今年4回目の田川ウォーク
▲ 今回のスタート地点、JR田川伊田駅。とても久しぶり。
北九州から田川エリアに行くにはJRの本数が少ないため、田川エリアのウォーキング大会は敬遠する傾向にあり、今までは年に1〜2回。参加ゼロの年もあった。しかし今年は珍しく今回が4回目である。どうしたことか。
ただ、田川伊田駅スタートのウォーキングは2014年に来て以来なので今回が3年ぶり。
▲ 田川伊田駅をスタートするウォーキング大会といえば、スタート直後に駅構内の地下連絡路を通って駅の反対側(南方向)、石炭記念公園に行くのが定番だったが、今回はいつものコースではなく西側の狭い路地に入った。
2年来てない間にコースを変えたか。見知らぬ景色を見て歩くのは好きなのでコース変更は大歓迎。
▲ 伊田商店街に入る。短いアーケード。
▲ 彦山川沿いの県道に出る。川の反対側に見える白い建物は福岡県立大学。この日は学園祭だったらしい。電車で近くに座った若者が話してた。ノンスタイル(NON STYLE)がゲストだったとか。
▲ 今日も香春岳は上半分がどこかに行ってる。
因縁の場所へ
▲ 平成筑豊鉄道・下伊田駅。前方に見えている橋みたいなのは国道201号線。
▲ その国道201号線に沿って進路を西へ。
▲ ちゃんこ鍋が食べられる飲食店「相撲茶屋貴ノ花」。店名から分かる通り、元大関・貴ノ花の四股名が店名に付いており、元横綱・貴乃花の「貴乃花部屋」が九州場所の拠点にしている場所。
▲ 貴乃花部屋の敷地内に相撲関係者の姿は一人も見えず、土俵がある小屋の入口はシャッターで閉鎖されていた。力士の姿も見えず。貴乃花部屋に所属する2人の幕内力士(貴ノ岩と貴景勝)の「のぼり」が立っている。
3年前、今回と同じくウォーキング大会の途中でここに立ち寄り、若い力士たちのあまりにも無礼千万な態度にブチギレた。過去7年のウォーキング大会参加で最も頭に来た出来事だった。それから2年間、田川伊田で開催されたウォーキング大会に一切参加しなかった理由でもある。
今回3年ぶりにここへ来たのは、「3年経って力士たちの礼儀作法は変化したのか」を確認したかったから。でも誰もいないのなら確かめようがない。早々に立ち去る。
コース中盤で石炭記念公園に立ち寄る
▲ 平成筑豊鉄道・大藪駅。線路が単線になっていて、写真を撮った側にはホームが存在せず乗車することができない。
▲数百メートルほど進むと踏切がある。踏切から大藪駅がギリギリ見えるか見えないかくらいの距離。Uターンして駅から乗車するには遠くて大変そう。
▲ 踏切を渡ってすぐ、大藪小学校の横にある上り坂が始まる。
▲ 坂を上り終えると団地群。ここは何度か通ったことがある。
▲ 国道322号線でJR日田彦山線の踏切に引っ掛かる。ラッキーなのかアンラッキーなのか。
▲ 今までの田川伊田ウォークであれば最初に訪れていた石炭記念公園。つまりグルリと巡ってスタート地点だったJR田川伊田駅のすぐ近くまで戻ってきたことになる。
▲ この辺りは「月が出た出た、月が出た」の歌詞でお馴染み、炭坑節の発祥地として有名。歌詞の中に登場する二本煙突は石炭記念公園に現存している。
▲ 前日は夕方まで晴れていたのに夜から雷雨になった北九州地方。北九州だけかと思ったら、ここ田川も前夜は大雨だったらしい。
この日は朝から天気が回復したのだが、途中急に空が暗くなり怪しい雲が広がり始めた時間帯があった。傘を持参しなかったので少々焦ったが、結局最後まで雨は落ちず。
▲ 坂を上っていると突然現れた三井寺。Googleマップでは「平等寺」と記載されている場所。
▲ 細道の両脇に大量の風鈴が並んでいて、チリンチリーン、チリンチリーンと一斉に鳴りまくっていた。
▲ 風鈴や紅葉がとても風情のあるお寺だったが、夜にここ通ったら怖いかもしれない。暗闇で大量にチリンチリーン鳴ってるのを想像してごらんなさい。
▲ 三井寺の横にある坂を更に上ると、田川市民球場のレフト側に出た。少年野球の大会だったのか、選手たちが大きな声でプレイしているのをしばらく眺めてた。
▲ 後藤寺西団地横の歩道は黄金色に染まった銀杏の並木道と化していた。
▲ 今回歩いたコースの半分くらいは初めて歩いた道。景色が新鮮で楽しかったのだが、中には上のような歩道がない狭い道もあった。
言っちゃ悪いが田川のドライバーはただでさえ運転が荒く、歩行者がいようとお構いなしにスレスレの位置を猛スピードで暴走する車が多い。今回も歩きながらヒヤヒヤした。
コースをヒネってくれるのはいいが、もうちょっと安全面に配慮してもらえるとありがたい。度々書いてるが「事故が起こってからでは遅い」。
▲ 再び日田彦山線の踏切を渡る。今度は踏切に引っ掛からなかった。本数の少ない日田彦山線にそう何度も足止めされてたまるか。
▲ 上本町商店街に入る。
▲ 結構長いアーケードの終点。こちら側の出口には田川後藤寺銀天街と書かれてた。2つの商店街が連結しているということなのかな。
▲ 「サンシャイン通り」と名付けられた路地。
▲ JR田川後藤寺駅でゴール。この駅からはJR後藤寺線(飯塚に向かう)、JR日田彦山線(日田や小倉に向かう)、そして平成筑豊鉄道(直方に向かう)の3路線に乗ることができる。
▲ 本日の歩行時間は1時間50分。歩行距離は9.49km。