オープン直後の「ららぽーと福岡」に博多駅から徒歩で行ってきた
博多駅から歩くならスタート地点は筑紫口!
福岡市青果市場の跡地に建設され、2022年4月25日(月)にグランドオープンした大型商業複合施設「ららぽーと福岡」(正式名称は「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」)。
ららぽーと福岡の最寄り駅はJR竹下駅であること、その竹下駅がJR博多駅から鹿児島本線で1つめの駅だということは知っていました。
じゃあ、たった1駅の距離なら歩いていけるんじゃない? と思い立ち、実際に歩いてきました。ウォーキングするにはなかなか丁度良い距離でした。

まずはJR博多駅の東側、「筑紫口」に移動します。西側が博多口で、東側が筑紫口。
博多駅を利用する頻度がそれほど多くなく、しかもいつもは博多口に用のある自分は、筑紫口にスンナリ着いたことが過去一度もありません。毎回道に迷います。

筑紫口から外に出ると、正面のロータリーには多数のタクシーが停車しており、その向こうにはホテル群も見えます。これが筑紫口の風景。

ロータリーの外周に沿って歩き、「博多駅(筑紫口)」交差点へ。正面には「都ホテル博多」があります。
ここの交差点を右折。これさえ忘れなければ「ららぽーと福岡」に着きます。横断歩道は渡らなくてもいいです、この時点では。

博多駅・筑紫口の前を走っている国道385号線は通称「竹下通り(筑紫口通り)」。博多駅前で右折したら、この通りをひたすら直進するだけ。




スタートからこの辺りでちょうど1.5km歩いたことになります。
この地点まで、ららぽーと福岡に徒歩で向かっていると思われる歩行者は自分以外に1人もいませんでした。
2つの緩やかな右カーブを過ぎると竹下駅

「竹下2丁目」交差点は五叉路になっています。前方は右と左に道路が分岐していますが、広い方、右側の道路を直進しましょう。「右折」ではないですよ! 「直進して右側に進む」です。
左側の道に進んでしまうと行き止まりになります(正確には「アサヒビール博多工場」の門に着きます)。

五叉路を通過するとすぐ、緩やかな右カーブに入ります。
カーブの途中、前方に見えるのは沖学園高校。野球部は2018年夏の甲子園に初出場しました。

スタートから2.2km。左にアサヒビールの博多工場を見ながら更に進みます。

アサヒビール園博多店の駐車場入口を過ぎると2つめの緩やかな右カーブが始まります。

2つめの右カーブが終わると、前方に歩道橋が見え始めます。歩道橋の横にJR竹下駅があります。

せっかくなのでJR竹下駅に立ち寄ってみました。前述したとおり、ららぽーと福岡の最寄り駅はここ竹下駅です。
博多駅から竹下駅までの距離は約2.7km。徒歩での所要時間は35分かかりました。写真を撮ったり、信号に引っ掛かりまくったりしつつ、比較的ゆっくり歩いています。
竹下駅から「ららぽーと福岡」までは徒歩9分

竹下駅の改札を出ると、東口の正面に歩道橋があります。ららぽーと福岡に行くには東口の歩道橋を渡って右です。
現在はオープン直後なので、歩道橋の周囲に何名か、ららぽーと福岡のユニフォームを着た人が立っています。矢印の案内板を持って無言で立っているだけでしたが、道が分からない場合はその人たちに聞けば教えてくれると思います。
歩道橋の入口には「ららぽーと福岡まで徒歩約9分」と書かれた青い案内板が吊されています。竹下駅からの距離や所要時間も実際に計測してみました。結果は後ほど。

竹下駅前にある歩道橋から、ららぽーと福岡が建っている方角を眺めてみても、上の写真のような風景があるだけ。ららぽーと福岡は竹下駅からは見えません。
とにかく、歩道橋を右に下りて直進です。
なお、博多駅からここまで歩き続けている人は、わざわざ階段を上って竹下駅に立ち寄って歩道橋を渡る必要は一切ありません。竹下駅周辺のどこかで横断歩道を渡り、道路の左側に移動しておいてください。

竹下駅から道路の左側に移動して直進。ようやくこの辺りから「ららぽーと福岡に歩いて向かってる」と思われる同志たちが増えてきました。

西鉄の竹下営業所前を通過。博多駅から3.2km、竹下駅から0.5kmの地点です。ららぽーと福岡はまだ見えません。

西鉄を過ぎると、左側にようやく見えてきました。

ららぽーと福岡にやっと辿り着きました。博多駅から約3.5km。徒歩での所要時間は44分でした。
竹下駅からだと、距離は0.8km。徒歩での所要時間は駅の案内板に書かれていたとおり、9分でした。
ウワサ通りデカかった「実物大ガンダム立像」

この写真の周囲は「フラワーパーク」と呼ばれるエリアで、大階段に花壇が設置されており、四季折々の花を堪能できるのだそうです。

入口ゲートから中に入ると、目の前に屋外公園のようなスペースが広がっています。ここは「オーバルパーク」というエリアだそうです。
オーバルパークを囲うようにして店舗が並んでいます。正面に見えるのは「キッザニア福岡」。今回訪問した時点ではまだオープンしておらず、2022年7月31日(日)にオープン予定だそうです。

キッザニア福岡の右側に屋外通路のような道があり、ここを直進するとガンダム立像があります。上の写真では既にガンダムの頭部がチラリと見えています。
通路右側の白い建物がららぽーと福岡。左側はバスターミナルになっています。あとで再度紹介します。

「ガンダム立像はかなり大きい」とウワサでは聞いていましたが、予想以上のデカさでした。全長なんと24.8メートル。実物大なんだそうです。実物って何?という話ですけど。
ちょうど我々の世代は最初のガンダムがテレビで放送され熱狂した、いわゆる「ガンダム世代」と呼ばれるんですけど、自分はガンダムの放送を1回も見たことがありません。
従って実物大ガンダムを目にしても、そんな特別な感慨は無し。「これ、強風で倒れたりして、ガンダムに押し倒されて死ぬのはちょっとイヤだな」とかそういう余計なことを考えながら眺めてました。

このガンダム立像、あとで知ったのですが、動くんだそうです。午前10時〜午後6時の時間帯は1時間に1回、午後7時〜午後9時の時間帯は30分に1回、ガンダムが動くとのこと。動くと言っても飛び立ったりサーベルで何かを斬ったりはしないと思います。
夜間の時間帯はライトアップもされた美しいガンダム立像を堪能することもできるそうです。
ららぽーと福岡の中もブラブラと散策してみました。午後には北九州に戻らなければならなかったのであまり時間の余裕がなく、エリア全体を隅々まで回ることは出来なかったのですが、それでも広いことは実感しました。

ららぽーと福岡の3階にフードコート「グランダイニング」があります。とにかく広い! 座席数も多かったです。
手短に何かパパッと食事をして北九州に戻ろう、と思って立ち寄ったのですが、どの店も長蛇の列、さらに座席の大半は荷物などで席取りされており座る場所がなく、ここで食事をすると帰りに間に合わないと判断して食事は中止。
平日で、時刻は11時半前だから空いてるかなと予想したのですが、とんでもない人数でした。
ららぽーと福岡から北九州に帰る方法

時間に余裕があれば、ららぽーと福岡から最寄り駅まで再びウォーキングする計画だったのですが、時間がなかったので帰りは交通機関を利用することにしました。
このエリアに来たことが全然ないので、どの交通機関を利用すれば最速なのかが分からず、ひとまず
ららぽーと福岡から西鉄大橋駅までバス移動
↓
大橋駅から西鉄の電車に乗って天神に移動
↓
天神から高速バスに乗って北九州に戻る
というルートを選択。これが最速なのかどうかは今も分かりません。詳しい方がいたら教えてください。

ららぽーと福岡から大橋駅までは直行バスが運行しています。途中ガンダム立像のある「筑紫通り」沿いのバス停で1回だけ停車した以外は大橋駅までノンストップでした。ただ、筑紫通りを始め大橋駅までの道路は混雑しているため、それなりに時間はかかります。
大橋駅から西鉄福岡(天神)駅まで、天神大牟田線の電車は運行本数が多いので、それほど待つことなくスムーズに天神まで移動できました。大橋駅から終点の天神までは4駅。今回乗った電車は各駅停車ではなく急行だったので、途中停車は薬院駅の1駅のみ。更に早く快適でした。
ららぽーと福岡から出発するバスは他に「JR竹下駅行き」もあります。JRを利用したい人は竹下駅行きのバスに乗るのが最速だと思います。
他に「JR博多駅行き」や「天神行き」の路線バスもありましたが、ららぽーと福岡に到着する本数がそれほど多くないのと、博多駅や天神に行くまでに停車するバス停の数が結構多かったので、目的地に着くまでかなり時間を要するように思います。
博多駅に行くなら1つ手前の竹下駅に、また天神に行くなら大橋駅までバス移動してから電車で天神まで、というルートのほうが早いかなと感じました。
まとめ
今回は「ららぽーと福岡まで歩く」というのが目的でした。博多駅から「ららぽーと福岡」までは徒歩で44分、竹下駅から「ららぽーと福岡」までは徒歩で9分かかります。
天神や博多駅、それに竹下駅からも「ららぽーと福岡」に行くバスがありますので、通常はそちらを利用されるのが吉です。
どうしても運賃を節約したい人や、とにかく歩きたい人は、今回紹介した写真や本文解説を参考にしていただければ幸いです。
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