鳥町食道街にある名店
この店舗は2022年7月頃に閉店しました。
今回紹介するのは、北九州市小倉北区、JR小倉駅南口から徒歩数分のところにあるラーメン店「麺家まるいち」。
JR小倉駅南口のエスカレーターを下り、マクドナルドやシロヤベーカリーの並ぶ通りをひたすら南側に直進すると、「鳥町食道街」という看板が見えます。鳥町の読みは「とりまち」。
アーケードがある魚町銀天街の側(西側)からも鳥町食道街に入ることはできますが、入口が狭くて小さいため分かりづらいです。アーケードのない屋外の東側入口(上の写真)から入ることをオススメします。
昭和20年(1945年)頃からあるという鳥町食道街。
道は狭く建物も老朽化してますが、写真左に映っている「だるま堂(焼きうどん発祥のお店)」を始め、いろんな名店が営業を続けてます。
最近だと稲村亜美さんの神スイングが最初に注目されるキッカケとなったトヨタのネットCM(すべて北九州市小倉北区にて撮影)のロケ地として鳥町食道街も使われました。
鳥町食堂街の東側入口から入ってすぐの所(だるま堂の近く)に、今回紹介する「麺家まるいち」はあります。
今回訪問したら「終了しました」と書かれていたのでビックリ。定休日でもなく、営業時間は始まっているはずなのですが…。
ヤフーのグルメ情報や「Rettyグルメ」では営業開始が11:00と記載されていたのですが、実際には11:30開店のようでした。変更されたのか、ネット情報が間違っているのかは分かりません。
開店を待つ間、店舗外側の壁に貼られていたメニューを眺めていました。左上にある「特製まるいちラーメン」が目立ってますね。
ようやく開店。中に入って食券を購入するスタイルです。
座席はカウンター席が3つと、
4人掛けのテーブル席が2つ。全席禁煙です。
こちらの店舗の麺は、ラーメン専用の小麦「ラー麦」を使用しています。
「ラー麦」は福岡県のみで限定生産されており、ラーメンのために品種開発された小麦。「色が明るい」「コシが強い」「ゆで伸びしにくい」といった特徴の麺になります。
今回頼んだのは特製まるいちラーメンではなく、普通のとんこつラーメン600円。替え玉は100円で、チケット再購入しなくても注文の際店員さんに現金を支払えばOK。
具はチャーシュー2枚、青ネギ、もやし。スープに脂が浮いてることからもお分かりのとおり、北九州ラーメンの中でも濃い味付けでコッテリ好きにオススメ。
ただギトギトはしてないので、スープはサラッと飲めます。
ラー麦で製造され茹でられた細麺。茹で加減を「かため」でお願いしたのもあり、細麺なのに心地良い歯ごたえがあります。
JR小倉駅周辺は駅構内も含めて有名店舗が幾つかあります。鳥町食道街は駅からそれほど離れていませんので、北九州の王道豚骨ラーメンを食べるなら選択肢の一つとしてイイですよ。
お昼過ぎには行列もできるそうなので、行くなら開店直後が吉です。
北九州市小倉北区魚町1-4-16 鳥町食道街
【Googleマップで見る】
093-541-8822
11:00〜15:00、17:00〜25:00営業
月曜定休(月曜が祝日のときは火曜休み)