大腸ポリープ内視鏡検査当日がラクになる3つの準備作業と工夫

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大腸には知覚神経がない、だから発見しにくい

大腸のポリープ、あるいは大腸のガン細胞というのは、なかなか発見しにくいのだそうです。

大腸の粘膜には痛みを感じる知覚神経がありません。なので胃やノドなど他の箇所のように「痛みで異変に気付く」ことも滅多にありません。

検査して初めて「え?今まで一度も痛みなんてなかったのに?」となるのも、大腸ポリープおよび大腸ガンの特徴と言えるかもしれません。私自身、会社の健康診断で言われるまで何一つ異変はありませんでした。

検便はバカにできない、しかし鵜呑みにしてもいけない

早期発見という意味で、最も簡単かつ一般的なのが「検便」。私自身、大腸ポリープが発見された発端は健康診断での検便でした。

検便に血が混じっていることで大腸ポリープの兆候を知ることができ、大腸ガンの早期発見へと繋がります。なので健康診断での検便は大切。

ただ、「血が混じってる = 大腸ポリープあるいはガン」と単純に結びつけるのは早計。痔(ぢ)の影響で便に血が混じることもあります。

検便は大腸の異変を知るキッカケになりますが、少量の血便だけでは「痔」なのか「ポリープ」なのか判別が難しい。大腸の状態を正確に検査し、確実な結果を得るためにも必要なのが大腸内視鏡検査になります。

早期発見で最も確実なのは内視鏡検査

検便(便潜血検査)に血が混じっていた時、再び検便の取り直しを指示する医療機関もあるらしいですが、それは無意味だと解説しているサイトが多々ありました。

血便が出ているということは、ポリープが一定以上の大きさに膨らんでいる可能性があるということ。そのポリープに硬い大便が何度も接触し、こすってしまうことで出血する。なので便に血が混じるのだそうです。

検便の再検査をして、その時に血が混じってなかったら? 普通は安心しますよね。ああ良かった~と。

たまたま血が混じってなかったことで安心し、そのまま放置し、ポリープが大きくなってしまい、大腸ガンに進行してしまったら?

そういう意味で「検便の再検査は無意味」なのだそうです。確実に大腸ポリープの有無を発見するために大腸内視鏡検査を受診することが推奨されています。

大腸内視鏡検査とは

内視鏡というのは、先頭にカメラがついた細い管みたいなものです。その管を肛門から体内に入れ、大腸の中を検査します。肛門に座薬を入れるのと同じ感覚。管を入れている時に圧迫されている感覚がある程度で、痛みは全くありません。

大腸ポリープとは、簡単に言えば「腫れもの」。ニキビの親玉みたいなポリープをカメラで探していき、医師や看護師だけでなく患者本人も大腸内の映像をリアルタイムで見ることができる医療機関もあります。

何の問題もなくスムーズに進めば、10分前後くらいで内視鏡検査は終了します。検査当日の朝から検査までの流れは後述します。

ポリープが発見された場合、検査から半年以内に切除すればいいらしいので、後日あらためて病院で切除手術を受けることが多いようです。私自身、内視鏡検査の1ヶ月後に入院&切除手術という流れでした。

切除したポリープを病理検査し、ガン細胞の有無を調べます。ガン細胞が発見された場合でも、ポリープの先端だけにあるようなら、既にポリープは切除済みですので心配ありません。

ポリープの末端までガン細胞が進行しており、大腸本体にもガンが進行していると推測された場合は大腸摘出の手術になります。

ただ、大腸ガンは死亡率が比較的低いらしく、大腸を部分切除あるいは全摘出などの措置を取れば転移していない限り大丈夫だし、その後も定期的に検査をすれば再発した場合も対応できるそうです。

いずれにせよ、大腸内視鏡検査を受診することこそが大腸ガンの早期発見に繋がる最大の近道であるのは間違いありません。

最も大変なのは「検査前の準備作業」

ポリープがあった場合は切除手術をすることになりますが、前述した通り、大腸には知覚神経がなく痛みを感じないため、内視鏡検査と同様にポリープの切除手術も痛みは全くありません

内視鏡検査やポリープ切除手術は痛みもなく、時間もそれほどかかりません。それほど不安を感じなくても大丈夫。

大変なのは検査や手術前の準備なのです。コツを知ってるのと知らないのとでは雲泥の差。天国と地獄の差といっても大げさじゃないくらい。

準備に失敗すると検査や手術に要する時間も大幅に違うし、自身の疲労度も増大します。それどころか、本来なら全く痛みもなくリラックスして臨めるはずの検査や手術なのに、準備を失敗することで不必要な痛みを抱えてしまうことがあります。

初めての内視鏡検査は誰しも経験がありませんから、看護師さんの事前説明だけでバッチリ準備をこなせるとは限りません。私自身がまさにそうでした。分かったつもりでも失敗してしまい、当日は地獄の苦しみを味わうハメに。

今回書く内容は、私の体験を基にした「初めて内視鏡検査に臨む人でも地獄の苦しみを味わうことなくスムーズに準備が行うための秘策」です。

私の書く3つの秘策を問題なく実行すれば、検査当日は苦しむことなくスムーズな時間を過ごすことができると思います。

大腸の中をカラッポにしないと何も始まらない

失敗すると大変な準備って何? それは大腸の中をカラッポにすること

大腸の中には腸液といわれる液や、食べ物のカスが常に溜まっている状態。これらを内視鏡検査の時に全て取り払っておく必要があります。肝心のポリープが腸液や食べカスのせいで見つからないのでは意味がないから。

では、大腸の中をカラッポにするためには何をすればいいのか。やることは2つ。

◆前日から食事制限をする。
◆当日の朝に下剤を飲み排便する。

文字にすれば簡単そうですが、実際にやってみると大変なのです。なんせ、ほぼパーフェクトな状態まで大腸の中をスッカラカンにしないことには、検査を始めてもらえないから。

内視鏡検査前、看護師さんに便の色を見せてチェックしてもらい、OKなら検査開始となります。チェックNGなら下剤を追加で飲む必要があり、便が透明になるまで延々と下剤を飲み続けることになります。これが苦しい。

大便がどの程度まで透明になれば検査できるのか

前日から食事制限をして大腸の中にある腸液や食べカスを減らし、さらに下剤を飲んでひたすら排便し、大腸内をカラッポにする準備作業。

では、便の色がどのくらいになれば検査OKとなるのか。実際に私が医療機関からもらった資料の写真で解説します。

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↑おそらく誰でも最初はこの状態で始まります。まだ全然ダメ。検査までは遠い。

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↑あともう少し。前日の食事制限をキチンとこなしていれば、おそらくこの時点で粒は残らないはず。

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↑この状態になれば準備OK。看護師さんも「よし、検査しましょう」とゴーサインを出してくれます。

食事制限・下剤飲み・排便のサイクルを、どれだけ忠実に、そして効率よく実行したかで「便の色が透明になるまでに必要な時間」は短くなり、身体の負担も軽減され、精神的にもラクな気持ちで検査に臨むことができます。

それでは、内視鏡検査の準備でやっておくと大変ラクチンになる3つの工夫を紹介していきます。

工夫その1:食事制限は2日前から始めてみる

検査前日にキッチリ食事制限をするのは当たり前。しておかないと当日に苦しみます。しかし前日の前日、つまり検査2日前の食事が意外と盲点。

私自身、検査前日は看護師からの指示通り、食事制限をキッチリ怠けることなくこなしました。しかし検査当日、便がなかなか透明にならず、何度も看護師からNGを喰らい、下剤を飲み続けるハメになってしまった。

おそらく原因は検査2日前の食事にあったと想像しています。「明日は食事制限でお腹もすくだろうから今日は食べるぞー」と、2日前はむしろ普段より多めに食事をとってしまった。消化に良い食べ物とかも一切考えず。

その結果、いくら下剤を飲んで排便を繰り返しても透明にならず、下剤の飲み過ぎで気持ち悪くなり、排便のし過ぎでお尻は激痛。検査の時間はどんどん過ぎていき、病院側にも多大なる迷惑をかけてしまいました。

1回目の内視鏡検査準備で大失敗した教訓、そして看護師さんからのアドバイスを受けて、2回目の内視鏡検査準備では2日前から食事制限をしたところ、大成功でした。

肉体的な負担も1回目とは比較にならないほどラクチンで、便が透明になるまでの時間も大幅に短縮されました。

食事制限のときに食べてはダメな食物、制限付きで食べてもいい食物、そして私が2回目の準備時にやって成功した2日前からの食事制限メニューを紹介します。

★食事制限時、食べてはいけない食物

  • 野菜全般 … 食物繊維のあるものは大腸に残りやすい
  • 果物 … 小さな種や粒のあるもの、果肉入りジュースなど
  • 海藻類 … ワカメ、コンニャク、寒天など
  • キノコ類 … シイタケ、ワラビ、ゼンマイ、エノキなど
  • 豆類 … 納豆、大豆(豆腐はOK)、エンドウマメ、インゲンなど

★制限付きで食べてもいい食物

  • おにぎり … 具のない塩おにぎりか、梅干しペーストを塗ったおにぎりはOK。海苔(のり)はNGなので外す。五目メシ・赤飯・ゴマ・ふりかけもNG
  • みそ汁 … キノコ類、海藻類(ワカメなど)、野菜類(ネギやキャベツなど)は具に入れないこと。豆腐はOK
  • めん類 … うどんは消化が良い。ただし具のない素うどんに限る。そば、ラーメンは控える
  • おかゆ … 具のないプレーンなもの。梅干しプレーンは入れてもOK
  • ヨーグルト … 具のないプレーンなもの。
  • 蒸しパンやメロンパン … 具の入ってないパンはOK。調理パンはNGな具を含むことが多いのでNG。チーズも控えた方がよいらしい

★私が実行した食事制限メニュー:検査2日前

  • … 食パン1枚(バター塗っただけ)、紅茶1杯
  • … 素うどん1杯
  • … 白ご飯半杯、豆腐冷奴3個、厚焼き卵2個、みそ汁(具なし)
  • その他 … 空腹時に紅茶を飲みまくる

 
2日前なので厳密な食事制限をする必要はありませんが、前日にいきなり食事を減らすと空腹感が増しますので、2日前から肩慣らし的に量を減らし、大腸に食べカスが残らない具材を食べるよう心掛けました。

豆腐の冷奴は、ネギ・かつお節などの薬味は大腸に残ってしまうので食べず、代わりに梅干しプレーンをかけて味に変化を付けました。みそ汁は「具なし」にしましたが、豆腐を入れてもOKです。

【ポイント】
◆紅茶ガブ飲みが有効。間食するより紅茶飲んだ方がいい。
◆厚焼き卵は消化に良いのでOK。前日に食べてもいい。
◆消化が良いものであれば、2日前ならお腹イッパイになっても問題なし。

2日前にどれだけ食欲を制御できるかが勝負の分かれ目です。

★私が実行した食事制限メニュー:検査前日

  • … ポタージュスープ、厚焼き卵2個
  • … 素うどん1杯
  • … おかゆ2杯、豆腐冷奴1個、みそ汁(具なし)
  • おやつ … プレーンヨーグルト大サイズ全部
  • その他 … 空腹時に紅茶を飲みまくる

 
2日前から自主的に食事制限をしたこともあって、前日の昼から猛烈にお腹がすいてしまいました。紅茶ガブ飲みも継続してたのですが、どうしても空腹感が満たされなかったので、ヨーグルトの大サイズを全部ペロリと食べちゃった。

プレーンなので味は寂しいですが、空腹感は少し満たされました。大腸に残らないヨーグルトだからこそのムチャ喰い。

夕食の「おかゆ2杯」もぶっちゃけ言えば食べ過ぎ。でも検査当日は大腸に残りませんでした。おかゆ2杯目は味に飽きたので、冷奴と同じくここでも梅干しプレーンが大活躍

★私が実行した食事制限メニュー:検査当日

  • … 食事禁止のため絶食
  • 例外 … お茶などの水分はOK

 
当日の朝は絶食です。何も食べちゃダメ。水やお茶などの水分は飲んでもいいですが、ガブ飲みは控えた方がいいでしょうね。ジュース類も控えるべし。

定期的に飲んでる薬がある場合、原則として検査当日の朝は飲まない方がいいそうです。ただし、どうしても薬を飲まないといけないのであれば、事前に主治医と相談しましょう。

★工夫その1:まとめ

普段の食事量が多い人は、いきなり2日前から極端に食事量を抑えると、検査前日に反動が来て「空腹に耐えられず、ついお菓子を食べちゃった」ってことになるかもしれません。それでは意味がないどころか逆効果。当日泣くハメになります

徐々に慣らすという意味でも、2日前から少しずつ食事量を減らすなど工夫していけば、それほど苦しまず当日を迎えることが出来ると思います。

工夫その2:下剤ドリンクを前日の夜から飲み始める

★便が透明にならない限り、下剤を飲み続ける必要がある

粉末状態の下剤が入った容器に水を加えて溶かし、液体の下剤ドリンクを約2リットル作ります。

この下剤ドリンクを当日の朝、時間をかけて飲んでいきます。「面倒くさいから」とか「時間がないから」と言って一気に飲んだら絶対ダメです。ジュースではなく下剤なので、気持ち悪くなり吐き気を催します。

もしも気持ちが悪くなって耐えられなくなったら、ただちに飲むのを中止し、病院に連絡して指示を仰いでください

目安としては、病院に出発する3時間ほど前には下剤ドリンクを飲み始めておいた方がいいです。つまり3時間近くかけてゆっくり飲むのが理想。起床時間は出発時間から逆算し、それより少し早めに起きることが出来れば万全。

しかし、寝坊してしまって下剤を飲み始める時刻が遅くなったら、当然ながら気は焦ります。下剤を飲むスピードも速まるでしょう。

慌てても便はすぐ透明になってはくれません。食事制限に失敗してたら時間はさらにかかります。「工夫その3」で後述しますが、排便時に慌てて処理が雑になると痔の症状が出て大変なことにもなります。

★倍の量を飲んでも透明にならなかった1回目の私

私自身、「工夫その1」で前述した通り、初めての検査時は2日前の食事に気を配らなかったせいで大腸に食べカスが残り過ぎてしまい、当日の朝は幾ら下剤を飲んでも便が透明にならなかった。

病院で便をチェックしてもらっても当然NGで、検査を遅らせて下剤の追加。検査前の追試みたいなもんですよ。さらに2リットルを飲むハメになり、お腹もタップタプで気持ちも悪く、しかしそれでも便は完全に透明にはならなかった。

看護師さん、最後は半ばあきらめながら「もういいや、検査しましょう」って。

★看護師さんのアドバイスで2回目は大成功

その反省もあり、2回目の検査前にどうすればいいかを看護師さんに相談したところ、

前日の夜に半分飲んでおくといいですよ

とのアドバイス。そんなことして大丈夫なんですか?と確認しましたが、当日の朝にこだわらなくても大丈夫なんだそうです。

アドバイスに従い、前日の夜に3分の1ほど下剤を飲んで就寝。翌朝の検査当日に残りの3分の2を全部飲み終わらない段階で、便は完全に透明になりました。大成功。トイレに通う回数も1回目とは比較にならないほど激減。(というか1回目が多過ぎた…)

★気になるのは「就寝中の便意」

前日夜から下剤を飲み就寝する作戦を実行する際に、もっとも気になるのは「寝てる最中にお腹が痛くなって、トイレと寝室を往復することにならないの?」という問題。

私もそれがすごく心配だったので、「前夜に半分」とアドバイスされたものの、3分の1に減らしたのです。

私の自宅は寝室のすぐ横にトイレがあるため安心はしてたのですが、実際に下剤を飲んで就寝し、翌朝までトイレに行くことは一度もありませんでした。お腹が痛くもならなかった。

ただし、これは個人差があると思いますので、一概に「絶対大丈夫だよ!」と断言はできないかもしれません。もしも夜中に便意を催したら、ガマンはせずトイレに行った方がいいです。出しておいた方が翌朝にラクチンですし。

翌朝に残りの下剤を飲んでる途中で便が透明になった場合、無理して全部を飲み干す必要はありません。すでに検査準備のゴールテープを切ったということです。

工夫その3:お尻は優しくふいてあげてね

★排便時の激痛で発狂しそうになる

1回目の検査準備で、私がもっともツラく、そして苦しんだのはコレでした。

検査当日の朝は、下剤を飲んでトイレとリビングを往復することになります。当然ながらトイレに行く回数が普段よりも増えるわけですが、私は何も考えず、普段通りにトイレットペーパーでお尻をふいてました。

風邪を引いて鼻水が止まらないとき、何度も何度もティッシュで鼻をかんでたら、鼻の下がこすれて痛くなりますよね。あれと同じことが当然ながらお尻にも起きます

途中から排便する毎にお尻が痛くてたまらなくなり、余りの痛さに排便することが恐怖にすら感じてきます。病院に着いて下剤を追加で飲んで、さらにトイレとの往復になったらもう地獄。

大げさじゃなく、痛みで発狂しそうになりました。肛門の拷問ですよ。

あれは心の底から懲りました。もう繰り返したくない、ってことで2回目の検査準備では細心の注意をはらって対処しました。

★温水便座があれば最大限に活用する

◆洗浄機の水だけで便を取るつもりで洗う。
◆トイレットペーパーは水をふき取るために使う。
◆絶対にゴシゴシふかない!ソフトタッチで!
ウォシュレットは大変有効

ウォシュレットなどの温水洗浄機能がある便座であれば、最大限に有効活用しましょう。そもそもウォシュレットは当初「医療器具」として開発されています。

ひたすら温水(温度はお好みで)をぶっかけて、水だけでお尻をキレイにするくらいのつもりで洗い続けます。洗浄が不十分だと、それはそれで痛みの原因になりますので、まずは水を徹底的にかけてあげましょう。

濡れたお尻をトイレットペーパーでふく際には、とにかくソフトタッチで。汚れは温水で取れてるはずですから、あとは水分さえふけばいい状態のはず。肛門を傷めないように、触れるか触れないかくらいのソフトタッチで水分をふき取ってください。

この作業を毎回徹底すれば、痛みはかなり軽減されます。私は2回目の検査準備時、痛みが発生することなく便は透明になりました。

★温水便座がない場合の代用品

◆ウェットティッシュを使う。(ノンアルコールを使用した方が無難)
◆ベビー用品のお尻ふきでも可。
◆トイレに流せるタイプが便利!
◆ゴシゴシではなく、優しくふく。

自宅のトイレが温水便座タイプではない場合、ウェットティッシュで優しくお尻をふくことで痛みは緩和できます。あくまで「優しくふく」ですよ。

ウェットティッシュには「アルコール成分入り」と「ノンアルコール」、2つのタイプがあります。

お尻をふく際に「アルコール入りで問題ない」と解説してるサイトもあれば、「アルコール入りは絶対にやめなさい」と警告してるサイトもありました。どっちが本当なんでしょ。分からないのでノンアルコールが無難だと思います。

ウェットティッシュを使った場合でも、肛門周辺が水分で濡れた状態のまま放置してしまうと、かぶれてカユくなり、これまた後で大変です。水分は最後の仕上げとしてトイレットペーパーでふき取りましょう。もちろんソフトタッチで。

ベビー用品のお尻ふきは、トイレに流してもOKな製品があったはずです。流せるタイプの方がメンドくさくなくていいと思います。

★それでも痛くなっちゃったら?

排便時にいろいろ工夫し、優しくふいたはずなのに、それでも痛くなってしまったら?

軟膏薬を塗って対処しましょう

おそらく検査する医療機関から下剤をもらう際、軟膏薬も一緒に渡されると思います(私は一緒にもらいました)。1回目の検査時は軟膏薬を一度も利用しなかった、というか軟膏薬の存在を完全に忘れてたので失敗しました。

2回目は痛みが全くない段階で便が透明になったので、軟膏薬の出番はナシ。

備えあれば憂いなし。もしもの時のために軟膏薬は準備しておいた方がいいと思います。痛くなり始めの段階で軟膏薬を塗りましょう。悪化したら1回目の私みたいに地獄をみます。

検査前日から当日にかけての流れ

★検査前日から本格的に食事制限を開始

基本的には前日から食事制限を開始するのですが、この記事で前述した通り、2日前から徐々に食事制限を開始しておけば当日がいろんな意味でラクチンになります。

★問診票は前日のうちに書いておく

これ、忘れがちです。私は2回目の検査時、持って行ったはいいけど書き忘れてました。

事前に書いておき、病院に持って行くのを忘れないようにしましょう。万が一忘れた場合は当日病院で書けばいいんですけど、検査開始がそれだけ遅れます。

★就寝前に薬を飲む

工夫その2で「前夜から下剤ドリンクを飲むといい」と書きましたが、下剤ドリンクとは別に、錠剤や粉末薬を飲む必要があります。検査前日の夜と当日の朝、私は2回飲みました。

★検査当日はなるべく早起きする

大便を無色透明にさせるためには、けっこうな時間がかかります。直前になって慌てないためにも、早めに起きて早めに飲み始めることをお勧めします。

★下剤ドリンクを飲む、トイレと往復する

病院で看護師さんに「自宅でトイレに何回行きました?」と回数を尋ねられるかもしれないので、トイレに行った回数を数えておいたらいいかもしれません。

★注意して病院に行く

可能であれば自分で運転せず、交通機関を利用するか、家族の人に運転してもらった方がいいです。

仕方なく自分で運転する場合は、行きも帰りも慎重に運転しましょう。下剤でお腹の調子がおかしくなってるので集中力が乱れるし、帰宅時は麻酔でボーっとしてる可能性もあります。

★病院に到着→準備

病院によって内容はいろいろ変わるかもしれません。私の場合は別の検査も兼ねてたせいか、心電図検査がありました。主治医の簡単な面談もあります。

★看護師さんに便をチェックしてもらう

便が透明になってるかを看護師さんにチェックしてもらいます。透明ならOKで検査準備に進行。ダメなら下剤を追加で飲まなければならず、便が透明になるまで再びトイレとの往復です。

★検査服に着替える

検査専用の半ズボンをはきます。お尻の部分は生地が割れていて、穴が開いています(そこから内視鏡の管を通すため)。

お尻が半出し状態なので少々恥ずかしい気分になりますが、この恰好で人前(外来や待合室など)に出ることはないと思います。

★本番直前

処置室に入り、ベッドに横を向いて寝た後、腕に注射をうたれます(麻酔かな)。心拍測定用の器具を身体に接着させるなど、看護師さんが準備してくれます。

★本番!!

医師が登場し、いよいよ検査開始。お尻から内視鏡の管を通し、大腸の中を探っていきます。ポリープがないことを祈りましょう。

私はベッドに寝ながら大腸内のリアルタイム映像を見せてもらってました。

★検査終了後、ベッドで休む

検査後すぐ帰宅することはできません。おそらく麻酔が効いてるせいか、すぐ眠りに落ちます。約2時間ほどベッドで休憩。

★検査結果を医師から聞く

看護師さんが呼びにきてくれますので、ベッドから起きて検査服から元の服装に着替えます。

その後、医師から結果説明。おそらく写真を見せてもらいながらの説明になります。ポリープが発見された場合は、切除時期をどうするかなどを医師と打ち合わせます。

★精算、薬局で薬をもらう

整腸剤を処方してもらうことになります。下剤で荒れた大腸を元に戻していきましょう。

★帰宅

自分で車を運転する場合は慎重に。

★食事制限が終わったので、いつもの食事に戻る

食事制限も終わりましたので、念願のおいしいものを食べましょう。

ただし、野生にかえったみたいにムシャムシャ暴飲暴食しないように。徐々に胃や大腸を戻していきましょう。

私の大腸ポリープ体験談

★死の恐怖に震えた年末年始

2010年10月、会社で指定された医療機関での健康診断で「検便を2回取るように」と指示されていました。検尿は何度も経験あったけど、検便はその時が初めて。

検診前日の朝、そして当日朝の2回分を採取し提出したところ、そのうちの1回に少量の血が混じっていました。

もし2回とも血が混じっていなかったら、大腸ポリープは見つかっておらず、事態はより深刻化してたかもしれません。そういう意味ではラッキーだったのかな。

健康診断を受けた医療機関から「どこか病院で大腸の内視鏡検査をうけてください」と指示。仕事の取引先でもあった某病院が内視鏡検査に定評があると聞き、そちらで内視鏡検査を初体験。

検査の結果、大腸内にポリープが2個見つかりました。1個は小さいので心配ないが、もう1個はサイズが大きく、先端にガン細胞らしき斑点。

これはガンかもしれないね」と医者は渋い表情でストレートに言いました。

2010年12月のクリスマスイヴに入院し、2個のポリープを切除する手術。そのまま5日間入院。クリスマス周辺しか連続して休暇を取れなかったので仕方ないのですが、それにしても寂しい年末だった。

サンタは病院に来なかった

年が明けて2011年の1月、病理検査の結果が判明。ポリープにガン細胞は発見されなかったとの結果で、自分はガンで死ぬかもしれないという恐怖からようやく解放されました。

★ポリープ手術を機に生活を改善

入院&手術を機に、意識や生活を変えることにしました。

まず食生活を改善。和食中心、野菜中心の食事になり、肉や油モノは意識して避け、大好物のポテトチップスも食べなくなりました。

2011年4月からウォーキング大会に参加。今では最高の趣味として日々楽しく歩いています。

退院する際、「ポリープがすぐ出来る体質の人もいるから、念のため1年後にもう1回、内視鏡の検査をしましょうね」と主治医に言われていて、それが今回(2012年1月)だったというわけです。

以前に経験したおかげで準備の仕方も分かっていたから、いろいろとスムーズでラクチンでした。検査時間も短く、結果もまったく問題なし。食生活を改善したおかげか、前回より腸の中がキレイになってると言われました。

大腸ポリープに限らず何でもそうですが、まずは早期発見。おかしいかな、と思ったら検査を受けるようにしましょう。

特に大腸の内視鏡検査は痛くないし、今回の記事で書いた通り、工夫すれば最小限の苦労だけで済みます。

健康体であることがイチバンですが、もしもこれを読んだアナタが将来、大腸の内視鏡検査を受けなければならなくなったとき、この記事を思い出していただければ幸いです。

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