鳥町食道街にある名店
今回紹介するのは、北九州市小倉北区、JR小倉駅南口から徒歩数分のところにあるラーメン店「麺家まるいち」。
▲ JR小倉駅南口のエスカレーターを下りて、マクドナルドやシロヤベーカリー(小倉で有名なパン屋さん)の前の通りをひたすら南側に直進すると、「鳥町食道街」という看板が見えます。
鳥町の読みは「とりまち」。「からすまち」でも「うおまち」でもありません。ちなみに小倉北区の大きな商店街「魚町銀天街」は1本西側となります。
その魚町銀天街の側(西側)からも鳥町食道街に入ることはできますが、すごく分かりづらい場所にあるため、行き慣れた人以外はきっと入口が分かりません。おとなしく東側の入口(上の写真)から入ることをオススメします。
▲ 昭和20年(1945年)頃からあるという鳥町食道街。道は狭く建物も老朽化してますが、写真左に映っている「だるま堂(日本における焼きうどん発祥のお店)」を始め、いろんな名店が営業を続けてます。この中にある居酒屋で以前オフ会(うまみ会)を開催したこともあります。
最近だと稲村亜美ちゃんの神スイングが最初に注目されるキッカケとなったトヨタのネットCM(すべて北九州市小倉北区にて撮影)のロケ地として鳥町食道街も使われました。
▲ その鳥町食堂街、東側の入口から入ってすぐの所(だるま堂の近く)に今回紹介する「麺家まるいち」はあります。鳥町食道街には何度も来てますが、「まるいち」に行くのは今回初めて。
しかし、いきなり様子がおかしい。暖簾(のれん)は出てるけど、暗い。
▲ 本日終了ってどういうことだよ。定休日じゃないのは確認したし、営業開始は11時からとネットで事前に調べてたから開店時間ピッタリに来たのに。
▲ 店舗入口の横に貼り紙。ヤフーのグルメ情報も「Rettyグルメ」も調べて、営業開始は11時00分となってたのですが情報間違ってます。正しくは11時30分開店。
ちなみに「食べログ」は11時30分開店となってました。最近「食べログ」使ってないからな…。そういうわけで30分ほど待つことに。
▲ 待ってる間、これまた店舗外側の壁に貼られていたメニューを吟味。左上にある「特製まるいちラーメン」が目立ってますねー。
人はネット上のブログやサイトだったり広告チラシなどを見るとき、最初は左上の箇所に注目するという視線移動の有名な法則があります。「Fの法則」とか「Zの法則」とかありますよね。興味ある方はググってください。
▲ そうこうするうちに開店時間。中に入って食券を購入するスタイルです。
▲ 座席はカウンター席が3つと、
▲ 4人掛けのテーブル席が2つ。全席禁煙です。
▲ こちらの店舗の麺は、ラーメン専用の小麦「ラー麦」を使用しています。
「ラー麦」は福岡県のみで限定生産されており、ラーメンのために品種開発された小麦。「色が明るい」「コシが強い」「ゆで伸びしにくい」といった特徴の麺になります。
▲ 今回頼んだのは特製まるいちラーメンではなく、普通のとんこつラーメン600円。替え玉は100円で、チケット再購入しなくても注文の際店員さんに現金を支払えばOK。
具はチャーシュー2枚、青ネギ、もやし。スープに脂が浮いてることからもお分かりのとおり、北九州ラーメンの中でも濃い味付けでコッテリ好きにオススメ。ただギトギトはしてないので、スープはサラッと飲めます。
▲ ラー麦で製造され茹でられた細麺。茹で加減を「かため」でお願いしたのもあり、細麺なのに心地良い歯ごたえがあります。
JR小倉駅周辺は駅構内も含めて有名店舗が幾つかあります。鳥町食道街は駅からそれほど離れていませんので、北九州の王道豚骨ラーメンを食べるなら選択肢の一つとしてイイですよ。お昼過ぎには行列もできるそうなので、行くなら開店直後が吉です。
北九州市小倉北区魚町1-4-16 鳥町食道街
【Googleマップで見る】
093-541-8822
11:00〜15:00、17:00〜25:00営業
月曜定休(月曜が祝日のときは火曜休み)