新しい市、福津市
↑8時5分、JR福間駅に到着。今回は早起きし過ぎて早く着き過ぎた(受付開始は8時30分から)。
福津市は、「宗像郡福間町」と「宗像郡津屋崎町」が2005年に合併して出来た新しい市。旧福間町と旧津屋崎町には、それぞれ合併前に1回か2回ほど来たことがある。ほぼ初めてと言ってイイくらい未知の地。
↑駅の正面出口から地上まではエスカレーターが設置されてた。そういえば新しくなった駅舎を見るのって初めてだ。
↑駅前のロータリーも広くてキレイ。2010年に今の駅舎へと移行されたんだとか。改装じゃなくて駅舎自体が新築されたのか。1年前だから、できたてホヤホヤだ。
↑ロータリー前の広場でステージを設営してた。
軽めの準備運動を済ませ、ウォーキング開始。時刻は8時10分。到着が早すぎたせいもあり、まだ参加者はほとんどいなかった。
梅は知ってるけど松は知らなかった
↑大和町交差点を右折。そのまま県道502号線を北上。「太郎丸」交差点を通過すると、左側にセブンイレブンがあった。
このセブンイレブンを記憶していたことが、後の大失敗に繋がってしまったのだけど、詳細は後ほど。
↑撮影時刻は午前8時30分。既に交通量の多い県道。
↑宮地嶽神社の入口に到達。「菖蒲(しょうぶ)まつり」が開催されていた。
↑神社へと続く大通りもまだ朝の早い時間帯なので、ウォーキング参加者以外にほとんど人はいない。シャッターを閉めている店舗の方が多かった。
↑太宰府天満宮の「梅ヶ枝餅」は有名だけど、この地域は「松ヶ枝餅」ってのがあるのか。知らなかった。
よくよく考えてみたら、宮地嶽神社(みやじだけ・じんじゃ)に来るのは今回が初めて。名前は何度も聞いたことがあったけど、来る機会がなかった。
↑鳥居をくぐり、境内に続く階段を上る。
↑昔ながらの寺社町を想起させる、お寺の階段から延々と地平線まで伸びているかのような直線の道。出雲大社もこんな感じなのだが、私はこういう風景が大好き。
境内に広がっていた菖蒲の咲き具合は…
↑階段を上り終え、境内までの道を進む。
↑神社の正門。想像していたよりも遙かに立派で荘厳だった。
↑大縄というのか大綱というのか、これも太くて立派。スケールがデカイ。
で、肝心の菖蒲まつり。どこで開催されてるんだ?
いろいろ見て回ったけど分からなかったので、神社の関係者らしき人に聞くと、「境内の中です」とのこと。
ところが境内の中に入っても分からない。どこだ? しばらくキョロキョロして、「あ、これか」と気付いた。私の目の前だった。
↑なんか寂しいな…。やっぱり冬が寒かったから開花が遅れてんのかな。
↑うーん、満開って感じではない気がする。
↑先着200名に宮地嶽神社のお守りプレゼント。
序盤の大失敗で心が折れた
宮地嶽神社を後にして、次の目的地へ。ってところで、早くも私は大失敗。
↑上の画像は今回のコースマップを拡大したもの。右上にある神社マークが宮地嶽神社。
次に進む方角にセブンイレブンがあるのだけど、それを「さっき通過したセブンイレブン」と瞬時に早トチリ。さっきのとこまで戻ればいいんだな、と勘違いしてコースを逆走してしまった。
スタート直後に通った「太郎丸」交差点まで戻り、信号待ちのため停止した時、
・・・・・・・ん?
と、ようやく何かがおかしい事を察知。次に行くべきセブンイレブンは「宮ノ元」交差点。今いる場所は「太郎丸」交差点。あれ???
そして、改めてコースマップを確認し、やっと大間違いに気付いた。
正直、絶望した。自分のアホさ加減に。前回の春日編でも道を間違えたのに、また間違えたのか俺は。
ポキッと、音が鳴った。心が折れた音。「太郎丸」交差点から駅までスグなので、このままリタイアして帰ろうかなと本気で思った。
いやいや負けちゃいかん、これも受け入れよう。何のためにウォーキングやってるんだ。心も鍛えるためだろ。
深呼吸をして、気を取り直して、再び反転して宮地嶽神社を目指すことにした。
ちなみに、前回の春日編は1.3kmほど余計に歩いたが、今回の福間編での逆走は2kmほど余計に歩いてた。バカ。
遺跡や土器のある学校ってイイ
↑本日2回目の「宮地嶽神社前」交差点。また会えたね。
コースマップによれば、あと1回ここに戻って来なければいけない。よっぽど宮地嶽神社とは縁があるらしい。
↑福津市役所の津屋崎庁舎。ってことは合併前、これが津屋崎町役場だったってことかな。
↑「宮ノ元」のセブンイレブン。やっとたどり着いた。
↑津屋崎小学校に到達。この小学校、なんと学校の中に遺跡がある。
↑正確には、「在自唐坊跡展示館」という歴史資料館が学校の中に併設されている。
ここの生徒たちは毎日これらの貴重な遺跡や土器と接しながら成長していくんだなぁ。素晴らしい。なかなかこんな環境ってないと思うし。
遺跡や土器も写真に撮りたかったけれど、学校の中だし、撮影禁止なのかな? と不安になったので撮影は自粛した。
風情があり、そして海がある町、津屋崎
↑「津屋崎千軒なごみ」という、まちおこしセンターらしい。2009年にオープンしたばかり。いつだったか、こことすごく外見の似た店に入ってコーヒー飲んだ記憶があるのだけど、2009年よりも遙かに昔の話だし、ここじゃないよなぁ。どこだったんだろ。
↑「津屋崎千軒民族館・藍の家」。地元の物産品などを展示しているのかな?
↑おいしいんだよねー、鯛茶漬け。この時点で何も飲まず食わずなので、お腹がグルルと鳴った。
↑玄界灘が目の前にドーンと広がり始めた。まだ海水浴シーズンの前だったけど、この日もやたらと暑かったので、泳いだら気持ち良かっただろうなー。
↑「潮湯の里・夕陽館」という施設。ウォーキングの休憩場所に指定されており、参加者の大半は中に入っていったけど、私はスルー。
後でコースマップを見て気付いたが、ウォーキング参加者にはお茶のサービスがあったらしい。立ち寄れば良かった。神社からの逆走で時間をロスしたことがすごく引っ掛かってて、心の余裕が全くなかった。
熱中症寸前の頭に大昔の記憶が蘇る
夕陽館を過ぎたあたりから、少しフラフラしてきた。スタートしてからここまでノンストップの休憩なし。飲まず食わず。しかも灼熱地獄で暑い。
自販機がどこにもない。進めば進むほど、建物すらなくなっちゃった。あるのは松の木と雑草と砂ばっかり。これはマズイ。
↑宮地浜海水浴場の入口。「宮地浜」という交差点。コースはここから左折し、そのまま延々と直進すると宮地嶽神社に再び戻る。
↑「どるふぃん」という喫茶店。建物を見て「うわあああー懐かしい!!」とおもわず声にして叫んだ。20年以上も前、結婚前の嫁と一度だけ津屋崎の「恋の浦」という遊園施設に遊びに来た際、この喫茶店で昼食を食べた。外見が独特なのですぐ思い出した。
ちなみに帰宅後、嫁にそのことを告げたら、「へ? そんな店、行ったっけ?」と言われた。嫁の記憶力には期待してなかったので気にしない。
「どるふぃん」の道路を挟んで反対側に自販機を発見。ジュースを買って、ようやく水分補給ができた。体力気力とも回復。
↑宮司コミュニティセンター。
↑本日3回目の宮地嶽神社。
このままJR福間駅までノンストップ。電車の時刻が迫って慌ててたこともあり、写真を全く撮ってない。
今回のコース全長は、iPhoneアプリで計測した値によれば、13.7km。余分に歩いた2kmを含んでいますので、正式なコース全長は11.7kmってことになる。
スタートしたのが午前8時10分で、ゴールしたのが午前10時45分。今回の所要時間は2時間35分。ペースとしては、1kmを約11.3分で歩いた計算。前半の大失敗で心が折れてしばらく猛烈に遅かったのと、後半に水分不足でバテたのもあって、いつもよりずいぶん遅いペースとなってしまった。
ゴールの受付を済ませ、急いで改札を抜けホームに走り込むと電車が到着。ギリギリで間に合ったが、次の駅で乗り換えというところで電車が緊急停止。人身事故が発生したとのこと。
そのまま1時間半ほど電車の中で待たされた。満員で座ることも出来ず、ドア付近で立ってたのだが、最後の方では目まいがして床に座り込んでしまった。
さらに乗り換え駅では、ホームが分からず駅員に聞き、教えてもらったホームに着いても電車が来ず、結果的に駅員が間違ってたという信じられないハプニングまで。
帰宅して、シャワーを浴びて、ご飯も食べずに横になり、そのまま翌朝まで爆睡した。本当に疲れた。
今回のコースマップ
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