8年ぶり訪問の鯰田駅、遠賀川河川敷と飯塚市街地を歩く【鯰田ウォーク】

8年前は存在しなかった橋を渡る

JR鯰田駅
JR鯰田駅(飯塚市鯰田)

今回のスタート地点、JR鯰田駅。読みは「なまずた」。

鯰田駅をスタートするウォーキング大会に参加するのはとても久しぶり。帰宅してから調べたら、前回歩いたのは2014年。2月と10月に2回歩いているのだが、8年前だとは驚いた。そんなにも時間が経っていたとは。

遠賀川河川敷
遠賀川の河川敷に下りる

JR鯰田駅のすぐ前に、遠賀川河川敷へ下りる階段がある。河川敷を歩いてゴールのJR新飯塚駅まで歩くというコース設定は8年前と変わっていない。

遠賀川河川敷

遠賀川河川敷

遠賀川河川敷
8年前はまだ建設中だった橋

遠賀川河川敷をしばらく歩くと、前方に橋が見えてくる。8年前、2014年にここを歩いた時、あの橋はまだ建設中のため架かっていなかった。

2014年2月の鯰田ウォーク記事に、建設中だった当時の様子を写真に収めている。


夢の大橋
橋の名前は「夢の大橋」

8年前には存在しなかった橋を渡る。名前は「夢の大橋」というらしい。

夢の大橋

橋の上から遠賀川を撮影。右手の河川敷にはウォーキング大会参加者が連なっている。

右上の方角にスタート地点のJR鯰田駅があるのだが、離れてしまったので見えていない。

夢の大橋

「夢の大橋」は片側2車線の広くてキレイな橋だった。直進すると自衛隊の飯塚駐屯地や笠城ダム、さらには宮若市の千石峡や力丸ダムへと続いている。

「花子とアン」放送時の賑わいが懐かしい

旧伊藤伝右衛門邸
旧伊藤伝右衛門邸(飯塚市幸袋)

旧伊藤伝右衛門邸に到着。

明治・大正・昭和初期に炭坑で財を成した豪商、伊藤伝右衛門(いとう・でんえもん)の邸宅跡。庭園は国の名勝に、邸宅は国の重要文化財に、それぞれ指定されている。一般公開されているので中に入ることが出来る(有料)。

2014年にNHKで放送された朝ドラ『花子とアン』で、吉田鋼太郎が演じた嘉納伝助は、伊藤伝右衛門がモデルとなっている。

8年前に参加したウォーキング大会は、まさにその『花子とアン』が放送中だった時期で、旧伊藤伝右衛門邸も大変賑わっていた。聞いた話では2014年の観光客は例年の3倍に増えたらしい。


遠賀川河川敷

旧伊藤伝右衛門邸を通過し、再び遠賀川の河川敷に下りる。

川島橋

飯塚市は遠賀川に架かる橋がとても多い印象。河川敷を歩いていると次から次へと橋が来る。

前方に見えているのは川島橋。今回渡った「夢の大橋」が完成していなかった8年前は、この川島橋を渡って遠賀川の反対岸に移動したのを覚えている。

柳原白蓮の歌碑
柳原白蓮の歌碑(1つめ)

夢の大橋と川島橋の中間付近に、柳原白蓮の歌碑があった。刻まれている碑文は白蓮の直筆なんだとか。歌碑の左側には解説が刻まれた別の石碑もある。

おもひきや 月も流転の かげぞかし わがこしかたに 何をなげかむ

晩年に、わが身をふりかえり、月の満ち欠けと自分の一生を思い合わせて「わがこしかたに何をなげかむ」と強く生きる覚悟を表した歌です。

柳原白蓮は、元は伯爵令嬢で、25歳の時に政略結婚のような形で「筑豊の炭鉱王」伊藤伝右衛門に嫁ぎ、東京から筑豊・飯塚に来ている。伝右衛門は当時50歳。25歳差。

朝ドラ『花子とアン』で仲間由紀恵が演じた葉山蓮子は、柳原白蓮がモデルとなっている。

遠賀川河川敷

飯塚市の市街地が徐々に近付いてくる。

飯塚大橋

前方に見えるのは「新飯塚大橋」。国道200号線飯塚バイパスが通っている「飯塚大橋」とは別の橋。とにかく橋の多い街である。

ちなみに、すぐ脇を流れる川はこの辺りから、遠賀川ではなく穂波川になっている。穂波川は上の写真より少し手前の地点で遠賀川と合流している。

柳原白蓮の歌碑
柳原白蓮の歌碑(2つめ)

新飯塚大橋と芳雄橋の中間辺り(芳雄橋に近い方)に、再び柳原白蓮の歌碑がある。

遠賀川 小暗き中に 銀色の 光りは長く 夜は明け染めぬ

遠賀川は、うす暗い中にも川面は銀色に輝き、夜が明けていく風情を詠った歌です。

飯塚市には今回紹介した2つ以外にもう1つ、柳原白蓮の歌碑がある。穂波川の河川敷をさらに南下し、芳雄橋、東町橋を通過して、木製の橋がある付近に3つめの歌碑がある。

2014年10月に参加したウォーキング大会の記事では、3つめの白蓮歌碑を紹介している。

芳雄橋
芳雄橋で河川敷とはいったんお別れ

芳雄橋の横にある階段を上り、堤防上の道路に出る。

「筑前六宿」すべてを訪れてみたい

バスセンター前交差点付近
「バスセンター前」交差点付近

市街地に入る。右に見える大きな建物は「西鉄飯塚バスターミナル」。8年前のウォーキング大会参加時は旧飯塚バスセンターが取り壊され、何もない状態だった。

本町商店街

東町商店街

長崎街道のルートをそのまま継承している「本町商店街」と「東町商店街」を進む。

長崎街道飯塚宿の壁画
長崎街道・飯塚宿を描いた壁画

小倉と長崎を結び、江戸時代の主要幹線路だった長崎街道。その宿場町跡は福岡県内に6箇所ある。

・黒崎宿(北九州市八幡西区)
・木屋瀬宿(北九州市八幡西区)
・飯塚宿(飯塚市)
・内野宿(飯塚市)
・山家宿(筑紫野市)
・原田宿(筑紫野市)

これら6つの宿場町は「筑前六宿(ちくぜんむしゅく)」と呼ばれている。

黒崎・木屋瀬・飯塚の3つはウォーキング大会で何度も歩いている。しかしあとの3つ(内野・山家・原田)は訪れたことがない。

残り3つの宿場町跡を訪れ、筑前六宿を制覇したいという願望は数年前から持っている。実現させねば。

千鳥屋本家
千鳥屋本家(飯塚市本町)

毎年3月、飯塚市は「ひいな祭り」と言って、各地で伝統あるひな人形を展示する催しがある。こちら「千鳥屋本家」も奥にある別館でひな人形の展示があった。

今回は電車に乗る時間が迫っていたことと、過去に一度見物したことがあったので、立ち寄ってはいない。

遠賀川中ノ島の遊歩道
中ノ島の遊歩道

穂波川と遠賀川の中州となる「中ノ島」の遊歩道を北に進む。

芳雄橋

中ノ島から芳雄橋に繋がる階段を上り、橋の上へ。

芳雄橋

芳雄橋からの風景。左が遠賀川で、右が穂波川。右奥には「飯塚のシンボル」と呼ばれるボタ山も見える。

飯塚病院
飯塚病院(飯塚市芳雄町)

麻生グループが開業した飯塚病院。

JR新飯塚駅西口
JR新飯塚駅(飯塚市立岩)

ゴールのJR新飯塚駅に到着。鯰田駅から新飯塚駅まで約7.8kmのウォークングだった。

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