旧北九州空港の跡地から海上の新北九州空港へ、徒歩で巡る

スタート直後に気が変わって予定変更

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今回のスタート地点は、小倉南区のJR下曽根駅前にある商業施設「ザ・モール小倉」。まだ北九州にイオンモールがない頃、北九州エリアでモールと言えばここか下関の「シーモール」だった。昔はしょっちゅう来てた。

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JR下曽根駅の南口。昨年11月に参加した下曽根のウォーキング大会以来、約半年ぶり。

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駅の構内を経由し、反対の北口に出る。

当初の予定では下曽根駅を出発してすぐ右折し、そのまま行橋方面に延々と歩くつもりだったが、ふと頭の中で、あることが気になった。

昔の北九州空港があった場所って、今はどうなってるんだろう

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「下曽根二丁目」交差点を通過すると、右手に小高い丘のような斜面。上ってみると、あたり一面がドーンと土だらけ。

実は、昔の北九州空港がどの辺りなのかがよく分からずに歩いてたらここに着いた。こんだけ広い空き地ってことは、普通に考えれば空港跡地なのだけど、下調べをしてないので確信が持てない。

後で調べて判ったが、ちょうど写真の辺りに旧空港の建物があったらしい。

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道路の反対側には九州労災病院。

しばらく住宅街を進んでいると人がいたので訊いてみたら、「旧北九州空港の跡地」で正解だと判明。

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現在の北九州空港がオープンしたのは2006年3月16日。2008年6月までは「新北九州空港」という名称で、それまではこちらの跡地にあった旧空港が「北九州空港」という名称になってた。

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旧北九州空港は、今から15年ほど前、仕事で東京へ出張する際に1回だけ来たことがある。日本エアシステムのYSなんちゃら言う小さい飛行機に乗ったのはその1回きり。

それにしても、廃港となってから7年が経過してるのに、まだ更地が多いのは正直驚いた。もうすっかり商業施設か住宅地に変貌を遂げてるとばかり思ってたので。

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「北九州空港跡地産業団地」という住宅地になるらしい。分譲開始されたのは最近ってことなのか。

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こういう写真があると分かりやすい。

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新しい家の建築ラッシュになってるエリアもあった。今から新しい生活圏が出来上がっていくんだね。

近くにモールもあれば、ヤマダやビックカメラなどのデカイ店舗もあるし、高速のインターも新空港もJR駅も近いし、大きな病院もあるし、歩いてみて意外と静かだったし、住宅街としてスゴク発展しそう。

懐かしいようで、全然見覚えがないようで

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曽根公園。ここも静かで広い公園だった。

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県道に入り、延々と東へ進む。交通量が多かったので、空気が悪くてノドが痛くなった。

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広い交差点に来た。よーく見ると見覚えがある。

まだ独身だった20年近く前、毎週のようにここを車で走ってた。当時は空港も移転しておらず、空港への最短距離となる朽網バイパス(写真で言うと左折する道)も開通しておらず、ここは三叉路だった。

当初は空港に向かって左折し、朽網バイパスを歩くつもりだったが、懐かしかったので直進して国道10号線を歩くことにした。遠回りになるけど気にしない。

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数え切れないほど車で通った道のはずだが、さすがに時間が経ち過ぎて全然記憶がない。というか、「こんな店あったっけ?」という店舗が道沿いに多く出来てた。懐かしさが全然ない。初めて来た場所の感覚。

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ここは憶えてた。TOTOの小倉第二工場。昔々、仕事で2回ほど来たことがある。

独身時代の聖地

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九州自動車道と北九州空港を結ぶ「東九州自動車道」は、よく来てた頃には存在しなかった。

この辺りで北九州市を抜け、京都郡苅田町(みやこぐん・かんだまち)に入る。

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あの景色はめちゃくちゃ見覚えがある。懐かしい。

苅田港から見るあの工場群の夜景が大好きだったのだ。独身時代、女の子と一緒に夜景を見る選択肢では「門司港の関門橋」と「苅田港」が私のツートップだった。次点が若松の高塔山。

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トヨタ自動車九州の小倉工場。

福岡県は宮若市にトヨタの巨大工場があるのに加え、この苅田エリアにも小倉工場と苅田工場があり、トヨタ自動車の一大生産拠点となっている。苅田エリアには他に日産自動車の巨大な工場もある。

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海が見えてきた。周防灘(瀬戸内海)になる。まだ空港は見えない。

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工場群や倉庫群のエリアも通過し、風景に変化がなくなってくる。ただの1本道。

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海の向こうに空港が小さく見え始めた。肉眼で小さく認識できるくらい。デジカメ写真だと全然分からない。

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空港まで4kmもあるのか。空港が見えてきたのに、そんなにも遠いとは。でも嫌な気持ちはしない。歩き甲斐がある。

橋が突風で揺れてビビる

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空港と陸地を繋ぐ海上の橋「新北九州空港連絡橋」の始点。まだ名称に「新」が残っている。橋だけでも2,100メートルあるらしい。長い。

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車道は上り坂になっているが、歩道は平坦な直線。行き止まりになる予感がムンムン漂っている。

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行き止まり地点に階段があった。なるほど。

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階段を上り、橋の上に出る。歩行者がくつろげる広場みたいなスペース。鉄製のベンチも設置されている。

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歩けども歩けども、なかなか空港が近づいてこない。代わりにボートが近づいてくる。

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海の向こうは、いわゆる「新門司」と呼ばれるエリア。かすんでしまって良く見えない。

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橋の始点からの距離が書かれているっぽい。始点からたったの156メートルで、残りが1,944メートルということらしい。あと4kmの看板といい、行き止まり地点の階段といい、歩行者の心を折る仕掛けが満載である。

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緑色のアーチみたいな部分が近づいてくる。あそこが橋の中間地点になるのだろうか。

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始点から980メートル。だいたい半分なので、中間地点ってことで正解みたい。

中間地点付近はトラックが通る度にグワングワンと歩道が揺れまくって、とてもスリリングだった。あんなにフワフワと地面が浮き上がるウォーキングは初めて。なかなか気持ち悪い。

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空港周辺の建物が次第にハッキリと見え始めるが、まだまだ遠い彼方。

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橋も終盤。左にカーブを始める。

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空港の埋立地に入ってきた。

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橋の終点。2,100メートル完了。それまで突風というレベルを超えて暴風と呼べるほど強い風だったのが、この終点をまたいだ直後にピタッと1分ほど風が消えた。とても不気味で笑えた。

メーテルは来る度にやつれてる気がする

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15km通過。信号より先が、再び北九州市になるみたい。途中の部分だけが苅田町だってことか。知らなかった。

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海の反対岸からずーっと見えていた「背の高い建物」の正体、ホテル東横イン。

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気温17度で風速9メートル。潮風が気持ち良くて暑さは感じなかったが、特に海上は風が強すぎて、飛ばされてしまいそうだった。

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さっきまで歩いてた連絡橋をホテル横から眺める。

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ようやく空港ビルが視界に入ってきた。

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空港の広い駐車場。平日昼間なのに半分以上は埋まってた。

ここに初めて来たのは、開港してから4ヶ月くらい経った頃。もう開港フィーバーも落ち着いた頃かなと思って初訪問したが、駐車場が満車で停めるまで時間がかかったのを覚えている。

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空港ビル前では鯉のぼりが舞っていた。

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ビル入口から中に入る。空港に来るのは2年ぶり。

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入ってすぐのところに立っている「銀河鉄道999」のメーテル。来る度に顔がやつれていってる気がする。

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チェックインカウンターは、福岡空港とは比較にならないが、それなりに人がいた。

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2階展望デッキに行き休憩。スターフライヤーの黒い機体が停まっている。しばらく待ったけど離陸も着陸も全然なく、バスの時間が来てしまったので帰ることにした。

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帰りには空港前のバス停からバスに乗り、

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JR朽網駅までバスで15分ほど。

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朽網駅からJRで下曽根駅まで駅1つ。乗ってる時間は3分ほど。徒歩だとあんなに遠かった空港までトータル20分ちょっとで着く。便利でラクチン。

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モールに戻ってきた。

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歩行時間は3時間8分。歩行距離は16.61km。(帰りのバスと電車に乗っている時間は当然除外している)

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