初めて食べたのは転職直後
東京の会社を辞めて北九州市の会社に転職したのが、もう20年近く昔の話。新しい職場の先輩に「お前、福岡のラーメン食べたことないだろ」と連れて行ってくれたのが、今回紹介する「魁龍」小倉本店でした。
もともと大学時代は北九州に住んでたんですけどね。その先輩は私の過去など知らなかったのでしょう(履歴書くらい読んどけって話だが)。大学時代は北九州市内のいろんなラーメンを食べてましたが、今回紹介する「魁龍」は行ったことがなかったんです。先輩に連れていってもらったのが初訪問でした。
あれから20年、今も小倉北区に立ち寄った際には魁龍によく行ってます。
テンション高いあの人は店長さん?
▲ 魁龍は11時開店。私が到着したのは11時30分頃で、まだ駐車場にも余裕あり。
▲ 店の前にある専用駐車場は、6~8台ほどしか駐車スペースがありません。私が到着した時は他に車が2台停まっていただけだったので、比較的スムーズに駐車できましたが、ここは駐車する際に「食べ終えてから帰る時」のことも考えたほうがいいです。詳しくは後述。
▲ のれんが緑色。
元々は先代店主が別の名前で久留米に店を構えていたらしいのですが、息子さんである現在の店長が久留米から北九州に拠点を移し、小倉本店が最初の店舗だったのだそうです。
▲ 店内には様々な著名人と店長が一緒に映ってる写真パネルがズラリと飾られています。俳優の岩城滉一や、現在はソフトバンクホークスの会長である王さんとのツーショットもありました。
大相撲の関係者とも繋がりがあるようで、元横綱の大乃国だったかな? その断髪式で店長がハサミを入れている写真も飾られています。
▲ 著名人のサインもたくさん。
▲ カウンター席にあるメニュー。今回は普通のラーメンとオニギリを注文しました。
▲ オニギリは1皿2個で160円。
魁龍の名物の一つが、オニギリの左に写っている「魁獣みそ」。これを目当てに食べにくるファンも多いという、オニギリにとても合うピリ辛の味噌です。ちなみに、「ラーメンには入れないで!」と店内に貼り紙がありました。確かにラーメンに入れちゃうと味が根本から変わっちゃいそう。
魁獣みそは単品で販売もされてます。店内で食べてみて気に入ったらお土産に買って帰るのもいいですね。
▲ ラーメンは1杯640円。麺はそれほど細くなく普通麺。他に青ネギ、メンマ、海苔1枚、チャーシュー2枚という構成。
スープは最後まで飲み干すと骨髄がドンブリの底に残るほどの「ドとんこつ」。これぞ久留米系という濃密な味わいが楽しめます。濃いのが好きな方にはオススメ。
店員さんが2名か3名いたのですが、圧倒的に威勢の良い方が一人おられます。
メニューの復唱やレジでの精算、お礼の言葉などの音量が他の店員さんと違い過ぎる。他の店員さんも大変元気のよい対応をされてるはずなのですが、「他の店員はオトナシイなあ」と錯覚してしまうくらいに威勢が良い。これは今日に限らず何年も前からお馴染みの光景。おそらくあの方が店長さんなのでしょうね。
車で行く際はいろいろ注意しましょう
▲ 食べ終えて店を出たら雨が強くなってました。時刻はちょうど正午になったばかりでしたが、まだ駐車スペースには余裕がありました。
ここは駐車場の前を通る歩道が狭く、しかも店の前の車道は交通量がとても多いため、バックで停めるのも大変だし、前から突っ込んで停めたら今度は出る時が大変です。
また、駐車場と車道を繋ぐ出入口となる「歩道の坂」が右端と左端の2箇所だけしかなく、駐車場の中央付近には坂がありません。歩道と車道の段差がけっこう高いので、駐車場の中央付近から車道に出ると、ドスンと落ちることになります。車高の低い車だと傷がつきます。
歩道が狭くて切り返しも難しいので、端にある坂にたどり着けない場合がある。その時はもうドスン覚悟しかない。それもあって私はいつも駐車場の端に停めるようにしてます。「食べ終えてから帰る時」のことも考えて駐車した方がいい、というのはそういう意味です。
北九州都市高速の紫川インターチェンジ方面から来た場合、魁龍は道路の反対側になってしまい、右折して店に入ることは不可能に等しいです。モノレール片野駅の方面からお店に行くしか駐車場に入る手段はないと考えたほうがいいです。Uターンも不可能ですので、車で来店の際はお気を付けて。
最後に蛇足ですが、店内は全席喫煙OKです。嫌煙家の方々は運が悪いと隣席でタバコをスパスパ吸われて気分を害する可能性もありますので、そちらも合わせてご注意を。