今回も九州大学箱崎キャンパス内を散策
JR箱崎駅を発着するウォーキングは、2年前(2012年)の10月に1回だけ歩いている。あの時は、同じ日に開催された行橋別府100kmウォークに参加せず、その代わりとして箱崎を歩いた。
2012年の集大成にするはずだった100kmウォーク。しかし、脚の負傷が悪化してしまい、参加か不参加かで前日夜まで悩み抜き、脚が持たないと判断して不参加を決意。そのまま家に篭もるのが悔しかったので「短距離なら歩ける」ってことで箱崎に来た。今回も2年前と同じく短距離のコース。
福岡空港への着陸コースになっているらしく、今回も数多くの飛行機が爆音を立てながら低空飛行で頭上を通過していった。
九州大学・箱崎キャンパスの農学部正門から中に入る。
今回も前回と同じくウォーキング大会とタイアップしたことで九州大学の中を散策できた。
九大の卒業生でも何でもないのに、九大箱崎キャンパスの中を歩くのは楽しい。
キャンパス内は広いが、建物はどこも老朽化が進んでる。
2年前はキャンパス内の上空を飛行機が何度も通過していったので、「講義中にこの爆音では大変だろうなぁ」と同情してしまった。
今回はキャンパス内を歩いてる間に1回も飛行機が来なかった。写真を撮ろうと身構えながら歩いてたんだけど、チャンスなし。
あっという間にキャンパス内ウォーク終了。別の門から外に出る。
九大キャンパスを出た途端に飛行機が低空接近してきた。
求めると来ず、あきらめると来る。
誘導員が発する謎の言葉「ホウジョウエ」
3km通過。国道3号線に出てしばらく歩いた後、筥崎宮の参道に入る。大きな鳥居のところを曲がった途端、露店の大行列。お祭りがあるのを知らなかったので、驚いてしまった。
誘導員が「ここを左折してホウジョウエのほうにどうぞー」と人々に伝えている。ホウジョウエって何だろう。筥崎宮に行くわけではないのだろうか。
延々と続く露店群。すごい数。まだ朝9時頃だったので、どの露店も営業開始前。
歩いている途中、何度か「ホウジョウエ」という、さっき初めて聞いた単語が耳に入ってくる。この時点でそれが何を意味するのか、まだ理解していない。
参道の途中にある地下鉄・箱崎宮前駅。今年1月に夫婦で初詣&受験合格祈願ウォークをした時、妻と一緒にここから地下鉄に乗った。
筥崎宮の入口。筥崎宮には過去何度か来たことがある。
「放生会大祭」と看板に書かれてる。「ほうせいかい」と読むのか? 何かのグループ名?
横には「博多三大祭」とも書かれている。有名なお祭りなのだなあ。たくさん露店が出ているので、お祭りだというのは分かったが、「放生会」という名前の祭だったんだ、とようやく理解。
もしかして、さっきから耳にする「ホウジョウエ」というのは、このお祭りの読み方なのだろうか。
ウォーキング参加者の一人に「これって、ホウジョウエというお祭りなんですか?」と質問してみたら「そうですよー」と返ってきた。なるほど、「ほうせいかい」ではなく「ほうじょうえ」か。
ひとくちメモ
筥崎宮だけでなく全国で幾つか「放生会」という名前のお祭りが開催されているそうです。読みは「ほうじょうえ」なのですが、筥崎宮の放生会だけは「ほうじょうや」と読むのだそうです。この記事を公開した直後、SNSで指摘があり判明しました。
なぜ最初に誘導員が「ほうじょうえ」と説明したのかは分かりません。その人も生粋の福岡県民ではなかったのかな?
放生会の期間限定で開放される筥崎宮本殿
快晴で気温がどんどん上昇し、暑くてたまらなかったので、なるべく日陰を歩きながら接近。
筥崎宮の本殿に最接近。
誰かが大声で説明しているのを耳にしたのだが、通常はここの門が閉まっていて奥に行けないのだけど、放生会の時だけ開放してくれるのだそうだ。
せっかくなので奥に進む。祭壇にお賽銭を投げて参拝してきた。
参道には戻らず、本殿横の入口から境内の外に出る。
宇美川を渡り、「食と文化の博物館」へ
宇美川を渡る。
JR福北ゆたか線と新幹線の高架が連続している付近。
ハクハク(博多の食と文化の博物館)という建物が見えてきた。
ここでも上空で爆音。飛行機の高度がとても低い。
ハクハクの駐車場に山笠が展示されていた。
JR福北ゆたか線の線路をまたぐ。
次から次へと、ひっきりなしに飛行機が飛んでくる。
再び宇美川。
JR箱崎駅に戻ってきた。ウォーキング大会はここがゴール。ここまで約6.5km。
短距離で物足りなかったのと、箱崎駅は快速列車が停まらない駅なのもあり、ゴール受付を済ませてからウォーキング続行。
JR鹿児島本線の高架に沿って南に進む。
1つ先のJR吉塚駅に到着。ここから電車に乗って北九州に帰った。
歩行時間は1時間30分。歩行距離は8.04km。