見慣れない福岡空港
名古屋へ出発する日の朝。北九州市も福岡市も天候は晴れ。iPhoneアプリで事前に調べたところ、名古屋の天候は「曇り」とのこと。
▲ 北九州市から高速バスに乗り、途中から地下鉄に乗り換えて福岡空港に到着。地下鉄駅から通路を進んでターミナルビルへと向かう。
2016年10月に国内線第1ターミナルビルが閉館となり、「国内線」「国際線」という2つの括りになっているターミナルビル。これまでであれば、第1ターミナルビルに行ってピーチかジェットスターのカウンターでチェックインすれば良かった。しかし今はその第1ターミナルビルが消えた。
どこに行けばいいのか分からないまま、人の流れに身を任せて歩く。
▲ ANAやJALなどのカウンターと、ピーチやジェットスターなどLCCのカウンターはここで分岐するらしい。地下鉄駅から移動してる人々の大半はANAやJALに乗るらしく、みんな右へと進むのに釣られて同じく右へ行きかけた。
▲ しばらく直進してから別のエスカレーターで上がると、目の前にピーチとジェットスターのカウンターを発見。ここが国内線ターミナルビルのどの辺りなのか全然分からない。
ちなみに閉館となった第1ターミナルビルは解体された上で新しく建て替えられ、全体が接続されてリニューアルオープンするのは2019年の春期を予定しているとのこと。ただし2017年3月時点では工事が3ヶ月遅れているらしい。
▲ チェックインを済ませて搭乗券を入手してから付近を散策。TSUTAYAの書店があった。
▲ RED BROOKLYNというファストフード店もある。少しお腹は空いていたが、昼食は名古屋で食べるつもりだったので耐える。
いつもなら第1ターミナルビルの展望ブースに行って航空機が離着陸するのを眺めて時間を潰すのが定番だった。しかしもう第1ターミナルビルは無い。
▲ 出発保安検査場。ここは以前と変わらない。
LCCの出発ロビーはどの空港も要注意
▲ 手荷物検査を済ませ、出発ロビーへ。
▲ ドトールコーヒーがある。大きな窓の向こうには航空機と滑走路。
展望ブースがなくなったから、今度はここでコーヒー飲みながら離着陸を眺めるのもいいな。
▲ 福岡県内だけでなく県外や国外にも広く店舗展開している有名チェーン「一蘭」もある。福岡滞在時にラーメン食べるの忘れてたわー、って人には良いかと。
▲ 今回、ジェットスターの出発ゲートは「41番」と搭乗券に記されていたのだが、その41番がどこまで歩いても存在しない。
出発ロビーの端まで歩いたが発見できず、Uターンして探していたら案内板を見つけた。この案内板の前に人が立っていたので数字などが見えず、気付かぬまま通り過ぎていたらしい。もうちょっと分かるように案内板を設置してくれないと迷うよ。
福岡空港だけでなく、関西空港だったか成田空港だったか忘れたが、LCCの搭乗口は紛らわしい場所だったり案内板が分かりづらかったりするので、初めてLCCを利用する方は要注意。
▲ 案内板に従って階段を下り、1階の搭乗口へ。
▲ 1階搭乗口のすぐ横でバスに乗り、航空機に向かう。
約1時間の空の旅
▲ 搭乗完了。ジェットスターは最も端だった気がする。
▲ ほぼ定刻どおりに福岡空港から離陸。空が少し曇ってきている。
▲ 写真左下でJRの線路が2つに分岐してるので、博多区吉塚の上空を飛んでるんだなと分かる。写真右下、森のような緑の一角は筥崎宮。左中央には福岡県庁。中央少し上は福岡都市高速が横に延び、その上にはマリンメッセ福岡。
飛行機には数年に一度しか乗らないが、この辺りはウォーキングで度々歩いてる。景色を見ただけでだいぶ分かるようになってきた。
▲ ずいぶんと上空に来た。どこを飛んでるのか、もう分からない。
▲ 雲の上。電車に乗ってる時と同じく、延々と窓の外を眺め続ける。今回の旅では読書用にKindle Paperwhiteを持って行ったのだが、結局1秒も使用しなかった。
▲ 機長がアナウンスで「松山市の上空を通過中」と教えてくれた10分くらい後。四国も山が多いんだなあ。
四国はまだ一度も訪れたことがない未踏の地。行きたい場所がたくさんある。
▲ おそらく和歌山県の上空。あれ? この景色は見覚えあるなあ。子供の頃に住んでた街じゃないか?」
3年前に散策した第2の故郷の記憶を頭の中で照らし合わせたのだけど、かなり上空を飛んでたのでよく分からない。
嬉しい思い出は心に刻み、哀しい思い出は川に流す、第二の故郷散策
今回の和歌山旅行で一番の目的は、かつて自分が住んでいた街を訪れること。30年以上が経ち、ほとんど記憶が薄れていた街を久々に歩き、少しずつ記憶が蘇ってきました。
▲ 紀伊半島らしき山脈の上を通過している頃から徐々に増え始めた雲は、「着陸態勢に入ります」とアナウンスがあった頃には窓の外一面を覆うようになっていた。
初めての中部国際空港
▲ 中部国際空港セントレアに着陸。ほぼ定刻どおり。福岡空港から中部国際空港まで、飛行機に乗ってる時間は1時間に満たないくらい。眠りに落ちてたらアッという間だろう。
▲ ボーディングブリッジから到着ロビーへ。空はドス黒く、地面も濡れている。
「中部国際空港の天候は、雨」と機長アナウンスで知らされていたから覚悟はしていたが、結構降ってる。ヤバい。北九州の自宅を出る時は快晴だったし、名古屋の天気予報では雨マークなんて1つもなかった。想定外なので傘も持参してない。
5年前、ズブ濡れになりながらウォーキングした大阪旅行の悪夢が脳内をよぎる。
激しい雨に打たれ、大阪の中心で心が折れた【大阪旅行その9:梅田編】
2012年4月11日(水)に行ってきた大阪日帰り旅行の旅日記第9弾。今回は梅田エリアの散策を振り返ります。南港エリアや大阪城エリアでも強かった雨の勢いが梅田エリアで最高潮に。激しすぎる雨の中で当初のプランを実行する気力が失せてしまいました。
▲ 到着ロビーから出口へ早足で向かう。中部国際空港に来るのは初めてなので、ゆっくりと散策・見物したかったのだが、この後に名古屋市内で人と会う約束があり、名古屋市内までどのくらいの時間で着くのかよく分かってなかったので、ひとまず急ぐ。
▲ 出口を出て、名古屋鉄道(名鉄)の中部国際空港駅に向かう。案内板だけが頼り。
▲ 空港と駅の連絡路。坂になっているが、動く歩道に乗ってノンビリ進むも良し。私は急いでたので、動く歩道で高速歩行して時間を短縮。
▲ 中部国際空港駅の切符売り場。名鉄空港線で「名鉄名古屋駅」までの切符を購入しなければならない。
名鉄空港線で空港から名古屋まで行く場合、乗る列車は以下の3パターン。
◆特急 … 所要37分。料金870円。
◆準急 … 最も遅い。所要48分。料金870円。
※所要時間は時刻や停車駅数によって変動あり。
ミュースカイは最も速く名古屋に着くが、その分料金が他の便より360円高くなる。10分のために360円を払うかどうかは乗る人次第。
特急と準急は料金が同じなので、どうせ乗るなら特急のほうがいい。
関西空港から大阪市街地までは電車で1時間以上かかるし、成田空港から東京駅までもシャトルバスで1時間ちょっとだった。それを考えるとセントレアから名古屋市街地まで30分ちょっとで行けるってのは良い印象。
2012年4月11日(水)に行ってきた大阪日帰り旅行の旅日記・第2弾。今回は関西空港からの移動と、長居でのアレコレを振り返ります。長居に行った目的はモチロン、「サッカー日本代表の聖地」をこの目に焼き付けるため。 成田空港と東京駅を移動する交通機関の1つにシャトルバスがあります。運賃も安く約1時間で到着するため今回の東京旅行では行きも帰りも利用しました。しかしこの区間は2つの会社が運行しており、若干の違いがあるので注意が必要です。セレッソ大阪のスタジアムを見に行く【大阪旅行その2:長居編】
成田空港〜東京駅を安く快適に移動できるシャトルバスの知っておくべき注意点
ちなみに福岡空港から博多駅までは10分で着く(地下鉄でたったの2駅)。他の空港の所要時間を見れば、福岡のアクセスの良さが段違いなのも分かる。
一方で我が街の北九州空港は(市街地のド真ん中にある福岡空港とは対照的に)東の果て・海の上にあり、自宅から空港へ移動する所要時間は福岡空港も北九州空港もほとんど変わらない。なので空港の見物以外で北九州空港に行ったことがない。
旧北九州空港跡地から海上の新北九州空港までを徒歩で巡る
北九州市小倉南区と京都郡苅田町を歩いてきました。(JR下曽根駅→旧北九州空港跡地→TOTO小倉第二工場→トヨタ九州小倉工場→北九州空港)
▲ 名鉄空港線のホーム。名古屋行きの特急が出発する直前だった。早足で移動したので間に合って良かった。
私が乗った特急は行きも帰りも1号車と2号車が指定席だった。特急料金のみで乗りたいのなら3号車以降の車両に乗れば良い。
▲ 関西空港や北九州空港と同様、海の上にある中部国際空港セントレア。特急が出発し、海上に架かる連絡橋を渡る。もうすぐ正午という時間帯なのに窓の外は真っ暗。雨も次第に強くなってきている。
初日に計画していた名古屋市街のウォーキングや観光はどうなってしまうのか。雨雲を見上げながら雨天時のプランBを練り始める。
(続く)