書店で実際に確認してから本を買うことが大半
本を買う際、「Amazonで購入する」のと「書店で購入する」のが半々の割合です。ただ、Amazonで購入する場合も実店舗に本があるなら事前に内容を確認し、買うべきかを吟味するようにしているので、書店には頻繁に通っています。
買う本のうち9割はコンピュータ関連書籍やライフハック系など。値段の高い本が多いため、ポンポン衝動買いしてたらお金が幾らあっても足りない。なので書店での吟味は重要。
例えばWordPressの解説本だと、文章ばっかりで図や写真などの画像がほとんどない本は買いません。サンプルコードが極端に少ないのも買わない。
逆に図や写真が多すぎて解説内容が薄い本も買わないし、インストールから始まって初歩的な「WordPressとは」みたいな内容が多くを占めてる場合も「さすがにもうそこは卒業でいいかな」と考えてるので買いません。
ブログでの書評やAmazonレビューで高評価でも、自分の欲しい知識が少ない本や、以前買ったものと内容の多くが重複してる本は買うだけモッタイナイし、実物を見てから買う方が安心します。
「この本に書いてることがどうしても知りたいけど、どこの書店にも置いてない!」って本も時々あります。そんな時は仕方ないので吟味することなくAmazonで買っちゃいますけどね。
電子書籍を買った方が良くないか?と急に思った
昨日、本を3冊買いました。
↑いい加減WordPressの新しい自作テーマ作成にケリをつけたいので、その前にもう一度勉強をしたくなったのと、スマートフォン対応の知識が足りないので、以前から欲しかった上の本を。
↑最初に紹介した本の1作目になるのですが、内容を踏襲していると解説があったので、こっちを先に勉強するべきかなと考え、1作目も購入。
↑3冊目はタスク管理の本。最近どうも作業が停滞しがちで、タスク管理をもう一度根本的に見直す必要があると考え、頭を整理するため購入。
以上3冊。以前から欲しいと思っていて、書店で既に内容を吟味済みのものばかりだったので3冊まとめて購入したのですが、合計でお値段もそれなりにします。
そこで、ふと思いました。Kindle版を買えたら多少は節約できるのにね、って。今回買った3冊はいずれもKindle版が出ています。
今まで電子書籍をそれほど意識しなかったのに、突然「Kindleの電子書籍リーダーを買うべきなんじゃないだろうか」と思い始めた。
ちなみに価格比較をすると、
◆2冊目:2,940円が2,500円に(=440円安い)
◆3冊目:1,470円が1,120円に(=350円安い)
Kindleの電子書籍版を買ってたら、紙の本より合計で1,219円も安い計算になります。それこそ本がもう1冊買えちゃうくらいの差。
Kindle Paperwhiteについて調べてみた
実は先月のオフ会で、Kindle Paperwhiteの実機を見せてもらってました。電子書籍の読みやすさ(眩しくなくて目に優しい)、デバイスの大きさや軽さなどを体験できたのは今にしてみれば大きかった。何の情報もないのと、1度でも触ったことがあるのとでは大違いなので。
Kindle Paperwhiteを、というよりも「電子書籍を買うこと」が自分にとってどのくらいメリットあるのか、いろいろ調べてみました。
★1. 紙の本よりも値段が安い
上で紹介したとおり、3冊合計で1,200円以上も価格差が出ます。最近出版されてるコンピュータ関連書籍は大半がKindle版も出ているので、貧乏なくせして本を大量に買ってる身としては、少しでも安く買えるのは大歓迎。
★2. 本棚スペースの節約(=かさばらない)
↑書斎にある本棚の一部。他の棚もほぼこんな感じで(整理してなくて汚いから写真公開できない…)、他に定期購読している雑誌もあったりして、本棚のスペースが全然足りません。仕方ないので古いものは処分するしかない。
コンピュータ関連書籍は分厚いのも多いので、スペースを喰っちゃうんです。電子書籍だと、この問題がクリアできる。全部Kindleなどの電子書籍リーダーにデータとして格納されますからね。
ちなみに、Kindle Paperwhiteは4GBの容量があり、約4,000冊相当の電子書籍を保存できるのだそうです。加えて、Amazonで購入した電子書籍であればAmazon専用クラウドに無料・無制限で保存しておけるため、Amazonでしか電子書籍を買わない人には実質的に保存制限がないことになります。これは助かりますね。
★3. 重い本を持ち歩かなくて済む
たとえばPHP、CSS、VBAなどの解説本は自宅以外に職場でも読みたい機会があるため、時々カバンに入れて持っていきます。これがまた重いんですよ。分厚いので。
電子書籍なら、Kindle端末の重さだけで済みます。ええなあー。
★4. 複数端末で同期できるらしい
Amazonの電子書籍はKindle端末でしか読めないわけではなく、iPhoneやiPadにもリーダー用アプリがあります。
電子書籍を読み進めて、途中で「続きは明日」となった場合、どこまで読んだかを記憶していて、Kindle端末やiPhone、iPadでそれらを同期できるらしいです。Kindle端末で読書した続きをiPadで読むことが可能だということですよね。スゴイな。
Kindle Paperwhiteは白黒表示
電子書籍のメリットを調べていくうちに、これはもうKindle Paperwhiteを買うしかねえよな、ってなるわけですが、「不安要素」もあるんです。これは先月のオフ会で実機を見せてもらった時に質問したり解説してもらったりもしました。
Kindle Paperwhiteは白黒でしか表示できないんです。
コンピュータ関連の「紙の本」は、ほぼ全てと言っていいくらいカラー印刷です。画面サンプルの掲載も当然ながらカラー表示なので、これが白黒表示になると、どうなってしまうのか。理解度が落ちるのか、案外そうでもないのか。これは実際に見てみないと分からない。
小説とかなら何の問題もないですよね。白黒の文字だけだし。漫画もそうなのかな? 私自身、漫画はほとんどKindleで読まないと思うので、これも特にどうでもいい。とにかく気になるのがコンピュータ関連書籍のカラー部分が白黒になると困るのか困らないのか。
Kindle端末は、Paperwhiteの他に「Kindle Fire」というのもあって、こっちは電子書籍もカラー表示できるんだそうです。
Kindle FireはiPadと同じ「タブレット」のカテゴリーに入るそうで、電子書籍を読む以外にもゲームや映画やネットなど、いろいろ出来るそうです(あんまりよく分かってない)。その分Paperwhiteより値段も高い。
じゃあもう少しお金を貯めてKindle Fireを買うのか?って話ですが、私はiPadが欲しいんですよ。Airかminiかは決めてないですけど、いずれはどっちかを買いたい。
iPadは主にiTunes映画ストアの映画鑑賞がメイン用途になると思うんですけど、iPadとKindle Fireの両方が買える財力など私にはない。
りくま ( @Rikuma_ )的まとめ
理想としては、iPadとKindle Paperwhiteの2つを持つことが出来ればいいな、というのが今回調べて分かった結論でした。
実は今回の3冊を購入する際に、「先にKindle Paperwhiteを買ってしまった方がいいのだろうか」と、かなり真剣に考えました。ちょっと「りくま貯金」が厳しくなるけど、本棚にも余裕がないし、いまKindle端末を買った方がいいのかもしれないなーとか。
しかし、さらにいろいろ調べていくうちに、どうやら来年の夏くらいに性能アップした次世代Kindle Paperwhiteが出るっぽいことが判明。ちょっと長いですが引用します。
『アマゾンの次世代Kindle Paperwhite は解像度向上で2014年Q2発売、素材もデザインも一新?』
アマゾンは大きくモデルチェンジした次世代Kindle Paperwhite を2014年第2四半期の早い時期に発売すると、リンク先 TechCrunch が報じています。初代Paperwhite は2012年10月、二代目にあたる現行モデルは2013年9月と、ほぼ1年間隔でのアップデートでしたが、次期モデルは少し早めに発売されるのかもしれません。
コードネーム Ice Wine と呼ばれる次世代モデルの目玉は、解像度が現行の212ppi から300ppi へ向上すること。競合するKobo Aura HD (265ppi、日本未発売)の方が解像度が高い状況でしたが、噂が本当であれば次世代モデルでは上回ることになります。
そのほか、非公式に試作品を目にしたと主張する TechCrunch によれば:
・ディスプレイとベゼルの段差がなくなり全面フラット化
・筐体の素材をプラスチックからマットなガラスのような素材に変更しつつ軽量化
・より読書に適した専用フォント搭載
・押した感覚のある物理ボタン搭載(ページ送りなどに使用)
・Kindle Fire HDX のような背面デザイン採用
・電源ボタンは背面に移動(Kindle Fire HDX と同じ)
・環境光センサ搭載
・ソフトウェアの大幅な変更はなしvia: Engadget Japanese(2013年11月25日)
いま慌てて買っちゃうと、来年に次世代が出たとき「やっぱり待てば良かったよー」と泣く姿が脳裏に浮かんだので、次まで待つことにしました。
「買いたい時が買い換え時」なんて話もありますが、貧乏なので慎重に購入計画を立てます。石橋は破壊するまで叩きまくる習性が最近身に付きました。
iPadを先に購入してAmazonの電子書籍を買えば(表示もカラーだし)すべて解決するのではないか、というご意見を複数頂きました。どうも主旨が伝わり切れてない(書き方がマズかった)ようなので補足します。
本文中に書いた通り、私がiPadを買ってしまうとメインの使用用途が映画鑑賞になるのは間違いなく、他にもいろいろ遊んでしまいそうなので、その欲求を断ち切って電子書籍リーダー専用としてしばらく使うほど意志は固くないだろうと思ってます。
今回このエントリーを書いた主旨は「紙の本より安い電子書籍を買った方がオトクだよな」→「でもPaperwhiteは白黒だ、カラーじゃないと厳しいかな」→「しかしiPadを先に買うと絶対に遊んでしまう」→「今は遊んでる場合じゃないので、やっぱりPaperwhite優先だな」というものです。
一般的にはご指摘いただいた通り「iPadでKindleの電子書籍を読めばカラー表示だから全て解決」で、まさに大正解だと感じます。ただ私の場合はそうではないので(あくまで優先は電子書籍購入による費用節約と勉強効率アップ)、今回のエントリーでもPaperwhiteをメインターゲットにして文章展開しております。主旨が伝わりにくく申し訳ありません。