ひげじいさん」ラーメンと、サイドメニューの「ピリ辛ネギご飯」。それぞれの値段をメモするのを忘れちゃった。2つ合計で1,050円でした。

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里中店に来ると必ず注文してしまう「ピリ辛ネギご飯」。初めて注文した時は辛すぎて涙ポロポロ流しながら食べてましたが、最近は普通の辛さにしてもらって、泣くこともなく美味しく食べています。

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麺の太さは普通。味付けは魚介系もあり多種多彩ですが、全体的にとても飲みやすいマイルドな味。女性は絶対に誰もが好きになります。ラーメン好きな女性の皆さん、絶対にここはハズしませんよ。

私が大好きな黒マー油が入ることでスープのまろやかさが更に増します。このスープも必ず全部飲み干してしまいます。

チャーシューも絶品。トロける柔らかさはキープしつつ、お客さんに出す直前に火であぶっているいるらしく、少しコゲ目のついたところの味が、カリカリでたまらんです。ボリュームのある肉も食べごたえがスゴイ! まさに「パンチの効いたチャーシュー」と言えます。

食べ終えて精算する時、ヨン様店長は厨房の奥に入ってしまったため、今回は直接お礼を言えず。別の店員さんにお礼を言って店を出ました。

昔、「さよならだけどさよならじゃない」って曲がヒットしましたね。今回、ラーメンを食べながら、そのフレーズがずっと頭の中にありました。

ずっと通い続けた里中店はもうすぐなくなってしまうけど、中間店は継続するとのことなので、今後は中間店に通いますし、関東からの知人も中間店に連れていくようにします。

ヨン様店長、どういう事情かは存じませんし、これまで様々な苦労をされたとお察ししますが、私をはじめ、本当に多くのラーメンファンが「ちゅるるちゅーら」の味を愛していたことを胸のどこかにこれからも刻んでいただければ嬉しいし、今後も美味しいラーメンと素敵な笑顔を見ることが出来ればいいなと思っています。でもご無理はなさらず。

ごちそうさまでした。また近々伺います。

【追記】
中間店の記事も書きました。


【追記その2】
里中店は2012年秋に閉店したのですが、2013年2月に小倉南区へと移転され、長行店として営業開始されてます。早速行ってきました。


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